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明けましておめでとうございます。
東京は元旦早々地震がありました。
日本の先行きはまだまだ予断を許さない状況ですが、
音楽の力を信じて明るい1年にしていきましょう!
2007年10月から始めたこのブログも5年目に入りました。
私は地方に田舎などがないので正月と言っても帰省する訳ではない。おせちもスーパーで買ってくるだけなので、年越しそばを食べて赤飯を炊いて餅を焼くぐらいで、特に変わったことをする訳ではない。でも元旦に2つのことを習慣にしている。
一つは履歴書を書くことだ。この1年間で新しく何を書けるようになったかを確認するのだ。以前は手書きしていたが今はパソコンで文字を修正するだけなので大した作業ではない。その上で1〜2年後にはこう書けるようになりたいなという近い将来の目標を手書きで書きこんでおく。今年は英語にもう一度真剣に取り組もうと思っている。
5年前に書いたものには7つ目標が書きこんであった。そのうち4つは2〜3年後ぐらいまでに実現できた。これは難易度が高い項目だったので結構良くやったと思う。残りの3つのうち2つは10万円ぐらい投資すれば3日間ぐらいで実現できると思うので今年実行しようと思う。
もう一つは元旦の午前中にジョギングすることだ。元旦に川沿いでマラソン大会を実施している団体があるのでしばらく彼らと一緒に走るのだ。マラソンを走る人は速度が変わらない。自分が完走できるペースを知っているのだ。素晴らしいことだと思う。私もいずれは挑戦してみたいと思う。
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ルドルフ・ゼルキン(p)
バイエルン放送交響楽団&合唱団
ラファエル・クーベリック(指揮)
録音:1977年10月、11月
ミュンヘン、ヘルクレスザール[ステレオ]
新年1つめの記事に選んだのはこのディスクだ。LP時代にベートーヴェン弾きというと、バックハウス、ケンプに続いてゼルキンの名前が挙げられていた。ただゼルキンは録音に慎重で、結局ベートーベンのソナタ全集を完成しなかったので最近はピーター・ゼルキンの父というぐらいにしか取り上げられなくなってきているような気がする。
特に全盛期と思われる70年代半ばの録音がとても少ないので、現在手に入るのは主に60年代〜70年頃のCBSソニーの録音か、80年代のテラークやDGの録音になってしまう。実は昨年は1991年に亡くなったゼルキンの没後20周年だったのだが、何を取り上げようか悩んでいるうちに終わってしまった。罪滅ぼしに数年前になって初めてCD化され、一部で高い評価を得ているこのベートーヴェンの協奏曲全集を聞いてみることにした。
ゼルキンは60年代にバーンスタインと、80年代に小澤征爾とこれらの曲を録音しているが、バーンスタイン盤は音質に限界があり、小澤盤は指回りに衰えが感じられるので70年代の録音がCD化されたことは大変喜ばしいことだ。聴衆ノイズや拍手などは一切ないのでライブではなく、放送用のスタジオ録音のようだ。音質はおしなべて安定しているが、曲によって若干のばらつきがあるようで、皇帝は少し音が遠いように思う。
なるほど、確かになかなか良い演奏だ。私はバーンスタイン盤と小澤盤の中間あたりの演奏を期待していたのだが、中間よりはわずかに小澤盤に近い表現だ。クーベリックの伴奏ともども大変落ち着いた表現だ。些細なミスタッチが全くなくはないし、皇帝などは落ち着き過ぎていてもう少し勢いがあった方が良いと思う方もいらっしゃるだろうが、数年後の小澤盤よりは数段良い。
4番などはなかなか優れた演奏だし、全集全体としても私が愛聴しているアラウ/デイビス盤には及ばないにしても、ギレリス/セル盤と並んで2番目に良い演奏と言っていいと思う。ゼルキンはベートーヴェンのソナタをソニーに17曲録音した。5CDのBOXで以前出ていたので没後20年で復活するのではないかと思っていたが、廃盤になったままのようで残念だ。
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