雲の切れ間

春になったら何しよう?

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息子も社会も

ここのところ息子がふとこう言う。
「林間学校には行くけど、ラグビーの合宿には絶対行かへん。」
昨年からこんなこともよく言っていた。
「修学旅行って、誰でも行かなあかんの?」
「どうして?」
「なんでも・・・」
「修学旅行は学校の授業と同じだからみんな行くのよ」
「俺は行かん・・・」
 
とても人懐こく誰とでも(・・・ではないかもしれないが)仲良くなり、小さいころは「これじゃ、知らない人について行っちゃって、誘拐されちゃうね」と私たちは言っていたほどの息子。
でも、協調して行動したり、ルールを身に付けたりということが、なかなかできない息子。
それを感じて、団体行動が無意識にストレスになっているのかと思う。
それでも5年生で初めて外泊する林間学校は観念したようだが、ラグビーの合宿の方はまだ始めて間もないせいもあって、普段しているような話をできる友達がいないので、さらに気乗りしないようだ。
 
私は説明型なので、いろんなイヤなことも楽しいこともあることを説明して、結果したほうが良い方向に持って行こうとする。(たぶん強引なのだろう)
でも夫は「どっちでもいいよ。よく考えな。でも行かないのならラグビーはやめろ。」だ。(こちらはちょっと脅迫っぽい?)
どちらもなんだか・・・なぁ。
 
私たちは良く「○○どうだった?」ときいてしまう。
例えば「そろばんどうだった?」「遠足どうだった?」
息子の答えは「楽しかった!」
でもいつも決まっているこの答えにちょっと「?」と思う今日この頃。
この答えを言えば親が安心するのがわかっている。
考えすぎかもしれない。
息子は気持ちを表現する言葉をいくつも持っていない。
 
何か不愉快なことがあったり楽しいことがあれば、帰ってすぐじゃなくても、その日のうちじゃなくてもちゃんと話してくれるものね。
今度からこう聞くのはやめよう。
 
 
今日は息子の診察がある日だった。
前回のブログコメで発達障害のことを書いてから、他のブログへお邪魔したり、コメのやり取りをさせていただいた。
息子が決定的に発達障害なのかどうかがあいまいなような気がして、もう一度先生に尋ねてみた。
先生は一応簡単に説明してくださった。
広汎性発達障害(自閉症傾向あり+ADHD)というものだった。
検査といっても別に脳波や脳の中の異常をマシンで診たわけではなく、知能テストと心理テストのようなもので、質問に答えるだけのもの。
息子もけっこういい加減に答えたようなことを言っていたが、それでもこの障害に見られる特徴的なものが顕著ということだった。
 
先日お邪魔した方のブログにこういうコメントがあった。(無断で使わせていただいてごめんなさい)
 
「親御さんは、育児の大変さを重荷に感じ、初めて自分の子供に病名なり障害なりの判断を下された時、凄く安堵した顔を現す。
丸で、今までの自分の苦悩及び、今まで自分が子供に対しての接し方や暴言などを正当化された様で安堵するのだろう。」
 
かなりドキッとした。
暴言を吐いたことなどなかったつもりだが「どうしてこんなことができないの?」と言ってしまったことが何度もある。幼児を卒業した子どもなら当たり前にやっていることなどに関してだが・・・。
 
私は息子が2歳の頃初めて会い、5歳の途中から一緒に暮らす母親になった。
もちろん葛藤やストレスはあったが、それはどんなに小さくても息子も同じ。
決して模範的な母親ではないが、母親としての暖かさを持って接してきたつもり。それは自分の息子たちにも同じ。
 
それでもなかなか一筋縄ではいかない子育てで、自信を持ってやってきた筈なのに自分を責めたり、夫と意見が合わずに何度も口論したり・・・
そんなことがずっと続き「障害」というカテゴリーがあると教えられたときにはショックと同時に、時々「なぜうまく行かないのか・・・」と思うことがあったのも無理もなかったか。・・・と感じてしまったのだから。これは正当化に他ならない。
 
それはその方のブログを読んで、本当にハッとさせられたことだった。
そう思ってしまったことは隠せない。
だからといってそこでストップするわけには行かない。
 
実は何らかの障害を持っている方は、自覚のない人も含めるとかなり多い数になるらしい。
普通に共に暮らしている人たちがそうだったりする・・・というのだからびっくり。

よくある「片付けられない女たち」から対人がうまくやれないなどもひっくるめて障害者ということになるのであれば少々頭の中が混乱してくる。

エジソンやトム・クルーズ、他にも豊かな才能を持ち合わせた人たちたくさんの人が発達障害だそうだ。
 
そういうことならば「個性」と言える?
 
良い個性が花開くには、環境が必要だ。
私たちは今まで、親がずっとついているわけには行かない将来に備えて息子を育ててきた。
やり方や考え方は違っても、将来無事社会でやっていけるように・・・と。
でもそれを考えるあまり、息子の個性をちゃんと見てやっていなかった気もする。

もちろん最低限の善悪は教えていかなければならないが、もう少しのびのびさせてやれたらと私は思っている。(・・・外目から見たら、じゅうぶんのびのびしているように見えてしまっていることだろうが)
 
身体の障害を持った人たちもまだまだ不自由な社会だろうが、それでも少しづつは理解されつつある。
心やこうした発達障害のことは実際私も初めて意識したことだが、周りにいる友人や誰に聞いても「初めて知った!」と言われてしまう。
これが理解される日は先になるだろうが、それでも息子が社会で自立していく頃には少しは理解されることを願う。
そして私たちもその日に向かって、その環境が与えられるのを願うだけではなく何かしなければ。
何をどうしていく?
これからは子育てだけではなく、そちらにも目を向けて考えて行動をして行こう。
 

・・・と、ちょっと大きく考えてみました・・・(^^;
 
・・・○十年前の卒論以来の長文〜(?)
でもでもまったく勉強不足。
具体的なことは頭に浮かばず・・・
これから私も育たねば。
子育てって、本当に親を育てていくものですね。
 
 
 

 

閉じる コメント(12)

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おはようございます^^
ぶーりんも診断がおりたときはほっとした。。。
子育てに悩みいろいろ調べたり
そうだな〜。。と感じながらもやりすごし
でも。。。更に厳しくするだけでうまくいかず。。。
自分の進むべき方向性が見えてほっとしたのもあります^^
旦那はかなり受け入れに時間がかかったんだけど。。。
旦那とそっくりだったので(笑)

診断はきっかけにすぎない
方向性の確立と
あとはお互いの努力が必要だとひしひしと思います^^

2010/5/29(土) 午前 7:28 ☆ぶーりん☆

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menamiさん、縁あってお会いしたのですから、どんな長文でも最後まで読ませてもらいますよ。

2010/5/29(土) 午前 9:49 [ ジョニー ]

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最近は子供も大人を喜ばす情報をたくさん知っていますね。
子育ては本当に難しいですね。

2010/5/29(土) 午後 0:16 perth

ぶーりんさん

ありがとう。
同じですね。
方向性を確認できたという点では、ホッとしたのも同じです。

今度はその障害という枠にはめすぎないよう、息子を見てやりたいと思っています。

チョコくんとぶーりんさん・・・とても良い関係に見えます。
見えない努力をされてるんでしょうね。
いつも励まされてますよ〜(^・^

2010/5/29(土) 午後 9:12 [ menami ]

ジョニーさん

読んでくださってありがとうございます(^・^)
若い頃には気づきませんでしたが、ご縁によって自分が造られている部分は大きいと思っています。
大事にしたいです・・・

2010/5/29(土) 午後 9:16 [ menami ]

perthさん

コメントどうもありがとうございます!
難しいです!ね。

最低限・・・ですが、お父さんとお母さんが仲良い家庭は、子どもが変な方へは行かないと思っています。
事実うちの息子は、私たちが仲良くするのをとても嬉しがっています。二人でゴルフに行ったときは、学校から帰っても「ただいま」が言えない事もあるのですが、それでも私たちが今日のゴルフの話を仲良くしているとすごく安心していますもの。
だから夫婦でゴルフ!は良いこと♪

正当化しようとしてるかなぁ(^^;;

2010/5/29(土) 午後 9:27 [ menami ]

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初めて、ご訪問させて頂きます。
先日は、ご訪問、カキコ、コメ、ポチ、有難う御座います。

この記事に使われたのですね?

私自身、かなり記事を書いて居るので、何処まで遡ればイイのか検討も付きませんが、出来れば、使う前に一言頂きたいと思います。

使うのは、構いませんが、これからは、前持って言って下さいね?
お願いします。

で、宜しければ、トラバして頂けると有り難いのですが、どおでしょお?

2010/5/29(土) 午後 10:03 涼子

涼子さん

本当にごめんなさいね。
前もってお尋ねすればよかったのですが、突然記事を書いてしまったので・・・。
今後もしこのようなことがあれば事前にお伝えしますね。

で、トラバですね。
未経験ですがしてみます。

2010/5/29(土) 午後 11:09 [ menami ]

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再度、伺いに来ました。
トラバして行きますね。

これから、あなたも色々勉強して下さいね。
お願いします。

2010/5/30(日) 午前 8:53 涼子

子育てとはほんと難しいですよね。育児書通りなんて行かないし、この子の性格はこうだから、こうなんだ!とも決め付けられないし
いつもそのつどそのつど、こうすればええのかなぁ〜って具合です。
成長して立派になった時、(どうなれば立派なのか分かりませんが・・・)そのとき初めて、あの時あぁしたことは間違ってなかったんだなぁ〜と思えるんだと私は思ってます。
何人育てようが、私はいつも子育ては手探り状態です^^
しんどいけど色んな新しい発見もあったりで、だから飽きずに何年も子育てやってられるんでしょうか?(笑)

2010/5/30(日) 午後 4:20 [ - ]

涼子さん

はい。
ありがとうございました。

2010/5/30(日) 午後 5:05 [ menami ]

banriさん
どうもありがとう(^・^
親も子も十人十色ですもんね。
親なのだから、いつも自信を持っていないと・・・なぁんて、甘くはない(^^;
大変なことだけれど、それだから些細なことでもとても喜んだり、楽しめたりしますね。
それを思うと子育てに垣根はありませんね。

2010/5/30(日) 午後 5:12 [ menami ]

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