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今日の「頑張れ東北」シリーズは、これも駅中のテナントショップで見つけた青森の「黒ニンニク」だ。黒ニンニクとはニンニクを蒸し焼きにしてから発酵させて作った健康食品だそうだ。知らなかった。しっかり熟成されているのでにんにく臭さはなく、むしろ甘くフルーティーな感じだ。アミノ酸やポリフェノール等の健康成分を多く含み、抗酸化力が生にんにくの10倍になることが検査の結果証明されているそうで、確かに健康によさそうだ。
さて、今日は舞台形式のオルフの「カルミナ・ブラーナ」および「カンタータ3部作」の演奏をまとめてみた。ショットから出ている「カルミナ・ブラーナ」のスコア(輸入版で5565円もした)には「Cantiones Profanae cantoribus et shoris cantandae comitantibus instrumentis atque imaginibus magicis」というラテン語の副題がついており、前半の「楽器で伴奏される独唱と合唱の為の世俗的歌曲」はすぐに理解できるが、最後の「atque imaginibus magicis」は難しい。「妖術的イメージを伴う」とでもなるだろうか。この作品が1937年の初演当時から舞台上演形式で演奏されていたのかどうか分からないが、作曲者は何かしらの視覚表現を伴う形式で上演することを期待していたと考えられそうだ。
最初の写真はウィーン国立歌劇場がカラヤン時代の1957年に「カルミナ・ブラーナ」を含むカンタータ三部作をモダンバレエ形式で上演した際(レンネルト演出、ホルライザー指揮)の「カトゥーリ・カルミナ」だ。「カラヤンとウィーン国立歌劇場 ひとつの時代の記録」(アルファベータ刊)から引用させてもらった。カラヤン自身も1953年2月にカンタータ三部作をスカラ座で振っている(第三作「アフロディテの勝利 」はこの時が世界初演だった)。
助六さんが調べて下さったところ、この時も舞台形式の上演で、カラヤン演出、ヨーゼフ・フェンネッカー美術だったそうだ。出演者はシュヴァルツコプフ、ゲッダ、パネライと合唱で、他にバレエ団などは加わっていないようだ。カラヤンがモダンバレエの演出をするとはちょっと考えにくいのでバレエ形式ではなくオペラ形式での上演だろうか? 1959年にはストコフスキーもニューヨークシティオペラで「カルミナ・ブラーナ」を舞台形式で上演しており、この曲が50年代にはすでに舞台作品のレパートリーに入っていたことは間違いない。
日本で舞台形式での初演がいつだったのかも知りたいところだが、少なくとも私が知っているのは佐多達枝の振付によるオルフ祝祭合唱団の演奏(2番目の写真、1995年初演)と、デヴィッド・ビントレーの振り付けによる新国立劇場での演奏(3番目の写真、2005年初演)だ。残念ながらいずれも私は見たことがないので次の機会には見に行ってみようと思う。DVD化したりはしないのだろうか? 結構売れそうに思うが。上記の写真は下記HPから引用させてもらった。いずれも「妖術的イメージ」をよく表現していると思う。
オルフ祝祭合唱団(O.F.C)演出・振付 佐多達枝
http://homepage2.nifty.com/ofc/stageinfo201103.htm
指揮 船橋洋介
管弦楽 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
独唱 針生美智子 五郎部俊朗 宮本益光
コロス オルフ祝祭合唱団
児童合唱 落合少年少女合唱団
ダンサー 足川欽也 安達悦子 穴吹淳 石井竜一 宇山たわ 遠藤綾野 大関路佳
奥田麻衣 黄凱 小出顕太郎 斉藤隆子 澤井貴美子 島田衣子
白石貴之 鈴木紗矢子 竹内祥世 多々納みわ子 田所いおり 樋田佳美
友野潤子 中村明代 堀内充 堀口聖楽 松本直子
2004年8月7日 東京文化会館大ホール
http://www.youtube.com/watch?v=FQdgBZvs1OQ
新国立劇場 振付 : デヴィッド・ビントレー
2005年の公演
http://www.nntt.jac.go.jp/season/s271/s271.html
舞台装置・衣裳 : フィリップ・プロウズ
照明 : ピーター・マンフォード
舞台装置・衣裳提供: バーミンガム・ロイヤル・バレエ
指揮 : バリー・ワーズワース
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 : 新国立劇場合唱団
2010年の公演
http://www.atre.jp/10carmina/
雑誌の紹介記事
http://www.mde.co.jp/danza/book/027/#page=38
4番目の写真はポップとプライが出演しているアイヒホルン盤の「カルミナ・ブラーナ」の記事で以前紹介したポネルが演出した映像作品だ。この映像はユーチューブにたくさんアップされており全曲見ることができる。zeq10という人がアップしたファイルが見やすいと思おう(字幕がうるさいが)。PAL版のDVDが以前出ていたがぜひNTSC仕様のDVDでほしい。
http://www.youtube.com/watch?v=Gj-tBVq61as
http://jp.youtube.com/results?search_query=Ponnelle+carmina&search_type=
http://www.ne.jp/asahi/sayuri/home/music/ponnelle.htm
日本でプライとポップが1984年に演奏会形式(サヴァリッシュ指揮N響)で演奏した際の映像がユーチューブにアップされているのも見つけたのでついでに紹介しておこう。プライは気合いの入った名唱だしポップももちろんいい。この映像はNHKの放送の録画かと思ったら海外の字幕が入っているので驚いた。RTPとはどこの放送局だろう? サヴァリッシュが指揮したブラームスの「ドイツ・レクイエム」やメンデルスゾーンの「エリア」と共にNHKにぜひDVD化してほしい映像だ。
http://www.youtube.com/results?search_query=carmina+1984&aq=f
さらにユーチューブを検索すると、バレエ版カルミナ・ブラーナの映像が99件も出てくる。世界中でバレエ化されているようだ。こんなにあるとすぐには整理しきれないので今日のところはこのままリンクを掲載しておこう。
http://www.youtube.com/results?search_query=orff+carmina+ballet&aq=f
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