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ビジネスの分野で広く普及し実践されているPDCAサイクルといわれる生産管理や品質管理の手法があり、現在ではビジネスのみならずスポーツなどあらゆる分野で取り入れられている。
このPDCAをゴルフのスキルアップに活用してみてはいかがだろうか。
PDCAとは、
Plan:目標に向けての計画・立案
Do:計画に沿って実施する
Check:実施したことが計画に沿って行われたかをチェック・評価する
Act:計画にそって実施されなかった事を検証して対策を講じる
の4項目を一つのサイクルとして、最終的な目標達成に向けてこのサイクルを繰り返し行うことによって効率的に目標を達成させる手法である。
大きな目標を達成させるには、まず実現可能な目先の小さな目標を設定し、それをひとつずつクリアしていくことが望ましい。
言い換えれば大きな目標とはそれまでに達成する小さな目標の集合体、あるいは集大成である。
今アベレージ110のゴルファーが100以下を目標にしていたとする。
しかし漠然と「100を切りたい」と思っているだけではなかなか実現できることではない。
もちろん練習の積み重ねは必要であるが、重要なのは目標の設定方法である。
ここで、大きな目標を99以下とした場合の小さな目標を設定する前に自己分析が必要となる。
つまり自分のプレイの何処に問題があるのかを見つけなければならない。
例えば、ドライバーでOB発生が多い、フェアウェイウッドやアイアンのミスショットが多い、アプローチやグリーン周りでのミスが多い、3パット4パットを多発させてしまう。
また、ミスをもっと細かく分析することも重要で、左足下がりからのショットでのミスが多く、トップよりもダフってしまうことが多い、などミスの内容についても自分の傾向やパターンを掴む必要がある。
ただ単に「ミスが多い」だけでは対処の範囲が絞れないし、漠然と練習するだけになってしまい、時間も費用もロスが多くなるのである。
自己分析のために
ラウンドの際、殆どのゴルファーはスコアカードにスコアとパット数を記入するが、それ以外にも次の項目を記入してみてはいかがであろうか。
・ ティショットでのフェアウェイキープ(ショートホールは除く)
・ OB発生の有無
・ ペナルティ(ウォーターハザード)発生の有無
・ バンカーINの有無
・ パーオンしたか否か
これらのデータを記入する事によって、ある程度自分の弱点や傾向、ミスのパターンなどが見えてくるはずである。
もっと詳細なデータ記録
前述したスコア以外の記録よりもさらに詳細なデータを記録してみると、もっともっと自己分析が高まることによって、対処方法をさらに絞る事ができるようになる。
これには一冊の小さなメモノートに1ストロークずつ記録する。
記録する内容は、
・ ストロークナンバー(何打目か)
・ 使用クラブ
・ 風向と風速
・ ターゲットまでの目標飛距離と打ち上げor打ち下ろし
・ ライの状態(フェアウェorラフ、左足上がり下がり、つま先上がり下がり)
・ ストロークの結果(ターゲットに対しての飛球線、トップorダフリorナイスショット)
・ 着弾地点(オーバーorショート、FW、ラフ、バンカー、グリーン、池ポチャなど)
また、グリーンオンからカップインまでは実際に転がしたラインを描き、距離と上りまたは下りかを記入する。
この様にしておくと、ショートすることが多いのか、ラインを読み違えることが多いのかなど、パットの傾向を掴むことができるのである。
もちろん、グリーンの状態(速い・遅い、固い・柔らかい)も書き込むのは言うまでもない。
スコアカードだけでは得られないこれらのデータを記録しておけばいつでも自分のプレイを鮮明に振り返る事ができるのである。
もっと言えばラウンド中にデジカメでコースの写真を撮影するのも非常に有効である。
特にメンバーコースを持たず、毎回違うゴルフ場でプレーするのであればなおさらである。
1ホールにつき2〜3枚、ロングホールやドッグレッグのホールでも4〜5枚も撮影しておけば、帰宅後にこれらのデータとあわせて見ることによってより鮮明に自分のプレイを脳内で再生することができるはずである。
せっかく貴重な時間とお金を使ってラウンドするのだから、ゴルフ上達のためにこのぐらいのデータを取っておいてもいいのではないだろうか。
ただし注意点が一つ。
これらのデータ記録はあくまでプレー進行の妨げにならないようにしなければならない。
自分のデータ取りのために他のプレーヤーに不快な思いをさせたり、前の組と空いてしまうことのないように十分注意して欲しい。
もしプレーの進行が早くてデータの記録が出来ないのであれば、せめて写真撮影だけでもしておき、後で写真を見ながら記憶しているデータを書き込むようにしよう。
最近は季節がいいこともあって、多くのゴルフ場では前の組の進行を待たされることが多い。
そうした状況では余裕を持ってデータ記録ができるし、それらをすることによって待たされるイライラも解消できるので一石二鳥である。
また、パットのストロークなどある程度は頭で記憶しておいて、ホールアウト後にカートで書き込むと言った方法でもよい。
ある程度上達してくるとストローク数も減ってくるので、わざわざこんなデータを書き込まなくとも、プレーの内容をすべて記憶できるようになる。
しかしまだストローク数の多いうちはこのようにメモをしておかないと忘れてしまうものである。
さて、これらのデータが揃ったらいよいよ分析である。
自分はどのクラブでどんなミスが多いのか、また打ち上げのアプローチではショートする傾向が強いのか。。。 などなど、客観的に自分のゴルフを振り返ることにより問題箇所を洗い出してそのための対処方法を検討する。
そして、大きな目標達成のための小さな目標の一つ一つを設定するのである。(Plan)
たとえばデータ分析から、ショートゲームが極端に弱いとしよう。
特にグリーン周りからの寄せではトップやチャックリの頻度が多いのであればその頻度を下げる事が小さな目標の一つとなる。
そしてその為にショートアイアンやウェッジのショット練習に重点を置く練習メニューを設定する。(Do)
練習を重ねた後、ラウンドへ行ってどれぐらい改善されたかを確認する。(Check)
ここで注意したいのは、練習でできていたショットはコースでは打てないことが多いということである。
特にコースではヘッドアップをしやすく、「練習場ではちゃんと当ってたのに」と思うことがしばしばある。
なので、ミスをしたときには先に挙げた項目の他に「ヘッドアップをした」や「アドレスがスクウェアになっていなかった」など、ミスした直後にわかった事をメモしてみるのも良い。
そしてラウンド終了後に目標としていたことが出来なかった事を挙げて、その原因を探り改善を行うのである。(Act)
これらのサイクルを重ねることによって問題点が少しずつ改善され、小さな目標がやがて大きな目標へと繋がっていくのである。
また目標を設定してみたが、どうも到達しそうにないと判断したら一旦別の目標を設定したり、必要に応じて達成出来そうと思える目標にレベルダウンさせることも必要である。
自分の目標達成のためにここまでやる値打ちがあると思うのであれば一度試してみてはいかがだろうか。
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ゴルフ
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施工管理と一緒ですね(~0~)
それにしても、例えが一つ一つが僕にハマる事ばかり、まるで僕に対するアドバイスみたいで、すごく参考になりました(*^_^*)
自己分析の為のメモにデジカメ、データ採集。ごもっともです。
できる範囲ではスコアカードに書き込みしてるのですが、ここまではできていないです(^_^.)
自分にできる範囲で頑張ってみます!!
もちろんプレーの進行優先で(~0~)
2012/6/14(木) 午後 5:42 [ たーぼー ]
練習も記録するようにしたのは
正解だったかな?^^
2012/6/14(木) 午後 5:52
分析は昔から苦手だ…。 (-_-;)
根気が無いんですよね。
2012/6/14(木) 午後 6:27
勉強になります。
昔やっていたメモ、今度からつけるようにします。
スロープレイには気をつけながら。
2012/6/14(木) 午後 7:25
最近ブログにUPするようになって、一打一打思い出すことが、いいと思うんです。
コースも随分覚えられるようになりました!
2012/6/14(木) 午後 7:46
たーぼー様
基本的にきちんと管理(マネジメント)をしようとしたら、行き着く手法は同じですね。
余すことなくきちんとデータを記録して置く事は仕事であれゴルフであれ将来に活用するためには当然の事だと思います。
後は本人の価値観ややる気次第ですよ^^
2012/6/14(木) 午後 8:03 [ たけサク ]
ノブ様
正解です。
以前出会ったプロの卵君は練習の内容はもちろんのこと、毎日の食事や行動を全て記録していたそうです。
例えばいついつ誰とカラオケに行っただとか、今朝は何時に何を食べただとかを付けて、身体や精神状態の変化などを自分で観察していたそうです。
さすがにそこまではちょっとできませんが、せっかくこうしてブログを書いているのでやろうと思えばできるかな?
やってみます?(笑)
2012/6/14(木) 午後 8:07 [ たけサク ]
joshua様
そうですね、joshuaさんは何事にも感覚でされるタイプですからこんなのは必要ないですよね^^
2012/6/14(木) 午後 8:09 [ たけサク ]
ハナミチ様
実はですね、僕は1年半前まではパット数すら付けてなかった横着者だったんですよf^^;
それがゴルフをマジメにやろうとしたらコレですからね。
ん〜 ハナミチさんは全ストローク憶えてるでしょ!?
あ、独り言をメモしておくんですか?(笑)
2012/6/14(木) 午後 8:11 [ たけサク ]
はなまま様
そうなんですよ、ブログって元々日記みたいなものなので、ゴルフ上達には有効なアイテムなんですよ。
その日のラウンドを思い出しながらブログを書く行為はとてもいいんです。
おまけにずっと残って、後で振り返ることができるしね。
これからもどんどんアップしてちょ〜^^
2012/6/14(木) 午後 8:13 [ たけサク ]
私の職場ではこの手法を良く使います^^
確かにゴルフにも応用できますよね。
私は1つのショットで例えば木の間を抜けなかった
→どうすれば良かったのだろう?
→練習場でパンチショットで色んな番手を打っつ。
→番手ごとの弾道の高さや距離を把握。
→コースで実際のショットに生かすことが出来るか検証。
私はこんなレベルでしか応用できませんが^^
2012/6/14(木) 午後 10:41 [ - ]
Sin様
PDCAって色んな場面で応用出来ますよね。
僕も色んなクラブで100ydを打ちわけたりとか、いつ役立つかわからない様な練習をやったりしますよ。
最近はレフティのクラブで左打ちもやってみようかなどと考えたりしてます。
2012/6/14(木) 午後 11:20 [ たけサク ]
PDCAは現場での品質管理にも必要ですよね
なのにゴルフになると。。できてない
データとっていきます♪
2012/6/15(金) 午前 8:02 [ kt ]
ヌカニの仕事でもPDCAの繰り返しで目標管理をしています。
ゴルフにも充分当てはまりますね!
まず練習ですが、自分を知ることが何事にも重要だとヌカニも同感ですわ
ところで、レースの話はコメントできなかったので残念です。
楽しいと思わなければ、やめるときなのかなって思ってます(^-^)
2012/6/15(金) 午前 9:06 [ KJR ]
kt様
元々は生産管理や品質管理の手法として考案されたものですからね。
今現在やってることって「練習」→「ラウンド」→「(;´д`)」→「また練習」のサイクルなので、ちゃんとPDCAになっていると思いますよ。
ただ、目標とかどんな練習をするのかをビジュアル化するだけの事だと思います。
ビジョンがないよりもあったほうがやりやすくなりません?
仕事もゴルフも。
2012/6/15(金) 午前 9:31 [ たけサク ]
PDCAする根気を付けなきゃ(><)
レースの監督^^
誰と似てるん?^^;
2012/6/15(金) 午前 9:35 [ 兜家 ]
ヌカニ様
仕事もゴルフも、そして人生そのものもPDCAサイクルのスパイラルで少しずつ磨きがかかってくるのではないかと思います。
そういえばダイエットもPDCAで効率よくできそうですね^^
レースもゴルフも楽しめなくなったらやる意味がないって思います。
仕事ならともかく所詮遊びですからね。
楽しめてナンボですよね(^^)♪
2012/6/15(金) 午前 9:38 [ たけサク ]
兜家様
兜家さんクラスになるとラウンド後も全ストロークのイメージを鮮明に思い出せるんじゃないですか?
なので日記程度で十分かと思いますが。。。^^
ウチの監督の教え方は「バーン!」とか「ガツンッ!」とか
身振り手振りを交えて教えてました。
でも、最期には決まって「気合じゃー!!」(^。^;)
猛牛先輩の師匠に似てると思いましたが、、、?
似てるでしょ!?(笑)
2012/6/15(金) 午前 9:47 [ たけサク ]
PDCA→PDCA→PDCA→PDCA・・・
ゴルフだけは課題を克服しても
また別の課題ができ
それを克服しても
また別の課題・・・
で、気付いたら
過去に克服した筈の課題を忘れて・・・
これって私だけでしょうか?(笑)
2012/6/16(土) 午後 11:32
赤坂GOD様
いえいえ、多くのゴルファーのほとんどはそのスパイラルの中でもがいていますよ。
前に出来ていたことが出来なくなってると気づいただけでもしめたもんです。
僕の場合はそれにさえ気づかずにまた同じ失敗を繰り返しているのでいつまでたっても成長しません(;´д`)
2012/6/17(日) 午後 7:47 [ たけサク ]