こだわりクラシック Since 2007

12月までに移行します。コメントも手作業でコピーする予定です。

オペラ

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大変ご無沙汰しております。

Yahoo!ならなくならないだろうと思って2007年に始めたこのブログですが、今年の12月で終了とのことで時代の移り変わりは早いものです。実は2011年の大震災の際、混乱の中で激務をこなして体調を崩してしまったこともあって、2012年以降はあまり投稿できずに残念でした。でもここでいろいろなことを皆様と一緒に考えてこられたのは意味のあることだったと思っております。他のブログへの引っ越しツールがあるようなので他に引っ越します。まだどこにするかは決めていないので、このページが見えなくなったら「こだわりクラシック」で検索して頂けますでしょうか。

コメントはツールで移行できないとのことですが、助六さんはじめ皆様のご意見、時には誤りのご指摘あってのこのブログだと思いますので、コメントはいったんテキストで保存しておき、移行後に各記事にテキストで再投稿する予定です。

「たか」というニックネームでずっと書いてきたのですが、「たか」さんはたくさんいるのでニックネームは「みんなのまーちゃん」に改めます(「まーちゃん」は私がコーチングの際に使っているニックネームです)。HMVやamazonのサイトへの投稿も全て「みんなのまーちゃん」で統一しますので、どこかで見かけたらお声掛け下さい。


読んで下さった皆様には本当に感謝しております。またお会いできる時を楽しみにしております。

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 今日はお知らせです。私の友人で藤原歌劇団正団員のソプラノの伊達(だて)みずきさんが、12月17日に東京・原宿でディナーコンサートを開催します。伊達さんは歌がとても上手な方です。ご都合よろしければフランス料理のおしゃれな店で素敵なオペラアリアをお楽しみ下さい。私も楽しみにしています。

 日時:12月17日(水)
 開場18時、開演19時
 お食事(ビュッフェスタイル・フリードリンク)は18時半から

 場所:東京・原宿「食と音楽とアートの館」ジャルダン・ド・ルセーヌ
 http://www.luseine.com/
 渋谷区神宮前1-15-14 電話03-3470-3333

 会費:5940円(税込み)
 出演:ソプラノ 伊達みずき  ピアノ 吉川香里

 お問い合わせ先
 伊達みずき:datemizuki@gmail.com
       http://datemizuki.jimdo.com/

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・ヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲
 ヴィオレッタ:エヴァ・メイ
 アルフレード:ピョートル・ベッツァーラ(ベチャワ)
 ジョルジョ:トーマス・ハンプソン
 フローラ:カタリナ・ペーツ
 アンニーナ:イレーヌ・フリードリ
 ドゥフォール:ヴァレリー・ムルガ
 ガストーネ:ミロスラフ・クリストフ
 ドビニー:ラインハルト・マイアー
 グランヴィル:ジュゼッペ・スコルシン
 チューリッヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
 指揮:フランツ・ヴェルザー=メスト
 収録: 2005年 チューリッヒ歌劇場(ライヴ)
http://www.youtube.com/results?search_query=traviata+mei&sm=3

 ヴィオレッタの第1幕のアリア(ああそはかの人か)と第2幕のアリア(さようなら過ぎ去った日よ)の2番の歌詞(第二節)はなぜカットされてしまうのか、この「2番問題」を探るため80年代以降の主なヴィオレッタの演奏(ライブに限定した)をチェックしたところ、若い世代になるにつれて2番も歌う傾向が強いことが明らかになった。

コトルバス(1939〜) 1幕× 3幕×(メット公演1981年)
グルベローヴァ(1946〜)1幕× 3幕○(フェニーチェ座公演1992年)
マクローリン(1954〜) 1幕× 3幕○(グラインドボーン公演1988年)
アリベルティ(1957〜) 1幕× 3幕×(東京公演1988年)
フレミング(1959〜)  1幕× 3幕○(2007年)
ゲオルギュー(1965〜) 1幕○ 3幕○(ロンドン公演1994年)
メイ(1967〜) 1幕○ 3幕○(チューリヒ公演2005年)
チオフィ(1967〜) 1幕○ 3幕○(フェニーチェ座公演2004年)
ネトレプコ(1971〜) 1幕× 3幕○(ザルツブルグ公演2005年)
ダムラウ(1971〜) 1幕○ 3幕○(スカラ座公演2013年)

 まず3幕アリアの2番を歌い始めたのは私が調べた範囲ではマクローリンの1988年の公演(だいぶ以前にLDで出ていた演奏)が最初だ。ヴィオレッタで一世を風靡したグルベローヴァもここを歌っているので、90年代以降ここを歌うのが普通になったのはグルベローヴァの影響が大きかったのではと想像される。クライバーは76年の録音でこの部分の演奏を拒否したことが伝記で明らかになっているので、1989年にクライバーとグルベローヴァがメットで共演した際はここを歌ったのかどうなのか気になるところだ。お聞きになった方がいらしたら教えて頂きたい。一方で1幕アリアの2番は依然としてカットしている。これは「花から花へ」がすぐに続くのでその分の体力を考慮したものと考えられる。

 1幕アリアの2番を歌っている演奏が3つも見つかったのは嬉しい驚きだが、これが本人の意向なのか指揮者の意向なのかは微妙なところだ。ゲオルギューが歌っているショルティ盤は2幕の2つのカバレッタの余り意味のない繰り返しも忠実に演奏しているので、1幕アリアの2番も全曲を演奏するというショルティの意向だったのではと推測される。ゲオルギューはまだ20代だったので巨匠ショルティ(最後のプレミエ)に向かって「私は2番も歌いたい」とは言いにくいだろう。マゼール指揮のチオフィの演奏は1853年の初演版を復元した特殊な演奏なので、これも指揮者の意向だと考えられる。この版については別記事にしたのでそちらを読んでほしい。

 特筆すべきはメイの演奏だ。メストの指揮は2幕のアルフレートのカバレッタの繰り返しをカットしているので特に全曲演奏を意識したものではない。それにも関わらず2番の歌詞を歌っているのは、メイ自身の強い希望によるものと想像される。ヴィオレッタという役に対する強い愛着が感じられて好ましい。21世紀のヴィオレッタはこうであってほしい。これらの演奏と比較するとネトレプコが1幕アリアの2番をカットしてしまったのは時代の流れに逆行していてちょっと残念だ。指揮者がグルベローヴァ盤と同じリッツィなので指揮者の影響かもしれない。

 ただし、70年代以前の演奏はまず間違いなく2番をカットしているのでそれだけで演奏の価値が左右される訳ではないことは断っておきたい。今回たくさんのヴィオレッタを聞き直したが73年の映画のフレーニと81年のメットのコトルバスが依然として最高だと私は思う。しかしこれからは2番を歌うのが標準になると予想される。ゼンタのバラードの「イ短調問題」と合わせて今後の動向に注目したい。

 メイの演奏はグルベローヴァ同様にコロラトゥーラ系のヴィオレッタで、生で聞いた場合3幕などは迫力不足にならないかとも思うが映像で見る限り十分健闘している。優れた演奏の一つと言っていいと思う。ベッツァーラのアルフレートもまあまあだが、ハンプソンのジェルモンだけスタイルがドイツ風で違和感がある。ここはショルティ盤のヌッチのような歌が聴きたかったところだ。

 このDVDは輸入盤だがリージョンコードは0なので再生に問題はない。日本語字幕も入っている。

(追記)
助六さんが書かれたように、スカラ座の2013年シーズンを開幕したダムラウの椿姫は2番も歌っている(1幕、3幕ともに)。これからはそれが普通になると私が申し上げた通りになっているが、ガッティの指揮も完全全曲指向で2幕1場のアルフレートのアリアのあとのカバレッタと、ジェルモンのアリアのあとのカバレッタで同じ台詞を繰り返す部分も楽譜通り演奏している。これは私は好きじゃないなあ(笑)。舞台映像でも明らかに「持て余して」間延びした感じだ。この2箇所に関してはクライバー盤の処理が適切だと私は思う。

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・ヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲

 ヴィオレッタ:レナータ・スコット(ソプラノ)
 アルフレード:アルフレード・クラウス(テノール)
 ジェルモン:レナート・ブルゾン(バリトン)
 フローラ:サラ・ウォーカー(メゾ・ソプラノ)
 アンニーナ:シンシア・ブシャン(ソプラノ)、他
 アンブロジアン・オペラ・コーラス
 ロイヤル・マリーンズ・バンド
 フィルハーモニア管弦楽団
 リッカルド・ムーティ(指揮)
 録音:1980年7月

 実は私がこの曲を最初に全曲聴いたのはこの演奏だ。60年代はリリックだったスコットがトスカやアドリアナ、あるいはフェドーラを主なレパートリーとするようになった頃の演奏だ。名曲名盤の類ではクライバー盤の評価が圧倒的に高いので76年時点のコトルバスによる相当軽めのヴィオレッタを基準にこの曲を聴いている方も多いと思う。そういう方にとってはここでのスコットの歌唱はかなり重たく感じられるかも知れない。確かにクラウスの渋いアルフレートともども若々しさには少し欠けるかも知れないが、品格のある立派な演奏の一つだと思う。スコットが同時期に録音したトスカと共に印象に残る録音だ。

 スコットのヴィオレッタは1973年のNHKイタリアオペラのDVDを以前紹介したが、そこでの歌唱は丁度リリックからスピントへの転換期で、正直なところ特に中音域以下の音が歌いにくそうだった。声を抜いているような感じに聞こえる箇所もあったが、この録音では劇的な表現を身につけた新しいスコットの歌が聞ける。

 ムーティによる原典主義の演奏である点もこの盤の特徴だ。1幕で花から花への最後を上に上げない(楽譜通り、下記ボーカルスコアの69ページ参照)のはもちろんのこと、2幕冒頭のアルフレートのアリアの後のカバレッタの最後も楽譜通りだ(80ページ)。ヴィオレッタの1幕アリア「ああ、そはかの人か」の2番(60〜61ページ)と3幕アリア「さようなら過ぎ去った日よ」の2番(200〜201ページ)と、アルフレートの2幕のカバレッタの2回目の繰り返し(77〜79ページ)、それに2幕のジェルモンのアリアの後のカバレッタ(116〜120ページ2段目)の4箇所はライブでも録音でもよくカットされるが、この演奏は完全全曲盤だ。
http://erato.uvt.nl/files/imglnks/usimg/f/f0/IMSLP27484-PMLP16223-Traviata_-_vocal_score.pdf

 ヴィオレッタの2つのアリアはライブでは歌手の体力を考慮するのもやむを得ないとしても、少なくとも録音でば2番(第2節とも言う)まで歌うべきだと思う。この2つのアリアだけでもムーティ盤を聞く価値はある。90年代ぐらいまではこの演奏の評価は比較的高く、クライバー盤、セラフィン盤に次いで3位ぐらいの位置を占めていたが最近は忘れられた存在になりつつあるのは残念だ。

 ちなみにクライバー盤はよくあるようにヴィオレッタの1幕と3幕のアリアの2番、アルフレートの2幕のカバレッタの同じ内容の繰り返しの3箇所をカットしており、2幕のジェルモンのカバレッタは演奏しているが同じ内容の繰り返し部分(117ページ3段目〜119ページ1段目)はカットしている。

(追記)
対訳はいつものようにオペラ対訳プロジェクト参照。ちなみにヴィオレッタのアリアはカットなしで2番まで訳してある。素晴らしい!
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/105.html

近況のご報告

 
記事の更新が滞っていて済みません。長年の過労によるダウンで今年の夏はついに入院しなければなりませんでした。まさかロンドンオリンピックも、6月のヤルヴィの来日公演のFM放送も病室でネットラジオで聞くことになるとは夢にも思いませんでした。(マラ5のホルン・オブリガートについて放送では一言も触れていませんでしたが、一応左右のステレオ効果は確認できたと思うのですがいかがでしょう?)
 
70000アクセス達成から何回かしか更新しないうちに気がつけば80000アクセスを超えており、記事を楽しみにして下さっている方には申し訳なく思います。また、個別にメッセージを寄せて下さったYaブログのお友達の皆様、リッチの訃報という貴重な情報を寄せて下さった助六さんには大変感謝しております。
 
仕事が忙しくてブログが更新できないことは過去に何度かありましたが、体調が悪くてパソコンに向かえない(眼精疲労から来る頭痛と首痛が生じる)状態がこんなに長く続いたことはなかったので自分自身少々とまどっているところです。1993年にThinkpad220を購入して以来毎日ノートパソコンを持ち歩いていた自分が、まさかパソコンを打てないとは....
 
でも今日は久しぶりにパソコンに向かう気がしました。良い傾向だと思います。幸いにして6月にナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)に加入し、NMLをどこでも聞けるようにipod touchを購入してあったので、入院中はこれまで聞いていなかった音楽をたくさん聞くことができました。元気になったらそれらについても書いて行きたいと思います。
 
I'll be back , Surely !
 
 

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