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9月6日、秋篠宮妃紀子殿下が第三子を御出産遊ばされました。41年ぶりの親王殿下の御誕辰です。 皇室の弥栄を願う国民の熱い思いが天に届いたのではないでしょうか。 日本国民としてこれほど嬉しいことはありません。将に「神風」が吹いたといえましょう。 万歳! 万歳! 万万歳! 小泉総理が「皇室典範に関する有識者会議」を立ち上げた平成16年から、男系派と女系容認派に別れて議論が紛糾してきました。 平成18年2月に秋篠宮妃紀子殿下が御懐妊遊ばされたことで、典範改正への議論に終止符が打たれ、第1ラウンドは男系派の勝利に終わりました。 そして、9月6日に待望の親王様が無事に御誕辰遊ばされたことで、第2ラウンドも男系派の勝利に終わったといえましょう。 御誕辰遊ばされた皇孫殿下は、親王殿下であらせられますので、現行の皇室典範上、正当なる皇位の継承者でいらっしゃいます。新しい世代に正当なる皇位の継承者を得た以上、女性・女系天皇を認める議論は、一切の根拠と前提を欠くことになります。 したがって、今後、女性・女系天皇容認論は、9月6日をもって、完全に正当性を失ったと結論付けることができます。 ここに、第2ラウンドにおける、男系派の勝利を宣言します。 ところが、女性・女系天皇容認派は、この期に及んでも 「親王様を一人得たが、将来、必ず男系継承は破綻するので、早い段階で女性・女系天皇を容認する方向で典範を改正すべきだ」 との主張を崩していません。 確かに、親王殿下お一人に皇室の未来が全て託されることになるため、「野中の一本杉」であることは否定できません。 しかし、平均的な寿命から考えても、今からおよそ70年間は皇統のは保たれることが明確になったわけですから、御懐妊の発表前の、「迫り来る危機」は既に回避されています。よって、70年の間に、一定の皇族を確保する方法を考えればよいわけです。 まして、新しい世代に正当なる皇位継承者がいらっしゃるにもかかわらず、女性・女系天皇容認論を唱えるということは、畏れ多くも、新宮様のお立場を変更させることになるわけですから、厳重に慎まなくてはならないはずです。 もし女性・女系天皇容認派に、皇室を敬う気持ちが少しでもあるならば、これを期に、女性・女系天皇容認の論を取り下げるべきではないでしょうか。 学者や政治家にとって、自説を撤回することは容易なことではありません。しかし、自説を撤回するということは、状況を客観的に分析し、より高度な説を得ることを意味します。自説の撤回は一時の恥かもしれませんが、それがなくては永遠の恥になりかねません。 しかし、男系派が第2ラウンドで勝利を収めたとはいえ、第2ラウンドで全てが終わったわけではありません。これまでは「いかに皇位継承者を確保するか」という議論でしたが、第3ラウンドから、命題は「いかに皇族を確保するか」に変わります。 たとえ、新しい世代に親王殿下を得たとはいえ、新宮様が将来、御位(みくらい)を御継ぎになるとき、畏れ多いことですが、皇族がゼロ人になってしまうことがほぼ確実です。(ちなみに、皇族には天皇は含まれません。) 皇位継承者は既に確保されたのですから、これからは、皇族を確保することを真剣に議論していかなくてはならないのです。 典範改正議論の舵取りは新政権に移行します。新政権には、慎重に議論を進めていただき、賢明な結論を導いていただけるよう、心から願っております。 秋篠宮家の第三子の皇孫殿下は、9月6日という、運命的な日に御誕辰あそばされました。 日米開戦の可否を決するために開かれた御前会議で、昭和天皇が明治天皇の御製「よもの海みなはらからと思ふ世になど波風の立ちさわぐらむ」をお読みになって、「開戦を望まない」という思召を御示しになったのが、昭和16年の9月6日だったのです。これに関しては、拙著「語られなかった皇族たちの真実」に記しましたので、該当個所を引用します。 「翌日9月6日、御前会議が開かれた。原(はら)嘉道(よしみち)枢密院議長が政府と統帥部に対し、外交と戦争準備のどちらを軸にするかを問うたところ、及川古志郎(おいかわこしろう)海軍大臣が外交を先行させますと答弁した。しかし統帥部の両部長は外交による解決を絶望的と見ており、一方前日の昭和天皇の御希望もあって、明確な返答ができないでいた。すると昭和天皇はポケットからメモを御取りになって、明治天皇の御製(ぎょせい)「よもの海みなはらからと思ふ世になど波風の立ちさわぐらむ」を、はっきりと二度朗誦なさった。 大日本帝国憲法によれば、政府と統帥部が決定した国策について、天皇はこれを却下する権能を有しない。「天皇は政治に直接関与しない」という大前提は既に明治期に確立していたが、この日の御前会議で昭和天皇は、明治天皇の御製を御詠みになることで「開戦を望まない」という思召を暗黙のうちに御示しになった。これは日本の憲政史上、天皇が国策の決定に直接的な影響を与えた初めての例となり、後に「白紙還元の御諚」と呼ばれることになる。」 皇孫殿下が将来、御位に御就きになったとき、天皇として世界を平和に導かれることになるのではないでしょうか。私にはそう思えて仕方がありません。 ご意見・ご質問はメールでお受けいたします info@takenoma.com |
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皇孫殿下ご降誕おめでとう御座います。我国の伝統と文化・日本人の心の拠り所である御皇室の安泰を心よりお祈り申し上げます。
2006/9/8(金) 午後 6:12 [ メロン ]
その時に陛下を間接的にでも支える大人物になりたい。
2006/9/8(金) 午後 8:37 [ 39 ]
親王様御誕辰おめでとうございます。しかし、女系容認派の高森明勅、高橋紘両氏が「親王様がお生まれになっても側室制度が無いと男系維持は困難。女系容認を容認しないと将来皇統は断絶する」と主張しているのは全く理解に苦しみます。側室制度は乳児死亡率が高かった昔は皇統維持のために必要でしたが、現在は宮家の数がある程度あれば男系継承は維持できます。このことはすでに3月2日の日記で竹田さんが書いている通りです。 http://blogs.yahoo.co.jp/takebom1024/27172619.html?p=1&t=2
2006/9/9(土) 午前 2:50 [ 和気清麻呂の会会員 ]
実際、現在の皇室危機は、側室制度の廃止が原因ではなく、GHQにより14宮家が3宮家に減らされたことが原因です。現在旧11宮家に8人の独身男子が存在していることがその何よりの証拠です。11宮家の皇籍離脱がなければ現在の女系容認の議論自体が存在しなかったのです。
2006/9/9(土) 午前 2:57 [ 和気清麻呂の会会員 ]
皇室典範第1条「 皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承する」を改正するのではなく、第9条 「天皇及び皇族は養子をすることができない」を改正して、現在男子の後継者がいない宮家に旧皇族の独身男子の方が養子(あるいは婿養子)にお入りになれば、男系継承は維持できると思います。以下の記事が主張しているように私も女系容認論は現在の皇室危機の問題解決法として本末転倒だと思います。 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1904524/detail
2006/9/9(土) 午前 3:02 [ 和気清麻呂の会会員 ]
天皇や皇族が臣籍にいる旧皇族を養子とした例は聞いたことがありません。ですから、単純に旧皇族に皇籍復帰していただくのがよいと思います。皇養子制度の導入はそれから検討すればよいのではないでしょうか。ただ、養子制度を導入するにしても「皇位継承は実系によること」を典範に明記する必要があります。
2006/9/9(土) 午後 0:06 [ はてな ]
女性天皇容認論は、愛子内親王はじめ各内親王、女王のお婿さんの問題を解決しないことには話になりません。一般の男子が皇室に入った例はありません。なぜ、女帝容認が皇位の安定的継承につながるのでしょうか。
2006/9/9(土) 午後 0:19 [ はてな ]
特別立法によって旧皇族の皇籍復帰という方法がよいかと思いますけど。はてなさんの仰るように「養子」についてはちゃんと詰めておかないと、かえって危うくなる要素もあるかと。
2006/9/9(土) 午後 5:33 [ teikokubungaku ]
十一宮家の皇籍離脱を無効にする方法はないのでしょうか?
2006/9/9(土) 午後 10:57 [ kamui ]
こんなに目出度いことはありません。皇室の発展永続を願っております。 紀子様には、もう二、三人程度の男子を期待してしまうのは酷だとは思いますが、是非実現して頂きたいと思っております。
2006/9/10(日) 午後 3:47 [ khi**5212 ]
旧皇族の方々の皇籍復帰は一日でも早い方が良いと思います。皇位継承者を安定的に保つ為には、必要不可欠ですね。
2006/9/10(日) 午後 3:49 [ khi**5212 ]
十一宮家の皇籍離脱は、無効にすることが出来ると思います。1907年に締結されたハーグ条約は、占領者は現地の制度や法令を変えてはならないと定めています。主権を有していない時のGHQ指示で条約違反です。
2006/9/11(月) 午後 0:17
私が資料等で調べたところ、1889年から1947年までの間に誕生された男子皇族は49名。これに対して1948年以降に誕生された男子皇族は今回の新宮殿下も含めてわずか5名。戦後は女子皇族の誕生が多かったとはいえ、やはりこの違いの原因は宮家の大幅減少(十一宮家の皇籍離脱)と言えるでしょう。
2006/9/11(月) 午後 2:17 [ はてな ]
上記のことから、 khica5212 さんも仰るように旧宮家の復活は早いほうがよいと思います。遅くとも、今回お生まれになった親王殿下が成人される頃には一定数の宮家が整備されるのを望みます。
2006/9/11(月) 午後 2:32 [ はてな ]
はじめて、投稿させて頂きます。予備の衛士と申します。 悠仁親王殿下ご降誕まことに喜ばしい限りです。皇室の危機とされた21世紀初頭、まさに天地開闢、天孫降臨に匹敵する大慶事です。 御諱であらせらる「悠仁」さまの「悠」の字のように、悠久の皇室の歴史、ひいては日本の国、文明を象徴として光をあてて下さるご存在になって下されば、これ以上の喜びはありましょうや。
2006/9/13(水) 午前 0:17 [ 予備の衛士 ]
『AERA』によると、皇族の御称号は天皇陛下、皇太子殿下の皇子女のみで、宮家の親王さまには、御称号がないとのこと。天皇になられるかもしれない方が御称号なしでよいのかという、記事がありました。 朝日新聞とは考えが相容れない私ですが、今回ばかりは同意。AERAでは悠仁親王殿下に御称号が贈られるかどうかについては、天皇陛下の大御心ひとつ、という書かれ方をしていましたが、本当でしょうか。
2006/9/14(木) 午後 5:42 [ 予備衛士 ]
>予備衛士さん、私も同誌の記事読みました。男子皇族は宮家の方も含めて全員、誕生された時点では皇室最年少だから天皇になられるかもしれない方です。でも宮家出身の方には御称号はありません。三笠宮家の寛仁親王殿下の例を見ればわかります。「悠仁親王殿下に御称号を」との声には私は同意できません。天皇陛下の大御心というのはどうでしょうか。あくまで、秋篠宮家の方ですので。
2006/9/14(木) 午後 8:23 [ はてな ]
それにしても、宮家出身の皇族の中で、戦前・戦後を通してこれほど注目を浴びた方は悠仁親王殿下だけではないでしょうか?
2006/9/14(木) 午後 8:27 [ はてな ]
新宮殿下ご降誕を記念して、御所の清掃を行う勤労奉仕をさせて頂ければと思ったのですが、最低15人程度で4日間という制約があり、お仲間が集らぬ状況。新宮様御誕生の喜びを行動で示したいのですが。難しい。あ、独り言です。
2006/9/18(月) 午前 0:29 [ 予備衛士 ]