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辛亥革命100年

辛亥革命100年記念、中国民主化集会にて
 
2011(平成二十三)年二月二十六日土曜日、午後一時三〇分から午後四時三〇分に至るまで、、東京杉並区の杉並セシオン視聴覚室において、中国民主党(徐文立主席)ならび南方民主同盟(龍緯汶主席)の主催による「辛亥革命100年記念中国民主化集会」が開催された。
 この集会の準備を日本で進めたのは、南方民主同盟日本代表の安東幹氏だった。
 集会は、安東氏の開会の挨拶に続いて、南方民主同盟主席の龍緯汶氏によるビデオメッセージ(資料参照)が会場で流された。
 また集会では、山田良政烈士をはじめ、辛亥革命に殉じた日華両国の革命殉難烈士に献花して、中国民主化の決意を誓った。
 その後、集会においては、以下の順で中国民主化運動などに携わっている人々によるスピーチがあった。
 
1、 田中健之(ジャーナリスト、中国革命の  
支援者の子孫)
2、 王載(民主中国陣線日本分部副主席)
3、 佐藤国男(NPO法人中国共産党脱党支援  
センター)
4、 佐藤悟志(フリーチャイナ・キヤンペー
ン呼びかけ人)
5、 原博文(今日論談報社々長)
6、 張本真(大紀元記者)
7、 森田佐和子(ジャーナリスト)
8、 佐藤誉司(日本ウイグル協会)
9、 林正治(中国民主運動化)
 
 辛亥革命は、アジアで最初に共和制を築いた中華民国建国への道を拓いた。その国父孫文をはじめ、黄興、宋教仁、胡漢民、汪兆銘その他の多くの革命家たちが、日本に亡命したり留学したりして、日本を拠点として中華革命を行った。
 その彼ら中華革命家を支えたのが、平岡浩太郎をはじめ、内田良平、頭山満、宮崎滔天、平山周、萱野長知、北一輝、山田良政・純三郎兄弟、梅屋庄吉、末永節らをはじめとする大勢先覚志士たちであった。
 この内、平岡浩太郎が筆者の曽祖父に当たり、祖父の従兄が内田良平であった。また、頭山満も曽祖父と縁続きである。
 明治三〇(一八九七)に孫文が日本に亡命した際、平岡浩太郎が孫文の生活費、活動費の一切を引き受けた。
 また内田良平は、清国へ渡って直接革命を支援し、三井財閥と掛け合って孫文の革命資金や武器の調達のための交渉に尽力している。
 明治三十八(一九〇五)年、興中会(孫文=広東派)華興会(黄興=湖南派)、光復会(章炳麟=浙江派)など各中華革命組織が合同して、〃中国同盟会〃を結成するための準備かいが、内田良平の住居兼黒龍会本部にて行われた。この時余りにも多くの革命家が集まったため、その重みで家の床が抜け落ちた。
 この時孫文が機転を利かせて
「清朝を踏み倒した」
 と叫んだため、皆それを喜んで拍手喝采した。
 一方、頭山満は、亡命者たちから「立雲翁、慈父の如し」として慕われかつ頼りにされた。
 頭山は、終始孫文ら中華革命家たちの日本亡命を政府と対峙してまで身を挺して庇護、支援し続けた。
 昭和十二(一九三七)年に勃発した日華事変の際にも頭山は直接、蒋介石との和平交渉に骨を折った。昭和十九(一九四四)年十月五日に頭山が逝去した際、南京、重慶そして延安までもが、頭山の逝去を悼んだ。
 昭和三十二(一九五七)年六月二日、戦後、日本の首相として初めて中華民国を公式訪問した岸信介元総理大臣は蒋介石総統に対して、「報怨以徳」の精神によって寛大な処置を施してもらったことに対する感謝を述べたところ、蒋介石総統は、
「『怨みを報いるに徳を以てせよ』という考え方は、自分が日本に留学しまた亡命をした際、頭山先生から武士道精神の実践を通じて教えられたものだ。あなた方は、自分に感謝するのではなく、頭山先生のお墓にお礼を言って欲しい」
 といわれたと岸元総理は回想している。
 日華事変の際、蒋介石総統は、
「日本の軍部や政府は信用できないが、唯一日本人の中で信頼できるのは、頭山満先生だけだ」
と言って、頭山の和平工作に頗る期待していた。
当時は頭山に限らず、萱野長知、末永節ら、かつて中華革命を支援した人々であった。
ところで筆者は、辛亥革命百周年ということで、中国革命
の特集を組んだ『中央公論』二月号の誌上において、「革命を支援した日本人たち」と題して、中華革命を支援した先覚志士の小列伝を記している。
 
 
 
 中華革命を支援した先覚者を近い先祖に持った筆者は、小学生の頃からそれら先祖の生き方や思想に自然と興味を抱くようになった。
 とりわけ中国、朝鮮それにロシアなどの政治や歴史に関心が深かった。
 中学生の時には、チベット独立運動に興味を抱いて、ペマ・ギャルポ先生の講演などを聴きに行ったこともある。爾来今日に至るまで、筆者はペマ先生と親しくさせていだき、色々と教えていただいている。
 大学一年生だった昭和五十八(1983)年五月ごろ、筆者は東大に留学していた一人の中国人留学生と知己を得た。
 度々彼と会って中国事情を聞いていた筆者に対してある日彼は、「中国に帰ると危ない」
 と言い出して、「何とか日本に亡命できないものか」と言い出した。
 実は彼は、中国の反体制秘密組織のメンバーだった。
 その時、筆者は先祖と中華革命との深い因縁を感じざるを得なかった。
 何とか彼を救わなくてはと筆者は懸命に彼を受け入れてくれる企業を探し、ようやく一社が彼を採用してくれるようになった。それによって彼は、就職という形によって日本に引き続き滞在できるようになった。
 その時の中国人は今ではアメリカに亡命している。
 筆者はその留学生を通じて、王炳章を知った。王炳章は中国反体制の民主化を訴える雑誌『中国の春』を刊行して密かに大陸に持ち込んで中国内の人々に民主化と共産党打倒を訴えた。
 王炳章を知ってから間もなく、〃中国民主団結聯盟〃という反体制秘密組織が結成されるというので、筆者はその東大の留学生と共にその組織の設立に参加した。昭和五十八(1983)年十二月のことである。
 その後筆者は、中国の反体制運動に直接携わるようになった。
 爾来昭和六十一(1986)年に生じた上海学生運動、同年のチベット・ラサで勃発したチベット独立運動、平成元(1989)年六月四日に生じた天安門事件など歴史に残る大きな運動の幾つかの現場に関係したり居合わせたりすることが出来、人生において大変有意義で貴重な体験をすることが出来た。
 ところで王炳章は、チベットにも理解を示し、インドのダラムサラで、ダライラマ法王を拝謁している。それ以来、中国民主化運動は今日に至るまで、チベット関係と交流している。また、中国民主化運動は、チベット同様、ウイグル方面にも理解を寄せている。
 今日では、中国における反体制運動、民主化運動、チベット、ウイグルの独立は団結して中国共産党と闘っている。
 チュニジアで始まったジャスミン革命が中国に飛び火しそうな今日、辛亥革命百年を以て、新たな中華革命元年となるような可能性を窺がい知ることができるのが、今日の危い中国大陸の実情なのである。
 
イメージ 1
 
辛亥革命100年記念中国民主化集会でスピーチする田中健之
 
 
 
資料
 
南方民主同盟主席の龍緯汶氏のメッセージ

The Speech of James Lung

Dear friends in Tokyo, l am James Lung wai Man, the chairman of the Southern
Democratic Alliance,HongKong, This years 2011,is the 100anniversary of the xinhai Revolution.
100 years ago, the Xinhai Revo1ution had broken out in China bring the hope of democracy and liberty to Chinese people.

Amongst the warrior of the revo1utioi there were Japanese. We thank for your fellow people to help us in the fighting for liberty and democracy.
A democratic China is important for the security in Asia and the whole world. It is an important factor to maintain long-term
friendship between Chinese and Japanese.

Please pray for us and support us in the war to end one party dictatorship and build a democratic China up. Thank y0u.


たちあがれ日本代表 平沼赳夫衆議院議員の挨拶

辛亥革命より100年

あらためて共産党による一党支配が続く中国国内で様々な困難をものともせず、民主化のために平和的な戦いを続け、当局に拘束されている劉暁波氏にノーベル平和賞が授与されたことに対し、劉暁波氏の不屈の闘志と勇気、愛国の信念に心より敬意を表し中国人民にお祝いを申し上げると共にノーベル平和賞選考委員会の見識を評価します。
また中華人民共和国共産党政府に対し、宗教関係者や自由と公正を求める市民活動家や少数民族への不当な学圧を直ちに止め、栄えあるノーベル平和賞受賞者 劉暁波氏の一刻も早い釈放を求めます。
そのことこそが世界第二の経済大国にまで成長した中国が革名実共に世界に貫献しうる立派な大国であり、他国から信頼され敬意を払われるために必要なことです。
辛亥革命より100年、何者にも脅かされることなく国民の言論と表現と信仰の
自由を守り、豊かで穏やかな平和な社会を実現するといつ翠想は今も色あせるものではありません。
我々の父祖の「目を思い、民を思う」という志、同じ理想を掲げる国境や民族を越えた同志の結東と切瑳琢磨に、今こそ学ぶところは大であります。
真に自由と平和を愛する中国人民と、日本をはじめとするアジア諸国民の交流を通じて、真の平和と安定実現のために、実り多き大会となりますことを心より御祈念申し上し上げます。


たちあがれ日本代表
衆議院議員
平沼赳夫


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