こだわりクラシック Since 2007

12月までに移行します。コメントも手作業でコピーする予定です。

マーラー6番-10番ほか

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 中国の新幹線で大惨事が起きた。確かフランスの新幹線も数年前に大事故を起こしていたと記憶している。日本の新幹線が1964年の開業以来大きな事故を1つも起こしていないというのは素晴らしいことだと思う。特に東日本大震災が日中に発生したにも関わらず、全ての車両が安全に緊急停車し1両も脱線しなかったというのは奇跡的なことではないだろうか。日本は技術力にもっともっと自信を持っていいと思う。特に意識した訳ではないが、今日はその1964年に録音されたクレンペラーの大地の歌をとり上げた。

・マーラー:『大地の歌』

 メゾ・ソプラノ : エルザ・カヴァルティ
 テノール : アントン・デルモータ
 ウィーン交響楽団
 指揮 : オットー・クレンペラー
 録音:1951
(下記サイトよりダウンロード可能)
http://public-domain-archive.com/classic/compositions.php?composer_no=10

 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 フィルハーモニア管弦楽団/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)
 録音:1964年2月19日〜22日、ロンドン、キングスウェイ・ホール(ルートヴィヒ)
    1964年11月7日〜8日、ロンドン、キングスウェイ・ホール(ヴンダーリッヒ)、
    1966年7月6日〜9日、ロンドン、アビーロード・スタジオ(ルートヴィヒ)
(下記サイトに試聴あり)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1274096

 前にクレンペラーの第九の記事で書いたとおり、クレンペラーの全盛期は1954年から1958年までの5年間だと私は思っている。だがこの時期のマーラーの正規録音はなぜか1つもない。ライブ録音を含めても4番が3種類(54年2月のケルン放送響、56年2月のベルリン放送響、56年10月のバイエルン放送響)あるだけのようだ。1951年から71年まで実に7種もの録音が確認されている2番でさえ、54年から58年の間の演奏は海賊盤の1つすら出ていない。

 大地の歌には51年に米VOXが録音したモノラル盤(同時期の2番と共にLP初録音だった)と、64年と66年にまたがって録音されたEMI盤、それにテープでのみ発売された1948年のブタペスト響とのライブがあるそうだが(これは音楽之友社が去年だしたディスコグラフィーにも載っていない代物だ)、54年から58年の録音はない。マーラーの弟子だったクレンペラーが全盛期にマーラーを録音していないというのは大変残念なことだが、それを嘆いていても仕方ないのでVOX盤(上記リンクでダウンロードできる)とEMI盤を聴き直してみることにした。

 EMI盤は元々はプロデューサーのレッグが録音を始めたものだが、レッグはルートヴィヒの楽章が完成する前にフィルハーモニア管を解散してEMIを辞めてしまった。しかし後任のピーター・アンドリーは未完でお蔵入りさせるには惜しい演奏だと思ったのだろう。2年も経った1966年7月になってからニュー・フィルハーモニア管で残りを録音して完成させた。こういうケースは大変珍しいと思う。ルートヴィヒのどの楽章が64年の録音でどの楽章が66年の録音なのかは明らかにされていない。
 
 VOX盤とEMI盤ではテンポがかなり異なる。私が相当前に聞いた時はVOX盤は速すぎでEMI盤は逆に遅いと思った。VOX盤の52分20秒はこの曲の録音史上最速だ。特に終曲が22分47秒というのは余りに速いのでカットでもしていないのか楽譜で確認したくなる。EMI盤は数字だけみると普通のテンポに見えるが、以前バーンスタイン/VPO盤の記事でも書いたとおり、クレンペラーは楽譜にある最低限のテンポ変化しかつけていないのでバーンスタイン盤で刷りこまれた耳には緩急の変化に乏しく、結果的に遅く聞こえたのだ。

ウィーン交響楽団(VOX)6:55/9:00/3:13/6:26/3:59/22:47=52:20
フィルハーモニア(EMI)8:07/9:59/3:38/7:36/4:34/29:13=63:07

 今改めて聞き返すと、この2つの演奏が時間上のテンポは大きな違いがあるにも関わらず、クレンペラーの解釈はそんなに変わっていないことに気がついた。いずれも基本的にオケはサクサクした運びであまり大きな表情をつけず歌の邪魔をしないというコンセプト、つまり連作歌曲集としての扱いだと私は思う。もっとオケを派手に鳴らしたり緩急を大きくつけることはどちらのテンポにおいても可能であり、交響曲として聞いた場合はその方がカッコいい。クレンペラーもそれを分かっていたはずだが、敢えてそれをやらなかったのだ。

 例えばVOX盤の第四楽章は6分26秒とバーンスタインよりかなり速いように見えるが、バーンスタイン盤が52秒で駆け抜けている練習番号10〜15のアレグロだけに限ると実測で59秒かかっており、逆にテンポの遅い部分でバーンスタインよりも速く振っている。要するに緩急の差が小さいのだ。

 もちろん、もし1954年から1958年の間の大地の歌があれば、この2つの演奏の中間のちょうどいいテンポになっただろうという思いはぬぐいきれない。どこかにライブ録音でも残っていたらぜひCD化してほしい。しかしこの2つの演奏も、大地の歌を歌曲として捉えればなかなか良い演奏だと思う。特にEMI盤はソリストが充実している。ヴンダーリヒは66年9月に事故のため急逝してしまった。ヴンダーリヒは60年のカラヤンとの演奏や、64年のカイルベルトやクリップスとの演奏など、60年代にこの曲を頻繁に演奏しただけにこの録音が完成されたことは本当に幸運なことだ。

 マーラーの第一人者であるルートヴィヒは正規録音だけでこのクレンペラー盤とバーンスタイン盤(1972年)、カラヤン盤(1973年)の3種類、ライブ録音や海賊盤を含めるとさらに4種類の計7種類もの録音がある。この録音はそれらの中で最初のものだが、私はこの録音が最も良いと思う。70年代以降のルートヴィッヒはちょっと表情が濃くなり過ぎているように私は思う。晩年のシュヴァルツコプフの歌もそうだったが、歌う側があまり表情を付けすぎると聴き手側のイマジネーションを逆に狭めてしまわないだろうか。

 60年代までのルートヴィヒは深い声の中にもちょっとソプラノっぽい(実際60年代まではフィデリオなどソプラノの役も歌っていた)明るさというか、色っぽさがあるように思う。ルートヴィヒのメジャーレーベルへの初録音は先日紹介した1955年のベームのコジ・ファン・トゥッテ(デッカ)で、その次の録音は翌年の有名なカラヤンのばらの騎士(EMI)だと思うが、これらの録音でのルートヴィッヒは後年よりもはるかにウィーンっぽい歌い方だ。

 ルートヴィヒは1928年のベルリン生まれなので1970年当時でもそれほどの歳ではない。大地の歌のカラヤン盤やバーンスタイン盤で見られるような、ヴィブラートが強くなった表情の濃い歌い方は加齢というよりは故意のもの(シュヴァルツコプフの影響か?)だと思うが、こういういかにもドイツっぽい歌い方は個人的にはちょっと苦手だ。

 EMI盤は以前聞いた時はオケのノリがイマイチかなと思ったが、歌曲として落ち着いて歌を聴くためのテンポだと考えれば納得がいく。この録音が未完成に終わらなくて本当に良かったと今は思う。ピーター・アンドリーの英断を讃えたい。このディスクは昨年SACDで発売されたこともあるようだ。

「マーラー6番-10番ほか」書庫の記事一覧

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たか様、ありがとうございます。さっそくリンクを貼らせていただきました。

>フルオケ版での私のベストはクーベリックのライブ(70年)とクリップスのライブ(72年の方)

ご教示ありがとうございます!自分の好きなものを好きな方の推薦盤ほど確実なものはありませんから(笑)さっそく探してみます。

>誰かネットにアップしてくれないかなあ。

お安い御用です。こちらからダウンロードできるようにしましたので、よろしければどうぞ。http://firestorage.jp/download/c79a30055ca5a31a44e7baa3e3cdad813bd319b1

CD初出のArchiphon盤がほぼ「素」のまんまの音でベストですが、手元にありません。とっくに廃盤ですがヤフオクなどでちょいちょい見かけますし、高値を付けるような盤でもありませんので入手は容易かと思います。差し上げた音源はちょっと「作りすぎ」の感がありますが演奏の良さはわかりますので。楽しんでいただければ幸いです。

2011/7/27(水) 午後 11:02 [ theta ]

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thetatoshi様ご丁寧にありがとうございます!
HPを拝見させて頂いたのですがFLACファイルをお使いなのですね。
私はどうせパソコンなんだからとずっとMP3で済ましていました。FLACは知ってはいましたが使ったことがないので、まずデコードするところから頑張らねば(笑)

私のブログからもリンクさせて頂きたいのですがRSSもしくはXMLのアドレスを教えて頂けますでしょうか? ブログのどこかに書いてあるかと思ったのですがちょっと分かりませんでした....

2011/7/28(木) 午前 2:58 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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maskballさんこんばんは
VOX盤が意外に良い演奏だということにはこれまで気がつかなかったので発見でした。基本的な解釈はほとんど変わらないのにこれだけテンポ感が大きく変わった指揮者というのもちょっと珍しいような気がします。何が原因なんでしょうかねえ? VOX盤のテンポをパソコンで1割落としてEMI盤のテンポを1割上げるとほとんど似た感じの演奏になるのではないかと思います(^^;

2011/7/28(木) 午前 3:27 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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助六さんこんばんは
ノイマンってフランス国立管に客演していたのですか。知りませんでした。日本にいるとフランスとチェコってあんまり結びつかないのですが、クリュイタンスもチェコフィルに客演していたようですし、どういうつながりなのでしょうか?
ルートヴィッヒはノイマン・チェコフィルと3番の録音をしていますし、1983年にはプラハで大地の歌を歌っていて正規ライブ音源が1994年にCD化されたこともあるようですね。割とすぐ廃盤になってしまって聞き損なってしまいました。
素晴らしい演奏をお聴きになられたようでうらやましいです。

私の世代だとマーラーというとルートヴィッヒですね。もう少し上の方だとフェリアー、もっと若い方だとファスベンダーあたりになるのでしょうが。ブーレーズの大地の歌は実演ではファスベンダーだったのですね。オッターのマーラーもガーディナーとのさすらう若者の歌がCDになっていますが大地の歌はまだないと思います。アバドとの今年の演奏が先日放送されていましたが。

2011/7/28(木) 午前 3:44 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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テンポを1割上げるとほとんど似た感じの演奏になるのではないかと思います。

クレンペラーのテンポがなぜ遅くなったのか・・・この点は彼の人生行路にもよるものですね。またこのウィーン響との演奏でなぜこの二人のソリストを使ったのか。ここに新盤と旧盤の大きな相違があるようですね。

実はテンポの相違だけではなく、耳を澄まして聞いてみるとクレンペラーの両盤のこころの異動が聞こえてくるものです。これが聞き取れれば、クレンペラーのテンポが異なってきたのも自ずとわかってくるものと思います。

2011/7/28(木) 午前 3:48 [ maskball2002 ]

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私もそうですが、maskballさんも遅いですね(笑)
カヴァルティに関しては存じ上げないのですが、デルモータもヴンダーリヒも基本的にはリリックなので、これがクレンペラーの趣味なんだろうなと思いました。いずれもオケはサクサクしていてバーンスタインのようにガンガン鳴らしていないのはそのためだと思います。

なので歌手が違うということだけではテンポを変えた理由にはならないと思いますし、そもそもクレンペラーの60年代以降の演奏はベートーベンにしてもモーツァルトにしてもブラームスにしても緩くなってしまったものが多いので正直なところあまり好きではありません。

でも「告別」あたりはこのぐらいのテンポで落ち着いて聴かせるか、旧盤のようにすっきり聴かせるか白黒つけた方が下手に中途半端なテンポで中庸な演奏をするよりも良いという判断だったのかもしれません。この録音は例外的に素晴らしいと思いました。

2011/7/28(木) 午前 4:16 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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たか様、おはようございます。

>RSSもしくはXMLのアドレスを

実はRSSというものがよくわかっておらず(苦笑)いろいろ調べてどうやら理解できました。アドレスはこちらで間違いないと思います:http://blog.livedoor.jp/thetatoshi/index.rdf

FLACだと何かと面倒なんですが、「良い演奏を良さのわかる音で」という趣旨でやっておりますゆえ、非可逆圧縮で提供したのでは、ちゃんとオーディオで鳴らしたいという方には不都合です。FLACならダウンロードした方がmp3にすることもでき、いい音でききたければwavに変換してCDRに焼くなりPCオーディオのセッティングで再生するなりできますので、このような形を取らせていただいております。(続く)

2011/7/28(木) 午前 9:37 [ theta ]

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(続き)ちなみに私は音声データを極力そのまま(プレーヤーの色づけなしに)再生したいので、CDRには焼かないでPC再生しています。簡単なオーディオインターフェース(D/Aコンバーター)と良い再生ソフトを使って、ヘッドフォンやオーディオセットにつなぐと、「え?」と思うほど鮮度の高い音できけます。wavのデータはポータブルのHDに保存しています。今は500GBくらいたまっていますね(笑)

2011/7/28(木) 午前 9:37 [ theta ]

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thetatoshi様
調べて頂いて済みません。登録したつもりなのですがうまく表示されません。もう少し試してみます。
FLACもうまくデコードできないのでちょっと相談させて下さい。

2011/7/29(金) 午前 0:25 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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たか様、
flacの変換は、xrecodeという無料プログラムがあります。操作も簡単で私のような電脳音痴でもすぐに使えました。こちらにダウンロードと解説ページがあります:http://www.gigafree.net/media/encode/xrecode.html
こうしたプログラムを使ってもうまくいかないとしたら、ファイルそのものに不具合があるのかもしれませんから、確認してみます。

ところで、クーベリックの大地の歌、私がメンバー登録しているclassic japanという有料サイトにアップされていたので、すぐに入手できました。Auditeのライブですよね?

これはすばらしい!精妙で美しいです。クレンペラーやシューリヒトでは明暗、強弱、色彩(感)のコントラストが印象的ですが、クーベリックは「線」、響きのフォルムの美しさを感じました。今まできき流していた楽節、楽句がくっきりと響いて、語りかけてきました。よい演奏を教えていただきありがとうございます!さすがですね。

2011/7/29(金) 午前 7:51 [ theta ]

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thetatoshi様

そうです。Auditeのライブです。簡潔にして的確なコメントですね!
かなり聴きこんだ耳をしていらっしゃる方とお見受けしました。ブログの文章からも、とても熱いハートが伝わってきます。これからゆっくり鑑賞させて頂きますので今後ともよろしくお願い致します。

リンクはやっと表示できましたのでご確認下さい。ツールのご紹介もありがとうございます。この週末で試してみます。「夜半のピアニシモ」を私のブログの記事で紹介させて頂いてよろしいでしょうか?

2011/7/29(金) 午後 11:22 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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たか様

拙いブログをリンクしてくださり光栄です。ありがとうございます。

>「夜半のピアニシモ」を私のブログの記事で紹介させて頂いてよろしいでしょうか?

いや〜それはちょっと面映い…のですが、どうぞご遠慮なく。

私もこちらの過去の記事をいろいろ拝見しましたが、わが青春のアイドル、チェリビダッケやハイドシェックの名前が何度も出てきて、非常に懐かしいと同時に、自分の知らなかった、気付いていなかった部分がいくつも取り上げられており、大変示唆に富んだ内容で愉しく拝読いたしました。たくさんの記事をお書きになっているので、それを読んでいくという楽しみもできました(笑)重ね重ね、ありがとうございます。

2011/7/30(土) 午前 0:06 [ theta ]

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54〜58が最盛期というのは卓見だと思います。
ただ たかさんの言うようにドイツレクイエム61もあります。
ローエングリン第一幕前奏曲、フランク、スコッチなども。
しかし これらの曲目も54〜58のものがあればどうでしょうか。
聴いてみたいです。

やや遅めの深沈たる表現がフィットする曲もあるのでしょう。
ライヴとスタジオでかなり表現が違うことも見逃せません。
特にドイツレクイエムや同時期の57ブラームス第2交響曲でもわかります。
私は ヴィーンとのレクイエムもスタジオ録音のレクイエムも クレンペラーの指揮する まったく趣の異なる演奏として最大限に評価します。
寝タバコ火傷(確か58,59ごろ)から、肉体的、精神的ブレが激しくなってきたのでしょうか。(まったく推測です)
でも、66ごろライヴのNPOべト7や幻想の迫力には圧倒されてしまいます。
少なくともこれらは遅くても、「緩い」ものではありません。
54〜58の丁度良いテンポではありませんが、遅いなりの感銘を与えてくれます。(私には)

2011/8/8(月) 午前 9:25 [ BP ]

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BPさんはじめまして

寝たばこ事件は58年秋とされています。別の記事に書いたとおり、58年のドイツレクイエムは61年のスタジオとまるで表情が違うのでびっくりですが、フルトヴェングラーがお好きな方はきっとこれもいけるかと思います。66ごろNPOべト7と幻想も入手可能であればチェックしてみますね。

2011/8/8(月) 午前 10:21 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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躁鬱病のうつ状態のときはいい演奏だったという人もいます。
べト7のNPO最新スタジオ盤は、私も「緩い」と思います。嫌いじゃないけど。
イギリスではべト7は、最初のスタジオ盤(確か55ころ)がベストらしい。

一番多く残されているエロイカは 54スタジオ盤が15分、14分台。(第一楽章、第二楽章)
59スタジオが16分、16分。
60ヴィーンでのPOとのライヴが15分、14分。
63(61?)ヴィーンSOとのライヴが15分、15分。
57ストックホルムとのライヴが16分。16分。
65以降のライヴは16分より遅くなっています。
最晩年ボンでのライヴのCDは 録音のせいもあり「緩い」。
ところが 同じ演奏を映像で見ると「緩く」ないのです。

ちなみに フルトヴェングラーはここ30年くらいほとんど聴いてません。
ヴィーンとのドイツレクイエムライヴはクレンペラー独自の解釈で、当時のヴィーンの批評家は カラヤンやフルトヴェングラーが同じ曲をやったが、違う曲を演奏したように書いたそうです。

2011/8/8(月) 午後 11:23 [ unk*w*od* ]

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unk*w*od*さんはじめまして
私も7番は55年が一番いいと思います。音質がちょっと頼りないですが、一応ステレオで左チェロなのが確認できます。

エロイカも55年が一番いいと思いますがこれはモノラルですね。59年スタジオは私はしばらく聞いていないのですが左チェロですか右チェロですか? 60年以降のEMIのステレオ録音は右チェロに移してしまっていて残念です。

ライブでは左チェロだったはずですが(64年の第九の映像で確認済み)、モノラル録音ではどうしようもないのでこれも悩ましいところです。ちなみにボンでのエロイカの映像というのはどこで入手できますでしょうか?

2011/8/8(月) 午後 11:35 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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すいません。BP=unk*w*od*です。
パソコン弱くて。
ボンの映像は 昔 古い友人にいただきました。

チェロの左、右はわかりません。
57ロンドンでのベートーヴェンチクルスの際、同じ曲を2回ずつ
演奏する機会があり その都度 弦の位置を変えて試したという
記事もあります。

細部まで聴ければ さらに楽しみは増えますが
私のように 昔の劣悪ステレオ装置でも楽しんでいたものには
ある程度のレベルであれば楽しめます。
テスタメントの最後のブラ3は もうちょっとなんとかならんの!
と思いましたが。
あと 昔の60ヴィーンベートーヴェンチクルスの全集版。

50年代のケルンやコンセトルヘボウはOKです。
ブル6の美しいこと!
コンセルトへボウとのミサソレムニスも素晴らしい。

ケルンでのアラウとのショパンピアコン1には驚きます。
ショパンというより、ブラームスですが。
フライシャーとの べト4もピュアです。

an die musikさまには 大変お世話になりました。
ありがとうございます。

2011/8/9(火) 午前 9:27 [ BP ]

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BPさんおはようございます。
>その都度 弦の位置を変えて試したという記事もあります。

そうなのですか。それは知りませんでした。クレンペラーは演奏会では普通第一バイオリン→チェロ→中央奥にコントラバス→ビオラ→第二バイオリンだったと思いますが、他の配置はどのようなものだったのでしょう?

>ケルンでのアラウとのショパンピアコン1

これはLP時代から有名な演奏ですが聞いたことがありません。どこが出しているCDが聞きやすいでしょうか? 正規音源で出たことありましたっけ?

2011/8/10(水) 午前 6:11 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]

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オーケストラの配置について 具体的に詳しくは知りません。
これは 当時ロンドンに赴任していた 某都銀OBが書いた書籍で
読みました。(書籍は大阪にあり 書名を書けず)
この人は 57のベートーヴェンチクルスを生で聞いた方です。
植村さんだったっけ。羨ましい人です。バイロイトでクナも。

ショパンも大阪にあり。レーベル名 今は書けず。
an die musikと同じレーベルです。
アバド=アルへリッチが「緩く」聞こえます。
当時のケルンのものは 放送局だからでしょうか 鮮明ですね。

なお クレンペラーに「普通」があるかどうかしれません。
その時々の「普通」ならあるのでしょう。
ブル8やスコッチのように。
提示部の繰り返しもいろいろです。

なお 58くらいから多幸症になり 63ころまで続き うつ状態に
陥ったという記事もありました。(レコード芸術より 真偽不明)

2011/8/10(水) 午前 9:38 [ BP ]

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BPさんこんばんは。お返事が遅くなって済みません。
アラウとのショパンはそんなに良いのですか。それはチェックしてみないといけないですね。

「多幸症」という症状は私も詳しくないのですが、プロデューサーのレッグの回想録にもクレンペラーは多幸症だったという記述が出てきますね。演奏の変化とどう関係があるのかちょっと気にしてみようと思います。

2011/8/14(日) 午後 8:28 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]


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