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前回の「会計戦略の発想法」の紹介でわが国の会計を考えようとお話したついでに、もう一冊。 これ、古本屋で100円で購入したのですが、これかなり感銘を受けました。 前回は経営者サイドでの会計の考え方でしたが、こちらはどちらかと言えば財務担当者向けの本になるのでしょうか? なんせこの本、初版は1986年と結構古いのですが、言ってる内容は現在に十分足りるというかむしろこの時期に最も適しているのではないかと感じる程です。 ムムムと感じた所を抜粋しますと、 ・財務担当管理者は、戦略家でなければならない。つまり、経営資源を見いだし、それを巧みに生かせる者である。(p.47) ・ある会議で、「不景気が長引き、売上げが伸びない。景気が回復すれば、売上げ、利益とも伸びてくるのだが」と、販売担当部長がボヤいていた。 「社長以下会社の幹部が出席している会議の席上で、今の言葉か失言ではないか」と注意したところ、「なぜこれが失言になるのか」と言う。 「部長は売れ行き不振を不景気のせいにしているようだ。それなら、景気が好転すれば売れ行きは好転し、利益も増えるという事になる。言い換えれば、社長以下幹部はいなくてもよくなるということで、社長幹部以下不要と暗に言っているようなもの。たいへんな失言ではないか・・・(p.61) ほかにもいろいろとありますが、世の中のせいにするのは無責任な発言で、必ずなんとかするんだという意識がなければ会社経営は前に進まないという事が熱く語ってあります。そして、会社に置いてその指針を示すのは財務を預かっているものの役目だという事みたいです。 僕は会計は全くと言うほど分かっていませんが、会計の理念というか思想はこれらの本のおかげでなんとなくつかめてきたような気がします。
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