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北極の北アメリカプレートとユーラシアプレートとの境界でM5からM6の地震が3連続
今朝10月29日01:23ごろから04:11にかけて、北極圏でM5.7、5.7、6.0の地震が発生しました。
にあるEarthquake Viewをクリックすると、この地震が北極圏の北アメリカプレートとユーラシアプレートとの境界で発生したことが分かります。
北緯86度ですから、いわゆる北極というか、地球の真北から4度しかずれていません。1度はおおよそ100キロですから、北極点から数百キロ程度の所ということになります。そのため、ほとんど観測機器がなく、EMSCでも過去の揺れのデータ、つまり、
のSeismicityなどが出てきません。
しかし、この震源地での過去の地震は、
でRegion Name にNORTH OF FRANZ JOSEF LANDを指定することで調べることが出来ます。他の欄は何も指定する必要はありません。
結果は次の通りです。
2017-10-28 19:11:02.4 86.98 N 56.93 E 10 6.0 NORTH OF FRANZ JOSEF LAND
2017-10-28 16:16:07.0 86.83 N 54.20 E 10 5.7 NORTH OF FRANZ JOSEF LAND
2017-10-28 16:13:56.3 86.99 N 54.26 E 10 5.7 NORTH OF FRANZ JOSEF LAND
2014-04-13 02:12:19.0 86.71 N 45.50 E 10 4.5 NORTH OF FRANZ JOSEF LAND
2013-04-12 03:47:13.0 87.07 N 56.10 E 2 4.5 NORTH OF FRANZ JOSEF LAND
2012-06-18 20:14:54.0 86.36 N 41.52 E 2 4.7 NORTH OF FRANZ JOSEF LAND
2009-06-13 22:07:34.7 86.83 N 53.41 E 10 4.4 NORTH OF FRANZ JOSEF LAND
2008-07-15 06:47:38.0 86.83 N 62.87 E 10 4.9 NORTH OF FRANZ JOSEF LAND
2004年の11月からのデータベースですから、2008年6月までは多分M4以上地震が起こっていず、2008年7月からM4以上地震の発生が始まったことになります。このことは、2004年年末のスマトラ島沖地震から3年半の期間を置いての2008-07-15のM4.9発振であり、今朝のM5からM6の発振は2011年3月からおよそ6年と半年後のものと言うことになります。
今朝のM6地震については震源球が決定されています。
でそれが分かり、正断層型です。引く力が起こした地震であり、震源深さは10キロ程度ですから、北アメリカプレートとユーラシアプレートの間で互いに相手から引き離す方向に力が働いたことになります。
北アメリカプレートは太平洋に対して反時計回り回転をしています。そのため、メキシコ湾を内側から押し広げる方向に北アメリカプレートが動いていることになります。カリフォルニアの太平洋沿岸部にあるサンアンドレアス断層は右横ずれであり、太平洋に面して立つと、太平洋が自分の右手方向に動く地震が起こります。また、カリフォルニアあたりにロッキー山脈と言う巨大な山脈が形成されていることから、中米と比べて北米がより大規模に太平洋側へ押されてきていると言えるわけで、これらのことからも、北アメリカプレート全体の反時計回り回転を読み取れます。全体の背景には大西洋の拡大と太平洋の縮小があるようです。
プレートの動きの図が次のURLにあります。
北アメリカ大陸を東西に横断するセントローレンス川と5大湖に影響を与える可能性があるのではないでしょうか。
2017年10月29日19時35分 武田信弘 ジオログ(http//geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700)はヤフーブログ(http//blogs.yahoo.co.jp/taked4700)へ移行しました。CN:122576、SN:4420
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記事末尾を改定しました。
[ 武田信弘 ]
2017/10/30(月) 午前 5:01