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スパコン「京」7年の役目に幕 最先端研究に貢献
生命科学や医療、防災、宇宙などさまざまな分野の発展に活躍した理化学研究所計算科学研究センター(神戸市)のスーパーコンピューター「京(けい)」が30日、本格稼働から約7年の役目を終え、電源が落とされた。京は撤去され、跡地では京の100倍の速度を目指す後継の「富岳(ふがく)」が令和3年にも運用を始める。
京の計算能力は毎秒1京510兆回。平成18年に約1110億円かけて政府主導で開発がスタートし、大手メーカー数社が計画に参加したが業績悪化を理由に撤退。富士通単独での製造となった。23年に計算速度の世界ランキングで1位となり、24年に本格稼働。最先端の研究に大きく貢献した。
同研究センターではこの日、関係者約170人が集まりシャットダウンセレモニーが行われ、理研の松本紘理事長が「京は本格稼働以降、科学研究の基盤として第一線で活躍し続けた。シャットダウンは寂しく思うが、後継機が社会の発展に貢献できるよう全力を尽くしていく」とあいさつ。
スクリーンで京の歩みや功績が紹介された後、関係者によって「京」の電源が一つずつ落とされていった。完全に電源が落とされると周囲からは拍手が起こった。 |

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