色即是空からはじまった(ハ・ジウォン応援ブログ)

映画「私の愛、私のそばに」に主演した韓国女優ハ・ジウォンを応援しています(^^♪

マンガっ子の部屋

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どろろは、このごろ映画にもなったので、ご存知の方も多いと思いますが、

まずはマンガ版のストーリーをおさらいします。
イメージ 1
戦国時代、武士の醍醐景光は魔神に「天下を取ること」を願い、契約として
自分の子を生贄として差し出します。
その結果、赤ん坊は体の48箇所を欠損した体で生まれ、
化け物としてそのまま川に流され、捨てられてしまいます。

これが百鬼丸です。


ある日百鬼丸はこそ泥のどろろと出会います。

百鬼丸はどろろを助けますが、どろろは、彼の左腕に仕込まれた刀に目を付け、
しつこく百鬼丸を付け回すようになります。

どろろをあきらめさせるために、百鬼丸は自分の生い立ちを語ります。
体の48箇所を魔物に奪われた百鬼丸は、体を奪った妖怪を1匹倒すごとに、
失った体の部分を1ヵ所取り戻すことができるということも説明されます。

しかし、どろろは百鬼丸の体の秘密や生い立ちを話しても怖がることもなく、
むしろ面白がって(半分は強がりですが)ますます興味を持ってくっついて旅をすることになります。
そして、百鬼丸もどろろを憎からず思うようになります。
二人で旅を続け、魔物を退治し、二人の間には相棒とも友人とも呼べる絆が生まれます。
(この旅を続けて魔物退治という部分を省略して短いカットにしてしまったことは、映画版「どろろ」が叩かれる原因の一つなのですが。)

そして、どろろは自分の生い立ちを思い出し、百鬼丸はそれを超能力で聞きます。
実は、この中でtakaが好きな「のこぎりのエピソード」があります。

そして、また旅が続きます。

物語の中盤、「ばんもんの巻」で、百鬼丸は自分の父醍醐景光と再会(といっても百鬼丸は覚えていないわけですが)します。魔物を退治する中で、自分の弟である多宝丸を斬ってしまった百鬼丸は、逃げるように父の下を去ります。

旅を続ける二人。

今度はどろろの父親が隠した財宝に群がる野党たちとの戦いが始まります。(それに魔物との戦いが絡む)

その戦いが終わり、また旅を続ける二人。

物語の最後で百鬼丸は再び醍醐景光と対峙し、百鬼丸に敗れた景光は、妻とともに去っていき、百鬼丸はどろろに別れを告げるのです。





ごらんのように、この物語は
「どろろと百鬼丸のそれぞれのエピソード」と「二人の魔物退治の旅」が交互に出てくるという
構成になっています。

週刊誌連載と言うことで、(評判が悪いなどいろいろな理由で)連載が短ければ
「二人の旅」を削って、二人のエピソードだけ使い、
(評判がよくて)連載を延ばさなければならないときは、
二人の旅の部分を増やせるように考えた構成ではないかと思います。
(実際にこの連載は一度中断して再開するという経緯を辿るわけですが。)




手塚がこの物語を描こうと思ったきっかけは、そのころ評判のよかった二人の漫画家だといわれています。

一人は「カムイ伝」などの忍者もので「劇画ブーム」のきっかけとなった白土三平

もう一人は「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる


そう言われてみれば、時代劇で妖怪もの、二つをくっつけたような感じもします。


しかし、内容的には、手塚得意の人間ドラマ、
戦争に対する庶民の怒り、
異形のものに対する差別などが語られていきます。
特に「ばんもんの巻」では、当時まだ存在していたベルリンの壁や
現在も民族を分断する38度線に対する強烈な風刺が含まれています。




百鬼丸の「腕に仕込まれた刀」(他にも足には焼け水、鼻は爆薬など、体中に武器が仕込まれています)というアイディアは、いかにも手塚らしい斬新なアイディアです。
(子ども心にも「刀の柄の部分は曲がるの?}と思ったものです)

寺沢武一の「コブラ」(左手にサイコガンを仕込んでいる)や
大塚英志原作、田島昭宇作画の「魍魎戦記MADARA」のバトルギミックにも
影響を与えていると思います。






映画のレビューでも書いたように、ヒーローキャラである百鬼丸の評判が上がったため、
アニメではタイトルが途中から「どろろと百鬼丸」に変更されてしまいますが、手塚には不本意だったそうです。







それから、マンガ版では、どろろが女であることが読者に明かされるのは最終回でした。
イメージ 2
それまで、随所にヒントを与えながら、最終回まで「謎」を引っ張っていくという手は、
「推理小説」の手法を取り入れたものと思われますが、「キャプテンケン」でも手塚は使っています。





「どろろ」を通して読んでみると、物語が途中で切れているような印象を持ちます。
実は最初「どろろ」は、「週刊少年サンデー」で連載されていたのですが、
一時中断して、その後「冒険王」という月刊誌で再開されて終結しているのです。
だから、どうしても、「終わり」という感じ部分が中間にあるのです。
そういうごたごたは、けっこう手塚の場合あるのです。


それから、「どろろ」というタイトルは手塚の友達の子どもが、
どろぼうのことを片言で「どろろう」といったことをヒントにしたものです。




次回は「横山光輝についてその1」を書こうと思います。


映画「どろろ」のレビューあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/takatakahashi0304/12596989.html

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へぇ〜〜!!映画「どろろ」の原作って漫画だったんですね^^知りませんでした・・・・

2007/3/26(月) 午前 11:10 [ - ]

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Yukaさん>多分Yukaさんのお父さんよりちょっと上の人たちは、結構知っていると思いますよ。手に入りやすいのは、文庫版の「どろろ」だと思います。日本だとマンガ喫茶なんかで読めると思うのですが(^^♪

2007/3/26(月) 午前 11:20 taka


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