全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

という訳で(どういう訳か知りませんが)、ザルツブルクから帰って今ナントに居ます。

それにしてもザルツブルクは街全体がモーツァルト一色で何だかなあ。モーツァルトは天才だし(年を重ねるごとにそう思う)、彼の音楽は素晴らしいしみんながそれに向かって突進するのは理解できるんだけど。それにしても町のどこを見てもモーツァルトばっかり、モーツァルトチョコに、モーツァルトリキュール、魔笛公園、モーツァルトが生まれた家、育った家、モーツァルトのTシャツにボールペンと来るともう好きなものを食べ過ぎて食あたりをおこした様な感じに... この小さな町で一年中コンサートがあってその殆どにモーツァルトの曲が入っていると思うとめまいが...もういっそのこと『モーツァルト最中』とか『モーツァルト饅頭』とか売ったろか〜。

僕らのコンサートは月曜と木曜の朝11時からでしたが両方ともモーツァルテウム満員。一体彼らは働いていないんでしょうか???そりゃあ大部分はお年寄り(定年退職者)、もしくは働く必要が無いお金持ちという感じでしたが若い人もちらほら。お金持ちといえばうちのオケをとても贔屓にしているフォン=カステル=カステル伯爵夫人というのがオケ全員をザルツブルクの高台にある自宅に招待してくれましたが同僚が(重量オーバーで...)エレベーターを壊してしまいとんだ騒ぎに...

さてコンサートですが、1つめがアンヌ=ゾフィー・フォン・オッターとグルックとモーツァルトのアリアをいくつか、グルックのバレー組曲『ドン・ジュアン』そしてモーツァルトの『ジュピター』。僕の持っている『ド』の管があまり良くなくて前から新しいのを探さなきゃと思っていましたがやっぱり今回吹いてみてもあんまり良くない。でもナチュラルホルンの替え管は単一で買うと高いんだよなー。ハイB管買ったら300ユーロだったし...その辺に落ちてないかなあ。

2つめのコンサートはハイドンの103番。僕以外のメンバーはスペインツアーで演奏してきたばかりで曲を知らないのは僕のみ。一度も通さないまま本番。おーっほほほほほほほ、何て適当なんざましょ。次がモーツァルトのピアノ協奏曲ハ短調、ソリストはアンドレアス・シュタイアー。むちゃ上手し。そして最後がモーツアルトの40番。この曲はモダン楽器でも大変ですが(ホルン吹きは頷いてくれるに違いなし)、ナチュラルホルンはもーっと大変。あああああああああ、ここで失敗すると首が〜〜〜〜飛ぶ。しかも2日前にマルク(ミンコフスキー)と食事してこれからうちのホルンパートをどうして行くか、という話し合いをしたばっかりだったのでここでとちると洒落にならない。

で、とりあえずまあ上手くいってくれたんだけれど(完璧だったと言えないのが悲しいけど...)、ブラボー、ブラボーの中マルクがまず木管を立たせて首席奏者たちと握手をし、次にホルンの所へ。僕らを立たせた後何を思ったのか突然僕の頬にキスを(!?)。『へ?そんなに良くは無かったと思うんだけど...』と戸惑いつつキスを返したものの(フランスで言う Bises ですね)額に縦ジワが...

オケ全体に思いっき?H1>

という雰囲気が流れた後、2日前に2人っきりで夕食に行くところをみんなに見られていたので『もしやあの2人????』という疑いの眼で見る同僚たちが何人か...

違います〜〜〜お願い〜信じて〜〜〜〜〜。僕らの間には何にも有りましぇ〜ん。マルクは東洋人には興味無いんだよ〜〜〜。僕も全く興味無いですちなみに〜〜〜〜。


と叫びたい気持ちをぐっと抑えてにこやかに挨拶を。うーむこのまま変な噂が流れたらどないしよ。とほーっ。悲しいー。

という訳で今日の一言《李下に冠を正さず》

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事