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ミミ:テレサ・ストラータス
ロドルフォ:ホセ・カレーラス
マルチェロ:リチャード・スティルウエル
ムゼッタ:レナータ・スコット
レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場
1982年
http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=carreras+boheme+met&aq=f
ミミ:イレアナ・コトルバシュ
ロドルフォ:ルチアーノ・パヴァロッティ
ムゼッタ:ルチア・ポップ
マルチェッロ:ロレンツォ・サッコマーニ
ミラノ・スカラ座管弦楽団
指揮:カルロス・クライバー
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
収録:1979年3月30日、ミラノ・スカラ座(ライヴ)
http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=boheme+scala+1979&aq=f
ゼフィレッリ演出のボエーム、オテロ、トゥーランドット、道化師などのオペラが80年頃から90年代にかけてメトとスカラ座の両方で上演された。60年代にカラヤンがゼフィレッリのボエームをスカラ座、ウイーン、モスクワで上演したことに習ったものだろう。トスカや椿姫、ドンカルロももしかしたら両方で上演されたかもしれない。
しかしゼフィレッリの演出したオペラで最も成功したのはボエームであることに恐らく異論は出ないだろう。映画的な色彩感覚が最もフィットしている。このプロダクションはスカラ座では未だに現役のようで2003年の映像もDVD化されている。
http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=boheme+scala+2003&aq=f
カレーラスの82年のメトの映像はカレーラスのそれほど多くないオペラ映像の一つとして貴重であり、LD時代から出ていたものでDVD化もされていた。しかしメトの映像の版権がパイオニアからDG(ユニバーサル)に移り、DGは77年のパヴァロッティとスコットのボエームをDVD化したのでこの82年の映像は現在のところお蔵入りしている。
(1977年のパヴァロッティとスコットのボエーム)
http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=boheme+pavarotti+1977&aq=2
カレーラスの歌は期待に十分応えるものだが、この曲はパヴァロッティのような明るい声の方がもっと合っていると思う。それに無精ひげはカレーラスに似合わない。ゼフィレッリはストラータスを良く使ったし、このミミやヴィオレッタ(椿姫)を評価する人も少なくないようだが、私はネッダ(道化師)ほどは成功していないと思う。
82年の上演はスコットがムゼッタに回っているのが特徴で(やや年増のムゼッタだが)楽しげに歌っているのが印象的だ。画質はまあまあだが、カメラが歌手を追いかけすぎでわずらわしい。カレーラスにはバルセロナでの77年と80年の映像もあるようだ。こちらはひげなしだ。
http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=carreras+boheme+barcelona&aq=f
一方パヴァロッティの79年の映像は、コトルバスのミミ、ポップのムゼッタ、クライバーの指揮と完璧なキャスティングだが、残念ながら海賊盤だ。この画質では演出うんぬんというのはほとんど分からない。音だけであればもっと良い海賊盤CDが出ていた。正規盤での発売を期待したい。
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