こだわりクラシック Since 2007

12月までに移行します。コメントも手作業でコピーする予定です。

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イメージ 1

Piero Cappuccilli,
Marta Senn,
Roberto Scandiuzzi,
Aldo Bottion,
Carlo Del Bosco
Directors: Gianni Casalino
http://www.youtube.com/results?search_query=cappuccilli+nabucco+verona&search_type=&aq=f

待望のカプッチルリのナブッコだ。92年のヴェローナ野外オペラでの映像だ。私が知る限り全盛期のカプッチルリの最後の映像だ。この時期ナブッコの公演はどこでも、カプッチルリかブルゾンが歌うことが多かった。ブルゾンの映像はヴェローナとスカラの2種がLD時代から出ているのに加えナポリのDVDもあるのに対して、カプッチルリのナブッコの映像はなかった。ブルゾンも良い歌手だが、やはりヴェルディにはカプッチルリのように芯のある声が必要だろう。ゴッビ、バスティアニーニ以降のイタリア最高のバリトンはこの人をおいて他にはいない。

この映像は92年の割には粗いし音声も平板でステレオ感が薄い。そもそもこのDVD自体があまりきちんと宣伝されていないようだが、このDOMOVIDEOという聞きなれないレーベルは一体どこのメーカーなのだろう?

それでもカプッチルリのナブッコが映像で見られるのは素晴らしいことだ。誰かがカプッチルリを歌舞伎の団十郎になぞらえていた。私は歌舞伎はほとんど見ないがきっとそうだろう。大見えを切れるとはこういうことを言うのではないだろうか。他の歌手は知らない人ばかりだが悪くはないと思う。

ただ、正直なところ私はヴェルディ初期の愛国物がちょっと苦手でブンチャカチャッチャッというのがみんな同じに聞こえてしまう(笑)。お恥ずかしながら、椿姫、トロヴァトーレ、リゴレットなど中期以降の作品しか守備範囲に入っていないのだ。ナブッコという作品も良く分かっていないのだが、一度ちゃんと勉強してみよう。

youtubeには前年の1991年でオーレン指揮、ディミトローバ共演とされる映像もアップされているがこれは会場の盗み撮りかもしれない。

あらすじは下記サイトを参照されたい。
http://www.geocities.jp/wakaru_opera/nabucco.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B3
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/3174/nabucco.html

閉じる コメント(9)

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maskballさんこんばんは

スティッフェリオはカレラスの映像が有名ですね。いつか見てみようとは思っているのですが.....

来年って4月以降ですね?
ぜひお願いします。楽しみにしています!

2010/3/17(水) 午後 10:53 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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ブンチャカチャッチャッというのがみんな同じに聞こえてしまう・・・。

是非ヴェルディの初期の作品も勉強してみてくださいね!
ヴェルディはそのブンチャカチャッチャッに命を懸けたのですから!
またワーグナーの「リエンツィ」にもこのブンチャカチャッチャッを聞き取ることができますね!

そうそうヴェルディの初期の作品には「スティッフェーリオ」という神職者がらみの不倫を扱った近代的なドラマもあります。

まだはっきりとは決めていませんが、来年以降私のブログでヴェルディの全作品の記事をアップしていくかもしれません。

間違いを見つけましたので訂正させて頂きました〜!

2010/3/21(日) 午後 4:47 [ maskball2002 ]

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来年の計画をすでにお考えとは素晴らしい!
楽しみにしています。

2010/3/21(日) 午後 10:58 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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来年以降というのは、2011年以降になります。
現在はまだ「こころの宇宙」の連載が続いていますので、この連載が終わってから、次の連載の予定を考えてみたいと思っています。

最近何かと気ぜわしくコメントも書きっぱなしで、再見してみると間違いが結構見つかります。今回も訂正させて頂きました!

現在はガルデッリの指揮で初期のヴェルディのオペラをいくつか再び聞いているところです!

ところで、今日の記事で音楽クイズを出してみました。残念ながら賞品はありませんが、もしよろしければ参加してみてくださいね!!

2010/3/21(日) 午後 11:24 [ maskball2002 ]

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平明かつ濃い内容のエントリが200はすごいです。毎回未知の情報に啓発されます。どうぞマイペースでお続け下さい。
Roark-Strummerは懐かしい名前です。80年代終わりに南仏ニームの野外劇場で上演された「アッティラ」で聞いたことがあります。ヴィブラートがやや耳障りで荒っぽかったけど、バカ声が出るタイプの歌い手さんで、当時は声に似ず割とスラリとしたなかなかの美人さんで舞台栄えのする人でした。「野外専門」みたいなイメージがあったけど、ムーティが起用したり、スカラでヴェルディ歌ったりとか短期だけど立派なキャリアのあった人ですね。やっぱり早く声潰しちゃったのかもしれませんが。
そう言えば、スカンディウッチも90年代終わりよくオランジュの野外劇場で歌ってましたね。
私は初期ヴェルディのズンチャカチャッチャは大好きですが、それでも「ナブッコ」と「ロンバルディア人」の出世2作はどう評価したらよいのか未だ確信を持てないのが正直なとこです。

2010/3/22(月) 午前 11:11 [ 助六 ]

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「エルナーニ」は文句なしに大好きですが、「エルナーニ」以降の作品が、ステレオタイプとはいえ単純明快な人物類型を単位に、個人のパトスの爆発を輝かしい歌の飛翔に収斂させて、その「人=歌」単位の単純かつ呪縛的な反復的前進でドラマを作っていくのに対して、「ナブッコ」「ロンバルディア人」の2作は、「群集」を中心単位にスタティックな壁画を唐突に並置していくみたいなドラマ構成に、猪突猛進のエネルギーをその本質とするヴェルディのドラマ作りの根源と何やら矛盾するもどかしさを感じるからです。私にもこの2作は同工異曲に聞こえます。「壁画」趣味は「ドン・カルロ」で再現することになりますが。
「ナブッコ」はオラトリオ的性格を持つペルゴレージやロッシーニ以来の「宗教劇」の伝統を引くとか、「エルナーニ」ではユーゴーの激烈なロマンティスムや初めて協力したピアーヴェの効果的な台本に触れてヴェルディの劇才が堰を切ってブレークしたとか説明することも可能でしょうけど、ヴェルディのオペラ・キャリアの出発点にある2作が妙に硬直感を与える作品なのは不思議に感じます。

2010/3/22(月) 午前 11:14 [ 助六 ]

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「ナブッコ」2幕フィナーレの時間を止めてしまうような対位法書法は何度聞いても魅了されると同時に、ヴェルディの音楽的エネルギーのネガを見させらるような気分になります。
「スッチャカチャッチャ」のリズム音形にしても、ヴェルディの独創どころか、目前ではパチーニやメルカダンテの「カバレッティズモ」が体現していた伝統言語を踏襲してるし、彼のリズム言語は時を経ても複雑化とは無縁で、常に明快で画一的な強靭さを確信的に反復していきますよね。
「皆同じ」に聞こえて当然なわけで、ヴェルディはこのリズムの画一性を後期に至るまで最終的に放棄することはなく、「オテロ」「ファルスタッフ」ではそうした画一性が確保する音楽の形の明快さが「音楽劇」の内に溶解するのを拒否してるフシさえ感じます。

2010/3/22(月) 午前 11:17 [ 助六 ]

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ただ戦闘的力強さを最初の任務としたこの画一リズムが、「マクべス夫人夢遊の場」では旋律を引きちぎってどす黒い血を吐き、「トラヴィアータ」や「シチリアの晩鐘」では埋葬行進曲のような畏怖的オスティナートとなり、「ドン・カルロ」では繊細なメランコリーを支えるに至るのですから、ヴェルディのリズム言語は同じ光で様々な素材を照らすようなとこがあるように思え、ヴァーグナーの音楽言語が反対に照らす光の微妙さを拡大していったことを思い浮かべると、ヴェルディ独特の天才と自称「農民的」プライドを感じます。

2010/3/22(月) 午前 11:19 [ 助六 ]

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助六さんいつもながら深い考察をありがとうございます。助六さんにいろいろ教えて頂くことを楽しみに更新を続けています。
初期作品は苦手で、エルナーニなども一応持ってはいるのですがあまりちゃんと見ていません。おいおい勉強して行こうと思います。

2010/3/24(水) 午前 0:04 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]


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