竹田恒泰日記

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1 自民党内閣部会、両論併記へ
2 近況報告

■1 自民党内閣部会、両論併記へ


 最近は、典範改正に関するニュースが少なくなっていますが、目を引く報道があったので、紹介しておきます。
 総理が典範改正法案を今国会で上程することを断念してからも、自民党内閣部会は、この問題について勉強会を重ねてきました。
 勉強会の成果として、論点整理をするそうなのですが、その中で、男系維持と、女系容認の両論を併記することになったそうです。
 昨年、皇室典範改正に関する有識者会議が出した答申では、両論併記の可能性も議論されたようですが、結局は女系容認論に意見が集約されました。
 ですから、自民党内閣部会が論点整理で両論併記とすることは、大きな意義があると思います。
 ただし、自民党議員から伝えきくところによると、どうやら内閣法制局は、女系容認で改正をする強い意気込みを保っており、女系容認を前提とした話し合いが行われているといいます。
 したがって、内閣部会が両論併記するからといって、とても安心して眺められる状況ではありません。
 昨今、男系派でも、この話題は沈静化していると思っている人が多いようですが、それは大きな間違いです。実際に水面下では、ものすごい勢いで話が進んでいます。今は休んでいる場合ではありません。

本件の記事はまとめて「皇室典範関係資料」に掲載しました
http://blogs.yahoo.co.jp/takebom1024/35804066.html




■2 近況報告


 久々の更新です。近況をお知らせいたします。
 昨日、6月2日、東京新聞、夕刊に大きなインタビュー記事が掲載されました。事後のご案内になってしまい、申し訳ありません。その中で、活字媒体では初めて、私が一番推薦する、皇室典範改正案を披露しました。
 このブログで既に議論を深めたものです。皆さんのご意見をいただいたことで、当初私が考えていた案から、多少変更を加えました。
 インタビュー記事であることと、スペースに限りがあるということで、提案の詳細を述べることはできませんでしたが、概要は説明してあります。
 現状では男系派の中でも、男系を維持するための方法論はバラバラで、意見の統一を見ていません。具体的方法論の議論が盛んになり、男系派の中で、早急に意見が集約されることが必要だと思います。

 また、6月10日発売、『Voice』7月号(PHP)に対談記事が掲載されます。近づきましたら、また案内をさせていただきます。記事中では、皇室典範改正案についても触れています。

 さて、最近は執筆に没頭しております。『孝明天皇』の第一稿を上げる予定が6月末なので、それに向けて取り組んでいます。
 4月、5月はかなり講演が入っていたので集中しずらかったのですが、6月は執筆のための研究日として、何も予定を入れない日を15日間確保したので、一気に書き上げるつもりです。
 ところで、平成19年1月で孝明天皇没後140周年となります。来年1月といえば、あと7ヶ月です。本を出すだけでなく、イベント等を企画して、盛り上げて行きたいと思います。

 そして、7月に入ると、今年出版を予定している、『環境の教科書』のまとめ作業にはいります。こちらのほうは既に9割方完成しているので、全体のバランスを整えて、多少書き足すと完成です。

 現在抱えている連載は1本、フジテレビHPの「皇室のきょうかしょ」です。当初考えていたよりも、時間がかかる作業です。短い文章ですが、まる一日潰してしまうこともあります。
 週一更新で、7回まで掲載しました。毎回話題をなかり細かく掘り下げているので、包括的な皇室の話を完成させるには、このペースでいくと、50回ではとても終わりそうになく、少なくとも100回は続きそうに思います。ただし、週1回更新だとまる2年掛かってしまうので、週2回更新にしたく思っているのですが、果たしてそこまで時間がとれるかどうか、微妙なところです。できれば週2回更新にしたく思います。

 今、海外出張中なので、読者カードへの返事は、今日はお休みさせていただきます。


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■6月2日 毎日新聞 皇位継承制度:男系と女系両論を併記 自民部会が論点整理
 女性・女系天皇の是非を議論していた自民党内閣部会は2日、皇位継承制度のあり方について論点整理の素案をまとめた。現行の男系男子による皇位継承を維持すべきだとする意見と、女性・女系天皇を認めるべきだという意見の両論を併記した内容。国会会期末の18日までに両論併記の最終案を取りまとめ、中川秀直政調会長に提出する。

 出席者からは「部会では男系維持の意見が多かったから、両論併記にすべきでない」「部会に出席するのは反対者だけで、郵政民営化法案の時も同じだった」などの意見が出た。木村勉部会長は「議論がまとまっていないので今は(男系か女系か)方向性は出さない」と語った。

 政府は今年2月、秋篠宮妃紀子さまの懐妊を受け今国会での皇室典範改正を断念した。しかし、今後も議論を継続すべきだとの考えから、部会での勉強会を重ねてきた。【野口武則】毎日新聞 2006年6月2日 20時36分 (最終更新時間 6月3日 2時42分)

■6月2日 産経新聞 自民内閣部会、「皇室典範改正」めぐる中間整理素案を提示
 自民党内閣部会(木村勉会長)は2日午前の会合で、皇室典範改正問題に関して男系継承維持、女系容認の両論を併記した「皇位継承制度の在り方に関する議論の中間的な整理」(素案)を提示し、質疑を行った。その結果、木村会長が男系維持派の下村博文衆院議員、女系容認派の大前繁雄衆院議員とそれぞれ内容を調整したうえで、18日の国会会期末までに次回会合を開き、正式に中間整理をまとめることになった。
 この日提示された中間整理案は「(男系・女系両派の)合意形成は必ずしも容易ではない」と指摘。そのうえで「(両派とも)現在の皇室典範に定める皇位継承制度の見直しが必要であると認めており、引き続き党内で検討を進める必要がある」と結論付けている。 内閣部会の皇室典範に関する議論は、中間整理のとりまとめをもって、いったん終了する。(06/02 10:04)

■6月2日 読売新聞 女性・女系天皇容認と男系維持の両論併記で議論開始
 自民党内閣部会(木村勉部会長)は、皇位継承制度について、女性・女系天皇容認と男系維持の両論を併記した中間報告案をまとめ、2日の会合で議論を始めた。

 今国会中に中間報告をまとめ、中川政調会長に提出する予定だ。

 中間報告案は、皇室典範に関して2月に始めた勉強会の議論をまとめたものだ。「安定的な皇位継承を維持するには制度見直しが必要だ」とする声が大勢を占めたことを受け、党内で検討が必要だと明記した。ただ、継承の範囲については、<1>女性や女系の皇族にも拡大する<2>旧皇族の皇籍復帰で男系男子を維持する――とする案を併記し、「国家観や歴史観をめぐる考え方などの相違を背景としている。合意形成は必ずしも容易ではない」とした。

 小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は2005年11月、女性・女系天皇を容認する報告書をまとめた。しかし、2月末の秋篠宮妃紀子さまのご懐妊発表後は、皇室典範の改正作業は棚上げされている。(2006年6月2日19時57分 読売新聞)

■6月2日 朝日新聞 皇室典範改正、自民は両論併記
 自民党内閣部会は2日、皇室典範改正について「女性・女系天皇の容認」と「男系維持」の両論を併記した報告書をまとめることを決めた。18日に会期末を迎える通常国会中に作成する。政府は女性・女系天皇を容認する改正案を今国会に提出する方針だったが、断念。同部会も一定の方向性を出さずに、両論併記の報告書を改正論議のたたき台としたい考えだ。

 2月から計7回、勉強会を実施。小泉首相の私的諮問機関がまとめた、女性・女系天皇を容認する報告書について意見交換したほか、容認派と男系維持派双方の識者から話を聞いた。容認派と維持派、それぞれを支持する意見が出たため、両論を併記することにした。

 木村勉部会長が2日の部会で、こうした方針を踏まえた「皇位継承のあり方に関する議論の中間的な整理」の素案を示した。18日に会期末を迎える通常国会中に素案の文言を修正、報告書をまとめることも確認した。

 素案は皇位継承制度について、(1)旧皇族復帰などで男系男子を維持(2)女性・女系天皇を容認――という「大別すると二通りの考え方が明らかにされた」と指摘。同時に「合意形成は必ずしも容易ではない。大方の意見は、安定的な皇位継承を維持していくためには、制度の見直しが必要と認めており、引き続き党内で検討を進める必要がある」と結論づけた。

 女性・女系容認論では天皇の地位について「正統性が揺らぐことはない」と説明。一方、男系維持論では、旧皇族の復帰について「皇室会議が年齢、経歴などの事情を考慮し、皇族にふさわしい方を選定すればよい」とし、「国民の理解は二次的な問題」とした。 2006年06月02日22時27分


読者カードへの返信3

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■読者カードへの返信3


■東京都 Sさん 55歳 男性 会社員・公務員
 読み終えて、久しくモヤモヤしていたものが晴れ、胸のつかえがおりる気持ちがしました。
 内輪の方しか知りえないようなお話も含め、著者の私的感情に流されず、歴史的事実に基く冷静な視点での主張と論理展開に敬服致しました。
 本著がきっかけとなり、国民的議論が喚起され、国の存立の基本に係わる重要問題で早計に間違った結論が出されることのないよう祈ります。
 著者の更なるご活躍を祈念致します。

[竹田のメッセージ]
 「胸のつかえがおりる気持ち」とは、嬉しいメッセージです。
 Sさんのように、昨今の皇室制度改革の議論の流れに、漠然とした違和感を抱いている方はかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
 強引な改革を主張する人の言葉には、皇室に対する愛情を感じないのは私だけではないはずです。人権や時代の潮流といった理屈を持ち出して、合理・非合理で皇室改革が進められたら、大変なことになります。

■群馬県 Tさん 58歳 男性 税理士
 良い内容であります。
 皇族の方々は(立場上)発言しずらいでしょうからこの方々(旧皇族)は積極的に情報発信するべきです。

[竹田のメッセージ]
 皇族方は、天皇でないからこそお話になれることがあり、同時に、旧皇族一族は、皇族でないからこそ話せる部分があると思います。
 ただし、旧皇族一族といえども、会社に属しているなど社会的立場があり、なかなかこの問題で意見をいうことは難しいようです。
 結果として、旧皇族一族のなかで、典範問題で発言しているのは、私只一人です。
 私は、個人的に、一人でも多くの旧皇族の関係者が、この問題で意見を述べて欲しいとおもっています。

■福岡県 Tさん 58歳 男性 無職
 歴史の重みを考えると、安易に世論に合わせたり多数決によるべきではないし、そもそも天皇制を論じるのに天皇家、皇族方の意見が入らないのはおかしい。
 マスコミも悪い。世論の7割が賛成だから是。世界でも某国他が変わった、日本も変わらなければとの評論はおかしい。
 我々平民でさえ先祖を語るのは父方、男系のこと。
 ましてや、世界に誇る万世一系の天皇家は絶対に男系でなければならない。
 大和民族のルーツは天皇家である。

[竹田のメッセージ]
 皇室制度を変更するにあたり、本来多数決によるべきではないというのは、私も同感です。
 歴史的には、時の将軍ですら、皇室制度に手をつけることはできませんでした。
 現在は国民主権の世の中ですので、最終的には多数決によることが、民主主義上の正義かもしれませんが、もし多数決によるならば、採決に参加する国会議員、もしくはその国会議員を選ぶ国民が、しっかりと皇室制度にいて議論を深めなくてはなりません。
 民主主義は国民が賢いことが大前提にあります。もし国民が愚かであったら、民主主義は根底から無価値になってしまいます。
 そして、議論を深めるには、一定の時間が必要です。
 ですから、議論が深まる前に典範を変更してしまうという考え方は、民主主義に対する挑戦ではないでしょうか。
 昨年から今年にかけての世論の変化を眺めていると、やはり議論が深まるほど、慎重論が大勢になってくることが分かりました。
 さすが日本人です。まだまだ捨てたものではありません。

■大分県 Oさん 64歳 女性 主婦
 私も最初は女性天皇でもいいかと思ったんですが、この本を読んで、これは何千年も続いた男系でないと天皇の意味がないと思いました。
 今度紀子さんがおめでただけれど、竹田さんの思いがとどいたんだと思います。

[竹田のメッセージ]
 本を読んでいただいた方が、「本を読んだことで意見が変わった」というのは、私にとって一番嬉しいことです。
 本を書いてよかったと確信します。
 紀子殿下の御懐妊は、私の思いだけではなく、多くの国民の思いが届いた結果だったのではないでしょうか。神風が吹いたのでしょう。

■北海道 Kさん 48歳 男性 職業無回答
 昭和天皇直系の現皇室のみが尊敬の対象である。
 女性天皇―女系天皇に違和感を覚えない。
 元皇族を引っぱりだし男系男子とは?
 尊敬どころか、親しみすら感じないだろう。
 竹田恒泰殿、時代錯誤も甚だしく何様のつもりかと、不愉快である。

[竹田からのメッセージ]
 今日もようやく一枚の批判を見つけました。
 「愛読者カード」の「愛」の字が斜線で削除されています。よほど「不愉快」だったようです。
 でも、このようにメッセージを寄せていただけたことは嬉しいことです。
 さて、誰を尊敬するかしないかは、憲法で思想の自由が保障されていますので、私がとやかく言う筋合いではありません。
 ですから、昭和天皇の直系の現皇室を尊敬し、それ以外を尊敬しないというのは個人の自由だと思います。
 しかし、国民それぞれの、誰が好きだの嫌いだの、という感情は、皇室制度を検討するうえで、全く考慮してはいけないものであると断言します。
 もし、国民が最も好きな人物を天皇にすべきなら、国民投票で選挙によって天皇を選べばよいことになりますが、そのようにして選ばれた天皇は決して尊くはありません。
 まして、天皇候補者が選挙にうかるために、国民にこびたメッセージを発しはじめたら、おかしなことになります。
 たとえば、「私は天皇に相応しい人物で!」「私が天皇になった暁には〜」「どうか私を天皇、、、」「清き一票を!」などという選挙演説をした人物が天皇になったら、決してその天皇は尊くないことは容易に想像がつくでしょう。
 これも仮の話ですが、もし天皇の第一子の顔立ちが悪く、第二子がハンサムだった場合、顔の良し悪しで第二子に国民の人気が集まり、それが理由で「親しみをもてる」「尊敬できる」とされて、第二子が皇位につくとしたら、それもおかしい話です。
 ですから、個人の「尊敬する」「尊敬しない」や、「親しむ」「親しまない」などという感情は、考慮されてはいけないのです。
 ではなぜ天皇が尊い理由は別のところにあります。それこそが、皇統に属する男系の子孫が皇位を継承し続けてきたことに他なりません。
 女系天皇論は、これを断ち切ろうとするものです。
 この考え方は日本の国が成立して以来、ずっと変わらない価値観ですので、「時代錯誤」なのではなく、「太古から続く普遍的な価値観」なのです。




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■1 今週の講演


 今週は講演をたくさんこなしてきました。代表的なものをいくつか紹介します。
 
 5月15日(月曜日)三重県神社庁・神道政治連盟三重県本部主催、
   時局講演会「皇室典範改正問題について」
 5月16日(火曜日)三嶋大社主催、講演「皇室典範改正問題について」
 5月17日(火曜日)初等社、講演会、於慶應義塾大学三田校舎「皇室典範改正問題について」

 最近は、神社関係で講演をさせていただくことが多くなってきました。
 神職の方々が、典範問題について大変よく勉強をなさっていらっしゃることを知り、大変うれしく思います。
 また、17日は、久しぶりに、母校にて講演をさせていただきました。以前、「憲法」で皇室典範問題について授業させていただきましたが、それ以来です。母校での講演は嬉しいものです。

■2 平沼赳夫代議士、下村博文代議士


 平沼代議士、下村代議士といえば、皇室典範問題では男系主義を主張する中心人物ですが、これまでお目に掛かったことがありまんでした。しかし、最近、お二人のお目に掛かる機会をいただき、大変嬉しく思っております。
 先週5月10日に参議院で「時局心和会」の皇室典範に関する勉強会があり、講師に下村代議士と私が招かれ、下村代議士の講演に続けて、私が講演をさせていただきました。
 また、平沼代議士とは、ご縁あり、本日お目に掛かる機会をいただきました。
 お二人とも、お忙しいにもかかわらず、拙著をお読みいただいているとのことでした。
 この難しい時期に、お二人のような代議士がいらっしゃることは、心強いことです。お二人のご活躍を心から願っています。

■3 読者カードへの返事2


 読者カードへの返事第二弾です。
 『語られなかった皇族たちの真実』をお読みになった読者の皆様から、沢山の読者カードを戴いています。
 当初、本を賞賛する内容のカードと、非難する内容のカードが混在するものと予想しておりましたが、返信いただくハガキのほとんどが、お褒めの内容でした。
 でも、お褒めのカードばかり紹介していると、ひとりよがりのコーナーだと思われてしまうので、非難する内容のカードを探し出して、あえて同時に掲載するようにしようと思います。
 ところが、非難・お叱り等のハガキはほとんどありませんので探し出すのが苦労するくらいです。(全体の数パーセントしかないと思われます)しかし、毎回1枚くらいは掲載していこうと思います。

■東京都 Mさん 45歳(男性・自営業)
 日本の歴史の中で皇族の方々がなさって来た役割やその働きを初めて知る事が出来た。
 自前の損得から離れて日本を大局的な視点から導き得る人財は皇族の中から生まれて来たのではないかと思った。
 将来、宮家の復活こそ日本が蘇生する道ではないかと確信する。

[竹田のメッセージ]
 皇族の歴史的役割、皇族の大局的な視点などは、本書が意図するところです。このように指摘していただけることは、大いなる喜びです。
 皇族の役割、その中でも、開戦から占領下に至る期間における皇族の活躍ぶりについては、一冊にまとめられた本はこれまでありませんでした。皇族を理解していただける、きっかけになれば嬉しいです。

■さいたま市 Aさん 51歳(男性・会社員公務員)
 皇室典範への理解が大変深まった。
 良くぞ語って下さった。書いて戴いた。
 平沼代議士の言葉ではないが、
「生命を懸けても守らなければならないものがある。」
を大補強する書であると思う。

[竹田のメッセージ]
 もし、世の中に、命を懸けるべきことがあるとすれば、それは皇室をおまもり申し上げることではないでしょうか。この点に関して私は平沼代議士と考え方を同じくします。

■群馬県 Sさん 72歳(女性・主婦)
 大変興味深くよみました。
 そしてもっともっと語られなかった真実があったのではないかと思いました。
 梨本伊都子妃の日記、勢津子妃の銀のボンボニエールなどなどよんでみました。
 今「皇族」(広岡裕児)をよんでいます。
 以前京都御所をたづねた時孝明天皇は生前京都のまちに3度しか出なかったとの説明されましたけど、竹田さんこんど孝明天皇書いてください。

[竹田のメッセージ]
 拙著をお読みいただいたのがきっかけとなって、皇室関連の本を何冊かお読みいただいたようで、うれしいです。拙著はかならずしも皇室に関して包括的に論じているわけではありませんので、これがきっかけとなって、他の本に手を伸ばしていただけたら、幸いに存じます。
 孝明天皇の伝記は現在執筆中ですので、もうすこしお待ちください。秋頃の出版を目指しています。


■宮城県 Oさん 29歳(男性・会社員公務員)
 読み終えて、私の中に一番強く浮かんでいる思いは、「このまま皇室が先細りになって行くのは、あまりに惜しい。」ということです。
 本当に、こんなにもったいないことはありません。
 竹田さんの、同年代とは思えぬ活躍ぶりには頭が下がります。
 これからもどうかよろしくお願いしたいと思います。
 日本国と皇室が、これからもずっとずっと共にあり続けますように。
追伸 久しぶりに自分の「家」について考える機会にもなりました。感謝しています。

[竹田のメッセージ]
 同年代の読者からメッセージを頂くと、心から嬉しい気持ちになります。パワーをいただきました。
 私はまだまだ「活躍」しているといえる活躍はしていないと思います。私は自身の活躍よりも、皇統を守ること、それだけを考えて動きます。
 若い方が、皇室を大切に思っていただけるのは、何よりも嬉しいことです。


■静岡県 Mさん 66歳(男性)
 旧皇族竹田家末裔の著者が政府によって進められている女系天皇容認とする皇室制度改革に対し、強い危機感を覚え書き下ろしたのが本書である。
 皇室の役割、歴史そして皇族としてのご自身の覚悟などが流麗な文章で述べられている。
日本の将来を憂う、正に愛国の書である。
 広く多くの人に読まれてほしい。
 とくに国会議員は必読だ。

[竹田のメッセージ]
 「日本の将来を憂う、正に愛国の書」とは、恐れ入り、頭が下がります。
 その「愛国の書」の著者として恥じないように、努力し、大切に毎日を刻んでいこうと思います。

■兵庫県 Sさん 52歳(女性・主婦)
 皇室典範改正議論が続いている中でより真実に基づいた正論が活字になり皇室を敬う私たち国民のよりどころが明確になり安どしている。
 歴史を知れば知るほど、現在の御代で流れを変えてはならないと思います。
 先人の御苦悩は今の我々にも同じ様に試練としてある。

[竹田のメッセージ]
 「先人の御苦悩」の上に、現在の日本があることを忘れてはいけないと思いますね。僅か何十年か生きたくらいの浅はかな考えで、二千年の伝統を断ち切ることは、憚られなければいけません。


■福岡県 Yさん 75歳(男性)
 竹田恒泰、この男何様と思っているのか。
 日本人に生まれたら皆、天皇の子にならなければならないのか。
 万世一系など信用出来ない。
 広辞苑にも神武天皇は伝説となっている。
 それを冒涜などわらわしちあいけないよ。
 天皇制がある限り日本に本当の民主主義はありえない。
 憲法は国民の総意とある。
 反対も自由。私個人は不要と思う。

[竹田のメッセージ]
 やっとみつけた、非難・お叱りカードです。みつけたとき、ほっとしました。全部お褒めのカードだったら、私の本は無価値であると、当初から考えていました。
 さて、まず、「日本人に生まれたら皆、天皇の子にならなければならないのか。」とありますが、私はそのようなことは拙著では一言も述べていません。
 天皇の子は、皇太子殿下、秋篠宮殿下、黒田清子さまのみ、Yさんも私も「天皇の子」ではありません。私は、畏れ多くて、自らが「天皇の子」だとは思ったことはありません。
 次に、「万世一系など信用出来ない。広辞苑にも神武天皇は伝説となっている。」についてですが、Yさんの考えに100%賛同します。その通りです。
 しかし、Yさんの発言は「イエスはマリアの処女受胎により生まれたのは、科学的にありえない」といっているのと等しいことに気付くべきです。
 そのようなことは、現代人であれば、誰でも知っていますが、これを言ってしまったら、キリスト教は全く成立しなくなってしまいます。
 神武天皇(初代天皇)から万世一系の皇統が現在まで続いていることを前提として、日本の国家秩序が構成されていることは紛れもない事実。科学的に正しいかどうかは、むしろどうでもよいのです。神話ですから。
 マリアの処女受胎が科学的に正しいかどうかよりも、そのような神話があることが重要なのです。
 次に、「天皇制がある限り日本に本当の民主主義はありえない。」についてですが、「本当の民主主義」とはアメリカ型民主主義のことなのでしょうか? 私は、理想的な民主主義は地上に存在していないと思います。アメリカも、まだ理想に向けた途上段階にあるのではないでしょうか?
 私は、「本当の民主主義」よりも、「日本にふさわしい民主主義」を模索、構築すべきだと考えます。たとえば、イラクにアメリカ型民主主義を持ち込んでも機能しないことは証明されたわけで、イラクに相応しい国家機構を考えなくてはいけないのです。
 しかも、日本の民主主義に天皇が不可欠であり、もし天皇をなくしてしまったら、仮に「本当の民主主義」が実現したとしても、もはやそれは日本ではありません。
 確かに、現在の日本の民主主義は、理想的な民主主義ではないでしょう。発展途上であることは確かです。しかし、日本の民主主義を、理想的民主主義たらしめない原因は、決して皇室の存在ではありません。
 皇室の存在は、なんら民主主義を妨害していません。もし、国民の総意が皇室の廃止であるなら、現在の憲法を改正すればそれは実現可能なわけです。したがって、皇室の存在が原因で日本に理想的民主主義が成立しないという考えは全く成り立ちません。
 次に、「憲法は国民の総意とある。」とありますが、憲法は皇室について規定しているのであり、つまり、皇室の存在は国民の総意なわけです。
 そして最後に、「反対も自由。私個人は不要と思う。」についてですが、「反対も自由」これは憲法で保障される思想の自由に当たりますので、全く自由でしょう。「不要と思う」というのは、おそらく「天皇を不要と思う」の意だと思いますが、「不要と思う」ということは、「なくてもいい」という意味でしょうから、これはつまり「あってもいい」ということです。
 「廃止すべきだ」なら「あってはよくない」になりますが、
 「不要である」なら「なくてもよいし、あってもよい」になります。
 つまり、積極的否定ではなく、消極的否定なわけです。結局、あってもよいわけです。積極的に否定するほどの考えではないことがこの文面から読み取れます。

 しかし、このような考えの持ち主が、私の本を購入していただいたのですから、また、読者カードまでお送りいただいたのですから、ありがたいことです。
 「皇室のきょうかしょ」についても、この方からメッセージが届くことを希望しております。


 
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読者カードへの返事1

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 『語られなかった皇族たちの真実』読者の皆様から、たくさんの読者カードを返信していただきました。枚数は多くて数え切れません。
 年齢も中学生から九十歳以上の大先輩に至るまで、様々ですし、お住まいも南は台湾、北は北海道まで、いらっしゃいました。
 このブログでは、少しずつにはなりますが、いただいた読者カードにお返事をさせていただこうと思います。先ず、今日は、いくつか紹介させていただだきます。

 個人情報の取扱いには十分注意しております。本文中にご本人のプライベートに係わる部分がありましたら、伏字にさせていただきます。また、判読できない場合も伏字とさせていただきます。

■群馬県 Tさん 91才(男性)
 私は戦前、戦中、戦後を生きて来た者として大変興味を以て読みました。
 特に開戦時、終戦時の記述は深く感銘致しました。
 何しろ戦時中は厳しい言論統制下に有って、国民の大多数は戦況の□□さへ知らずただ一億玉砕を至上主義と考へていたので本書は誠に私にとっては良い本だと思って居ります。

[竹田からのメッセージ]
 終戦時に二十代後半でいらした方が「戦時中は厳しい言論統制下」とおっしゃると、とても説得力があります。私は、その時は影も形もありませんので、戦争を経験なさった方の、真実の証言は、大変貴重なものだと思います。人生の大先輩にお褒め頂き、恐縮です。

■不明 Tさん 69才(女性・主婦)
 皇室の事が良くわかった。旧皇室の方々の苦労と、活躍、現在も自覚を持って伝統を守って、きぜんとして生きて居られる事に感動しました。
 旧皇室の復帰を願っています。

[竹田からのメッセージ]
 旧皇族の苦労や活躍ぶりについては、これまでに出版された書籍に語られていることではありますが、バラバラに書かれていて、しかも、それらの本のほとんどは現在入手が困難です。今回、拙著では、これらの情報を一冊にまとめることを試みました。平成の時代で一度まとめておくことは必要だと考えたからです。このようなメッセージをいただけることは、嬉しいことです。私も、旧皇族の子孫の端くれとして、襟をただし、恥じない人生を歩んでいこうと思います。

■東京都 Oさん 27才(女性・会社員公務員)
 3/18の講演会に行かせて頂きました。その以前に一回、御著書にて拝読させて頂いておりましたが、お話しを伺って竹田宮様はやはりすばらしい方であると実感致しました。(一つ一つサインをされる所もすばらしい)
 台風があっても地震があっても天皇様の責任・・・というところに、国を支えて下さっている天皇様の並々ならぬ必至の祈り、努力をされていることをあらためて感じさせて頂きました。2666年悠久の歴史の中で日本を支えて下さっている天皇様の、少しでもお役に立てる様な、恥じない様な人である様、毎日自分を磨いてゆきたいと思いました。すばらしい御講演ありがとうございました。

[竹田からのメッセージ]
 読者の方が講演にいらしていただけるのは、本当にありがたいことです。講演では本に書かれていないことを中心にお話しさせて頂いておりますので、また違った部分を拾っていただけるのではないかと思います。

■神奈川県 Kさん 80才(男性・ジャーナリスト)
 日本の”日本らしさ”の芯ともいえる皇室のあり方がよく分かった。
 同時に今問題になっている皇室典範改正の動きについて認識を深めた。

[竹田からのメッセージ]
 皇室は”日本らしさ”の芯ですね。お汲み取り頂き、嬉しく存じます。講演にいらしていただいたようですが、これからもこの部分は講演でもしっかりと深めていこうと思います。

■東京都 Fさん 65才(男性・自営業)
 デリケートな問題を明解に解説しており大変役に立った。
 また、読者の覚悟の程が行間から感じられた。

[竹田からのメッセージ]
 「明解に解説」できていたか、自分でも自身のないところですが、これからも、より分かりやすく伝えられるよう、努力していきます。

■宮城県 Wさん 51才(男性・会社員公務員)
 まさに身の引きしまる思いで、興味深く読ませて頂きました。
 この本を完成させる為、どれ程の勉強、研究、材料が必要だったのでしょうか。
 皇室について、日本の歴史について、大変勉強となりました。
 特に若い人たちに呼んで欲しいです。
 出来れば筆者に又、本を出してもらいたいです。
 一ファンとして期待しております。

[竹田からのメッセージ]
 まだまだ私も勉強途上ですので、これからも研究を続け、少しでも日本の、そして世界のためになる本を出していこうと思っています。現在、次の本を執筆中です。ご期待外れにならないよう、努力します。



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