|
Teresa Berganza - Carmen
Placido Domingo - Don Jose
Ruggero Raimondi - Escamillo
Katia Ricciarelli - Micaela
conductor - Pierre Dervaux
Paris, 1980
https://www.youtube.com/watch?v=dnGLBHN7BLE
DON JOSE' PLACIDO DOMINGO Tenore
ESCAMILLO RUGGERO RAIMONDI Basso
DANCAIRO ARMANDO ARIOSTINI Baritono
REMENDADO ERNESTO GAVAZZI Tenore
MORALES ORAZIO MORI Baritono
ZUNIGA JEAN LAINE Basso
CARMEN SHIRLEY VERRETT Mezzosoprano
MICAELA ALIDA FERRARINI Soprano
FRASQUITA ANTONELLA BANDELLI Soprano
MERCEDES PETRA MALAKOVA Mezzosoprano
アバド指揮スカラ座管弦楽団
演出:ファッジョーニ
装置・衣装:フルジェリオ
7,Dicembre ,1984 Teatro alla Scala
https://www.youtube.com/results?search_query=abbado+carmen+1984
リーバーマンがパリ・オペラ座で行った業績の一つにアバド時代のミラノ・スカラ座との業務提携が挙げられる。助六さんの情報によるとパリ・オペラ座のストレーレル演出「フィガロの結婚」は81年5月にスカラ座のレパートリーに入れられ(指揮はなぜかムーティ)、逆にスカラ座が71年に同じくストレーレル演出で制作し成功を収めていた「シモン・ボッカネグラ」が78年にパリ・オペラ座でも上演された。
今日取り上げるファッジョーニ演出、フルジェリオの装置・衣装による「カルメン」もその一環だ。助六さんの情報によるともともと77年にアバドがベルガンサとドミンゴ、クラウゼ、フレーニの主演でエディンバラ音楽祭で上演したプロダクションが80年にパリ・オペラ座でも上演され、その後84年12月にミラノ・スカラ座に持ち込まれた。パリでの指揮はアバドが急病になったため(仮病説もあるが)デルヴォーが代わりに振った。スカラ座のプレミエはドミンゴとライモンディはパリと変わらないが、カルメンがヴァーレットに、ミカエラがフェラリーニに替わっている(カルメンはバルツァとのダブル、ホセはカレーラスとのダブルだった)。
いずれも画質が非常に貧しい映像で、特にスカラ座の方はパリ・オペラ座の上演と基本的に同じ舞台と演出だということがかろうじて分かるに過ぎない。フルジェリオの色彩的で明暗のコントラストがついた装置と衣装は美しい。ファッジョーニの演出は基本的にオーソドックスだが、各幕の出だしにホセが舞台脇に登場し、ホセの回想という趣向になっているのが特徴だ。
歌はパリ・オペラ座のベルガンサが比較的上品なカルメンなのに対して、スカラ座のヴァーレットはマクベス夫人なども歌う歌手だけにぐっと雰囲気は変わる。アバドとベルガンサは先日紹介したセヴィリアの理髪師で共演して以来の盟友だ。1977年のエジンバラ音楽祭と80年のパリでの上演ではベルガンサが主演したのに関わらず、スカラ座では全然タイプが違うヴァーレットというのは少々意外だ。
パリ・オペラ座のデルヴォーもベテランらしい指揮ぶりだが、ここはさすがに80年代のアバドの方が勢いがある。スカラ座がカルメンを上演することも比較的珍しくこのアバドの公演は1974年(コッソットとゲッダの主演、指揮はプレートル)以来10年振りだった。アバドが振ったフランスオペラはカルメンとドビュッシーのペレアスとメリザンドの2つしかないと思う。ちなみにアバドは1988年から1991年にかけてウィーンでもカルメンを8回だけ振っている。いずれもカルメンはバルツァで、演出はクライバーも指揮したゼフィレッリのプロダクションだ。ホセはカレーラスかルイス・リマが歌っている。
http://db-staatsoper.die-antwort.eu/search/person/108/work/29
|