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天皇、皇后両陛下 天皇、皇后両陛下を奉迎する森田健作千葉県知事と明智忠直旭市々長
天皇陛下にはげまされる被災者
皇后陛下が被災者にお声をかけられているご様子
天皇、皇后両陛下と被災者
天皇、皇后両陛下は避難所を後にされるご様子
天皇、皇后両陛下におかれましては、去る四月十四日、この度の大震災における被災地の一つである千葉県旭市の避難所をご訪問され、海上公民館と飯岡福祉センターで避難生活を余儀なくされている避難民、一人一人に腰を落として親しく、
「お体に気をつけてください」
などと笑顔でお声をかけられ、励まされました。
この際、感極まって涙ぐむ被災者もいました。
また避難所の外では、両陛下を一目見ようと市民らが集まり、両陛下は施設への出入りの際には手を振って声援に応えられました。
この時の様子について、『東京新聞』WEBには次の様に記している。
〃創業約百四十年を誇る同市飯岡の陶器店の四代目で、津波で店舗兼自宅が全壊し、避難所暮らしが続く今川君子さん(84)。天皇陛下に現状を伝えると「命が助かったことが何よりです」と優しく声をかけられ、うれしくて言葉が出なかったという。
今川さんは、二日に実弟(78)を亡くした。復旧作業による過労や避難所生活で患った肺炎が原因の「震災関連死」とされる。ショックは癒えていないが、両陛下との対面で「心から勇気づけられた」と目を潤ませた。
同市下永井で一人暮らしの自宅を津波で流された飯田キクさん(78)も「一人でどう生活するか不安だけど、皇后さまから『頑張ってください』と言葉をいただき、励みになった。辛抱強く頑張ろうと思う」と目頭を熱くしていた。
両陛下を被災現場に案内した旭市の明智忠直市長は「感激、感動でいっぱい。宮内庁の打診を受けて悩んだが、両陛下の訪問で(被災者も市民も)元気が出たと思う」と話していた〃
また『日本経済新聞』によると
〃天皇陛下は車いすの赤松陸夫さん(72)の前で膝をついて見上げるようにして話しかけ、「これからお体に気をつけてください」といたわられた。赤松さんは「まさか陛下と話ができるとは思わなかった。ただありがたい」と感激していた。
皇后さまは内山紀子さん(46)、唯さん(21)親子に話しかけ、唯さんの手を握って「大丈夫よ」と何回も繰り返された。
両陛下は津波の被害があった海岸近くをマイクロバスに乗って視察。死者が1人出た現場でバスを降り、黙礼された。
同市は津波の第1、2波から2時間半後の第3波による被害が最も大きく、説明を受けた天皇陛下は「このことを研究し、語り継いでいかなければいけませんね」と話されていたという〃
天皇、皇后両陛下に随行した森田健作千葉県知事は、
「本当に勇気づけられた。被災者の手をとって話をされ、感謝の気持ちでいっぱいになった」
と話しています。
戦後最大の国難からの復興はまさに、天皇陛下と共にあるのであります。
天皇陛下が、被災した人々をお見舞いされ、励まされ、勇気付けられることで、被災した方々は再び立ち上がろうとしているのであります。
如何なる困難を克服せんとして再び立ち上がろうとしている被災者の方々の結城と努力の姿を見て、被災することがなかった我々は、日々平凡な日常と家族の安泰を天に感謝しつつ、日本の再建に何かお役に立つことはないのだろうかと真剣に考え、そして国民が一丸となって日本再建へと立ち上がる勇気が得られるものです。
戦後六十六年にして歪められ続けた日本は、この大震災によって全てが吹っ飛んでしまった感があります。
危機感が希薄な政府や官僚組織、それに胡坐をかいた巨大電力企業の実態、災害に脆い首都東京の実態、それに唯一の被爆国である日本の原子力対策の甘さなど、大震災によって社会の膿が噴出しつつあります。
まさに大震災による復興は、日本全体の建替え、建直しの時なのであります。
真の意味での日本の建替え、建直しが実現しなくては、数万人という尊い生命をこの災害によって落とされた方々が浮かばれないことでしょう。
この大震災を教訓として、地震や津波をはじめ台風その他の自然災害をはじめ、あらゆることを想定して、精神的にも、物理的にも強い日本および日本人へと我々が生まれ変わらなくては成らないのだと思います。
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