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この映画、前評判ほとんど聞かず、 観に行く気はほとんどなかったのですが、 レビューの得点の高さ、 お気に入りレビュアーのレビュー(こっちの方がこのごろは一層大事だったりする(笑))を読んで、 映画館に観に行くことにしました。 春分の日前日の夜、 映画館に行ったところ、レイトショーなのですで観客2〜3人。 この雰囲気では、こっちでは早々に打ち切られそうです。 早めに見に来てよかったです。 ストーリーを簡単に 幸福なおとぎの国の世界アンダレーシアに住むジゼル姫はエドワード王子とおとぎ話的出会いをして、即婚約。次の日には結婚式を迎えます。しかしその運命は残酷な悪の魔女(女王)ナリッサによりまさに転落します。(実際に落ちるのですが(笑))このおっとりとしたお姫様は、現実の世界のニューヨークへと追放されてしまい、おとぎ話のような姿は非情な大都市に揉まれてすぐに台無しになってしまいます。そこへ偶然弁護士のロバートが通りかかり、ジゼルの世話を焼くことになります。ところが、おとぎの世界から王子様や追っ手が現れ・・・・・ この物語は、「ディズニー映画」の「おとぎ話」を逆手に取った映画です。 パロディ映画といってもいいでしょう。 それをディズニーが作ってしまうところがディズニーのふところの深さ。 よくこんな映画を作るものです。 主要な人物はおとぎ話の世界のお姫様と王子様 それから、現実の世界のバツイチ子持ちの男性弁護士とその恋人 この4人が、今までとは違った世界観をもつ人間と関わることで それぞれが自分の生きる道を選んでいくというお話です。 主人公のお姫様役エイミーアダムズ よかったです。 歌って踊って、自分でドレスを縫って(笑) 現実の世界でも「おとぎ話のお姫様」しかできず 周りを大混乱に陥れるという役を楽しそうに演じていました。 最初のスカートを使った演出・演技は爆笑物です\(^o^)/ (尚、エイミー本人は苦労人) お姫様を魔法で現実世界に送った悪い女王役はスーザン・サランドン これも、おとぎの世界でも(こっちはアニメですが(笑))現実の世界でも やりたい放題に演じていてよかったです。 メイクもすごかった(笑える?)です。 もともと好きな女優さんなので、ひいき目もあるかもしれませんが。 その女王の執事で、ひそかに女王に想いを寄せるナザニエル役の
これがすごくよかった。 彼の役は、お姫様と王子様を会わせまいとして、 ありとあらゆる悪巧みをするのですが、くりかえし失敗するというもの。 その苦労が水の泡となるたびに観客を笑わせるという「おいしい」役。 出演時間も結構長いのですが、そこで彼は十分存在感の大きさを見せてくれました。 さすがに、このところ「ハリーポッター」シリーズ、 「スウィニー・トッド」などでもひっぱりだこの俳優です。 個性的な顔が、好きです。 白い前歯キラリンの王子様ジェームズ・マースデンは、 「見たことあるんだけど」と思いながら、映画が終わっても気が付きませんでした。 彼、Xメンのサイクロップス役だったのですね。 それと知って、またうれしくなってしまいました。 悲壮感ただようサイクロップス役とは一変、 おばかな(m(__)m)王子様を歌って踊って快演していました。 歌もうまかったです。 映画をエンターテインメントという観点でみるならば、 久々のディズニー手描きのアニメーション、楽しかったです。 そして、前半の山場といってもいいダンスシーンは、圧巻でした。 一流の歌とダンス。 惜しげもなく時間をお金をつぎ込んで 「観客を楽しませる」という1点に集中していることに好感を持ちました。 これも、いい意味でディズニーらしいと思いました。 それよりはスケール的には小さいですが(衣装は豪華)、 ラスト近くの舞踏会も同じ意味で楽しむことができました。 そう考えると、この映画は、 手描きアニメーション、 3Dアニメーション、 歌、ダンスなどなど ディズニーの得意分野のものを全部使っている映画と考えることもできそうです。 最後に、 takaにとってこの物語で印象深いのは、 離婚寸前で弁護士に調停をしてもらっている夫婦のエピソードでした。 詳しくは覚えていませんが、お姫様は、妻の美しい髪と目をほめて 「こんな美しい目の女性を妻に持つ人は幸せね」 みたいな事を夫に言うのです。 そこで、弁護士に 「離婚調停中に変なことを言うな」 と言われて、 「愛し合っていたものが別れるなんてかわいそう。」 と言うのです。 夫と妻はお姫様が「おとぎの国」モード全開なので怪訝な顔で引いてしまいます(笑) それもしかたありません。 もともとお姫様は「おとぎの国」の感覚なので、離婚のこともよく分からないのです。 弁護士は、 「別れることが幸せな場合だってある」 と言うのですが、もちろん彼女は納得できません。 そして、「愛は永遠」「永遠の愛なんてない」 という言い合いになるのですが・・・・ 映画を観終わって思いました。 たしかに永遠の愛なんてないかもしれないけれど、 愛が永遠だと信じることには意味があると。 人が生きていくのには、 お金、食べ物、現実を認識することだけでは不十分で、 やっぱり夢とか、理想とか、人に必要とされるとか、 そういった目に見えないものが必要だ・・・・それこそが真実だと思うのです。 観終えた後、エンドクレジットまで満足感の続く映画でした。
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昨日は春分の日なのに雨でしたね
2008/3/21(金) 午後 8:22 [ 五行歌 ]
この映画は、とっても気になってたんです^^。ディズニーらしいようで、こういった作品は余りないですよね^^。観てみたいな♪
2008/3/22(土) 午前 0:41
これはヒットしそうな映画だと思ったですが・・・そうでもないんでしょうか?でもtakaさんのレビューは、深いですね。
私も、現実だけでは人生が虚しいと思います。でも、おとぎ話のような理想だけの世界って、存在しないよね・・・。
2008/3/22(土) 午前 0:42 [ - ]
これはよかった〜〜♪久々に★5つつけちゃいました。
パロディとオマージュのバランスが絶妙でした。
そうそう、やっぱり人生は「現実」だけでは味気ないですよね。
2008/3/22(土) 午後 0:52
五行歌さん>訪問ありがとうございます。
2008/3/24(月) 午前 8:07
がおさん>名前のアイコンが変わりましたね。楽しい映画でした。終わる前に観て下さい。お勧めです。
2008/3/24(月) 午前 8:08
creamさん>ヒットは・・・・どうでしょうか?
しかし、いい映画でした。Yahoo!映画のレビューの点数が高いのも納得でした。
takaは、理想だけの世界なんて多分詰まんないだろうって思います。理想は、実現はされないけれども、それを目指して努力を続けることは無意味ではないと思うのです。
2008/3/24(月) 午前 8:12
swanさん>楽しかったですね。ネタバレになるので書いてませんが、離婚寸前夫婦のエピソードは、あの結末があるからtakaのこの感想になります。愛は目に見えるものではありませんからね、現実から目を背けることはいいこととは思いませんが、目に見えないものを無視することも、その人にとってかわいそうなことだと思います。
2008/3/24(月) 午前 8:15
creamさん2>すみません。2008年3月15日〜2008年3月16日の興行成績1位でした。御見それしましたm(__)m
takaのいる地方では評判にはなっていない気がしますが、都会では結構評判いいのかも。ヒットと言ってもいいかもしれませんね。
2008/3/24(月) 午後 4:24
でも、観た方の記事を何件か拝見したところ、あまり面白くなかった、期待してたほどじゃなかった、という意見もけっこうありました。観る人によって違いますよねw
2008/3/25(火) 午前 2:32 [ - ]
creamさん>それは仕方ないですよね。是非、(後ほどでも)ご自分の目でお確かめください。
2008/3/25(火) 午前 8:10
これは納得の面白さでした!
アニメと実写が上手く融合していて、さらには音楽とダンス、そして
ラブコメッぷりが最高でした!
2008/3/29(土) 午後 6:23
kentaさん>はじめまして。ありがとうございます。
アニメに実写に歌にダンス。エンターテインメントとして満足できる映画でした。こんなに笑ったのは久しぶりでした。
2008/3/31(月) 午前 8:05