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アリベルティ(ヴィオレッタ)
ドヴォルスキー(アルフレート)
ブルゾン(ジェルモン)
パテルノストロ指揮
(1989年)
http://www.youtube.com/results?search_query=aliberti+traviata
私がドヴォルスキーを最初に聴いたのは1988年のクライバーのボエームだった。翌年にはアリベルティやブルゾンとのサントリーホールでの椿姫(演奏会形式)とガラコンサートも聴いた。
パバロッティは80年代は日本を避けていたし(77年のリサイタルの客の入りが悪かったことが原因らしい)、カレーラスは病に倒れてしまい、ドミンゴのオペラ全曲は80年代半ば以降はメットの来日公演ぐらいでしか見られなくなってしまった。
そういった中でこの時期ドヴォルスキーが頻繁に日本を訪問してくれたことは日本の聴衆にとって本当に幸いなことだと思う。クライバーのボエームもフレーニのアドリアナもドヴォルスキーが来てくれなかったらどうなっていたことか(特に1988年のボエームは当初予定されていたカレーラスの代役だった)。この椿姫もアルフレートらしいひたむきな歌唱で好感が持てる。
「カラスの再来」と評判だったアリベルティのヴィオレッタもスコットなどと比較しなければ決して悪くない。ブルゾンのジェルモンも安定している。派手さはないかもしれないがサントリーホールでのオペラ演奏の先鞭をつけたという点でも日本のオペラ演奏史を飾る演奏なのではないだろうか。カプリチョレーベルによる録音で廉価盤ではまだ入手可能なようだ。NHKが衛星で放送した映像がユーチューブで少し見ることができる。この公演はサントリーホールのホームページにも「第一回オペラ・コンサートシリーズ」として特記されている。
http://www.suntory.co.jp/news/s_hall2010/sh0088.html
「アリベルティって最近評判だから聴いておいた方がいいよ」と言ってチケットを回して下さった仙台の中島さんお元気ですか? チケットを下さったりビデオを貸して下さったりして頂いたことに大変感謝しております。2度の引っ越しの際に連絡先を紛失してしまったことが大変悔やまれます。万が一このブログをお読みになったらご連絡下さい。
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