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12月までに移行します。コメントも手作業でコピーする予定です。

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 スマートフォンは日本語入力の際に「フリック入力」ができ携帯電話のようにキーを何度も打たなくて良いので便利だが(androidの場合は「Google日本語入力」を追加インストールする必要がある)、androidスマートフォン向けの不正アプリが出回り、アドレス帳に登録してある電話番号やメールアドレスなどの個人情報が漏洩するという事件も先日起きた。

 そこで私がお薦めしたいのはスマホではなくタブレット(androidタブレット、アップルであればiPod TouchかiPad)なのだ。タブレットは通話ができず、通信機能がWifi(無線LAN)に限定されることを除けばスマホと機能はほとんど変わらない(ソフトバンク版のiPadやドコモのGalaxyTabなど一部のタブレットは3G携帯のデータ通信機能を内蔵している)。通話ができないので当然ながら端末内に電話番号は記憶されない。私は外出時はメールもWebメールで送受信しているのでタブレットにはメールアドレスも登録していない。端末内には個人情報がない状態で使っているのだ。

 私はandroidタブレットにWimaxのWifiルーターを組み合わせている。Wifiルーターをタブレットと一緒に持ち歩かなくてはならないものの、Wimaxであれば月額固定だし、カカクコムで安いプロバイダーを探せばWifiルーターの端末代はタダ、しかも1年後にキャッシュバックがあるので実質は月額3000円ぐらいで利用できる。携帯キャリアと契約してスマホを使うよりもだいぶ安上がりなのだ。これならタブレットを自分で自由に買い換えられるし、データ量の制限なしにノートPCや他のタブレットを10台も同時接続できるのも良い。

 携帯電話各社も3Gデータ通信用のWifiルーターを用意しており、LTE対応のものはWimax並に速い。しかしWimaxと異なり月間データ通信量が7Gバイトを超えると追加料金が課金される点には注意しなければいけない。

 私が今使っているのはレノボのA1というandroid 2.3を搭載した7インチ(1024×600)タブレットだ。androidのOSにはタブレット専用の3.xというバージョンもあり、A1がタブレットであるにもかかわらずスマホと同じ2.3を搭載していることをけなす人もいるが、これは間違いだ。現状ではandroidアプリのほとんどは2.x用で、3.xアプリはとても少ない。7インチクラスの画面であればスマホ用の2.xアプリがそのままインストールできた方が使い勝手がよいのだ。実際、A1はandroidスマホ向けのほとんどのアプリをインストールできる(モバイルFelicaを使うアプリなど一部のアプリはインストールできない)。今後Androidはスマホ用とタブレット用を統合した4.Xが普及する見込みなので3.x用のアプリはほとんど普及しないだろう。

 A1はメインメモリ2Gバイト、フラッシュメモリ16Gバイトと余裕があるせいかアプリの動作は比較的スムーズだ。スマホ向けのモバイルサイトもブラウザで全く問題なく閲覧できる。androidはフラッシュにも対応しているのでyoutubeやパソコン向けのサイトの閲覧も問題ない。スマホの3.5〜5インチ程度の小さい画面と比べて7インチの画面は大変見やすい。バッテリーの保ちもまずまずだ。

 A1はBluetoothにも対応しているので私はBluetoothの防滴スピーカー(フィリップスのSB7220)も使って風呂場で音楽を聴いている。SB7220はなぜか説明書の図の左右が逆だが、中の配線まで左右逆になってなくて良かった。ペットボトル程度の手頃な大きさでそこそこの音がするので旅先のお供にも良い。防滴なのでキッチンなどの水回りでも使える(防水ではないので水没させてはいけない)。A1はandroid専用でない通常のPC用のBluetoothキーボード(HIDプロファイル)がそのまま使えるのも都合が良い。

 スマホ同様にMP3プレーヤーや電子ブックリーダーとして使えるのは当然のこととして、ストリーム型音楽配信のナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)のアプリも使える。メトロノームをインストールして演奏のテンポを確認するのも良い。合唱などをなさる方であればピアノ鍵盤のアプリをインストールして「音取り」をするのも良いだろう。MIDIをなさる方であればMIDIシーケンサーをインストールすると良い。有料・無料のアプリが無数にダウンロードできるのでアプリ次第で何にでもなる。ネットラジオのRadikoとらじるらじるも使える。

 IMSLPからダウンロードしたPDFの楽譜や、以前紹介したCD Sheet MusicのCD-ROMに入っているPDFをタブレットに入れて、音楽を聴きながらめくることもできる。楽譜のPDFはテキストデータではなく画像データなので10Mバイト以上の容量になるものも多い。ページをスムーズにめくれるかどうかが気になったが、「Parfect Viewer」というリーダーとPDFプラグインをインストールしたところ何とかギリギリ実用に耐えるレベルだ。

 何百曲もの楽譜を買って本棚に揃えたりPDFをプリントするのは難しいので、PDFの楽譜をタブレットに収められるのは大変便利だ。特にParfect Viewerは「タッチスクリーン設定」で「バックライトを常時オンに維持する」ように設定できるので楽譜を読むには都合が良い。タブレットで音楽を再生しながら楽譜のPDFをめくるのもなかなか快適なものだ。

 ただ、楽譜ビューアとして使うにはA1の縦長7インチという画面サイズは少々小さすぎて読みにくい。iPadクラスの10インチタブレットを使えばA4版の楽譜に近い大きさで見られるのだが、これだと楽譜として持ち続けるには少々重たい。実際私はSANEI(尚伊)のN90という9.7インチで中国製のいわゆる「中華Pad」を使っていたこともあるが、重くて使いにくかった。iPad mini程度の400グラムぐらいで8インチぐらいのタブレットを用意すればポケット版スコアぐらいの大きさで読めるので何とか実用になるだろう。これについては別の記事にしたい。

(追記)
 タブレットのコンシューマー向け国内販売台数が前年同期比2倍以上に伸びているという調査結果も発表された。家電量販店ではWifiモデルのタブレットとWimaxなどのWifiルーターを合わせて購入するケースが多く、携帯ショップでは3Gモデルのタブレットを購入するケースが多いそうだ。全体としては家電量販店での販売の方が多いようだ。スマホをお持ちの方も、お持ちでない方にもぜひタブレットをお勧めしたい。
http://www.gfkrt.com/imperia/md/content/documents/120511_tablet_devices.pdf

 そう言えばMusicPad Pro Plusという楽譜専用のタブレットがあって日本では山野楽器が販売していたことを思い出した。12インチの大型ディスプレイで、楽譜に手書きで書き込める優れものだった。専用の楽譜データのダウンロード販売もしていたようだが、タブレットが専用機のために17万1150円もするのがネックだった。汎用のandroidタブレットかiPadを使ってアプリと楽譜コンテンツだけで同じビジネスをすれば結構ニーズはあるのではないか。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061012/250623/

(さらに追記)
 プラスアドという会社がpiaScoreというiPad用楽譜アプリを扱っているのを見つけた。これは演奏者のジェスチャーで譜めくりができるそうだ。iPadを入手したらぜひ使ってみたい。
http://www.plus-add.com/



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