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4月8日(土)14:00開演 トリフォニーホール
第572回トパーズ
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77*
ドヴォルジャーク/交響曲第7番ニ短調op.70 B.141
コンサートマスター:崔 文洙*
ヴァイオリン:ヴァレリー・ソコロフ*
指揮:上岡敏之
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団

新日本フィルはハーディングがパリに旅立ってからは地味になりました。
それが決して悪いわけではないのですが、集客の点で今後どうなるでしょうかね。
東京の東部に本拠地を置いているアドバンテージはあるのですが、ほかの記事にも書いたのですが上岡さんという指揮者が人間的にどうかは知りませんが、指揮する姿が客席から見ると横暴で全く良い印象を与えません。

仕上がる音楽さえ良ければいいのかもしれませんが、左手を指揮台の後ろのバーを握りながら指揮し、楽章間でふんぞり返っているような姿はすごく違和感があります。

一見するとやぶ医者風の風貌もどうも僕個人は受け入れられません。これは相性の問題で上岡さんが悪いわけではないのですが、自分とはそのスタイルが相容れません。
オーケストラとは確かにフランクにやっているようですから良い音楽を作っていってもらいたいです。

演奏ですが、まず演目はとてもうれしいです。
ブラームスは交響曲はどれもいいですが、協奏曲としてはヴァイオリンと二重協奏曲に当たるとラッキーな気持ちになります。
そしてメインもドヴォルジャークの交響曲第7番。第9番だと「あ〜あ」という気持ちになりますが、残りの8曲なら、どれでも「よしよし」という気持ちになります。

さて1曲目のブラームス。コンマスは崔さんですが、かつて小澤さんが指揮されたとき、崔さんが独奏をされていました。
今回はいつもの場所での演奏。
ヴァレリー・ソコロフは写真の姿とは大幅に変わったやや肉のついたヴァイオリニストに変貌。
出てくる音は澄み切った自由度のある演奏です。
オーケストラと音をずらしたりと変幻自在。
こんなに楽しみながら演奏するソリストもそうざらににいませんね。

上岡さんはそれをうまく引き出しながらオーケストラをつけていたと思います。
今回も木管が優れていました。

そして2曲目。ドヴォルジャークの7番。
渋くて良い曲です。オーソドックスですが、構築がしっかりしていました。
小技を使用することなく直球勝負が良かったです。
上岡さんは譜面台に楽譜は置いてあったのですが、結局1ページもめくらず演奏を終えました。
お守りとしてだけ楽譜を持ってきたようですね。

スラブ舞曲のアンコールが2曲。ヴァレリー・ソコロフもアンコールを1曲行ったので、この日は結構ごちそうさま状態でした。

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