竹田恒泰日記

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アパグループ第2回懸賞論文、最優秀藤誠志賞受賞決定


 お知らせです。
 
 アパグループ第2回「真の近現代史観」懸賞論文で、拙稿「天皇は本当に主権者から象徴に転落したのか?」が最優秀藤誠志賞を受賞することになりました。

 本日、アパグループがプレス発表し、ネット上で告知しました。


 プレス発表から抜粋

 昨年創設した懸賞論文制度で前・航空幕僚長の田母神俊雄氏が最優秀藤誠志賞を受賞したことで大きな話題となった「真の近現代史観」懸賞論文の第二回目として、平成20年5月10日から論文の募集を開始したところ昨年を上回る276編もの作品が応募されました。
 今年も審査委員長・渡部昇一氏をはじめとする審査委員会にて慎重に審査を進めて参りましたが、この度、最優秀藤誠志賞を含める13賞の受賞者が決定致しました。

 今回の懸賞制度を記念し、受賞作品13作をまとめた受賞作品集を出版することも決定しており、受賞作品集は最優秀藤誠志賞作品を英訳し、広く世界へ向けて発信していきます。
 アパグループの懸賞論文をきっかけに誤った歴史認識を正し、正当な歴史認識をもって日本を真の独立国家へと導く人物が現れることを期待しております。
 

 拙稿「天皇は本当に主権者から象徴に転落したのか?」の全文と、英語翻訳がPDFでアップされていますので、そちらのリンクも貼っておきます。


 
 作品で賞を受賞するのは、平成18年の山本七平賞以来、三年ぶりです。

 今後も、著作活動に邁進していく所存ですので、皆様方には引き続きご指導いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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CO2地球温暖化説の幻想

CO2地球温暖化説の幻想


 「地球温暖化の原因は人類が排出するCO2である」というのは今や世界の常識となった。

 しかし、その考えは一つの学説に過ぎず、あくまでもコンピューター・シミュレーション上の結果であり、科学的に証明されたわけではない。

 同説の後ろ盾であるIPCC第四次評価報告書ですら、温暖化の原因が人為起源の温室効果ガスであることについて断定はせず、「very likely(可能性がかなり高い)」と結論するに留まる。

 CO2などが温室効果を持つことについて争いはなく、地球の温度変化とCO2濃度の変化は連動しているのは一目瞭然だ。

 だが、注意深くグラフを見ると温度の変化が先行し、遅れてCO2濃度が変化しているのが分かる。

 海水温が上がれば海はCO2を吐き出すのだから、CO2が増えたから気温が上がったのではなく、気温が上がったからCO2が増えたと考える方が自然であろう。

 原因と結果がすり替えられているとしたら恐ろしい。

 CO2が地球の温度に与える影響は、太陽や水蒸気などの要素に比べればごく僅かである。

 実際、太陽の活動周期と気候変動が一致することは容易に確認できる。

 また温室効果ガスのなかでもっとも温暖化に影響を及ぼすのは水蒸気であり、8-9割の要素を占める。

 ところが環境省によると、水蒸気の濃度について顕著な変化は見られないという。

 もし温暖化の原因がCO2だとしても、それが人為起源のCO2であるかについて意見は分かれる。

 温暖化の要素の1-2割程度しかないCO2のなかでも、人為起源のCO2は自然起源に比べると無視できるほど少ない。

 人類が排出するCO2が年6.5ギガトンであるのに対し、動物と微生物が排出する量は年150ギガトンに及び、また植物(枯葉など)や海が排出する量はさらに多い。

 温暖化を防ぐために必死になってCO2を削減する人類の姿は、故障した車を直すのに、重要な要素であるエンジン(太陽)・ラジエター(水蒸気)を無視して、タイヤのボルト(CO2)だけを必死で締め直すような愚かな姿と同じだ。

 将来CO2を半減させて何になるのだろう。

 進捗が遅ければ努力すればよい。だがベクトルが間違っていたら、努力するほど間違った場所に早く着くだけだ。(竹田恒泰)


 この原稿は、平成18年10月〜平成20年9月に「フジサンケイ・ビジネスアイ」に連載した「エコマインド・アイ」を転載したものです。

森林はCO2を吸収するか?


 地球温暖化問題が取り沙汰される昨今、「森林はCO2を吸収する」と語られるのをよく耳にする。

 しかし、それは半分正しいが、半分誤りである。

 温暖化対策として積極的に植樹・緑化を進める試みがあり、また森林国にはCO2排出削減に一定の猶予を与える考えも確立されたが、もし「森林がCO2を吸収しない」のであれば、話しは全く違ってくる。

 確かに植物は太陽光を浴びて、CO2と水を吸ってO2(酸素)と糖分を作り出している。

 これが中学で学習する「光合成」だ。
 
 ところが、植物が枯れて土に還るとき、光合成とは逆の反応が起こることを忘れてはいけない。

 植物が枯れると、今度は微生物が植物を分解する。

 そのときO2が消費され、CO2と熱が排出されるのである。

 地球全体では微生物が吐き出すCO2の総量は、人類を含む動物が排出する総量を遥かに凌駕する。

 植物が分解されるとき、光合成で植物内に蓄えられたC(炭素)は、CO2として解き放たれ、再び大気に戻される。

 薪を燃やしたときに出るCO2も、光合成によって木が蓄えたCO2が解放されたものである。
 
 よって、植物はCO2を消滅させているのではなく、一時的にCO2を形を変えて体内に蓄えているだけであり、枯れたらCO2は元通り大気に返される。

 森林はCO2を増やしも減らしもしないと結論せざるを得ない。

 つまり、森林は年間を通じておびただしい量のCO2を吸収しているが、年間を通じて同量のCO2を排出していることになる。
 
 だが、森林が成長する過程において、森林は全体としてCO2を吸収することは事実だ。例えば明治神宮の森は、元々更地に人工的に植林したものである。

 現在は大木が生い茂っているため、更地時代に比べると、多くのCO2がそこに蓄えられていることになる。

 森はCO2のタンクといえよう。
 
 いま世界では急速に森林が失われつつある。

 森林が消滅すればその分CO2のタンクが失われて、行き場を失ったCO2が大気に排出されるととらえるべきだろう。(竹田恒泰)


 この原稿は、平成18年10月〜平成20年9月に「フジサンケイ・ビジネスアイ」に連載した「エコマインド・アイ」を転載したものです。

神宮式年遷宮とCO2

神宮式年遷宮とCO2


「この大きな鳥居に使われている材木はどこから持ってきたと思いますか?御正殿(ごしょうでん)の棟持柱(むなもちばしら)だったんですよ」

 神宮会館の井田支配人が興奮しながら説明してくれた。

 伊勢の神宮の近くにある神宮会館は、宿泊者からの申し込みがあると、無料で早朝に職員が一時間ほどかけて境内を説明しながら案内する「早朝参拝」を行っている。

 平成25年の第62回式年遷宮まであと4年、遷宮に向けて着々と準備が進められる中、神宮会館の早朝参拝では、遷宮で使い終わった木材がその後どうなるのか参拝客に説明している。

 木材の運命を聞いた人はみな驚くらしい。

 御正殿の棟持柱といえば、神宮の神殿に使われる木材の中で最重要とされるが、その柱は20年間使用した後、鉋をかけられて若干細く短くなり新品同様となって、宇治橋の大鳥居として甦りさらに20年間使用される。

 その後再び鉋をかけられてまた少し細く短くなって甦り、今度は桑名市・亀山市で伊勢国の入口の鳥居としてまた20年間使用される。

 この段階で既に60年が経過しているが、材木の運命はまだ尽きない。

 再び鉋をかけられ、次は神宮の縁のある全国の神社に御神木として分けられ、これを拝領した神社は再び鳥居や社殿の材料として、朽ちるまで大切に使うのだ。

 式年遷宮では20年に一度、神宮の内宮と外宮の御正殿をはじめ60以上の殿舎が作り直される。

 必要な檜は約1万立方メートル、本数で1万本が伐採されるため、これを森林破壊と勘違いする人もいるかも知れない。

 しかし、大木になった檜は代謝が落ち、CO2の吸収力も低下する。

 大木を一定の割合で伐採することは森を再生することになる。

 木は成長する段階で大気から吸収したCO2を貯蔵し、固定していると考えられる。

 そして御神木は朽ちる過程でCO2をゆっくりと大気に戻す。

 このように式年遷宮は森を再生させるのである。

 神道で木は神とされる。

 神なる木を畏れながら大切に利用する式年遷宮の仕組みに循環型社会の典型を見出すことができるのだ。(竹田恒泰)



 この原稿は、平成18年10月〜平成20年9月に「フジサンケイ・ビジネスアイ」に連載した「エコマインド・アイ」を転載したものです。

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神宮の森の二百年の計画


 参拝客で賑わう伊勢の神宮の駐車場を抜けて、五十鈴川に沿って車を走らせると、およそ喧騒とはかけ離れた静寂な森に入る。
 
神宮の内宮から見える森は全て、宮域林と呼ばれる神宮の森で、その範囲は稜線よりも向こう側の地域に及び、広さは計5,442ヘクタール、伊勢市の面積のおよそ四分の一に該当する。
 
 すれ違うのも困難な県道から、さらに細い林道に入ると、森はいよいよ深く、昼間でも薄暗い。

 この聖なる森は間もなく大きな役割を担うことになる。

 宮域林は、約2,000年前の第11代垂仁天皇の御代に天照大御神が伊勢に御鎮座されたときから、大御神の山として大切にされてきた。

 約1,300年前の第41代持統天皇の御代に、20年ごとに全ての御社殿をお建て替えする「式年遷宮」がはじまると、宮域林は御造営用材を伐り出す御杣山(みそまやま)に定められた。

 その後、森林資源の欠乏によって御杣山は木曽に移り、現在宮域林の用材は使われていない。

 大正12年に式年遷宮の御造営用材を再び宮域林で賄おうとする、200年の壮大な計画が決定され、翌年から植林が開始された。

 約80年経過した今、計画は順調に進み、およそ2,500ヘクタールが人工林となっている。

 このままいくと85年後の2093年に行われる式年遷宮以降は、使用される約1万立法メートル(約13,000本)の檜の90%以上を宮域林で毎回賄えるようになるという。

 しかし、幅120センチメートルの御正宮の御扉に使われる用材は樹齢400年以上のものが必要であり、それを含めた全ての用材を賄えるのは324年後の2333年の式年遷宮まで待たなくてはいけない。

 そして、平成25年の式年遷宮では、宮域林の間伐材が式年遷宮全体の約20%に当たる2,000立方メートルを賄うことになった。

 宮域林の用材が使用されるのは約700年ぶりのことであり、歴史的意義は大きい。
 
 神宮営林部事業課長の倉田克彦氏は「目に見えないものに立ち向かっている思い」と語る。

 御杣山の復元事業は200年の計画であり、数年ではその変化をとらえることもできない。

 何百年も先のことを考えて真剣に取り組んでいる人たちがいることを忘れてはいけないと思った。
(竹田恒泰)



 この原稿は、平成18年10月〜平成20年9月に「フジサンケイ・ビジネスアイ」に連載した「エコマインド・アイ」を転載したものです。

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神宮式年遷宮とCO2

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