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関東は雨が降りません。困ったことです。
体の休まる時がないですね。ハーディング退任としてマーラーの交響曲第8番を聴きました。30代の指揮としてはよく頑張りましたよね。絶対値としてはまだもう一歩ですが、将来また彼のマーラーを聴けるといいですね。インバルという優れた指揮を聴き続けるともう一歩構築物としてどうなんだろうということがあります。
パリ管弦楽団というキレのあるオーケストラのシェフに就けたことは良かったですね。
本当は、レヴァインの後、ボストンのシェフに就任できればと個人的に思っていたのですが、既に他の指揮者がそのポストにつきました。

2日前の土曜日の早朝(4時)NHKのラジオ深夜便で京都市交響楽団常任指揮者に就任した広上淳一さんのインタビューを聞きました。多くの日本の指揮者が小澤征爾をめざして頑張っていたことを語っていました。
大野和士さん、佐渡裕さんや山田和樹さんが海外で頑張っていますが、やはりひとつの壁があるんだなということを痛感しました。

国においても中進国と先進国の壁、「中所得国の罠」というのがあるのですが、指揮者においてもあるのでしょうね。指揮者としてイノベーションを起こせる指揮者とそうでない指揮者、残念ながら越えられない壁なのでしょう。
佐渡さんが「ベルリン・フィルを指揮したマエストロ」と持ち上げられていますが、2回目はないですよね。
対照的に小澤さんは小品しか振れなくても、盟友メータのおかげもあったのですが、今春、ベートーヴェンの合唱幻想曲とエグモント序曲を振るという破格の扱いを受けています。

日本の指揮者が世界のビッグオーケストラで指揮する姿は当面見られないのでしょうね。

7月2日(土)14:00開演 すみだトリフォニーホール
第560回トリフォニー定期演奏会(第2夜)
マーラー/交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
罪深き女:エミリー・マギー
懺悔する女:ユリアーネ・バンゼ
栄光の聖母:市原 愛
サマリアの女:加納 悦子
エジプトのマリア:中島 郁子
マリア崇敬の博士:サイモン・オニール
法悦の教父:ミヒャエル・ナジ
瞑想する教父:シェンヤン
指揮:ダニエル・ハーディング
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
合唱:栗友会合唱団
児童合唱:東京少年少女合唱隊

7月16日(土)11:00開演 すみだトリフォニーホール
第56回「新・クラシックへの扉」
レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリアより第3組曲
レスピーギ/組曲『鳥』
ヴィヴァルディ/ヴァイオリン協奏曲集「四季」op.8(ホグウッド校訂ベーレンライター版)*
指揮・ヴァイオリン*:フェデリコ・グリエルモ
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団

7月16日(土)18:00開演 サントリーホール
第642回サントリー定期演奏会
ブルックナー/交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版第2稿)
指揮:ジョナサン・ノット
演奏:東京交響楽団

8月18日(木)19:00開演 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
オーケストラコンサートAプログラム
オネゲル/交響曲第3番「典礼風」H.186
ブラームス/交響曲第4番ホ短調op.98
指揮:ファビオ・ルイージ(オネゲル)、小澤 征爾(ブラームス)
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ

8月19日(金)19:00開演 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
オーケストラコンサートBプログラム
マーラー/交響曲第2番ハ短調「復活」
指揮:ファビオ・ルイージ
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ

9月17日(土)14:00開演 すみだトリフォニーホール〜キャンセル
第562回トパーズ<トリフォニー定期演奏会(第2夜)>
モーツァルト/交響曲第33番変ロ長調 K.319
モーツァルト/ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595*
ブラームス(シェーンベルク編)/ピアノ四重奏曲第1番ト短調op.25(管弦楽版)*
ピアノ:アンヌ・ケフェレック*
指揮:上岡敏之
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団

9月17日(土)14:00開演 東京文化会館 大ホール
二期会オペラ
リヒャルト・ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」
トリスタン:福井 敬
マルケ王:小鉄和広
イゾルデ:池田香織
クルヴェナール:友清 崇
メロート 村上公太
ブランゲーネ:山下牧子
牧童:秋山 徹
舵取り:小林由樹
若い水夫の声 菅野 敦
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演奏:読売日本交響楽団
合唱: 二期会合唱団
演出:ヴィリー・デッカー

9月23日(金)19:00開演 サントリーホール
第884回サントリー定期演奏会
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」
ピアノ:チョ・ソンジン*
指揮:チョン・ミョンフン
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

9月24日(土) 14:00開演 東京芸術劇場
第191回土曜マチネーシリーズ
「チャイコフスキー/三大バレエ名曲選」
チャイコフスキー/バレエ「白鳥の湖」から
チャイコフスキー/バレエ「眠りの森の美女」から
チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」から
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
演奏:読売日本交響楽団

9月24日(土)18:00開演 サントリーホール
第644回サントリー定期演奏会
ベルリオーズ/劇的物語「ファウストの劫罰」op.24
ファウスト(テノール):マイケル・スパイアーズ
メフィストフェレス(バス):ミハイル・ペトレンコ
マルグリート(メゾ・ソプラノ):ソフィー・コッシュ
ブランデル(バス・バリトン):北川辰彦
指揮:ユベール・スダーン
演奏:東京交響楽団
児童合唱:東京少年少女合唱隊
混声合唱:東響コーラス

最近記事を書く暇がありません。
やっとコンサートに行っています。
この夏は何よりもサイトウキネンで小澤さんのブラームスの交響曲第4番を聴けるかもしれない(まだ聴けるとは断定できないのが悲しい。いつキャンセルになるかわからないので)ということです。10月のガラ・コンサートのチケットももちろん確保しました。
このブラームス、もしかすると小澤さんの「白鳥の歌」になるのではないかとビクビクしています。
どんなことをしてもチケット確保したかったコンサートです。

残念なのはカップリングのルイージの指揮がオネゲルということです。
オネゲルの曲は悪くないのですが、なぜここでオネゲルなのかいうことです。30分ぐらいの曲というのならメンデルスゾーン(第3番か第4番)にするとかシューベルト(第2番か第5番)、モーツァルト(第36番から第41番)、あるいはR・シュトラウスの交響詩にならなかったのでしょうか。小澤さんが一人で振るならオネゲルでいいのですが、ルイージでフランスものなのでしょうか。がっかりです。

それより驚きなのは、ルイージのマーラーの「復活」のチケットがまるで売れていないことです。
かつて来日した時、ドレスデンのものを聴いたのですが、非常に素晴らしいものであっただけに理由がまるでわかりません。なぜなのか誰か教えてください。

最後に怒りを一発。9月に来日するパ−ヴォ・ヤルヴィがマーラーの交響曲第8番と第3番を特別演奏会としてやるのに、なぜ1回ずつで平日でさらにNHKホールなのでしょう。
「ふざけるな」の一言です。

隠れた名演はスダーンの劇的物語「ファウストの劫罰」です。これはとてもおいしい演奏です。
毎度のように土曜日夕方のサントリーホールは空席が目立つのでしょうけど、スダーンの音楽は間違いなく一級品です。派手さがないのがたまに傷なのですけどね。

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