こだわりクラシック Since 2007

12月までに移行します。コメントも手作業でコピーする予定です。

フレーニ

[ リスト ]

イメージ 1

Verdi: Aida 


Mirella Freni (Aida) 

Placido Domingo (Radames) 

Stefania Toczyska (Amneris) 

Ingvar Wixell (Amonastro) 

Nicolai Ghiaurov (Ramfis) 

David Langan (Il Re) 

John Keyes(Messenger) 

Priestess(Marquia Luter)

Conductor Emil Tchakarov 

Production Pier Luigi Pizzi 

Houston 
1 October 1987
http://www.youtube.com/watch?v=3wNF3WlGKxc

 フレー二のアイーダ初役は1979年のカラヤンとの演奏だが、フレー二の声はアドリアナ・ルクブルールやフェドーラを歌うようになった1980年代後半以降、よりスピントな力強さを増したので、この時期にアイーダをもう一度取り上げればさらに素晴らしい演奏になっただろうにとずっと思っていた。しかしフレー二は「カラヤンの指揮だからアイーダを歌った」とインタビューで述べていたので、それは無理な話かなと諦めていたら、何とカラヤン存命中の1987年にもう一度アイーダを取り上げていたのだ。

 場所はヒューストンで、配役はドミンゴのラダメス、ギャウロフのランフィス、トツィスカのアムネリスだ。アムナズロがカプッチルリでないのが残念だがそれ以外はほぼ完璧に脇を固めており、フレー二は1979年盤よりもはるかにアイーダに適した声で素晴らしい歌を披露している。ぜひDVD化を期待したい。

 それにも関わらず、その後フレー二がアイーダをスカラ座やメットやウィーンで歌うには至らなかった。理由をフレー二さんにインタビューしてみたいところだ。アドリアナやフェドーラ、あるいはマノン・レスコーほどにはアイーダというキャラクターと自分の声とがマッチしないほんの僅かなずれを感じ取ったのだろうか。

 ユーチューブの映像はボケ気味だが音声は割としっかり入っている。なおドミンゴは1990年のMET盤で「清きアイーダ」をソットヴォーチェで終えるトスカニーニ/タッカー盤(1949年)の譜面を採用しているが、この1987年の演奏では通常の版で歌っている。

閉じる コメント(4)

顔アイコン

この87年10月の「アイーダ」はヒューストン・オペラが入った新劇場の開場記念公演の一つでしたね。羨涎ものでしたが、もちろん行けませんでした。フレーニはミミの声を保ちながらナチュラルにアイーダを歌い切ってしまう驚異の歌唱ですね。
私が87年2月にスカラで聞いたクライバー指揮「オテロ」のデズデモーナでも力強さもあるけれどあくまで上から下まで均等で自然でどこまでも瑞々しい彼女のヴェルディ歌唱は無類でした。彼女の声は本来的 voce verdianaとは言い難いのでしょうが、今これだけアイーダ歌える人は多分一人もいない。
93年5月スカラでのガヴァッツェーニ指揮「フェドーラ」と同年12月バスティーユの「ルクヴルール」では私は彼女の声に陰りを感じましたから、彼女が素材としての声への依存度がより高いヴェルディからより芸で聞かせる余地があるヴェリズモに重心を移していったのは当然で賢明な選択だったと思います。

2013/11/23(土) 午前 9:53 [ 助六 ]

顔アイコン

フェドーラの数カ月前のパリでのオケ伴リサイタルでは、アイーダの「勝ちて帰れ」と「おおわが故郷」をまったく衰えなど感じさせない輝かしい声で聞かせてくれたばかりだったので、フェドーラでは狐につままれた心地でした。彼女も1000席の小さなガヴォーでのリサイタルではヴェルディ見事に歌えても大劇場の舞台公演は負担が大きくなっていたのかも知れません。
チャカロフの堅固かつオペラティックな雰囲気も豊かでベトつかない指揮も大変懐かしい。88年7月に南仏ニームの古代闘技場でやった「アッティラ」の野外公演で聞いたことがあります。やはりピッツィが演出を担当してました。チャカロフは91年8月にエイズで若くして亡くなってしまいましたが、生きていれば今は重要指揮者になっていた可能性も高かったと思います。死の数カ月前の91年3月にパリで彼の最後の演奏会となった仏国立管を振ったメンデルスゾーンの「パウルス」を聞きましたが、様式的選択は好みでないにしても(私は当時ヘルヴェッグに夢中でしたから)感動的演奏でした。

2013/11/23(土) 午前 9:58 [ 助六 ]

顔アイコン

ドミンゴは「清きアイーダ」の最後はさすがにフォルテで終えてますね。楽譜指定のピアニッシモのモレンドで終えるのは事実上困難だから、ヴェルディ自身が歌手にせがまれて書いた「トスカニーニ版」を選択するのも検討に値すると思います。アラーニャは06年スカラ開幕の「アイーダ」でも08年5月のパリのオケ伴リサイタルでも「トスカニーニ版」でした。
ドミンゴもオテロでは87年2月のスカラ公演では81年9月のクライバー指揮東京公演に比べて声に余裕がなくなってましたが、この87年10月のラダメスはなかなか聞かせますね。

2013/11/23(土) 午前 10:10 [ 助六 ]

顔アイコン

助六さんこんにちは
これはヒューストンの劇場のこけら落としだったのですね。METならまだしもヒューストンでこれだけのキャストを集めてしまうアメリカってすごいなと改めて思いました。

フレー二のフェドーラはDVDで見る限り93年のスカラよりも97年のMETの方が余裕があるように思います。98年の来日公演はさらに素晴らしかったので、フレー二のようなベテランでも歌い込むと変わるということですね。

「トスカニーニ版」の清きアイーダはヴェルディ公認なのですね。私もこの版は嫌いじゃないです。アラーニャが降りちゃったアイーダもこの版だったのですね。

2013/11/23(土) 午後 0:21 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]


.
検索 検索
たか改め「みんなのまーちゃん」
たか改め「みんなのまーちゃん」
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

友だち(5)
  • ミキ
  • noriko
  • maskball2002
  • 恵
  • サヴァリッシュ
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事