JR福知山線 尼崎脱線転覆事故
死者107人! 衝撃的な尼崎の事故だった。愚生の生きている間は死者100以上の鉄道事故は無いと思っていたから驚きだ。(もし有るとしたら新幹線と思っていた)
最初に不思議に思ったのは時速108km/h前後の速度で勾配付300Rカーブをいとも簡単にJR快速は転覆することであった。重心が高い設計だったのか?電車というものは単にそういうものなのか? そのうち車体構造、制動装置の設計思想や性能も分析もされ、真相がはっきりするだろう。だいたいJRは線路の幅が1mちょっとしかないのに標準軌の阪神、山陽、阪急より速いんだから運用上も無理があるのだろう。阪神なら踏ん張って転覆しなかったかも。
ところで日本で死者が100人超える事故は過去8件(全部国鉄)在ったが、尼崎脱線転覆事故は戦後4番目の事故とすべて報道では言われている。なぜ戦後なのか? ずっと疑問だったので調べてみた。
※死者100人超える日本の鉄道事故
1 安治川口駅転覆炎上事故 S15.1.29 死者189人
公式には死者181人と紹介されるが慰霊碑には189人の名前が全員刻まれている。
裁判の公判記録は死者191人、後の死亡者が追加されたのか?
2 高麗川脱線転覆事故 S22.2.25 死者184人(187人の説もあり)
尼崎事故の後テレビ、新聞では戦後日本最大の事故と紹介される。何故戦後以降で
カウントするのか??安治川口炎上事故の死者数が微妙に影響している?ようだ。
尼崎事故同様急カーブを曲がりきれず転覆、脱線。運転士は同様23歳だったそうだ。
3 鶴見3重衝突事故 S38.11.9 死者161人
尼崎事故の後テレビ新聞でこの事故以来の42年ぶり死者100人以上と何度も紹介される
4 三河島3重衝突事故 S37.5.3 死者160人
この事故をきっかけとして国鉄は全線に今話題のATS設置を決めた。
5 根府川駅地滑り事故 T12.9.1 死者確実10人 行方不明確定2名推定100名以上
関東大震災による 遺体が回収できなかったので行方不明が多い。実際の死者数不明。
6 土浦駅3重衝突事故 S18.10.26 死者110人(国鉄内部記録による)
軍の干渉で新聞発表は死者93乃至96人、実際は120人以上といわれているが戦争中で報道規制が
あり実数は不明らしい。
7 桜木町列車火災事故 S26,4.26 死者106人
尼崎事故はこの事故の死者を抜き戦後4番目の鉄道事故と何度も報道されている。
8.八高線多摩川鉄橋正面衝突事故 S20.8.24 死者105人
鉄橋上で正面衝突したのだが大雨でたまたま増水していた川に大勢が流された。原因はタプレット
装置が故障していたが、本来であれば代用閉塞指導式(区間に列車がないことを確認した上、一人
の指導掛を決めて、そのものが列車に添乗すると言う取扱。)で運転すべきところこれを怠った
ため。死者は本当はもっと多いらしい、105人は遺体確認数のようだ。終戦9日後なのに列車がきっ
ちり運行されていたのは驚きだが、不安と脱力感で気が抜けた事故だったのだろう。本当の死者は
2倍とも言われるが空襲で20万の人が死んでいる現実では日本中行方不明だらけで実際の死者か迷宮
入りなのであろう。 本当は日本最大の事故の可能性がある。
結局推定だが戦前は根府川駅地滑り事故と土浦駅3重衝突事故の死者数が確定されていないのと、戦前の安治川口駅転覆炎上事故と戦後の高麗川脱線転覆事故の死者数のどっちが日本最大なのかもわかりにくいので、まかりなりにも死者数と順位が確定している戦後で数えることにしたのだろう。それでも八高線多摩川鉄橋正面衝突事故の死者数は確定だが曖昧である。
愚生が記憶のある死者の出た鉄道大事故は古いのは昭和47年の北陸トンネル列車火災事故で死者30人というのがあった。ニュースですすで真っ黒になって運び出された乗客の姿が焼きついている。何兆分の1?の確率でたまたま日本有数の長大トンネルに入ったところでたまたま車両から火が出てトンネルの真ん中で停車するなんか悪魔の気まぐれとしか言いようが無い。あとは昭和61年の余部鉄橋脱線転覆墜落事故:死者6人、平成3年の信楽鉄道衝突事故:死者42人くらいかなあ。調べると昭和60年の能登鉄道事故:死者7人もあるがこれは思い出せないなあ。
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107名もの犠牲者を出したJR福知山線脱線事故、とても痛ましいです。
当時は高校3年で、親の口から「どこかで電車が脱線した」と聞き、次の日に新聞やニュースを見たら、とてもヒドかったですね!
先頭車両はビルに突っ込み、2両目は3両目に押し潰されるといった、大惨事でした。
乗客106名、運転士1名、合計107名の命が失われた事故。
直接の原因は、死亡した運転士がカーブでスピードを落とさなかった事だが、そもそも鉄道に、あのような急カーブは予測不可能であり、いくら注意深い運転士であっても、今回のような事故が、いつか起きてもおかしくないと思います。
2011/7/24(日) 午後 9:19 [ まー イサムン 君 ]
上空からの撮影では6輌しかないのに7両編成とずいぶん長い間報道され、いったいもう1輌はどこ?と当初猟奇的な事故でした。100人を超えるような大事故はもう起きてほしくないです。
2011/7/24(日) 午後 11:28 [ たけし ]
この事故は、JR西日本と関西私鉄との競争が総ての面で行われて厳しい環境だったことを裏付けた。事故が起こった福知山線の宝塚から尼崎までの区間に競合してたのは阪急宝塚線と神戸線の支線伊丹線があった。国鉄時代は、非電化路線の単線であった。阪急宝塚線は創業時の箕面有馬時代から複線で京阪神急行時代には、十三から梅田間の三複線化させている。JR化後、福知山線の複線電化しスピードアップもし、速さと時間の面で阪急に大差をつけた。しかし、速さと時間ばかりを追及し過ぎた結果、重大事故を起こしている。京阪神方面には阪急、阪神、京阪。和歌山方面には南海、奈良、三重方面には近鉄が控えている。JR西日本にとってはちょっとした油断でも私鉄に客を取られかねない。でも、宝塚尼崎間不通時は阪急を主として振替輸送を行ったのはJRと私鉄の壁を超えた鉄道マン同士の心意気があったからだ。
2012/11/21(水) 午後 6:01 [ AKIRE ]
そのとおりだと思います この事故は運転士が死亡したため憶測が多く本当はなぜ事故が起きたかわからず後味が悪い感じです 不可解なことが多すぎます
2012/11/24(土) 午前 10:30 [ たけし ]