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今から30年ほど昔の話であるが、クリスマスが過ぎて年末が近づいた頃に会社近く
の歩道上で鮭を売っていた。
確か一匹丸ままで開いてはいなかった。
一匹の値段が非常に安かったので一匹かって帰って、母親にさばいて貰おうとしたが、
素人が、まず2枚におろすのが大変なことを実感した。
何とか2枚らしくはなったが、何とその鮭は白鮭だった。
道理で安いはずで、開いていないから見た人間は勝手に紅鮭と思っている。
大阪で言う「それも道理やっ!」と言うやつである。
ふと最近、あの白鮭は見かけんなぁ、どないしとるんやろ?と思うことがあった。
以前と同じように白鮭は捕獲されているはずである。
でも、よく行くスーパーなどでは見掛けることは記憶にない。と疑問におもっていた。
ある時、朝食の時に娘が袋に密封されている「ほぐした鮭」をご飯にかけている。
その袋の裏側を見ると、まず「白鮭」と書かれている。
「これかっ!?」と思った。亜トン書いているものを見て行くと、あるわあるわ、ほとんど
が着色料や保存剤の添加剤ばかりではないか。
こんなもんは鮭を食っているのではなくて、添加物を食っているんやっ!!と思えるほど
多種にわたる。
その後、スーパーに行った時に何種類かある「ほぐした鮭」の袋の裏側を見たが、全て
白鮭を加工したものだった。
裏をよく見ずに買った人は紅鮭と思って食べている人も多いのだろうと思う。
これなども私を含めて鮭は紅鮭と決め付けていると言うか思い込んでいる人が多いと
言うことだろう。別に白鮭で売れば良いのであるが、それだと売れないのだろう。
その為には人の健康など二の次にして、まず売れることを考える。その結果、そう言
うものが生まれたのだろう。
それも大きな意味で企業努力と言えるかも知れない。
でも、それを今みたいに企業主導、言い換えれば行政は無策な状態で良いのだろうか。
警察と一緒で結果に対しての対応しか出来ていないのではないかと感じてしまうこと
が多い。
食品に添加されている物質が人間の体内に入ってからどう吸収され、体にどういう影
響を短期的、中期的、長期的、超長期的に与えるかをもう少し国としてやって行く必
要があるのではないだろうかと思う。
食の安全は「性悪説」に基づき、「疑わしきは罰する」的であるべきではないだろうか?
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