時事問題のメモ

時事問題などについて考えたこと。目的は手段を正当化しないし、その逆も真なり。

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ライブドアが家宅捜査されて、ニュースは持ちきりのようですね。
この一日二日は忙しくてあまりテレビなどを見られなかったのですが、かなり波紋も大きいようです。

私自身はもともとあまりライブドアやホリエモンに共感できなかったのですが、今まで時代の寵児のように持ち上げていたのが、手のひらを返したように批判する人が出てくるのもなんだかなあ、という気がします。

現在批判されているのは、風説の流布とか、粉飾とか、過度な株式分割とか、ちょっと複雑な金融の話なので私もまだよくわからないのですが、実はそういう細々としたことではなく、常識というものが大切なのかな、とふと思いました。

確かにライブドアは儲かっていて、ホリエモンも金持ちのようなのですが、どうも成功という気がしないのです。

普通、成功するというのは、何か誰もできないような事をやって、みんなにそれが支持されたり、大きな影響を与え、その結果として経済的な成功につながる、ということのように思うのです。

たとえば、トヨタや優良企業ですが、その製品は優れていて、確かに成功するよなあ、と思います。
これはIT企業であっても同じです。Googleはすごいと思いますし、なければとても困ります。amazonも使うたびに、良くできているよなあ、と思います。マイクロソフトも、まあなければ困るし、とりあえず、そう簡単にまねできない。

でも、ライブドアって何がすごいのかよくわからないんですよね。
ポータルをやったり、いろいろしていますが、どれも買ってきたものであったり、代理店をやっているものであったり、二番煎じな感じがする。言い換えると、なくなっても困らない。
ベストリザーブやターボリナックスは私も使っているけど、これらも買ってきたものですし、なければ、まあ別のものがありますよね。

それなのに、儲かっていて、社長が成功者というのは、やっぱり素朴に変だ、ということなのかな、と少し思いました。
特に企業の合併や子会社の扱いはのれん代をはじめとしてちょっと特殊な扱いがありますしね。

金融、会計を自由自在に操る能力は素直にすごいと思いますが、それは事業会社の場合、普通、何かをやるためであって、手段でしかないですよね。

さて、ちなみに、この事件、タイミングは少々気になります。宮崎勤の判決も吹っ飛んでしまったし、何よりもヒューザーの小嶋社長の証人喚問のニュースが隠れてしまった。
検察の捜査のこのタイミング、全く偶然という気もしないんですが。

トルコを訪問している小泉首相が、イラン日本人救出に関わったトルコ航空の機長アリ・オズデミル氏に会うようですね。

この話は、1890年のエルトゥールル号遭難事件と、1985年のイラン・テヘランからの
トルコ航空
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA
による日本人救出という2つの美談から来ています。

私がこの話を知ったのは、扶桑社の「新しい日本の歴史教科書」の冒頭に紹介されているからですが、なかなか良い話です。

エルトゥールル号遭難事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AB%E5%8F%B7%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
は、日本では知られていないものの、トルコでは広く知られていると聞いています。

これは、1890年に、オスマン帝国(現在のトルコ)の軍艦エルトゥールル号が、和歌山県串本沖で遭難し、多数の死者が出た悲劇です。それでも、大島村の島民が総出で必死で救出活動を行ない、生存者はトルコに帰ることができました。

その100年後、イラン・イラク戦争で、フセイン大統領が突然イラン上空の飛行機は無差別に撃墜すると宣言しました。フセイン大統領が設定した猶予期間の間に、各国が飛行機を差し向け、自国民をテヘランから運び出していきましたが日本側の対応は遅れ、テヘランに残された日本人は期間内に脱出することが絶望的になってしまいました。

このときに、手をさしのべてくれたのがトルコで、テヘランに現れたトルコ航空の飛行機が日本人を運び出してくれました。曰く、「エルトゥールル号遭難事件」のお礼、とのことだったそうです。
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p227_3.html

概要は以上ですが、良い話だな、と思うのは、トルコ航空のスタッフの話。飛行機が差し向けられたのはもちろんトルコ政府の配慮があったわけですが、トルコ航空では危険な任務であるため、スタッフには強制はできませんでした。しかし、多くのトルコ航空のスタッフが名乗りを上げてくれ、飛行機を飛ばすことができたそうです。

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昨日、NHKで「駆除か棲(す)み分けか〜外来魚ブラウントラウト」として、北海道のブラウントラウトを取り上げていました。

外来魚であるブラウントラウトが北海道の川に野生化して増えてしまい、放流した鮭の稚魚が食べられてしまい、ヤマメなどの在来種が減少してしまっている、という内容です。
一方、ブラウントラウトは釣りの対象魚として人気があります。

県、漁業関係者が駆除をしようとしている一方で、釣り人達は、ゾーニングを目指して活動しているということです。ゾーニングとは、「棲み分け」で、自然保護をする川、漁業利用する川、レジャー利用する川を分けていこうという考え方です。

NHKらしく、扇情的にならずに両論をとりあげる丁寧な番組でしたが、少し誤解を招きそうなところもあるかと感じました。

1つは、ブラウントラウトを放置するとどうなるか、ということで、宮城県の伊豆沼でブラックバスが増殖し、在来種のゼニタナゴが絶滅に瀕しているという例が唐突に用いられたことです。外来魚の影響は、種によって違いますし、場所(環境)によっても違ってきます。ブラックバスがそうだから、ブラウントラウトがそうだ、というのは乱暴な気がしますし、そもそも伊豆沼でそうだから、日本中のブラックバスが、という議論が成り立つわけでもありません。

2つ目は、自然保護、漁業、レジャー利用(釣り)の3つの混乱です。番組後半のゾーニングの議論ではこの3つが挙げられて議論されていたので良かったのですが、前半は少し混乱していたように感じました。良く、自然保護と漁業が一緒にされてしまって、レジャー利用との対立が取り上げられてしまいますが、これは違います。

鮭の稚魚がブラウントラウトに食われてしまう、と言う問題は、直接的には漁業とレジャー利用の対立であって、自然保護の問題ではないように思います。考えようによれば、鮭の稚魚を放流するという漁業も生態系に影響を与える行為ですし、外来魚のブラウントラウトに餌をやって増やしているような気もします。そして、餌がない時期は在来種を食べてしまったり、とか。

この番組に限らず、レジャー利用(釣り)が漁業に影響を与えることが、レジャー利用が自然保護と対立しているとすりかえられてしまって、漁業と自然保護の対立が見過ごされてしまっているのではないか、というのが外来魚問題に対する私の問題意識です。
当たり前のことですが、どれかが絶対的に優先する、ということではなく、森林や珊瑚礁に道路や空港を作るときのように、1つ1つの例について、自然と人間の経済活動のバランスを模索していくしかないです。

さて、このブラウントラウト問題、やっかいですね。
完全駆除かゾーニングか、という議論を延々続けるよりは、いずれにせよ第一歩となる、自然を保護すべき河川での駆除を進めて、情報やノウハウを貯めることが大切なのではないでしょうか。

特定外来生物法に指定する、という議論もあるわけですが、これはどうかと思います。特定外来生物法では、全国一律にしか指定できないのです。この南北に長く気候も大きく違う日本列島で。
ブラウントラウトが自然繁殖して問題になっているのは主に北海道で、日本でも南の地域ではそもそも放流してもなかなか繁殖していないので、あまり問題になっていません。ですから、指定しようとすると大きな反発があると思います。
都道府県単位で指定するのはナンセンスとしても、種によっては島ごとに指定できるのならば、もっと使いやすく、実情にあった法律になるのですけどね。島単位という行政単位がないからだめなんでしょうか。

少子化の原因探し

朝のテレビ番組で、人口減少をトピックにしていて、「少子化、女性の意識は?」なんて議論をしていました。
人口問題は私も大変興味があるのですが、
http://blogs.yahoo.co.jp/takayatoru/10119693.html
番組での議論はなんとなく浅薄で違和感のある議論だと思いました。

素朴な疑問ですが、子供を産むか産まないかは「女性」だけが決めているのでしょうか。男性の意識は関係ないのでしょうか。程度の差こそあるかも知れませんが。

また、女性の意識が変わったから子供が少なくなったという因果関係は飛躍しすぎていて、子供が少なくなった原因はまず晩婚化だと思います。30代で結婚した女性が2人以上の子供を持つ割合は少ないと言います。それは社会的要因だけではなく、生物学的な要因もあります。

その上で、晩婚化は女性の意識かどうか、と言う議論に進むならわかります。
・・・これについては、30代後半、未婚の私からは何とも言えません・・・

子供を産みやすく、育てやすい社会にすることが必要だ、という議論はわかります。若い世代が子育てをするのは本当に大変そうです。しかしこれとて、そうそう単純な話ではありません。うまくやらないと、高学歴で晩婚・少子・富裕のグループと、若いときに子供ができてしまって十分な教育が受けられずに貧乏子だくさん、というグループに社会が二極化してしまう懸念さえあるわけです。米国でもマイノリティのほうが出生率が高いわけですしね。

ナウル危うし

blogのタイトル通り、個人的に注目しているニュース、というか国がナウル。

今度は「唯一の」旅客機が差し押さえられてしまった。
http://www.sankei.co.jp/news/051224/kok052.htm

ナウルという国はとても変な国。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%83%AB

海鳥の糞でできた国、という言われ方もするのだが、島全体がリン鉱石でできている(できていた?)。
そのため、これを掘って輸出すれば儲かる、ということで、非常に豊かな国であった。
働いているのは国会議員のみという話もあったくらいで、基本的に出稼ぎ外国人が働き、
国民は何もせず、「働くって何?」ということで、テレビゲームをしているという話もあった。

しかし。

当然、リン鉱石は無くなる。
そんなことは最初から分かりきっていたのに、20世紀末から枯渇し始め、大騒ぎ。
オーストラリアなどの高級ホテルを買って、それの運用益で何とかしようと思ったが失敗したらしい。
今度は、難民の収容所を誘致した。

一時通信回線が止まって、国外から一切連絡がつかなくなったときは、難民が反乱を起こしたのでは?
とか憶測をよんだが、結局どうだったんだろう。

大統領が国外で死んじゃったり、もうめちゃくちゃ。

観光でも、漁業でも、素直に働くのがいい、と思うのですが、余計な心配なのでしょうか。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/nauru/data.html
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/zatsu/kyodou.html#nauru

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