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スイスの寿司パティー
我々のスイスの友人達の多くは、大変な日本びいきたちで日本にも何回と無く来ている。そんなことから”寿司”は彼らの好物の一つである。当然今回も寿司が食べられると”てぐすねを引いて”待っている。肴の種類は少ないが、寿司として利用できる魚もZurichあたりでは手にはいる。女房、孫、友人、その家族二組、宿泊先の友人と総勢9人である。米は日本から持参したもの9合たく。
台所は一大戦場となる。そんなひと時を経て食事が始まる。皆しばらく言葉も無く、黙々と口にする。出る言葉は”ウーン”の感嘆詞だけである。
ヨーロッパのこの地で寿司がこれほど好かれるは長い歴史があるとは思うが、世界は一つを感じる瞬間でもある。あっと言う間に見事に平らげられ
た皿が、頼もしくも、さびしげであった。
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