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ひさびさに、マリア・カラスの1955年ミラノ・スカラ座公演録音を聴く。 |

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ひさびさに、マリア・カラスの1955年ミラノ・スカラ座公演録音を聴く。 |
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とうとうユーロスペースでマリアカラスの映画観た。すでに知っていることが多かったし、でてくる映像のほとんども見たことがある。ただし、アメリカで子供のころラジオの「神童の歌」の番組で二位になったこと。当時の歌の録音が残っていて、それがピアノ伴奏の蝶々夫人「ある晴れた日に」だったことは初めて知った。また最後のリサイタルは札幌でのシュテファノとのデュオだったと言われるが、パリに戻ってから自宅で小さい演奏会を開いていてそれが最後だったとのこと。(という記述をネット記事でチラッと見かけたことがあったが、この映画でもそう言っていた) |
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●引き続き、本の167〜169ページを読んでみよう。今度は第3幕第2場「Addio del passato(過ぎし日よ、さようなら)」。 これは大いなる悲しみのアリアです。ヴィオレッタはここでは絶望的になっている女性です。「attendo(待っているのに)」AからF♯へはポルタメントに、「GIUN-gon」にはアクセントを付けます。 【Attendo,attendo, ne a me giun-gon ma-i(私は待ってる。待っているのに、あの人たちは私のところには来ないのよ)の譜面】 「Ma il dottore a sperar pure m'esorta,(お医者様はまだ私に希望を持たせて下さるけれど)」をまっすぐに通過し、それから「MOR-bo」にアクセントをつけ、「morta」をクレッシェンドして、低いEの音まで音を下げていきます。 【morbo ogni speranza e morta!(病気で、あらゆる望みは死に絶えた)の譜面】 このアリアを始めるにあたり、リズムを遅らせるようにせず、進み続けることです。覚えておくべきこととして、ルバートのために時間を盗む時、たとえば「ridenti」のような言葉でそう(ややたっぷりと時間を使う)した場合、あなたは取ったものをもう一度戻す必要があります。そうすることでフレーズが進み続けることができるのです。 【sogni---ridenti,・・・・le(美しい喜びの夢よ・・)の譜面】 「pallenty(青ざめた)」の後で深い息つぎのための時間をとります。それから次のフレーズをピアノでスタートして、徐々にクレッシェンドします。これは難しいフレーズで、もしこれをソフトに開始しないと、フレーズ内を進むにつれてテンションを高めていく、ということができなくなります。また、静かに開始することで、それを歌い切るために一度だけプレスをいれるだけでよくなります。 【pallenti(青ざめた);息つぎl'amore d'Alfredo息つぎperfinomi manca,(アルフレードの愛までも失われ)の譜面】 「sostegno(支えだった)」のB音を「ah」のC♯に上げて、それから「della traviata(道に迷った女の)」の前で充分、息つぎをします。 【sostegno.Ah! della Traviataの譜面】 「Dio(神様!)」の高いA音は問題です。短過ぎても長すぎてもいけません。これは天に向かっての叫びのようであるべきですが、しかしやりすぎではいけないのです。 【tu accoglila,o Dio!(お受入れください、ああ神様!)の譜面】 最後のフレーズはピアノで始めるべきで、最初のA音(Ah--)をクレッシェンドして、それから降りていくに従い、徐々に強さを弱めていきます。最後のA音(-ni!----)はヴェルディは‘un fil di voce’と記しており、メザボーチェでとり得るものですが、ここでもやりすぎてはいけません。 【Ah---tutto,tutto fini,or tutto,tutto,fini!(ああ、すべては、すべては終わったわ。今こそ、すべては、すべては終わったの)の譜面】 二番目の句は全てカットします。これは何も意味がありません。事実、それは今までせっかくやったことの価値を落としてしまうものです。 E tardi! Attendo,attendo--ne a me giungon mai! おそすぎるわ 私は待っている、待っているのに、あの人たちは私のところには来ないのよ Oh,come son mutata! Ma il dottore a sperar pure m'esorta! Ah,con tal morbo ogni speranza e morta! (鏡を見て)まあ、なんて変わったのかしら お医者さまはまだ私に希望を持たせてくださるけれど ああ、このような病気であらゆる望みは死に絶えた Addio,del passado bei sogni ridenti, Le rose del volto gia sono pallenti; さようなら、過ぎし日の美しい喜びの夢よ バラ色の頬もすでに青ざめたわ L'amore d'Alfredo perfino mi manca, Conforto,sostegno dell'anima stanca, Conforto,sostegno アルフレードの愛までも失われた 疲れた魂の慰めであり支えだったものが 慰めで支えだったものが Ah,della traviata sorridi al desio; A lei,deh,perdona; Tu accoglila,o Dio! ああ、道に迷った女の希望に微笑んで ああ、彼女にお許しを おお、神様、お受入れくださいませ Ah! Tutto,tutto fini,
Or tutto,tutto fini. ああ、すべては、すべては終ったわ 今こそすべては、すべては終ったわ |
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●以下はレッスンの録音 ただし前記の本の記述は単一の授業の記録でなく、複数のものからまとめなおしたものなので、以下の録音とは直接対応はしていない。(Ardoin自身の序文にも説明があった) ★以下の二つはMaría Elena Guiñez という学生のレッスン ※なお冒頭のカラスの説く心構えも興味深いものである。 Callas at Juilliard 11 -- Ah, fors' 竪 lui; part 1 ●以下はこの部分の歌詞 E strano e' strano! 不思議だわ 第一幕五場 (Violetta) E' strano! e' strano! in core Scolpiti ho quegli accenti! Sari'a per me sventura un serio amore? Che risolvi, o turbata anima mia? 不思議だわ、不思議だわ 私の心の中にあの言葉が刻まれているの それは、私には不幸なこと、本当の愛なのかしら どうしましょう、私の心が動揺しているわ Null'uomo ancora t'accendeva O gioia Ch'io non conobbi, essere amata amando! E sdegnarla poss'io Per l'aride follie del viver mio? 誰も私の心に火をつけたことはなかったのに、ああ 何という歓びだろう 私は知らなかったの愛し愛されることなど それを遠ざけることが出来るだろうか 私のような馬鹿で乾燥した生活を送っているものに Ah, fors'e' lui che l'anima Solinga ne' tumulti Godea sovente pingere De' suoi colori occulti! ああきっとあのお方よ、その孤独な魂が 苦悩の中にあって あの方ご自身の神秘的な色で いつも描くことを楽しんでいる Lui che modesto e vigile All'egre soglie ascese, E nuova febbre accese, Destandomi all'amor. あの方よ、上品で注意深く 悩める私の心に入り口に現れ 情熱を再び燃え上がらせ 私に愛を目覚ませたのは A quell'amor ch'e' palpito Dell'universo intero, Misterioso, altero, 、 Croce e delizia al cor. あの愛だわ。 全宇宙を震撼させ 誇り高く神秘的で 心には苦痛でありそして歓びである 以下実際の歌では省略 A me fanciulla, un candido E trepido desire Questi effigio' dolcissimo Signor dell'avvenire, 私は少女で、それは純粋で はかない希望 将来のだんな様の 甘いお姿なんか Quando ne' cieli il raggio Di sua belta' vedea, E tutta me pascea Di quel divino error. あの方の美しい輝きを空に 見るときに 全てが私への 神の過ちのしぐさだと Senti'a che amore e' palpito Dell'universo intero, Misterioso, altero, Croce e delizia al cor! あの愛を感じますか 全宇宙を震撼させ 誇り高く神秘的で、 心には苦痛でありそして歓びである愛を ここまで省略 Follie! follie delirio vano e' questo! 馬鹿な、馬鹿な 第一幕五場 Violetta Follie! follie delirio vano e' questo! Povera donna, sola Abbandonata in questo Popoloso deserto Che appellano Parigi, Che spero or piu'? Che far degg'io! Gioire, 馬鹿な!馬鹿な、意味のない氣違い沙汰だわこれは 可愛そうな女が1人で 人で溢れた砂漠に 捨てられて そこはパリと呼ばれている 何をもっと望む事があるの 何をしたらいいの 楽しむのよ Di volutta' nei vortici perire. Sempre libera degg'io Folleggiar di gioia in gioia, Vo' che scorra il viver mio Pei sentieri del piacer, 渦の中で快楽を望み朽ち果てる いつも自由で 歓びから次の歓びへの馬鹿騒ぎ 自分の生き方をしたいと思い 歓びの感情のままに Sempre lieta ne' ritrovi A diletti sempre nuovi Dee volare il mio pensier. 一日が始まり、一日が終わる
パーティでいつも歓び 常に新しい歓びを求めて 私の思いは飛んでいかねばならないの |
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●ヴェルディ「椿姫」‘ああたぶんあの方なのよ〜花から花へ’ |
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