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130000アクセスありがとうございます! 普段音楽を聴いていると自分が関心を持っている分野に偏りがちだ。体系的な手法や科学的な手法を用いて整理された情報に触れると、これまで関心を持たなかった分野に関心を持ったり、点在して持っていた知識が線や面でつながったりする。 そこで今回は芸術をより深く理解するために有用な放送大学のお勧めの授業を6つ紹介する。大学の授業というと難しそうだが、いずれも実演や実作品、実例を交えて分かりやすく説明されている。テレビ、ラジオ共にBSで日本全国で受信でき、関東地方であれば地上波でも受信できる。こんなに充実した講義が無料で聞けるとは大変贅沢な話で、日本が文化的に恵まれていることに感謝。まずはテレビ番組を4つ紹介する。 1.「舞台芸術への招待」(今学期は日曜22時15分〜23時) http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H25/kyouyou/B/ningen/s_1554018.html オペラ・バレエ・ダンス・ミュージカル・演劇の発展と現状を概観する。その内容は西洋の古代演劇や日本の伝統芸能にも及ぶ。私はオペラやミュージカルに比べて、バレエ、ダンス、演劇はあまり見てこなかったので大変参考になった。 2.「音楽・情報・脳」(今学期は水曜11時15分〜12時) http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H25/daigakuin/B/joho/s_8970033.html 音の音域成分とミクロな時間内での物理構造の変化を可視化することで、日本やアジアの楽器が西洋の合理主義的な楽器とは異なる発展を遂げてきたことを解説する。具体的には最大エントロピー・スペクトルアレイ法(MEスペクトルアレイ法)という方法を用いて、楽器が発生する音色と音圧を、人間の可聴域を大きく超える100kHzに及ぶ周波数分布と100分の1秒ごとの時間軸で立体的に視覚化する。 ピアノに代表される西洋近代楽器は20kHzを超える人間の可聴域を超える成分が少なく、時間内の変化は規則的で安定的、定状性が高い。これに対し日本の虚無僧尺八や薩摩琵琶、あるいはタイのガムランなどの楽器は100kHzに及ぶ人間の可聴域を超える成分を含み、ミクロな時間領域で音が複雑に変動している。このような音楽は脳を大きく活性化する。 3.「美学・芸術学研究」(今学期は土曜10時30分〜11時15分) http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H25/daigakuin/B/bunka/8940584.html 音楽、文学、絵画などあらゆる芸術は「ミーメシス」(自然美の模倣)であり、美しい・美しくないというのは個人の主観ではなく、「そこに存在する普遍的なもの」だという青山先生の強いメッセージが伝わる。 4.「社会の中の芸術」(今学期は日曜20時〜20時45分) http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H25/kyouyou/B/sougou/s_1550314.html 工芸品の職人技、料理、広告など社会の様々な領域における芸術を紹介する 次にラジオ番組を2つ紹介する 5.「西洋音楽史」今学期は(火曜)19時00分〜19時45分 http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H25/kyouyou/B/ningen/1554646.html 私はルネサンス音楽とバロック音楽の違いを明確に意識したことはなかったが、対位法から和声への変換期、神格的な荘厳さから人間的な感情の重視への転換期にあたるということ、つまりバッハのフーガはバロック音楽において特徴的なものではなくルネサンス音楽の流れを汲んだものだということを初めて認識できた。バロック音楽において特徴的な和声法的な華やかさはむしろヘンデルのオラトリオやモンテベルディのオペラにおいてより顕著に見られる。 6.「現代日本における音楽」今学期は(水曜)19時00分〜19時45分 http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H25/kyouyou/B/ningen/1551108.html 日本の伝統的な音楽が西洋の音楽をどのように取り込み、それがどのような場所で実践されているか、あるいは逆に日本における音楽の普及や教育が世界にどのような影響を与えているか、ジャンルを超えて様々な実演を交えながら解説する。 (追記) 番組表のURLを追記しておく テレビ http://www.ouj.ac.jp/hp/bangumi2/bangumi_print.php?type=TV ラジオ http://www.ouj.ac.jp/hp/bangumi2/bangumi_print.php?type=FM
ネットでの聴取はできないんでしょうか?
2013/11/24(日) 午前 11:50 [ 助六 ]
ネットで視聴するには入学して学生にならなければなりません。外部に開放していないのは恐らくサーバーの負荷を考慮したためでしょう。全科履修生でなくとも1科目だけの単科履修生(半年で1万2000円)に登録すれば他の科目も全部ネットで見られるようになります。 実際海外にいながらネットで受講して試験の時だけ帰国して卒業した人もいるそうです。
2013/11/24(日) 午後 2:47 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]
情報ありがとうございます。 >バッハのフーガはバロック音楽において特徴的なものではなく ルネサンスの旋法的ポリフォニーとバロックの和声的調性音楽の区別と移行は結構微妙な問題ですよね。モンテヴェルディは正に移行期でマドリガル第1集は調性感のはっきりしないポリフォニーですけど、第4集(1603)で初めて通奏低音が出現し、第5集(1605)序文で「第2の技法」が宣言され、第7集(1619)ではポリフォニー書法は捨てられてモノディと競奏様式が明確に確立し、「タンクレディとクロリンダ」とか有名曲を含む第8集(1638)ではモノディとポリフォニーの巧みな総合に到達してます。
2013/11/25(月) 午前 10:49 [ 助六 ]
バッハはあくまで通奏低音に支えられた調性音楽で旋法ではないですよね。カントゥス・フィルムスやコラールの引用が旋法的要素を残してることはあっても。ポリフォニー書法を明確に使ってる「モテット」、「平均律」のフーガ、「フーガの技法」もすべて旋法ではなくて調性音楽。「モテット」は当時すでに古くなっていたポリフォニー書法を二重合唱の競奏様式に近付けることで調性音楽の枠内に組み込むことに成功してます。 モンテヴェルディはルネサンス様式を引きずりながらバロック様式を確立したけれど、100歳以上年下のバッハはバロック様式にルネサンス由来様式をもう一度組み入れたと言えると思います。
2013/11/25(月) 午前 10:50 [ 助六 ]
>バッハはバロック様式にルネサンス由来様式をもう一度組み入れたと言えると思います。 そうなんですよね。バッハの同時代から見れば決して新しいスタイルではなく、この時代の音楽がどんどん教会の外に出て行っているのに対してバッハの音楽は基本的に教会の中にとどまっています。活動範囲も基本的に現在のドイツから外に出ていません。ヘンデルが国際的に活躍し人気があったのとは対照的です。メンデルスゾーンがバッハの偉大さを再発見するまで一時忘れ去られていたのも仕方のないことだったかもしれません。現代から見て振り返るからこそバッハのすごさが分かるのであって、その意味では我々は幸運ですね。
2013/11/26(火) 午後 2:09 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]
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ネットでの聴取はできないんでしょうか?
2013/11/24(日) 午前 11:50 [ 助六 ]
ネットで視聴するには入学して学生にならなければなりません。外部に開放していないのは恐らくサーバーの負荷を考慮したためでしょう。全科履修生でなくとも1科目だけの単科履修生(半年で1万2000円)に登録すれば他の科目も全部ネットで見られるようになります。
実際海外にいながらネットで受講して試験の時だけ帰国して卒業した人もいるそうです。
2013/11/24(日) 午後 2:47 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]
情報ありがとうございます。
>バッハのフーガはバロック音楽において特徴的なものではなく
ルネサンスの旋法的ポリフォニーとバロックの和声的調性音楽の区別と移行は結構微妙な問題ですよね。モンテヴェルディは正に移行期でマドリガル第1集は調性感のはっきりしないポリフォニーですけど、第4集(1603)で初めて通奏低音が出現し、第5集(1605)序文で「第2の技法」が宣言され、第7集(1619)ではポリフォニー書法は捨てられてモノディと競奏様式が明確に確立し、「タンクレディとクロリンダ」とか有名曲を含む第8集(1638)ではモノディとポリフォニーの巧みな総合に到達してます。
2013/11/25(月) 午前 10:49 [ 助六 ]
バッハはあくまで通奏低音に支えられた調性音楽で旋法ではないですよね。カントゥス・フィルムスやコラールの引用が旋法的要素を残してることはあっても。ポリフォニー書法を明確に使ってる「モテット」、「平均律」のフーガ、「フーガの技法」もすべて旋法ではなくて調性音楽。「モテット」は当時すでに古くなっていたポリフォニー書法を二重合唱の競奏様式に近付けることで調性音楽の枠内に組み込むことに成功してます。
モンテヴェルディはルネサンス様式を引きずりながらバロック様式を確立したけれど、100歳以上年下のバッハはバロック様式にルネサンス由来様式をもう一度組み入れたと言えると思います。
2013/11/25(月) 午前 10:50 [ 助六 ]
>バッハはバロック様式にルネサンス由来様式をもう一度組み入れたと言えると思います。
そうなんですよね。バッハの同時代から見れば決して新しいスタイルではなく、この時代の音楽がどんどん教会の外に出て行っているのに対してバッハの音楽は基本的に教会の中にとどまっています。活動範囲も基本的に現在のドイツから外に出ていません。ヘンデルが国際的に活躍し人気があったのとは対照的です。メンデルスゾーンがバッハの偉大さを再発見するまで一時忘れ去られていたのも仕方のないことだったかもしれません。現代から見て振り返るからこそバッハのすごさが分かるのであって、その意味では我々は幸運ですね。
2013/11/26(火) 午後 2:09 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]