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去年の夏、政権交代の直前に出された本を読みました。 民主党の理念と政策が徹底解剖されています。 実際に政権交代し1年が過ぎました。 高速道路無料化の挫折・断念。 子供手当は当初2万6千円の予定が1万3千円へ変更。 公立高校無料化こそ辛うじて実現しました。 “無駄を省けば財源を確保できる!” と政権交代前は強気な姿勢でしたが、現実はそう甘くありませんでした。 財源確保として増税論は当初無かったのに、国にお金がほとんど無いと わかった途端、消費税引き上げ5%案を思いつきで発表する菅総理。 民主党が始めたマニフェスト。 イギリスのマニフェストをお手本にしていますが、日本では上手く馴染まない手法です。 日本人の考え方は戦後詰め込み教育に代表されるよう演繹的です。 マニフェストを発表してしまえば、日本人は柔軟性がないためマニフェストに縛られてしまうのです。 マニフェストが実現できなければ叩かれ、マニフェストから方針が外れれば叩かれ
民主党は自分で自分の首を絞めているところがあります。
ただ、マニフェスト自体は必要なもので、党の大きな指針ですから国民が投票する際の参考になります。 それに対して欧米人は実践的な帰納法でモノを考えます。
政治家も国民もマニフェスト(選挙公約)が絶対だとは思っていなく、それに目くじらを立てることもありません。
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演繹…フレームワーク(型)、知識・マニュアルに沿って行動・対処する。
(日本的、システム的、保守的、硬直的、効率的、変化に対応しずらい、マニュアル社会。) 理 ⇒ 行動
論 ⇒ 対応
帰納…複数の具体的事例から結論を導く、アクションを起こす。
(欧米的、実践的、柔軟性がある、現実的、枠にはめない、変化に対応しやすい、自由な発想。) 具体的事例A ⇒ 行
具体的事例B ⇒ 動
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日本は戦後、経済は一流、政治は三流と言われ続けてきました。
しかし、円高など様々な 要因で経済も苦しい戦いを強いられています。 政治家のレベルが極端に低く景気対策に手を打てないのは 日米安保、長く続いた冷戦構造による平和ボケの影響です。 政治家の劣化は著しく進行し、現実の問題に対応できなくなっています。 特に、アメリカ、中国に対する民主党のトンチンカンな迷走ぶりは良い?例です。 バブル崩壊後、戦後最長好景気と呼ばれる時期もありましたが 実際は小売販売額は低下を続け、金融緩和も効果がありませんでした。 どの政党が政権を担当しても、この苦しい状況は打破できません。 アジェンダで一時話題になった、みんなの党も同様です。 少子高齢化により生産年齢人口がいなくなるため、国民に媚を売った選挙 対策のマニフェストやアジェンダを唱えても絶対に日本は良くなりません。
しかも演繹するのが好きな日本人。現実から目を背け頭デカチンなので理論だけは立派になります。実現不可能な選挙公約が多くなるのは、これら2つの理由によるもので、絵に描いた餅とはまさしくこのことです。 では、どうすれば日本は明るくなるのか?
子供をたくさん産んで出生率を上げるしかありません。優先順位第一位です。 夫婦の所得をもっと増やし、教育費・医療費を世界と同じ水準まで下げる。 子供手当て、公立高校無料化の方向は正しいのですが、あとは財源です。 国のお金のやりくりは、福祉国家の成功している北欧諸国が手本になります。
具体策として段階的にたばこ1箱1000円、消費税を25%にします。 膨れ上がる国債(借金)を抑え、財源を確保するためにもこれしか手段がありません。 平和の時代が長く続いたため国民は増税に強い抵抗を感じますが
国家存続を考えると負担を強いられる覚悟がこれから必要になってきます。 特別会計の埋蔵金を目当てに事業仕分け第3弾を行っていますが
狡猾で一枚も二枚も上手な官僚が素直にお金を差し出すわけもなく
税金を上げるしか現実的に財源を捻出できる道はないのです。 今になってあらゆるところにツケが回ってきたのが現実なのです。 生産年齢人口がいなくなったら移民で補完する時代が必ずきます。
島国、単一文化・民族の日本では様々な摩擦も生じると思います。 移民の大半は地理的に近い中国人、韓国人が占めると予想されます。 昨今、マスコミは英語の重要性ばかり報道しています。
しかし、日本教育において英語をマスターするのは非常に困難で
日本人が英語で世界と同じ舞台に立てる可能性は極めて低いです。 性格的にも日本人は内向的なので、21世紀も国内市場中心で勝負せざるを得ないと思います。 楽天、ユニクロのように社内英語公用化で勝ち残れる企業はごく一部で 現実には、押しの強い中国人、韓国人移民を上手く活用できる企業が勝ち組の大半になることでしょう。 ********************************************************************************************
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