ウイスキーと語る

兼業農家のグラフィックデザイナーです

全体表示

[ リスト ]

中国という国は70年前に建国された最近の共産国だが、ユーラシア大陸東部の支那では漢民族と北方民族が交互に覇権を奪い合ってきた。このあたりは海と帝に守られてきた日本人には分からない。日本でも政権交代なら繰り返されてきたが、摂政、関白、総理大臣といった天皇陛下の承認を得る形で秩序が保たれてきた。それとはまったく違う国の滅亡と新興である。

漢民族は常に北方の騎馬民族に脅えてきた。その象徴が万里の長城だ。寒く穀物の採れない北方では、南方からの略奪は普通のことである。騎馬民族は戦争に強く、戦って勝てるものではない。そのため冊封制度が始まった。支那皇帝に貢物をもって行くと、その何倍ものお金が貰えるというものである。お金で権威と平和を買う制度である。

お金があるうちは平和である。しかしモンゴル族に万里の長城が壊されると、その修復にお金がかかる。で、周辺国にお金を出し渋るようになると、今度は南方で倭寇が暴れだす。「北虜南倭」とはこのような民の末期状態のことである。前の国を亡ぼして奪った富は数十年から数百年で尽きる。持続可能な生産が続かなければ、本当の平和は得られない。

その中国のお金が尽き始めている。お金という言葉を使っているが、お金とは生産インフラのことである。厳密には、お金を発行できるのは日本、アメリカ、スイス、イギリスの四か国と、ヨーロッパ共同体(ユーロ)だけで、中国元は米ドルを担保にしたローカルカレンシーである。中国にあるのは現金ではなく、強い生産力である。

今はまだ生産力を維持しているし、生産力は消費力でもあるのだが、豊かになれば労働賃金も上がるという「新興国の罠」に陥っている。またこれらは人権や知的財産権を無視して得た富で、先進国から見ると正当性がない。とはいえ、これらのインフラを利用し続けたのは先進各国だから、どちらが正しいとも言えない。ただトランプ大統領が「知的財産権」を主張し始めた今、中国の生産力が失速していくのは目に見えている。

現代版の冊封制度は、見えやすいところでは「爆買い」だったが、それも勢いを失っている。人権や知的財産権を遵守する中国に未来はない。そして生産力を失った中国は略奪の対象である。鉄砲を撃ち合うような戦争はやりにくい時代だが、人類が人類である限り時代は繰り返す。何が言いたいかというと、中国はアメリカとの貿易戦争に敗戦した。戦争というより略奪である。日本はアメリカについた。ユーロを牽引するドイツ、フランスは戸惑っている。属国の朝鮮(韓国と北朝鮮)は経済が崩壊しかかっている。ロシアは戦勝国に加わることができなかった。時代は姿を変えて繰り返している。わたしにはそんな風に見える。

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事