無題

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全18ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

星野源著『そして生活はつづく』を読んで

 最近、特に、今回の『そして生活はつづいた』の内容は理解できます。何かどこかへ楽しいことを求めて走り回るよりも、実はごく身近に、質素ではあるけれども楽しい一時というものは存在するものだと、ごく平凡な日常の中で感じるようになりました。
 ふつうの生活とは何かと、人それぞれ違うとは思いますが、当たり前のように、何気なく過ごしている日常の中に、とても幸せを感じることがあります。ふつうの生活をして平和に暮らしていることが幸せなのだと。家庭にいるとき、仕事をしているとき、その時々で今まで何とも思っていなかったことが、ふと、そう感じるときがあります。それは、休みの日に自由で楽しいからではなく、毎日、仕事、家庭、さまざま環境の中で、心の持ちようなのでしょうか、数年前には感じてはいなかったものが、最近は感じとることができます。いろいろなことが、ここ数年であったからなのか、よくわかりませんが、落ち着いていろいろと感じたり、見たりすることができるようになったような気がします。年のせいですかね・・・。

この記事に

開く トラックバック(0)

小川洋子著『人質の朗読会』を読んで

最初から結末がわかっている小説は、珍しいですね。
衝撃的な始まりでした。

まず最初に邦人8名が人質に捕られ、犯人と警察との長い抗戦の末、犯人と人質が全員死亡というショックな出来事から物語が始まります。

長い長い監禁生活の間、人質たちがそれぞれの体験談などを朗読していったテープがラジオ放送されて、そこから8人の人質たちの朗読会が幕を開けます。

当たり前ですがそれぞれの話にはつながりを持っていないため、実質短編集というところなのですが、密やかな朗読会には人質たち、犯人、そして監視の警察の息遣いまでが聞こえてきそうで、断片的な話にはとても思えない。そして、この朗読会を読んでいる間に何度も襲ってくる、もう、この人たちは死んだのだという悲哀の感覚。でも、それがこの作品を最も美しく、静謐な雰囲気を醸し出しているのだと思います。

この記事に

開く トラックバック(0)

G・K・チェスタトン『ブラウン神父の秘密』(中村保男訳)を読んで


 発表は1927年。ブラウン神父シリーズの短編集としては4冊目だそうです。私は、ブラウン神父も、チェスタトン作品も、読むのはこれが初めてです。
 発表年から分かるように、かなり古いです。ミステリー小説で10作品収められています。
 ブラウン神父の推理方法というのが、犯人と完全に同じ気持ちになるというもので、犯人になり切るという、簡単そうで難しい推理方法です。その例になるような話ばかりが集められていました。常識をはるかに超えたユーモアと恐怖の底に必然的な動機がひそんだ全10編は不思議な気持ちにされられました。全10編のうち、最初の短編と最後の短編がつながっており、まとまりのある短編集で大変驚きました。とても古い推理小説なのに大変引き寄せられる内容でした。また繰り返して読みたくなるような作品でした。

この記事に

開く トラックバック(0)

お笑い芸人の世界も、想像はしておりましたが、大変な世界なのだなと、改めて思いました。
徳永(主人公)は売れないお笑い芸人として活動しているとき、先輩芸人の神谷という人物に出会い、神谷のお笑いに対する姿勢や生き様に驚き感心した徳永は神谷に弟子入りを申し込んで、神谷は「俺の伝記を書くこと」というのを条件に徳永の弟子入りを認め、お笑いについて2人でよく語り合うようになっていきます。

生き残っていくのは、ごくわずかなのでしょう。信念を貫き、売れなくても自分の笑いを突き通す。その精神力はすごいと思う。売れないままだと路頭に迷うことになることを覚悟の上で続けていくのは、何がそうさせるのでしょうか。

また、お笑い界では先輩が後輩に絶対に払わせてはいけないというルールがあるようで、それを自分に課していて、わざわざ借金をしてまで徳永を飲みに連れて行くというのは、常識では考えられないものがあるのでしょう。人生意気に感ずというものなのでしょう。

この記事に

開く トラックバック(0)

今回は「イン・ザ・プール」を読みました。精神病は難しい。正常なのか病気なのかの判断はどこで決めているのだろう。私などは依存だらけなのでコメントは控えます。酒、タバコ・・・・・。「あるがままに」は非常にいいことだと思います。しかし行き過ぎると、やりたい放題、わがままをし放題となってしまう。本来、人間も動物なのだから、本能のままに生活をするのが一番ストレスがないのでしょう。しかし、それをやってしまうと犯罪者になってしまう。何ごともほどほどがちょうどいいのです。

この記事に

開く トラックバック(0)

全18ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.


みんなの更新記事