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ヨウスコウカワイルカというイルカを知っていますか?
その名の通り、中国の揚子江(長江)に生息していたとされる、イルカの一種です。
“いたとされる”と過去形で表現しましたがその理由は、残念ながら、現在ヨウスコウカワイルカは絶滅したと言われているからです。
2006年12月14日(去年ですが)、中国・日本・アメリカなどのグループの研究により、絶滅したと報道されました。
揚子江流域、延べ3500キロメートルに渡り大規模な調査が行われたものの、1頭も確認する事ができなかったということです。
イルカというのはクジラの仲間です。
(とゆーか、クジラの一種。 小さいものがイルカと呼ばれます。)
クジラは“ヒゲクジラ類”と“ハクジラ類”に分けられます。
前者は「クジラヒゲ」と呼ばれる濾過板が上あごに備わっていて、プランクトンなどを食べるのに適しています。
後者は文字通り口の中に歯が生えており、主に魚やイカなどを捕食しています。
イルカやシャチなどは、ハクジラ類の一種です。
ヨウスコウカワイルカの絶滅は、人類が引き起こした最初のクジラ類の絶滅で、哺乳類としては1500年以降4例目の絶滅だと考えられています。
クジラというのは哺乳類であり、当然肺呼吸をします。
にも関わらず、水深約3000メートルまでは潜れると言われている種類もいるなど、通常目にする哺乳類の概念を覆す、不思議な生き物です。
クジラは大きい生き物であり、シロナガスクジラは全長31メートルにも及び、最大の恐竜と言われるセイスモサウルスにも匹敵するような大きさです。
しかし、海や川などの人間の手の遠きにくい場所に住んでいる為に、まだまだ解明されていない謎が沢山残っています。
実際最近でも、新種のクジラが発見されたりしています。
今でこそ捕鯨は制限されていますが、かつては貴重な食糧やその他工芸の材料として生かされてきました。
クジラは人間の歴史に深く関わっていると言っても過言ではないと思います。
中々難しいことではあると思いますが、いつかはクジラと人間がうまく共存できる日が来て欲しいものです。
・・・ふぅ、何とか今日中にアップできた。
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