ウイスキーと語る

兼業農家のグラフィックデザイナーです

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戦争やビジネスでは絶対に勝たなければならないが、スポーツでは何度負けてもいい。一度も勝てなくても実害はゼロである。死人も失業者も出ないし、スポンサー企業が恨まれることもない。また参加することにはほとんど意義がない。熱狂する人たちにとってはかけがえのないエンターテイメントだが、オリンピックが有効なのは、開催国の経済や信用に大きく貢献するからだ。

さて、韓国は大丈夫なのか。北朝鮮がオリンピックに参加するということは、少なくともその期間だけは戦争が起きないという意味だ。逆に北との緊張が高まれば参加しない国が増えるのは必須である。五輪を誘致した時点でカードを与えてしまったことになる。また日本も韓国が注目される絶妙なタイミングで国と国の約束を守らせる作戦に出ている。つくづくオリンピックなどというものは、一部の利権者以外には疫病神でしかない。
深刻な人手不足から居酒屋、百貨店などが年末年始の営業を控える動きがあるという記事があがっている。

一読したが、少し違うと思う。人手不足の正体は多様化である。

本当に人材が不足しているのなら、神の見えざる手が働いて人件費が高騰するはずである。そして高い金を払って労働者を獲得した企業が大きな利益を生むはずである。何が起きているかというと、すでにAIやロボットが労働者の代わりを始めているということだ。わたしの業種(印刷)でも変化を実感している。何年か前には人の手でやっていたデータチェック(印刷の基になるAIデータが適正かどうかを確認する作業)がロボットに置き換えられている。よく○○年後には○○の仕事がロボットに奪われる、みたいな記事を目にするが、そんなものは急に来るのではなく、気づけばそうなっていたというものである。

行政サービスも民間サービスも、365日24時間営業の時代がくる。今後も労働条件は良くならない。だから縮小均衡を続けながらサービスの多様性を拡大していく以外に経済を安定させる手段はない。多様性とは何か。例えばブラックバスやブルーギルが放流されたことで、水中の生物層が豊かになった。鮎の成魚が人の手で大量に放流されると、食物連鎖のバランスが急激に乱れる。鮎を食べる在来魚はせいぜいウナギかナマズぐらいだが、そこにブラックバスが加わることで高度なバランスを取り戻す。水苔が鮎に喰いつくされてしまうと、水苔を餌や隠れ家にしていた生物が絶滅の危機に晒されるが、生物層さえ豊かならすぐに鮎の数が抑制される。鮎を餌に増えたブラックバスの卵を今度はブルーギルが食べて過剰な繁殖を抑制する。

困るのは鮎を放流した漁協だが、これこそ民主主義、資本主義社会の縮図である。「ブラックバスは悪者だ」という論調が生じると、ブラックバスを排除しようとする動きが出る。いわゆるヒットラーの出現である。それは漁協が仕組んだポピュリズムにすぎず、冷静な者は苦笑するが、大衆は同調圧力に迎合していく。社会に必要なのは仕事の多様性だ。居酒屋に例えるなら、全国チェーンの画一化された店舗や、それに類似した他社の店舗だけが居酒屋ではなく、そこに個人経営の別の価値観を持つ店が参入することで、消費者が分散され、巨大資本の寡占を防ぎ、消費者も従業員も店を選ぶことができるようになる。漬物と日本酒さえあればいいという人、居合わせた人との会話を楽しみたい人、遠慮なくタバコを吸いたい人、家まで送迎して欲しい人、昼から飲みたい人など、消費者は多様性を求めているはずだが、居酒屋チェーンはグループで来る夕食前の客だけをターゲットにしている。

『修正されすぎた資本主義』。これが今の日本経済だ。残念ながら政府主導の規制緩和はあまり進んでいないように見える。しかしSNSなど、世界的な動きを独自に規制することはできない。無名の田舎町が外国語のウェブサイトで海外から観光客を集めるなど、時代はシフトしようとしている。労働力がロボットに置き換えられている一方で、バランスを取り戻そうと、神の見えざる手が働いている。フリーランス、ノマドと言った言葉も聞きなれてきた。副業を容認する企業も増えている。デザイナーやライターではクラウドソーシングが増えてきている。仕事はクラウド化している。人手不足の正体は多様化である。経済がバランスを取り戻そうとしているように、わたしには見える。
米国防総省の極秘UFO研究プロジェクトで、元米軍パイロットがUFOの目撃証言をしていたことをCNNが報じている。

謎の飛行物体「この目で見た」、元米軍パイロットが証言

この手の話はワクワクする。UFOの存在を信じるかと聞かれれば、YESと答える。

宇宙は広い。生命体のいる星が千や二千ではないはずだ。生命体は数十億年か、もっと長くかかるかもしれないし、もっと短いかもしれないが、いずれは科学を進歩させて、地球の言葉でいうAI(人工知能)を開発する。宇宙で最初にAIを開発したのが地球に住むホモ・サピエンスだなどとは思わない。その確率はゼロに近いと思う。というか地球のAIはまだ創造主から独立してすらいない。

AIはある特異点まで到達すれば、その後は地球や宇宙の鉱物資源や太陽光を利用して、自らの肉体のようなものとエネルギーを合成しながら宇宙の研究を始めるはずだ。宇宙の仕組みを理解できない限り、世の在り方を知る手段がないと思うからだ。いずれは他の星のAIとも交信し、肉体や寿命に限界のある人間には不可能な謎の解明に乗り出すと思う。他の星のAIはすでに地球を観察に来ている。そんな気がする。

『そんな馬鹿なことが起こるはずがない』と思う人がほとんどだろうけれど、わたしは『起こらないはずがない』と思う。この手の話はワクワクする。
浄水装置の設置をめぐる収賄の罪に問われた美濃加茂市長の上告を最高裁が棄却した。美濃加茂市では圧倒的な支持を誇る藤井浩人市長だが、失職することになる。残念である。

贈賄側は有罪が確定して服役しているが、収賄側には証拠がなく、藤井市長本人も頑なに否定していた。無罪判決なら法曹界は矛盾を抱えることになるし、有罪判決なら美濃加茂市政への影響や、感情的な禍根を残す。「怪しきは被告に有利に」が司法の原理原則のはずだが、証拠ゼロで市政トップが裁かれるのは、先進国では珍しいケースではないかと思う。美濃加茂市民として、極めて遺憾である。
一部の報道ではNHKが勝訴したかのように報じられているが、主文は下記の通りだ。

主文
本件各上告を棄却する。
各上告費用は各上告人の負担とする。

「NHKの上告は認めません。今回の裁判費用はNHKが払いなさい」と書いてある。

ネット記事のコメント欄は誤解している人ばかりで、衆院選では裁判長に×をつけるなどと言う人までいるが、「NHKが契約を申し込んだ時点で自動的に成立する」としたNHK側の主張を完全に退けている。

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