時事問題のメモ

時事問題などについて考えたこと。目的は手段を正当化しないし、その逆も真なり。

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さて、初めてのネット活用選挙、もちろん入れようとした候補者のウェブサイト、ブログ、twitterも見ましたし、いろいろ悩みながらも一票を入れてきました。

候補者に関する情報をまとめたサイトも充実してきていて、ボートマッチングはとてもおもしろいし、参考になりました。

特に比例代表は候補者が多く、すべてをチェックするのは無理なので、ボートマッチングの結果をじっくり見ました。せいぜい数十問の設問なのに、それぞれの候補者で違いがあるし、自分と意見が完全に一致する人もいないので、悩みました。
逆に言えば、比例代表だからといって安易に政党名を書くのではなく、個人名を書くのが大事なのだとも強く感じました。

しかし、ボートマッチングで単に意見が一番一致している人に投票すれば良かったかと言えば、そうでもなく、なぜか微妙なずれというか、違和感があるのです。

何でだろう、と考えてみたところ、ボートマッチングで一致しているのはあくまでも各候補者が「やりたいこと」に過ぎないということに気がつきました。
つまり、こういう政策がやりたいと言っても、実際にできるのか、その能力があるのかは分かりません。また、現在議論になっていない論点が将来出てきた場合に、正しい判断をしてくれるのかも分かりません。
結局のところ、政策の一致で絞り込んだ後、それぞれの候補者のウェブサイトを見るなりして、経歴や実績、支持基盤を見る必要がありました。

考えてみると、これはかなり重要なことのように思います。
選挙は国民投票ではないということだと思います。

つまり、いろいろな論点に対して現時点の自分の意見を表明するのが選挙ではなく、これから任期の間、議員として活躍してもらう人を選ぶのが選挙ということです。意見が違う人がいたり、想定外のことが起こったりしても、議論をして、国として1つの選択肢にまとめることができなければなりません。

なので、威勢の良い政策、麗しい政策を訴えていても、全く経験がない人、たった一人の無所属で、当選してもどのように政策を実現するのかが全く分からない人は、議員を選ぶという観点からは不適格なのではないでしょうか。

今回の参議院選挙は、ネットの活用が「解禁」された選挙となりました。

ネット活用の影響を過度に恐れた議員が多かったのか、これだけ遅れた解禁になった割には、実施してみれば、肩すかしというか、不発に終わったという意見すらあります。

心配された中傷やなりすましが横行したりすることはありませんでしたが、世論を左右するようなこともなかったように思います。

しかし、これもこれで「自然」で良かったのではないでしょうか。

世界には選挙すらなかったり、選挙があっても予め選ばれた候補者にしか投票できなかったり、秘密が守られていない選挙もあります。
そうした国をかわいそうに、と思うのはいいですが、これまでの日本の選挙もひどいものだったと思います。

ウェブサイトを更新したり、ブログを更新したり、twitterでつぶやいたり、普段やっていなかったことが、選挙期間中に制限されるというのはおかしな話です。
これでは候補者についての情報へのアクセスが制限されてしまいます。
公平性を重視するあまり、「みんな情報へアクセスできない」という条件に揃えるというのはあんまりな話です。

大きな盛り上がりはなかったけれど、候補者のブログやtwitterを見ると、いろいろな選挙活動を行ったり、議論を行ったりしている様子も見られ、選挙期間だと言うことがライブ感を持って伝わってきました。仕事をしていると、昼間に走る選挙カーや、昼間に行われる街頭演説をほとんど見ることがないだけに、個人的には盛り上がりました。

でも、それって本当に普通で当たり前のことなんですよね。

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