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モ876は、1965(昭和40)年に東急車輛製造にて製造されたA830形。元々は札幌交通局に導入された車輛です。 1976(昭和51)年に札幌から岐阜(名鉄)に3編成が渡って来て、モ870形として編入されました。そんな経緯もあり「道産子(どさんこ)」と呼ばれていましたが、2005(平成17)年3月31日に美濃町線全線が廃止されると同時に廃車となりました。 本来の姿は2両固定編成の連接車。残念ながら「旧名鉄美濃駅」には1輌分の前半分しか保存されていませんが、元電留線があった辺りから見ると、他の車輛を含め4車輛がホームにズラリと並び、壮観です。 現在、整備中とのことですが、もしかしたら車内公開する日がくるかもしれません。 モ870形の往年の姿はポン太さんのブログで見ることができます。 |
鉄道【保存電車】
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地元愛知及び周辺地域が中心ですが、引退したのち、保存された車輛を訪ねてみようと思います。
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モ593は、1957(昭和32)年に製造されたモ590形。当初は岐阜市内線で運用されていましたが、昭和40年代に入って美濃町線で運用されるようになりました。 岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田上線全線が廃止となった2005(平成17)年にモ593も廃車となり、「旧名鉄美濃駅」へ保存されました。 今の車体色は当初導入された時の塗装色で、後に名鉄カラーの赤になりました。2004年に再度、初期色に塗り替えられたため、この色で保存されています。 モ590形は遠く土佐の地で今も活躍している車両があります。モ591・モ592の2輌です。この2輌は冷房化対応がなされていたということで、土佐電鉄に引き取られたそうです。機会があれば、ぜひ行きたいなぁ。 |
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「馬面電車」とも呼ばれたモ601は、1970(昭和45)年に田上線(600V線区)を経由して各務原線(1500V線区)へ直通し、新岐阜駅(現名鉄岐阜駅)に乗り入れるための車両として製造された複電圧車両のモ600形です。 前後端の幅が狭められた形状になっていて、正面から見ると縦に長細い形に見えます。これは、岐阜市内の交差点を円滑に曲がることを考慮したためだったそうです。 モ512と同様、車内を展示スペースとして活用するため、一度全てのシートを外したようですが、今は、一部のシートを再び取り付けられています。 最後まで冷房化されなかったため、天井に扇風機が付いたままになっています。 |
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モ512は、先の記事でも紹介したモ513・モ514と同じモ510形(セミボ510形)の車輛です。 去年までに廃止された岐阜4線区(岐阜市内線・美濃町線・揖斐線・谷汲線)全てに入線していた経歴を持つ唯一の形式です。 その4線区の内、岐阜市内・谷汲・美濃の3ヶ所それぞれに、同形式車輛が静態保存されているのは感慨深いですね。 モ513・モ514より一足早く、2000(平成12)年11月に「旧名鉄美濃駅」へ保存されたモ512は、2番線ホームに停留されていて、車内はシートが全て取り外されて、展示スペースとなっています。 同形式は1988(昭和63)年に鉄道友の会からエバーグリーン賞を受賞していて、車内には当時それを祝したノボリがあります。また、改札口横には記念のヘッドマークが保管・展示されています。 ※往年の赤塗装の姿はポン太さんのブログで見ることができます。 |
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モ755は1928(昭和3)年に日本車輌製造が製造した車輛で、同形式(デセホ750形)は全部で10輌ありました。 2001(平成13)に廃車後、2002(平成14)年7月7日に「旧谷汲駅」へ保存されました。 最後まで運用されていたのは、モ751・モ754と、このモ755の3輌のみだったそうです。 リベット打ちの車体に3窓の少し丸みのある前部。そこに小さなワイパー。 車内に入ると懐かしい木の床。歩くとコトッコトッという音が良かったんだよなぁ。 あと木製のロングシート。端の手摺の触り心地が良いですね。 |




