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12月10日発売の月刊『Voice』(PHP)平成19年1月号に、山本七平賞関係の記事が掲載されています。 選考経過、選考委員による選評、受賞の言葉につづけて、拙著『語られなかった皇族たちの真実』第一章からの抜粋記事が掲載されています。 12月23日から1月8日までの17日間、人里はなれた山奥の神社に籠もって執筆に励むことにしました。 東京にいるとどうしても気が散って、いろいろなことをやってしまうので、何もない場所に身柄を置くことで、強制的に執筆中の『孝明天皇』を仕上げてしまおうという考えです。書き上げたら下山する予定です。 僕には怠け癖があって、期限がついていない原稿は、どうしても後回しにしてしまうのです。だから書き下ろしの原稿を仕上げるには、このくらいの荒業をしないといけないのです。 その反面、毎週・毎月校了日が訪れる連載原稿は、順調に書き溜められていきます。フジテレビHPの「少年タケシ」で連載中の「皇室のきょうかしょ」も早34回目を、「DIME」(小学館)で連載中の歴代天皇に関する連載も11回目をクリアしました。この2つの連載記事は合併して、来年春に出版する予定です。 あと、フジサンケイビジネスアイで毎週水曜日に連載している「エコマインドアイ」も先ほど11回目の校了を済ませました。こちらの方は毎回800字程度なので時間がかかると思いますが、100回程度連載すると一冊分の分量になります。それまで連載させてもらえればの話しですが、これも単行本になるといいなと思っています。 来年になると、あといくつか連載が始まります。具体的になったらまたこちらで報告します。 さて、山籠もりに話しを戻しますが、あまり東京に近いと、用事を作って東京に出かけてしまうおそれがありますし、余り遠いと、大量の書籍を運び込むのに難儀します。
今回は、首都圏でありながら、ロープウェーでしか行けない、秘境の神社を選びました。どこか明記してしまうと、お客さんが訪れて、また遊んでしまうとまずいので、内緒にすることにします。 テーマが「孝明天皇」なだけに、聖なる神社の境内で執筆させていただくのは、ふさわしいのではないかと思います。 ですから、今年のクリスマスとお正月は、神社で一人で静かに迎えることになります。そもそも私は神道徒なので、キリストの生誕を祝う立場ではないのですが、本来クリスマスが冬至を祝うケルトの祭りであることを考えると、天照大御神を信仰する私としては、冬至を祝うクリスマスは盛大に祝わなくてはならないと考えています。 ですから、今年の冬至は12月22日なので、冬至を盛大に祝い、冬至ケーキとかぼちゃを食べて、柚子湯につかって、そして翌日から山に籠もることにしたわけです。 どうやら私が籠もる神社は、携帯の電波状態が悪く、また部屋にはネットの接続環境がありません。連絡が取れなくなりますが、すみません。 |
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私は天照大御神にお守りいただいているという認識をしておりますが、神道は一神教ではないので、特別に天照大御神だけを信仰しているわけではありません。私の個人的な見解によると、最高神は古事記の天地開闢で最初に現れた天之御中主神だと考えます。その次は高御産巣日神です。天之御中主神・高御産巣日神・天照大御神を同時に進行することは何ら矛盾するものではありません。
2006/12/22(金) 午前 11:08
天照大御神は、女性神ではなく、女神です。つまり、哺乳類のメスとしての女性ではないということです。ですから、血の系譜を説明する場合の、男系・女系というのは、神代については同一に適応するのは難しいものと考えます。また、ニニギノミコトの父神である天忍穂耳尊は、アマテラスとスサノヲの宇気比によって生まれた神であり、少なくとも哺乳類のような性交渉の結果生まれたわけではなく、どちらの子なのか、それとも二人の子なのか、、、、学説は別れるところです。
2006/12/22(金) 午前 11:21
次に、卑弥呼=アマテラスの学説は、私は支持しません。大和朝廷が成立した時期、日本中に多くの小国が分立していたことは古事記にも記されています。その小国は一定の時間をかけて統合されるわけですが、恐らく九州にある一つの小国に卑弥呼がいることと、近畿地方に大和朝廷が成立することは何ら矛盾することではなく、むしろこの二つの王朝なり勢力が同一のものと考える方に無理があると考えます。
2006/12/22(金) 午前 11:25
戦後の日本は、マルクス主義のせいで、日本書紀・古事記などの記紀の研究が遅れてしまった。これらの研究は、金を産み出さない研究なので、国家の援助がないと誰も頑張らない。それを良いことに、中国共産党は金を出して、日本書紀・古事記などの研究・解読をしている。これらの記紀は漢文で書かれているので、中国人にとっても決して外国語ではないのだ。
2006/12/22(金) 午後 2:44 [ kamui ]
このままでは、日本の記紀の研究が外国(特に中国)に握られてしまう。竹田さんは旧皇族の出だから、皇室に妹が嫁いでいる麻生さんとかと接触できるはず。麻生大臣はよく日本・中国の記紀を読んだりしているみたいだから理解があると思うので、是非、日本書紀・古事記・万葉集・六国史などの研究を国が支援する方向に持っていけるように進言してほしい。
2006/12/22(金) 午後 2:49 [ kamui ]
戦後「日本の記紀の古代の天皇は異様な年齢だから嘘っぱちだ!」とか言われて、記紀の研究は進まなかったけど、あの異様な年齢も、当時の暦が春〜秋で1年(二倍年暦)と計算していたと考えれば、うまく説明が行く。こんなふうに記紀が全くデタラメだったわけではないのだ。だからこそ、ちゃんとした研究は進めなければいけない。
2006/12/22(金) 午後 2:54 [ kamui ]
再度、竹田さんにお願いします。竹田さんの旧皇族の出という人脈を使って、是非、麻生大臣ら政治家に、日本書紀・古事記・万葉集などの研究を国が支援できる体制を整えてほしい。
2006/12/22(金) 午後 3:00 [ kamui ]
中国共産党が記紀神話の研究、……比較文化的な観点からは何らかの成果があるかもしれませんが、そのためにはやはり、日本国内での研究基盤が確立される必要がありそうですね。 ▼「金を生み出さない研究」というのは、人文科学系の学問全体に共通する弱みです。「文化立国」日本の国力を高めるためにも、日本学術振興会の助成金や各種奨学金をもっと充実させてほしいというのが、文学の徒のひとりとしての率直な想いです(笑)。――まぁその前に、学生の向学心が低下しつつある現状を何とかする必要があるかもしれませんけど。。。
2006/12/22(金) 午後 6:56 [ kamuya ]
日本が国策として記紀・万葉集の研究を進めるべきだというお考え、よくわかりました。おっしゃる通りだと思います。いかなる方法がとれるか、考えます。
2006/12/23(土) 午前 7:55
聖書なんかでも世界中で研究されている。日本の記紀も神武天皇以降の話だけじゃなくて、それ以前の神代も含めて研究しなければいけない。少なくとも古事記では、日本書紀と違って、神代とそれ以降というふうに、章分けされてないんだから。
2006/12/23(土) 午後 4:12 [ kamui ]
アマテラス周辺の話も、何らかの歴史的人物をモデルにした可能性があると思う。これは神話の話です...って片付けてはいけない。少なくとも、イザナキ以降の話は、それ以前と違って、神様から神様へと親族関係で繋いでいこうとしているわけだから。男女関係から子供が出来たのもイザナキとイザナミが最初なわけで、ここから後は、実在の人間をモデルをした可能性は十分にある。
2006/12/23(土) 午後 4:17 [ kamui ]
高天原も高千穂もモデルになった場所はあると思う。日本書紀の編纂者は、天上と簡単に片付けているが、古事記の編纂者は、高天原とした理由は十分にあるように思う。
2006/12/23(土) 午後 4:20 [ kamui ]
最近、記紀をよく読むんだけど、本当に面白い。神話の部分も神武以降の部分も両方おもしろい。日本人は戦後、記紀をちゃんと読んでいないと思う。原文・口語訳・現代語解説がそろった記紀の書籍を、全部、買いそろえようとしたら、結構な値段がする。キリスト教の聖書みたいに、手軽に安く普及させる方法はないのだろうかと...
2006/12/23(土) 午後 9:51 [ kamui ]
日本には、日本神話論はあっても、日本神話学は存在しない。日本神話学も発展させるべきである。
2006/12/23(土) 午後 9:52 [ kamui ]
日本神話ってほんとはとっても面白いものですよね。私はここ最近読みはじめたので詳しいことはわかりませんが、ユニークで深いところにいろいろな意味があってとっても勉強になります。ただ、国を挙げて研究というとすぐに「軍国主義、戦前に逆戻り!」とヒステリックな反応があるような気がするのですが。
2006/12/23(土) 午後 11:35 [ hiro ]
考古学のほうは、年輪年代測定法など科学的な分野の導入で、どんどん進化していく。しかし、残念なことに文献史学のほうは、戦後のマルクス主義史観で記紀の全否定が行われたので、進化が停滞している。なんとかしなければいけない。
2006/12/24(日) 午前 8:25 [ kamui ]
日本の古代史研究で重要なことの一つが、記紀に書いてある年代を西暦に変換する作業。これをしないと、日本の古代史研究は永遠に進まない。ちなみに、卑弥呼は崇神天皇の叔母の可能性が高いが、ここでは詳しく説明できない。
2006/12/27(水) 午後 9:46 [ kamui ]
記紀の解明を国策でやるのは賛成だけど、それだけじゃなくて、日本の記紀や中国の史料を全部まとめて、原文・口語訳・現代語訳を無料でネットで公開することをしても良いのでは?というのは、ネットでも書籍でも簡単な解説本は、その著者の思想性が強すぎて客観性に欠ける。
2006/12/29(金) 午後 6:53 [ yamato ]
皇室典範改正論議でも思ったんだけど、日本の国民の皇室の伝統に対する軽視の一つは、古代史の解明が全く進まないことも大きな原因のように思う。竹田さんですら、日本の謎の古代史(5世紀以前の歴史)に対して「?」なことが多いんだと思う。もし、これが解明できれば、日本国民の皇室の伝統に対する見方も良い方向へいくように思う。
2006/12/29(金) 午後 6:59 [ yamato ]
それ以前に、自分の先祖の氏が何々で、何天皇と繋がっている、などと言おうものなら、激怒するような人間が数多く現代にはいます。三代前もろくに分からない人間に合わせて話さなければ気がすまないらしい。 日本人は皆が皆同じような農村出身の人間ではないし、違うアイデンティティの人間も数多くいる。自分の氏から天皇家に繋がるというのは、アイヌ人の眉毛が左右で繋がるというのと同じくらい、その人たちにとっては当たり前のことなんだけどね。
2006/12/29(金) 午後 10:55 [ 保田 ]