時事問題のメモ

時事問題などについて考えたこと。目的は手段を正当化しないし、その逆も真なり。

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東証のシステム

東証のシステムの件、お粗末きわまりないと思います。
私の印象ですが、日本の金融界は、情報システムをあまりにも軽視しているように思います。
金融系の企業で、情報システムは傍流だ、なんて話を実際に聞いたことがあるのですが、とんでもない話です。
今や金融はシステムを運用することが仕事の大きな部分を占めています。システムを担当した人が本流でトップになるくらいでなければならないのではないでしょうか。

嘆かわしいと思うのは、過去にみずほ銀行のような事件があったにもかかわらず、それを教訓にできない体質です。東証は、システムの運用を東証コンピュータシステムという子会社に任せてしまっており、さらにその子会社の株式大半を譲渡してしまっています。

あなた、それがあなたの仕事でしょう?と言いたくなります。
上場審査などが本流、なんて風潮があるとも聞きましたが、おめでたい人達です。

電力会社が、「消費電力が多くなりましたので、営業時間を終了します」なんて言うでしょうか。まあ、日本の常識ではないですね。
難しいし、厳しいことはわかりますが、インフラを支える仕事はそれが要求されると思います。

ちなみに、与謝野経済財政・金融担当相が、東証にシステムの早期増強を要請したそうです。
ちょっとにやりとしてしまうところです。
日本には「イット」を振興する首相や、「フロッピー」で便利にする、なんて大臣がいて頭を抱えてしまうのですが、与謝野さんという政治家はちょっと手強いようですね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20050308/157144/

スパム対策

日本の携帯電話会社が送信ドメイン認証によるスパム対策に乗り出しました。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0512/06/news041.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051206/225811/

これはとても歓迎したいです。


周りの人と話して見ると、どうやら私はとてもスパムを多く受け取っているようです。外部公開アドレスをたくさん見ているせいですが。

たとえば、会社では、一番ひどい月曜日の場合、500通のスパムと100通の通常メール、といった調子。これはスパムが曜日にかかわらず来ることもありますが。

家では、今日の場合、218通受信したうち、151通がスパム。


現在のメールシステムはあまりにもスパムに対して無力です。
あまり知られていないことですが、
(1)メールのFROM行は、全くはがきと同じで、メーラーで設定したものがそのまま使われる。
間違えたらそのままだし、人の名前も設定できる。
(2)メールサーバーは、基本的には、FROM行がなんであろうと、インターネットのどこからであろうと、つまり誰からであろうと、送るように言われたメールを送ってくれる。


というわけで、好きな名前でどこからでもメールを送れるので、やりたい放題です。


今回携帯電話事業者が導入しているのは、送信ドメインの認証技術で、たとえば、"abc@company.co.jp"からメールが来た場合、それが"company.co.jp"というドメインから送られてきたかを確認できるわけです。
つまり、勝手なドメイン名を名乗ってメールを送信することを防ぐことができます。

ただし、受信側で確認する仕組みがなければなりませんし、送信側も導入していないものが大半の現状では、送信ドメインが認証できないからと言って、単に送信側が対応していないだけの場合があるので、捨てるわけにはいきません。

つまり、今回は携帯電話事業者(のドメイン)から送信されるメールについて、受信側が(システムとして対応していれば)送信ドメインの認証ができるようになっただけです。

それでも、スパムが多いドメインというのはあるので、主要なISPが対応していけばそれなりの効果は期待できる気がします。

ところで、このSenderIDについては、Microsoftの特許主張によって標準化が行き詰まっている、という話題もあるのですが、これはまた別に。

小寺信良:「コピーワンス」大そもそも論http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0511/21/news003.html
なかなか切れ味の鋭い論評です。

金融をはじめ、様々な分野で規制緩和や構造改革が進む中で、取り残されてしまっているのが放送であり、音楽業界であり、マスコミであるように感じています。

いかにこれらの業界を支配する論理が内向きかを考えさせられる記事です。

P.S.
ARIBについては私自身はこの記事ほど否定的ではないです。技術標準が何に対して作られ、どのように作られるべきか、というのはそんなに簡単な問題ではないですので。

FAX

「絶滅危惧IT類」を読んで。
http://aldebaran.blog.ocn.ne.jp/argo/2005/10/it_dad3.html

先日父の葬儀をしたとき、生花の名前や寺の地図、そして日時の案内などを、FAXでやりとりすることを求められ、閉口してしまった。

家族全員電子メールのアカウントを持っているのだが、使えるFAX機を誰も持っていない。
結局親戚に頼んで送ってもらった。
(親戚までは電子メールで送った。)

インターネットの商用サービスが始まったのが1993年。
その年に就職した私の場合、電子メールとのその添付ファイルのやりとりがFAXを置き換えるのに、それほど時間はかからなかった。

最近ではめったにFAXが送られてこないので、電子メールの署名にもFAX番号を入れないし、そもそも仕事で自分がFAXを送ったのはいつが最後が覚えていない。この1年で送ったことがあるか、ないか。

昔はモデムも「FAXモデム」と言ってFAX送受信の機能を持っていたのに、ADSLや光ファイバーが主流になってしまった。
さらに、Windowsも昔はFAX送受信の機能を持っていたと思うが、最近はその機能さえなくなってしまった。

しかし、それから10年経ち、ITが普及しきったと思っていたのに、未だにアナログな世界が残っているんだとちょっとびっくりした。
不動産の登記だって、未だ紙のままのようだったし。
他にも不動産屋だって、今時誰もがカメラ付き携帯電話を持ち歩くご時世なのに、未だに間取り図をFAXでやりとりしているし・・・。

世の中、まだまだ改善するところがたくさんありますね。

平成電電の経営破綻

昼に仕事をしているときに、平成電電の経営破綻のニュースを見てびっくり。
最近まで派手に宣伝をしていたし、加入電話から携帯電話への通話料金問題など、かなり積極的に事業を行っていた印象があったので。

それにしても、通信会社がそんなに急に破綻するんですね。契約者から日銭が入るし、契約者数を見ていれば事業の見通しはある程度わかるものですし。

だから、通常は買収になったり、事業譲渡をするものだと思ってました。

振り返ってみれば、これまでも、新しいベンチャーが出てはNTTのような大手が出てくるとひとたまりもなかった。電力系のように体力がある事業者が参入しても、うまくいかなかった。

そう思うと、DDI系、ソフトバンクは良くやりました。両者共、言ってみれば攻撃的で、一か八か、そこまでやるか、といった事業展開をイメージします。

技術、金融、経営、すべてが揃っていないといけない、厳しい世界ですね。

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