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東北関東大震災で孤立した避難民に対する救援が遅れているという。
自衛隊、警察関係者が筆者にもたらした情報によれば、現場の判断で自衛官等が独自に避難民を救済することは許されていないという。
また自衛隊のヘリコプターが食糧、飲料水、医薬品などの物資を届けようとしてもヘリポートがないとの理由で、なかなか許可がでないのだと、彼らは筆者に話している。
自衛隊の若手指揮官によれば、ヘリコプターを空中に止めておいて孤立した避難民に対して物資を投下すること可能だと話している。
ましてや学校や公民館などの避難民に対してヘリコプターから物資を投下するのは難しくはないはずである。
ただそれが出来ないのは政府の許可が出ないからだという。独自の判断でそれを行うと後で責任問題となってなかなかその行動に踏み出せないのだという。
そこで筆者は、枝野幸男官房長官の議員事務所と大宮事務所に電話入れ、またEメールによって自衛隊が独自の判断で食糧、飲料水、医薬品、防寒具などの救援物資をヘリコプターによって避難民に対して届けることができるように御願いをした。
以下 枝野官房長官に宛てたeメールの内容である。
枝野幸男先生
大変ご無沙汰いたしております。
このたび、大変な国難で、不眠不休で奔走される先生のお姿を拝見して、心より感謝申し上げると共に、お体を充分にお気をつけになられるように御願い申し上げます。
さて私はペマ・ギャルポ先生と共に日本チベット友好協会の活動をしている田中健之で御座います。
以前、先生が野党でおられた時、チベットの会合などでご一緒して色々とお話をさせていただきました事を覚えていらっしゃることと思います。
その後、与党にそして官房長官という重要なお立場になられて以降、大変ご多忙なことと思い、色々なご連絡は職務のお邪魔になると考えて、連絡を遠慮しておりました。
しかし、このたび、東北関東大震災による未曾有の国難に鑑み、一国民として御願いしたいことがあり、メールすることをお許しください。
私の生業は『中央公論』をはじめその他各雑誌、新聞などのマスメディアにおける執筆それに近代外交史、ナショナリズム史を専門に研究する者であります。
また、先代からの黒龍会などの政治活動を通して各界に知己も多くおり、特に現場に従事する自衛隊の若手指揮官などとも連絡があります。
このたびの大震災に際し、孤立した避難民を救済するために警察、自衛隊、各ボランティアの懸命な努力に対して著しく敬意を払う者であります。
その中、物資の不足は極めて厳しいものがあり、先生がテレビを通して国民に買占めなどないように訴えられおられました。
そんな中、孤立した避難民の救助が一刻も重要にことであり、地震や津波で助かっても餓死、凍死の危機が迫るものであります。
若手自衛隊指揮官、警察官など、複数、私に寄せられた情報によりますと、現場の判断によって独自に救援物資が届けられないとのこと、その理由の一つに、「ヘリポートなどがないからだめある」とのことで、歯がゆいとの報告であります。
自衛隊は、装甲車などもヘリコプターで輸送し、空中からクッションをつけて無傷で投下する訓練を積んでいると、自衛隊関係者から聴いております。
従って、食糧、飲料水、医薬品、防寒具などをヘリコプターによって空中から避難民に投下することは極めて可能だとのことで、彼ら現場の指揮官は、その出動命令を待っているということです。
避難者はもはや6日間も苦しい思いをしております。中でも乳幼児、婦人、老人は限界に来ていることは想像できることであります。
何とか先生のお力で政府特に菅首相、北沢防衛省などに働きかけ、自衛隊や警察、それにマスコミなどが、一刻も早期に独自に現場の判断で、食糧、医薬品、防寒具などがヘリコプターによって空中から投下できるように、強い働きかけをお願いする所存であります。
また、福島原発の事故に関しましても、極言するならば国家の存亡に係わる問題です。何とか「挙国一致」によって無事収束することを折に御願いいたします。
地震などの災害から日本が救われることを神仏に祈っています。
田中健之
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東北関東大震災
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東北関東大震災において犠牲となられた方々に対し心よりお悼み申し上げます。
また被災された方々の苦難を思い、心から御見舞い申し上げます。
一日も早い救出と復興を心よりお祈り申し上げます。
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