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こんなこと書いたら一部の音楽家からカミソリ送られてきそうだけど、ま、いいか。

皆さんは演奏会のチラシなどで『パリ音楽院卒業』というのを見かけたことがありますか?それに期待して聞きに行った演奏会が『何だコリャ』という内容だったなんて事ももしかしたら...

さてどうしてこういうことが起こるのでしょうか。答えはカーンタン。どこかに嘘つきが居るんだよ〜ん。もとい、全くの嘘つきではないけれど、日本でフランスの状況を知らない人が多い事をいいことに、学校名をうまい事訳してるんだな、これが。(あー絶対爆弾とかカミソリが送られてくるに違いない。くわばらくわばら)

フランスには2つの国立高等音楽院があります。1つはパリにもうひとつはリヨンにあってどちらも受験に関しては年齢制限、受けられる回数(3回まで)等決まっていて日本の音大の様に《記念受験》とか《一か八か受験》をしたりする事ができないシステムになっています(僕もそうやって芸大受験してぎりぎりビリで合格したので何ともいえませんが...汗)。ってな訳で日本の音大を出てからはるばるやって来ると楽器によっては(楽器ごとに年齢制限が違う。またリヨンの方が全般に年齢制限が高い)受験できない場合があるという事になります。

弦楽器やピアノの人たちの中にはそんなこんなで日本の音大卒業前にこちらに受験に訪れる人が結構居る訳です。ではそうしない人はどうするか?僕のように管楽器を専門にしている場合は年齢制限が高いので(25歳)まあ問題無しですが、それ以外の人はこれら2つの国立高等音楽院以外の学校で勉強するわけです(それ自体には何の問題も無いし、そういった学校でも沢山の著名な演奏家が教鞭を取っています)が...パリには15以上の市立の音楽院、郊外も合わせると沢山の中・小規模の音楽院があります。そしてその半数以上が国立であって(ちなみに僕が教えているパリ郊外のカシャン音楽院も国立です)、うまい事訳せば(?)、本当はパリ郊外の小さな国立音楽院で14,15の子供に混じって勉強したにも関わらず略して(凄い略ですね...)『パリ音楽院卒』と書く事も可能(?)なわけです。まあ東京藝術大学を略して『東大』という感じでしょうか(ホントかなー)。

勿論そうした小さな学校で勉強しても素晴らしい演奏家になっている人は(特に外国人には年取ってから勉強しに訪れる人が多いので)沢山います。でも彼らは自分の能力に自信を持っているので姑息に学校の名前を捏造したりしない訳です。フランスは確かに学歴社会なので場合によっては差別を受ける場合もあるかもしれませんが...

結局あまり才能が無く学校の名前ではったりでも掛けないとコンサートをやってく自信の無い人たちがこういう手を使って一般の純真なクラシックファンをだましてるんだなーこれが。もっと正直になって欲しいものです。最終的には自分の能力がモノを言うんだから...

という訳で皆さんくれぐれも怪しいプロフィールに騙されない様に!!!

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6月の末にパリ・シャトレ劇場でジェシー・ノーマンとコンサートをしてきました。

プログラムはオケ版のベルリオーズ《夏の夜》とパーセルの《ディドンとアイネス》でした。パーセルは『なかなか凄いなーあの歳で』と思わせるパフォーマンスでしたが、ベルリオーズは『うーんやめといた方が良かったかも...』という感じでした。

その直前にパリ管とやったバルトークの『青髭候』は凄く良かったらしいからやっぱり選曲ミスでしょうか(その後の批評でも選曲ミスを指摘されていました。やっぱり)?2年前に同じシャトレ劇場で聞いたプーランクの『声』は(巨体をもてあましていて、どう頑張っても絶望の末やつれ切った女には見えなかったのがちょっと気になったけど=なるわな、そりゃ...)凄く良かったし(何が凄いって声がねー。舞台の後ろの方向いて歌ってるのにまるで耳元で歌われている様な声量!)...残念残念。せっかくちょっと痩せたのに...

それにしてもどうして歌手というのは何歳になっても歌い続けるんでしょう。去年のヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージックでもモンセラ・カヴァリエが生中継で歌ってとんでもない事に(自爆!チュド〜ン、て感じですか)なっていたけど、どうしてみんな昔からのファンをがっかりさせる様な事をするのかなあ。そういえば僕の憧れだったバリトン歌手ジェラール・スゼーもクソ爺になってから新しいCDを出して(しかも昔録音した事のあるフランス歌曲ばかり!やめてえ〜)周りを脱力させた事があった。あれはショックだったなー。やっぱり何事も引き際が大事。

そういえば我が恩師ジョルジュ・バルボトゥも僕が知り合った頃はすでに引退していたけれど、そこここで演奏しなきゃいけない機会があって、いつも『僕はもう演奏したくないんだ。昔のようには吹けないし、自分で満足できる演奏ができる歳じゃない。でも周りがそっとしておいてくれないんだ。』と本当に悲しそうに言ってた事を思い出す。

うーん難しい。凄く年取っても素晴らしい演奏をする人も居るし(概して鍵盤楽器だけれど)、一まとめにしては語れませんね。

皆さんはどう思いますか???

現代美術って...

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この間ベルギーのゲント市に行ってきました。

とても美しい町で、しかもブリュージュとかに比べてあまり観光汚染が進んでいないし、食べ物は美味しい、人は親切だしと良い事だらけでした。あまり大きくない町に沢山のホールや美術館があってとても文化に力を入れている様だし、でっかいオペラ座もあってなかなか良い内容のプログラムをやってました。

で、取り敢えず幾つか美術館へ行ったんだけどそのうちのひとつ《ゲント市立現代美術館》がちょっとね...ロンドンへ旅行したことのある人なら何年か前にできたテイト・モダンという現代美術館(テイト・ギャラリーとは別)に行った事があるかも知れないけど、まさにあれのミニチュア版って感じなんだなこれが。もう何でもあり(と僕の目には映る)で、ほうきがさかさまにおいてあって《無題》とか、絨毯切って重ねたのがでっかい部屋の真ん中に置いてあって《無題》とか、壁に空き缶が並べて張ってあって《無題》とか...おい!せめて題名くらい付けろ!!!...と見当違いの怒りを抑えながら取り敢えず全部見たんだけど、何だかなー。

それで思い出したのは友人の画家に聞いた話。フランスの地方都市に新しい現代美術館ができて勿論コンセプト・アートが主なんだけど、その中で一番高く買い付けた作品ってのが『ブロッコリーをミキサーにかけてその汁で白い壁に絵を書き、それが乾いて腐ってにおいがしてきた状態で見てもらう』っていうコンセプトだったんだと。それが書いてある紙一枚のために当時のお金で20万フラン位出したって言うんだけど、ちょっと考えさせられませんか??? 

僕は現代美術自体は好きで、ポンピドゥーセンターの展覧会とかにはよく行くけど、このコンセプト・アートっていうのはは一体どこまで行くんでしょうか? マルセル・デュシャンはパイオニアとしての意味が有るから別だけどそれ以上はねえ... 

そういえば何年か前に見たテレビ番組でイタリアのアーティストによって作られた《アーティストのう*この缶詰》(本人のモノらしい。いや〜ん)というのが今ミラノのギャラリーですごい高値で取引されてるって言ってたしな。世も末じゃー!

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という訳で何を書いたらよいのやら...

取り敢えずフランスは異常な暑さです。死人が出てる位だからね。南仏で日陰の気温が40度を超えたとか聞くともうそれだけで体が溶けそうです。仕事の都合上どうしてもパリに居なければいけなくて、田舎のセカンドハウスに(ちなみに北部なので涼しい)逃げたいのをぐっと我慢して働いています。誰だフランスがヴァカンス大国だなんていったのは!俺はすごく働いてるぞー。7月は休みだったはずなのに...何故???とほほ。

日曜から数日間田舎へ行くのが今から楽しみです。海いって泳ぐぞー!何せ湘南生まれ湘南育ちなので(全然そうは見えないという噂も若干あり...ちなみに稲村ヶ崎出身です。)、海へ行くと生き返ります。8月はまたずーっと仕事なので今のうちに休まないと体が持たないかも。練習しないといけない楽譜が山積みになっているのを見てみないふりをしつつ...昔は1ヶ月練習しなくてもぜーんぜん不安にならなかったのに今は2日目くらいからそわそわし始めて4日も楽器に触れられなかったらもうぶっ千切れそうになります。若いときは恐れを知らないもんです。ってな訳で37にしてすでにクソ爺みたいな口調になってきたところでこの初記事オシマイ!

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