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(10月25日)Hi-net自動処理震源マップのN= の値の変動と地震の起こり方の変化について

まとめ:関東地方でのM7発振が本日中にもあり得ます。

 かなり危ない状況です。「最新7日間」での減少幅が「茨城県」で70以上であり、「最新24時間」で「東日本」が32の増加が「最新7日間」の「東京都」の増加02で示されているように、伊豆・小笠原付近での微小地震増加の結果である可能性が高いため、霞ヶ浦付近、または東京湾北部でのM7地震発生がかなり切迫していると思えます。本日中の発振の可能性があります。

 関東地方での震度1以上を観測した地震が10月19日にあった以来、発生が5日間ありません。

過去7日間の10月18日から24日までで、関東地方の地震は2件です。
これから30日間の地震数を推定すると、7:2=30:X でX=60÷7=9 となり、今年の月別数から見ると、これまでの最少であった5月の27と比べても3分の1です。

2017年
01月:31
02月:43
03月:35
04月:32
05月:27
06月:49
07月:29
08月:42
09月:33



Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」の値の過去1週間分のN=の値の変化:
基本的に07:00頃の値です。

「日本全国広域」
10月19日:369(前日から13の増加)
10月20日:390(前日から21の増加)
10月21日:361(前日から29の減少)
10月22日:343(前日から18の減少)
10月23日:327(前日から16の減少)
10月24日:291(前日から36の減少)
10月25日:322(前日から31の増加)

「日本全国拡大」
10月19日:367(前日から11の増加)
10月20日:386(前日から19の増加)
10月21日:358(前日から28の減少)
10月22日:342(前日から16の減少)
10月23日:326(前日から16の減少)
10月24日:291(前日から35の減少)
10月25日:318(前日から27の増加)

「北海道」
10月19日:13(前日から07の減少)
10月20日:22(前日から09の増加)
10月21日:14(前日から08の減少)
10月22日:18(前日から04の増加)
10月23日:18(前日から増減なし)
10月24日:13(前日から05の減少)
10月25日:25(前日から12の増加)

「東日本」
10月19日:219(前日から13の減少)
10月20日:214(前日から05の減少)
10月21日:236(前日から22の増加)
10月22日:204(前日から32の減少)
10月23日:212(前日から08の増加)
10月24日:162(前日から50の減少)
10月25日:194(前日から32の増加)

「本州中部」
10月19日:113(前日から増減なし)
10月20日:113(前日から増減なし)
10月21日:110(前日から03の減少)
10月22日:115(前日から05の増加)
10月23日:089(前日から26の減少)
10月24日:082(前日から07の減少)
10月25日:087(前日から05の増加)

「西日本」
10月19日:145(前日から28の増加)
10月20日:162(前日から17の増加)
10月21日:125(前日から37の減少)
10月22日:127(前日から02の増加)
10月23日:110(前日から17の減少)
10月24日:119(前日から09の増加)
10月25日:108(前日から11の減少)

*「本州中部」が3日連続で100未満です。関東地方の東方沖の固着域に太平洋プレートの西向き圧力が大きくかかっているためだと思います。

Hi-net自動処理震源マップでの変動についてです。

関東地方周辺の「最新7日間」(前日との差)
======22日ー23日ー24日ー25日
「東京都」 :0134-0119-0109-0111(増加02)
「神奈川」 :0206-0186-0180-0175(減少05)
「静岡県」 :0283-0282-0257-0246(減少11)
「千葉県」 :0278-0252-0243-0232(減少11)
「埼玉県」 :0299-0275-0259-0231(減少28)
「茨城県」 :0857-0784-0776-0704(減少72)
「群馬県」 :0254-0245-0242-0205(減少37)
「栃木県」 :0693-0628-0618-0563(減少55)
「福島県」 :0635-0593-0585-0523(減少62)

関東地方周辺の「最新30日間」(前日との差)   
======22日ー23日ー24日ー25日
「東京都」 :0622-0621-0613-0603(減少10)
「神奈川」 :0843-0831-0822-0798(減少24)
「静岡県」 :1368-1377-1345-1311(減少34)
「千葉県」 :1182-1167-1149-1131(減少18)
「埼玉県」 :1233-1227-1214-1185(減少29)
「茨城県」 :4826-4792-4772-4724(減少48)
「群馬県」 :1112-1105-1100-1056(減少44)
「栃木県」 :4090-4066-4049-4009(減少40)
「福島県」 :3992-3980-3973-3935(減少38)

その他に昨日から今朝で15以上の変動があった地域は次の通りです。

「最新7日間」
「岩手県」:269→240(減少29)
「新潟県」:120→104(減少16)
「富山県」:244→202(減少42)
「石川県」:102→076(減少26)
「長野県」:326→278(減少48)
「山梨県」:282→230(減少52)
「岐阜県」:317→273(減少44)
「愛知県」:244→221(減少23)
「鳥取県」:127→110(減少17)
「福岡県」:388→369(減少19)
「大分県」:430→410(減少20)
「鹿児島県」:347→362(増加15)

「最新30日間」
「岩手県」:1312→1237(減少75)
「宮城県」:0924→0898(減少26)
「秋田県」:0670→0630(減少40)
「新潟県」:0651→0630(減少21)
「富山県」:1243→1220(減少23)
「福井県」:0745→0717(減少28)
「長野県」:1578→1543(減少35)
「山梨県」:1200→1158(減少42)
「岐阜県」:1484→1452(減少32)
「愛知県」:1241→1200(減少41)
「三重県」:0824→0788(減少36)
「滋賀県」:0861→0825(減少36)
「京都府」:0675→0657(減少18)
「大阪府」:1470→1443(減少27)
「兵庫県」:1086→1051(減少35)
「奈良県」:1402→1366(減少36)
「和歌山県」:0978→0957(減少21)
「鳥取県」:0651→0634(減少17)
「山口県」:0281→0262(減少19)
「福岡県」:1733→1686(減少47)
「佐賀県」:1785→1742(減少43)
「熊本県」:2156→2114(減少42)
「大分県」:2002→1950(減少52)
「宮崎県」:3385→3308(減少77)
「鹿児島県」:2528→2489(減少39)
「沖縄県」:0648→0619(減少21)

10月24日した地震:4件(昨日分は0件)(海外での大きな地震を含む)
2017年10月24日 0時14分ごろ 熊本県熊本地方 3.1 1
2017年10月24日 0時17分ごろ 熊本県熊本地方 3.4 2
2017年10月24日 6時26分ごろ 北海道東方沖 5.4 1
2017年10月24日 20時34分ごろ 瀬戸内海中部 3.3 2

過去1週間分の震度を観測した地震の地域別集計:
10月18日:04件(震度1:00件)(M4以上:1件)
10月19日:10件(震度1:05件)(M4以上:4件)
10月20日:03件(震度1:03件)(M4以上:0件)
10月21日:03件(震度1:02件)(M4以上:0件)
10月22日:05件(震度1:03件)(M4以上:2件)
10月23日:00件(震度1:00件)(M4以上:0件)
10月24日:04件(震度1:02件)(M4以上:1件)
合計:29件
(震度1:15件で52%)(M4以上:8件で28%)

*過去7日間でM4以上が28%はかなり大きい値です。

*過去7日間から推測する30日間の地震数が124件となり、減少傾向です。9月の185件に比べて、約33%減です。

7:29=30:X で、X=870÷7=124

2017年月別地震数:
1月:150
2月:144
3月:156
4月:178
5月:161
6月:213
7月:175
8月:204
9月:185

1.北海道
2017年10月18日 8時49分ごろ 浦河沖 4.4 2
2017年10月19日 14時38分ごろ 十勝地方南部 3.8 1
2017年10月21日 1時45分ごろ 胆振地方中東部 3.2 2
2017年10月22日 3時38分ごろ 北海道西方沖 4.7 2
2017年10月24日 6時26分ごろ 北海道東方沖 5.4 1
合計:5件(陸域:2件、海域:3件)(M4以上:3件、60%)(震度1:2件、40%)

2.東北
2017年10月19日 1時50分ごろ 岩手県沖 4.0 3
2017年10月19日 1時51分ごろ 岩手県沖 3.0 1
2017年10月19日 21時50分ごろ 福島県沖 4.2 3
2017年10月20日 13時24分ごろ 岩手県沖 3.5 1
2017年10月20日 19時30分ごろ 秋田県内陸南部 1.8 1
2017年10月22日 1時26分ごろ 福島県沖 4.6 1
2017年10月22日 2時45分ごろ 新潟県上中越沖 2.5 1
2017年10月22日 18時39分ごろ 佐渡付近 3.5 1
合計:8件(陸域:1件、海域:7件)(福島県以南:4件、宮城県以北:4件)(M4以上:3件、38%)(震度1:6件、75%)

3.関東(静岡県を含む)
2017年10月18日 7時40分ごろ 茨城県南部 3.6 2
2017年10月19日 0時08分ごろ 茨城県沖 4.0 2
合計:2件
(陸域:1件、海域:1件)(M4以上:1件、50%)(震度1:0件、0%)(茨城県沖:1件、茨城県北部:0件、茨城県南部:1件、千葉県東方沖:0件)(伊豆・小笠原:0件)

*関東の地震数が東北の地震数の3分の1であり、明らかに関東での地震数減少が起こっています。また、東北での地震が最新3件は福島県以南であり、関東での地震が全件茨城県であることを考えると、福島県と茨城県の県境あたり、昨年2016年11月22日の福島県沖(いわき沖)M7、そして、12月28日茨城県北部M6が起こった地域に東北での太平洋沈み込み圧力がかかっていると思われます。このことは、「日本全国拡大」、「最新24時間」
を見ると、福島県南部の沖合のドットの分布が、ハの字型の頭の部分が陸域にくっついたようになっていることを見ても分かると思います。→の頭の部分の斜線の方角に地震が分布するのです。

8月のそれ
を比較しましょう。

2016年と今年の関東地方の地震数の推移は次の通りです。伊豆・小笠原での地震も含んでいます。

2016年
01月:40
02月:31
03月:18
04月:30
05月:26
06月:32
07月:63
08月:31
09月:31
10月:28
11月:22
12月:51
2017年
01月:31
02月:43
03月:35
04月:32
05月:27
06月:49
07月:29
08月:42
09月:33

4.中部
2017年10月19日 18時32分ごろ 愛知県西部 3.1 1
合計:1件
(長野県:0件、長野県以外:1件)(震度1:1件、100%)

5.関西
合計:0件(震度1:0件、0%)

6.中国・四国
2017年10月21日 19時22分ごろ 島根県東部 2.8 1
2017年10月24日 20時34分ごろ 瀬戸内海中部 3.3 2
合計:2件
(陸域:1件、海域:1件)(震度1:1件、50%)

7.九州
2017年10月18日 0時21分ごろ 熊本県熊本地方 3.1 2
2017年10月18日 20時39分ごろ 熊本県熊本地方 2.6 2
2017年10月19日 7時00分ごろ 有明海 2.2 1
2017年10月19日 12時40分ごろ 有明海 3.0 2
2017年10月19日 13時08分ごろ 有明海 2.3 1
2017年10月19日 18時02分ごろ 奄美大島北東沖 5.6 3
2017年10月20日 5時42分ごろ 熊本県熊本地方 2.6 1
2017年10月21日 13時10分ごろ 有明海 2.8 1
2017年10月22日 23時24分ごろ 薩摩半島西方沖 3.5 2
2017年10月24日 0時14分ごろ 熊本県熊本地方 3.1 1
2017年10月24日 0時17分ごろ 熊本県熊本地方 3.4 2
合計:11件
(陸域:5件、海域:6件)(南西諸島:1件、九州北部:0件、熊本県:5件、鹿児島湾:0件)(震度1:5件、45%)

8.沖縄
合計:0件
(台湾付近:0件)(M6以上:0件)(震度1:0件、0%)

2017年10月25日12時00分 武田信弘 ジオログ(http//geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700)はヤフーブログ(http//blogs.yahoo.co.jp/taked4700)へ移行しました。CN:122402、SN:4414
徐々に現われている大地震の兆し

 地球規模で大地震の兆しが出ているのですが、日本での前兆です。記事の最後に結論があります。

1.陸域地震の増加:

 陸域地震の増加とは、太平洋プレートと陸のプレートとの間にある固着域を通じて太平洋プレートの西進圧力が陸のプレートへ大きく伝わってきていることを表しています。
 2015年は12か月間全てで陸域÷海域の比が1.00未満でしたが、今年2017年は10月までで1.00以上が7か月間あります。311前の2010年から2011年3月9日までを見ると、やはり陸域が多い傾向があり、今年2017年は311前の状況と似ています。または、陸域地震の割合が2010年時点よりも大きく、そのため、今後、M6以上の陸域地震の頻発が起こる可能性が高いと言えます。

2017年の日本全国の月別地震数:
01月:150件(陸域:081件、海域:069件)(陸域÷海域=1.17)
02月:144件(陸域:068件、海域:076件)(陸域÷海域=0.89)
03月:156件(陸域:077件、海域:079件)(陸域÷海域=0.97)
04月:178件(陸域:089件、海域:089件)(陸域÷海域=1.00)
05月:161件(陸域:091件、海域:070件)(陸域÷海域=1.30)
06月:213件(陸域:125件、海域:088件)(陸域÷海域=1.42)
07月:175件(陸域:074件、海域:101件)(陸域÷海域=0.73)
08月:204件(陸域:111件、海域:093件)(陸域÷海域=1.19)
09月:185件(陸域:119件、海域:066件)(陸域÷海域=1.80)
10月:113件(陸域:067件、海域:046件)(陸域÷海域=1.46)(10月25日05:00現在)


2015年の日本全国の月別地震数:
01月:147件(陸域:067件、海域:080件)(陸域÷海域=0.84)
02月:153件(陸域:062件、海域:091件)(陸域÷海域=0.68)
03月:138件(陸域:061件、海域:077件)(陸域÷海域=0.79)
04月:131件(陸域:056件、海域:075件)(陸域÷海域=0.75)
05月:160件(陸域:077件、海域:083件)(陸域÷海域=0.93)
06月:156件(陸域:066件、海域:090件)(陸域÷海域=0.73)
07月:131件(陸域:055件、海域:076件)(陸域÷海域=0.72)
08月:164件(陸域:069件、海域:095件)(陸域÷海域=0.73)
09月:127件(陸域:053件、海域:074件)(陸域÷海域=0.72)
10月:164件(陸域:077件、海域:087件)(陸域÷海域=0.89)
11月:160件(陸域:055件、海域:105件)(陸域÷海域=0.52)
12月:172件(陸域:077件、海域:095件)(陸域÷海域=0.81)

2010年の日本全国の月別地震数:
01月:107件(陸域:039件、海域:068件)(陸域÷海域=0.57)
02月:093件(陸域:036件、海域:057件)(陸域÷海域=0.63)
03月:099件(陸域:047件、海域:052件)(陸域÷海域=0.90)
04月:092件(陸域:051件、海域:041件)(陸域÷海域=1.24)
05月:091件(陸域:044件、海域:047件)(陸域÷海域=0.94)
06月:084件(陸域:035件、海域:049件)(陸域÷海域=0.71)
07月:088件(陸域:046件、海域:042件)(陸域÷海域=1.10)
08月:096件(陸域:046件、海域:050件)(陸域÷海域=0.92)
09月:112件(陸域:063件、海域:049件)(陸域÷海域=1.29)
10月:147件(陸域:081件、海域:066件)(陸域÷海域=1.23)
11月:089件(陸域:042件、海域:047件)(陸域÷海域=0.89)
12月:104件(陸域:052件、海域:052件)(陸域÷海域=1.00)

2011年1月から3月9日までの日本全国の月別地震数:
01月:074件(陸域:037件、海域:037件)(陸域÷海域=1.00)
02/03月:157件(陸域:080件、海域:077件)(陸域÷海域=1.04)

2.東北地方と関東地方を比べて、東北多発から関東多発へ:

 311大地震が東北地方の海域で発生したため、2016年の熊本地震までは、東北地方と関東地方で比べると、圧倒的に東北地方での地震が多く発生していました。しかし、今年2017年になってからは関東地方での地震数が東北地方でのそれを上回ることが多くなっています。陸域と海域を合わせた数では、1月から9月までの九ヶ月間で三ヶ月、関東の方が多いだけですが、陸域のみを見ると、4月と9月を除いた七ヶ月で関東の方が東北よりも地震数が多いのです。

2017年の関東地方と東北地方の地震数比較(陸域+海域)
===関東ー東北
01月:30ー48
02月:43ー34*関東が多い
03月:33ー35
04月:30ー49
05月:25ー26
06月:47ー31*関東が多い
07月:29ー40
08月:41ー36*関東が多い
09月:33ー82
10月:30ー26(*10月24日まで)

2017年の関東地方と東北地方の地震数比較(陸域のみ)
===関東ー東北
01月:19ー09*関東が多い
02月:25ー01*関東が多い
03月:17ー04*関東が多い
04月:15ー20
05月:13ー09*関東が多い
06月:17ー13*関東が多い
07月:14ー08*関東が多い
08月:31ー12*関東が多い
09月:20ー60
10月:20ー08*関東が多い(*10月24日まで)

*9月8日 22時23分ごろ、秋田県内陸南部、M5.3、最大震度5強が発生しため、9月の東北陸域が急増しました。

 背景にあるのは、太平洋プレートの東日本の陸域の地下への沈み込み本格化です。311大地震以前は少なくとも600年以上に渡って、太平洋プレートの東日本の陸域地下への沈み込みが停止していたという指摘がプレートテクトニクスの専門家によりされています。

「特報1)太平洋プレートは東日本大震災前に沈み込んでいなかった」
「特報2)『アスペリティモデル』から『断続沈み込みモデル』へ」

 太平洋プレートは一辺1万キロ程度の四角形のプレートと言え、非常に大きなものですから、その移動速度は数万年という単位で測れる期間でほぼ一定ですが、太平洋プレートが東日本の陸域へ沈み込む速度は大きく変化しています。その原因は、太平洋プレートが陸のプレートの下へ沈み込むときの抵抗の大きさが大規模に変化することにあります。311大地震はM9という巨大地震でしたが、その意味は、それだけ巨大な固着域が陸のプレートと太平洋プレートの間にあったということで、その大きな固着域によって太平洋プレートが陸のプレートに固定されていたわけです。陸のプレートに固定されていれば、当然のことながら太平洋プレートは沈み込むことが出来ません。太平洋プレートは日本付近でほぼ西向きに年8cm程度の速度で東日本の陸域へ向かって進んでいますから、100年で8mの歪みが東日本の陸域の手前で発生します。311大地震以前は、その歪みがほぼ日本海溝(東日本の太平洋沿岸部から200キロ程度離れた海底の溝で、そこから太平洋プレートが陸のプレートの下へ沈み込んでいる)の東側(ハワイ側)で発生し、主にアウターライズ地震が起こってその歪みが解消されていたのです。もちろん、日本海溝から陸域の間で地震が起こることもあったでしょうが、太平洋プレートの西向き圧力の多くは、アウターライズ地震によって解消され、陸のプレートに太平洋プレートの西向き圧力が大きく働くことはこの600年以上の間あまりなかったと思われます。

 ただし、311大地震を起こした大きな固着域は、基本的に牡鹿半島の沖合付近から岩手県の沖合付近にあったため、太平洋プレートの西進が止まっていたのは、主に牡鹿半島から岩手県中部の緯度付近にあたる地域です。この緯度から南北に離れるに従い太平洋プレートの西進を止める効果が減少します。よって、例えば、東北北部の青森県東方沖とか、または伊豆・小笠原諸島付近では、311大地震を起こした大きな固着域による沈み込み停止効果の影響をほとんど受けず、ずっと年8cm程度の速度で沈み込みを継続していたと思われます。

 問題は、牡鹿半島の沖合付近から岩手県の沖合付近にあった大きな固着域が破壊され、その緯度で太平洋プレートが大きく東日本の陸域の地下へ沈み込みを再開したことです。この結果、次のア)とイ)のことが起こりつつあります。

ア) 311大地震の震源域(牡鹿半島の沖合付近から岩手県の沖合付近)の南北の隣接地域で311大地震と同じような海溝型の大地震の発生が迫りつつあること。牡鹿半島の沖合付近から岩手県の沖合付近で太平洋プレートが大きく沈み込んだため、その隣接地域では、同じように太平洋プレートが大きく沈み込もうとします。固着域がこれらの地域にあれば、それが破壊され、固着域の大きさに比例した大きさの地震が発生します。

イ) 2011年3月の311大地震以前に、2004年中越地震、2007年中越沖地震、2008年岩手・宮城内陸地震が起こったのは、311大地震で破壊される前のその大きな固着域を通じて、太平洋プレートの西向き圧力が陸のプレートへ伝えられていたためです。大きな固着域で太平洋プレートの西進が止められているということは、その反作用で陸のプレートに西向き圧力が大きく働いていたという意味です。311大地震で大きな固着域が破壊されたのは、破壊前にそれだけ大きな圧力が大きな固着域周辺に蓄積されたということであり、大きな圧力が蓄積されていく過程で、陸のプレートへ太平洋プレートから伝えられる圧力も大きくなり、それが2004年からの地震を起こしていたのです。これと同じで、今後、内陸でのM6以上地震が起こっていくはずです。予測される海溝型地震は関東の東方沖ですから関東地方の緯度で起こるはずであり、関西から関東地方がそれに相当します。

 6月25日に長野県南部、M5.7、最大震度5強が発生し、7月11日に鹿児島湾、M5.2、最大震度5強が発生し、更に、9月8日には秋田県内陸南部、M5.3、最大震度5強が起こったため、この三つの地震の緯度に挟まれたより東の地域で次のM6以上地震が起こり易いと思います。鹿児島湾:北緯31.4度から秋田県内陸南部:北緯39.5度までの範囲であり主に関東地方及び伊豆・小笠原諸島が相当します。

 このことは、311大地震の震源地が、それ以前に起こっていたM6以上地震の緯度分布の範囲で起こっていたことから推測できます。

2004年中越地震-------- :北緯37.3度
2007年中越沖地震------ :北緯37.5度
2011年311大地震------ :北緯38.0度
2008年岩手・宮城内陸地震 :北緯39.0度

*311大地震とそれ以前の地震:

発生時刻 2011年3月11日 14時46分ごろ
震源地 三陸沖(青森県三八上北の東南東130km)
緯度 北緯38.0度
経度 東経142.9度
深さ 24km
マグニチュード 9.0

であり、

2004年中越地震
発生時刻 2004年10月23日 18時03分ごろ
震源地 新潟県中越地方
緯度 北緯37.3度
経度 東経139.0度
深さ 10km
マグニチュード 6.2

2007年中越沖地震
発生時刻 2007年7月16日 10時13分ごろ
震源地 新潟県上中越沖
緯度 北緯37.5度
経度 東経138.6度
深さ 10km
マグニチュード 6.6

2008年岩手・宮城内陸地震
発生時刻 2008年6月14日 8時43分ごろ
震源地 岩手県内陸南部
緯度 北緯39.0度
経度 東経140.9度
深さ 10km
マグニチュード 7.0

*今年2017年のM5以上地震:

長野県南部
発生時刻 2017年6月25日 7時02分ごろ
震源地 長野県南部
緯度 北緯35.9度
経度 東経137.6度
深さ ごく浅い
マグニチュード 5.7

鹿児島湾
発生時刻 2017年7月11日 11時56分ごろ
震源地 鹿児島湾
緯度 北緯31.4度
経度 東経130.6度
深さ 10km
マグニチュード 5.2

秋田県内陸南部
発生時刻 2017年9月8日 22時23分ごろ
震源地 秋田県内陸南部
緯度 北緯39.5度
経度 東経140.4度
深さ 10km
マグニチュード 5.3

 結論として、311大地震前はM7が発生していました。311大地震はMが2大きい地震でしたから、同様に考えて現在までに発生したM5から2大きいM7地震がまず起こると思います。311大地震前の中越地震などの発生間隔から見て、今後起こるM7の発生時期は数か月から半年以内だと思います。ただし、昨年11月の福島県沖(いわき沖)はM7でしたから、それから考えるとM9が起こることになり、その発生時期はより遅くなり、半年から数年後になると思います。

2017年10月25日11時00分 武田信弘 ジオログ(http//geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700)はヤフーブログ(http//blogs.yahoo.co.jp/taked4700)へ移行しました。CN:122392、SN:4413
明らかにならない不正の実態、神戸製鋼のデータねつ造も日産の無資格検査も本当に問題だったのか。

 もの作り日本の伝統が廃れつつある兆しだと報道されている神戸製鋼の検査データねつ造も、日産の完成車検査を無資格の従業員が行っていたというものも、客先からのクレームは付いていませんでした。

 どちらも、神戸製鋼、日産自体が公表した問題で、現実にどんな問題点があったのか、はっきりしません。

 神戸製鋼の検査データねつ造について、例えば、鋼材の寸法検査で規定では50.00ミリで0.02ミリの誤差の範囲と決められているのに、0.04ミリの誤差があったものを検査合格と偽っていたというような具体的なデータねつ造の中身は一切出てきていない様子です。日本の場合、規格が必要以上に厳格に決められることが多く、多少の規格外は問題がないはずです。

 日産についても、検査項目としてどのようなものがあり、そのチェックシートはきちんとチェックされていたのかどうかといった実態についての報道は全くない様子です。非常に多くの現場で無資格の方がチェックをしていたという報道であり、そうであれば、現実には、検査そのものがほとんど意味がない、つまり、過剰規制が背景にあったと考えるべき問題ではないのでしょうか。

 もう一つ気になるのが、神戸製鋼も日産も日本の財閥としては非主流派に属する企業であることです。

 何か、全体が不自然な印象を受けます。

2017年10月25日05時10分 武田信弘 ジオログ(http//geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700)はヤフーブログ(http//blogs.yahoo.co.jp/taked4700)へ移行しました。CN:122384、SN:4412

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