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僕がやっているオケのひとつポワトゥーシャラント管弦楽団はヴィエンヌ県県庁所在地のポワティエに拠点を置いていますが、今度この街に新しいコンサートホールが出来てそこの杮落としが9月の初めにありました。メンデルスゾーンのイタリア交響曲を3回演奏しましたが、流石地元の人たちには入場料がただだったせいかクラシックファンというよりは『ホール見たさにやってきた』という感じがあって、楽章間でがんがん拍手をされてミュージシャンたちは閉口気味。でも音響は素晴らしく、これからのシーズンが楽しみです。
ポワティエは学生の町で色々文化施設も整っているにも拘らず劇場は小さなものが1つだけ、オーケストラにはちょっとステージが狭すぎて、僕らは隣の町サン=ブノワの大きなホールでコンサートをしていましたが、ようやく本格的な音楽ホールが出来てほっとしています。しかもヨーロッパにありがちな劇場兼音楽ホールではなく、音楽専用のキャパ1000人のホールと演劇専門のキャパ750のホールがあって音楽ホールは音響も抜群です。
練習も専用のリハーサル室が出来てこれもポワティエ市郊外の公民館で練習していた身としてはこれも嬉しいニュースです。
毎月ほぼ1回10日間位の割合で行っているこの町には大きな城址公園があって時間があるときはここを散歩したり、サンドウィッチを買ってここでお昼ご飯にしたり、はたまたジョギングに行ったりと何時も利用しています。小さな動物園も付いていて動物好きの僕にはたまらない...
で、そこの公園に1匹メスの野良猫がいるんだけれど、どういう訳かそいつに気に入られてあんなに広い公園なのに行く度にどこからかとも無く現れて擦り寄ってくる。野良とはいっても庭師さんや家族連れからたんまり餌を貰っているらしくころころ太っていて毛並みもいい。でも...顔が...本当に...不細工!9月に行ったときは暫くぶりの晴れで公園のベンチに座って読書をしようとしたら『みゃー』という声と共にやって来て、無視しているとひざに無理やり乗ってきて『さすれ』という感じで仰向けになってしまった。『お宅、ちょっとずうずうしいんでないかい?』とか言いながらもさすってやるとゴロゴロのどを鳴らして喜んでいる。何だかなー。幸せそうな顔を見ながらこの不器量さだとお嫁に行けないかも、とか余計な事を思ってしまう。
どういう訳かぼくは動物一般に好かれるらしい。以前も田舎の家のテラスでお茶を飲んでいたら突然カモがやって来て(!)食事を催促された事があった。このカモはどうも流れ弾に当たって飛べなくなってしまい自分で食べ物を探したりが出来なかったらしくそれから2週間毎回食事の時間になると現れてパンとミルクを平らげていましたが結局死んでしまいました。多分弾がどっかに入ってて弱ってたんだろうなあ、可哀そう。きちんとお墓を作ってやりました。
先日は庭を歩いているとハリネズミが木から落ちたりんごを食べているのに出くわして、普通ならササッと逃げるのにどういうわけかこちらを見てボーっとしているので、しゃがんで撫でてみるとじっとしている。なでるといっても針がごわごわしているのでまるで亀の子たわしを触っている様。暫くなでていると『もういい』という感じで顔を上げて向こうの茂みに歩いていきました。不思議...
動物は可愛いしペットが欲しいなあと思う事もあるけれど、仕事柄旅行が多いし、死んだときのショックを考えるとやっぱり二の足を踏んでしまう。以前シマリスを飼っていましたが急に弱って1週間で亡くなってしまい大ショックだったのでそれ以来ペットは飼わないことにしています。以前『ウサギを飼ってパリの街を散歩させたい。』と言ったら周りのフランス人から『変だ』と言われてしまった。何でかなあ、日本ではアパートでウサギ飼うなんてありふれた事なのに。でもやっぱり動物は自然の中にいるのが一番!
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写真ではすごくかわいい猫ちゃんに見えますよ。
野良猫なのにそんなに人懐っこいなんて、珍しいですね。
2008/9/25(木) 午前 7:08 [ yuki ]
フランス人にとって、ウサギは、食材ですからねぇw
牛や豚を散歩させるようなもんです。
2009/1/7(水) 午前 6:16