ぼちぼち星空眺めましょ

天体とかカメラとか車とかバイクとか趣味の記録と独り言

勾玉星雲 IC405 & IC410

12月に入ってから、一晩中晴れる日がなかなかやってきません。
前半晴れてても、夜半過ぎからドン曇り、というパターンが暫く続いていました。

昨夜は久しぶりの快晴予報で、自宅から小一時間で行ける大野山までプチ遠征を企てるも、寒い・寂しい?・翌日火曜日は仕事・46P彗星の好機は週末といった言い訳を並べてしまい、断念しました。
ニワトリ ナロバン撮影決行です。

今回はぎょしゃ座の赤い星雲、勾玉星雲IC405とその隣のIC410を狙いました。
初めての対象で、あれこれフレーミングに時間がかかりましたが、なんとか、いや、少しはみ出てますが、キツキツに収めることができました。
朝までぶっ通しの撮影ですが、Haを前半2時間、次にピントを合わせ直してS2を1時間ほど、、あれ、ガイドが出来てないぞ。。
子午線を超えたあたりで、カメラのケーブル類の引っ張りのテンションがかかってしまい、ガイドエラーになっていました。長時間撮影の場合、ケーブルワイヤリングは入念にセットすべきですね。勉強になりました。
気を取り直して、鏡筒反転し、S2を2時間撮影します。
午前2時半にアラームで起きて、ピント調整してO3を2時間40分撮影して終了です。
途中の1時間分は無駄になりましたが、朝まで快晴で約6時間半の撮影ができました。
クイック処理で詰めが甘いですが、SAOカラーシフトはプリセットで一発変換できるようになったので、らくちんです。

2018/12/11 IC405 & IC410 SAO合成 自宅にて 
架台:EQ6R PHD2ガイディング ガイドカメラ QHY5L-2M+kowa75mm
撮影鏡筒:ε-130D 430mm F3.3
撮影カメラ:ASI 1600MM PRO 冷却-20℃
Ha gain300 300s x23枚
O3 gain300 300s x32枚
S2 gain300 300s x24枚
総露出時間 395分
LED Flat x100枚 Flat-dark x100枚 Dark x12枚
ステライメージ8にてコンポジット RGB合成 PSCCにてカラーシフト

イメージ 1

EQ6Rのガイド状態はこんな感じです。
極軸がバッチリ出ているので、DECの補正はほとんどありません。
ただ、RAの補正は適時入るので、EQ6Rはオートガイダー前提の赤道儀だということは間違いないと思います。

イメージ 2

Haを10枚ほど撮影した段階で、コンポジットした画面です。
ほぼ新月期なので、自宅からでもそこそこ写りがいいように思います。

イメージ 3

撮影高度が高いから尚更でしょうが、各チャンネルのカブリ取りも、月明かりが無いのでやり易かったように思います。

イメージ 4

勾玉星雲、なかなかカッコいい構造をしていますね。
SAO合成だと黄色一辺倒になってしまうところでしたが、IC410が共演してくれることで賑やかになったと思います。中央の星の青さが表現したかったのですが、ナローバンドでの調整の方法が分かりません。
RGBを合成すればいいのかな?

画像処理を一部やり直してみました。
極彩色は基準がよくわかりませんが、ハッブルパレットっぽいのが良さそうですね。黄金色って、難しいです。

イメージ 5


この記事に

開く コメント(4)[NEW]

開く トラックバック(0)

この半年間で何回ハート星雲を撮ったのか、数えてみました。
5回以上撮影していますね。
ハート星雲好きなんでしょう。
今夏に初めて撮影したときには、ほんとにハートの形に写っていて、素直にびっくりしました。

撮影データとしては少し前になりますが、SAO合成のパラメータを変えてみました。

2018/11/17 IC1805 ハート星雲 SAO合成 自宅にて 
架台:EM-200 PHD2ガイディング ガイドカメラ QHY5L-2M+kowa75mm
撮影鏡筒:ε-130D 430mm F3.3
撮影カメラ:ASI 1600MM PRO 冷却-20℃
Ha gain300 300s x23枚
O3 gain300 300s x34枚
S2 gain300 300s x26枚
総露出時間 415分
LED Flat x100枚 Flat-dark x100枚 Dark x12枚
ステライメージ8にてコンポジット RGB合成

イメージ 1

35mm換算で約860㎜の焦点距離、フレーミングに余裕が無さすぎます。
もう少し短い鏡筒が使い勝手いいですね。

この記事に

開く コメント(4)

開く トラックバック(0)

先月撮影分ですが、なかなか好条件で撮影できずに放置していましたが、SAO合成してしまいました。
案の定、緑のクリスマスツリーになってしまいましたが、季節柄、この色合いでもいいのかなぁ、なんて思えてきました。
ツリーの飾りのようなキラキラ感が星団で表現出来たら最高なんですが、ナローではイマイチですね。

2018/11/16 クリスマスツリー星団&コーン星雲 SAO合成 自宅にて
架台:EQ6R  PHD2ガイディング ガイドカメラ QHY5L
鏡筒:ε-130D
撮影カメラ:ASI 1600MM PRO 冷却-20℃
Ha gain300 300s x11枚
S2 gain300 300s x25枚
O3 gain300 300s x39枚
総露出時間 375分
ステライメージ8にてコンポジット RGB合成

イメージ 1

この領域は色ムラなのか、星雲の拡がりなのか、判断が難しいです。
今シーズン、もう一度チャレンジしてみたいです。

この記事に

開く コメント(2)

開く トラックバック(0)

10月に奈良県の大塔で撮影したM42を再処理してみました。
撮影した当初は想像以上に詳細が映っていたのでそれなりに満足していたのですが、画像処理のいろんな技法をチラ見しているとHDR処理を試してみたくなりました。
一応、HDRを念頭に置いていたので短めの露出のカットを用意していたのですが、もっと短いのが必要だったようです。

2018/10/8 M42オリオン大星雲 奈良県大塔
架台/ガイド:EM-200 ステラショット ディザリングガイド QHY5L+ Kowa 100mm
撮影鏡筒:BKP200 800mm F4
カメラ:EOS Kiss X5 kai
ISO 1600 30s x10枚
ISO 1600 60s x10枚
ISO 1600 180s x18枚
ステライメージ8にてコンポジット 
FlatAideProにて飽和復元合成 
PSCCにて強調処理

イメージ 2







トラペジウムを出すには数秒の露出のカットが必要みたいです。
しかし、画像処理の仕上げ具合は時間を置いてから最終調整したほうがいいと思いました。
今回も昨日処理した分がちょっと違うなぁ、と、パラメーターをまた弄っています。

ちなみに、2ヶ月前はこんな感じでした。↓

イメージ 1

元ファイルは同じなのに、処理工程の違いで表現が大きく変わるもんですね。ちょっと驚きです。
それにしても、慣れてる方は、仕上がりから逆算して撮影計画を立てられてると聞きます。
次回は少し処理のことを考慮して、撮影計画を立ててみたいと思います。

この記事に

開く コメント(6)

開く トラックバック(0)

くらげ星雲

雨ですね。次の新月期は晴れるのでしょうか。今週末は一気に寒気が入ってくるようなので、山の上に行くには積雪の状態が心配です。

さて、新フィルターを入手して10月よりチャレンジしていたクラゲ星雲を再度撮影してみました。
今回はO3のgainを少し上げてみました。

2018/11/30 IC433 クラゲ星雲 AOO合成 自宅にて
架台/ガイド:EQ6R PHD2 ガイドカメラ QHY5L + Kowa 75mm
撮影鏡筒:FSQ106ED 530mm F5
カメラ:ASI 1600MM PRO 冷却-20℃
Ha gain300 300s x25枚
O3 gain400 300s x28枚
ステライメージ8にてコンポジット PSにて強調処理
イメージ 1
やはりO3の写りが淡くて、クラゲの頭部分が僅かに炙りだせたくらいです。
S2を撮る時間がなかったので、次回増し撮りに挑戦です。

馬頭星雲の時と同じく、変な光芒のゴーストが出ています。
サッポロポテト現象(センサー表面の微細なレンズの影)ですね。フローライト鏡筒の宿命として諦めるか、。
モノクロ画像だと顕著にわかります。

イメージ 2

光芒の四隅がサッポロポテトの穴になってますね^^;

これが反射鏡筒だと殆ど目立たないんです。

2018/11/20 IC433 クラゲ星雲 自宅にて 
架台/ガイド:EQ6R PHD2 ガイドカメラ QHY5L + Kowa 75mm
撮影鏡筒:ε-130D 430mm F3.3
カメラ:ASI 1600MM PRO 冷却-20℃
Ha gain300 300s x22枚
ステライメージ8にてコンポジット PSにて強調処理 
イメージ 3

あれ?同じような強調処理をしているのに、こちらの方が断然写りがいいぞ。。

FSQがF5に対してεはF3.3、斜鏡部分の減光を考慮しても、露光効率は反射鏡筒のほうがいいみたいです。
問題のゴーストに関しては、ZWOのフィルターなので、盛大に出ていますがサッポロポテト現象は目立ちませんね。

バーダーのフィルターは概ね良好ですが、やはりゴースト問題はある程度割り切るしかないのが現状です。
アルニタクとか、ゴーストレスな処理をされている作例を見ると、どんなフィルター・処理をされているのか、大変興味があります。


この記事に

開く コメント(6)

開く トラックバック(0)

[ すべて表示 ]


.


みんなの更新記事