天の露のブログ

感動する話、良い本を届けます!

『生きてさえいれば』

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出版社:文芸社
小坂 流加(著)
白身魚(イラスト)

 生きていれば。恋だって始められる。生きてさえいれば…。
大好きな叔母・春桜(はるか)が宛名も書かず大切に手元に置いている手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。病室を出られない春桜に代わり、千景がひとり届けることで春桜の青春の日々を知る。学内のアイドル的存在だった読者モデルの春桜。父の形見を持ち続ける秋葉。ふたりを襲う過酷な運命とは?――。魅力的なキャラクター、息もつかせぬ展開。純粋な思いを貫こうとするふたりを描いた奇跡のラブストーリー。
★発売1ヶ月半で、早くも10万部突破!!
『余命10年』の著者が本当に伝えたかった想いの詰まった感動の遺作。
 大好きな叔母・春桜(はるか)が宛名も書かず大切に手元に置いている手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。病室を出られない春桜に代わり、千景がひとり届けることで春桜の青春の日々を知る。学内のアイドル的存在だった読者モデルの春桜。父の形見を持ち続ける秋葉。ふたりを襲う過酷な運命とは?―。魅力的なキャラクター、息もつかせぬ展開。純粋な思いを貫こうとするふたりを描いた奇跡のラブストーリー。『余命10年』の著者が本当に伝えたかった想いの詰まった感動の遺作。(Amazonより)

小坂 流加(こさか るか)
 7月4日生まれ。静岡県三島市出身。第3回講談社ティーンズハート大賞で期待賞を受賞。2017年5月、文芸社文庫NEO『余命10年』を刊行、30万部突破のベストセラーに。同書の編集が終わった直後、病状が悪化。刊行を待つことなく、2017年2月逝去。(Amazonより)

白身魚(しろみざかな)
 京都出身京都在住のイラストレーター。小説挿絵やアニメなど幅広いジャンルで活躍。小説の挿絵を手掛けた作品に『ジャナ研の憂鬱な事件簿』(ガガガ文庫)、『ココロコネクト』(ファミ通文庫)などがある。近況は「仕事の合間に猫に癒される毎日です。最近のブームはお香で(甘さのない和の匂いが好き)、毎朝玄関で一本焚くと何とも言えない気持ちよさを感じます」。(Amazonより)
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 『余命10年』を紹介してから随分時間が経過しましたが、作者の方が亡くなっていたことは知りませんでした。ネット上で調べると、『余命10年』の主人公の茉莉と同様の病(恐らく「肺動脈性肺高血圧症(原発性肺高血圧症)」であると思われる)と出てきますが、本当のところは分かりません。生前に書かれた本作もいい話だと思います。明日の命が知れない重い病の中にあっても希望を捨てないことですね。明日の命が知れないのは健常者も同じです。与えられた命、一日一日を大切にしたいですね。

あなたがたのうちのだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。こんな小さなことさえできないで、なぜほかのことができますか。ゆりの花のことを考えてみなさい。どうして育つのか。紡ぎもせず、織りもしないのです。しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。しかし、きょうは野にあって、あすは炉に投げ込まれる草をさえ、神はこのように装ってくださるのです。(ルカの福音書12章25〜28節)

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出版社:文芸社
齊藤 諒(著)

 「死んだほうがましだ! だからといって自分で死ぬこともできない……この前まで、大好きな野球に明け暮れていた自分が、こんな身体になるなんて! 何で俺が! ……」悔しくて悔しくてたまりませんでした。(本文より)。しかし、その後、「聖書」の教えにより、著者は絶望の淵から救われます。希望を得た今、この時代を生きる人たちにもっとも伝えたいことを書く。(Amazonより)

 小学生の時から野球に明け暮れていた斉藤さんは、高校生の時に交通事故に遭い、首から下が全く動かない四肢麻痺になった。呼吸することさえも器械に頼らざるを得なくなり、食事、入浴、排泄の世話まで家族の助けが必要となった自分の姿に、斉藤さんは絶望してしまう。
 しかし、クリスチャンの先輩を通して「聖書」と出会ったとき、そこに書かれた命についての真理を知り、再び生きる希望を見いだしたという。「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ」という御言葉から「必ず癒やされ、立ち上がり、歩けるようになる日が来る」という平安と確信が与えられたという。
(引用:Christian Today:25歳青年の奇跡の証し 『齊藤諒の生きる力〜四肢麻痺・人工呼吸器装着の僕が伝えたいこと〜』https://www.christiantoday.co.jp/articles/23098/20170125/ryo-saito.htm
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 聖書(聖句)を中心にした本になっています。交通事故によって体の自由が利かなくなったときに、人は加害者を許すことが出来るでしょうか。「罪を憎んで人を憎まず」ということわざがありますが、言うほど簡単なことではありません。神様がすべての人を愛しておられること、自分も罪人であり、神様の赦しがなければ生きられない存在であることを知ったクリスチャンにしか出来ないことだと思います。

【罪を憎んで人を憎まず】(つみをにくんでひとをにくまず )
 罪を憎んで人を憎まずとは、犯した罪は憎むべきだが、その人が罪を犯すまでには事情もあったのだろうから、罪を犯した人そのものまで憎んではいけないという教え。(「故事ことわざ辞典」より)

私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。
(マタイの福音書6章12節)

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『雪の華』

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出版社:幻冬舎
岡田 惠和(脚本)
国井 桂(ノベライズ)

 余命を宣告された美雪の前に現れた悠輔。彼の窮地を救うため、美雪は百万円を差し出して、一か月の恋人契約を持ちかける。「恋人としてみたいこと」を次々叶える美雪は、“最後に”悠輔をフィンランドに誘う。ヘルシンキで美雪をより身近に感じた悠輔の気持ちは動いていくが…。東京とフィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。(Amazonより)

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 2003年に大ヒットしたウィンターラブソング「雪の華」。中島美嘉のエモーショナルな歌声と、いまだ鮮烈な印象を残す雪と氷の世界を舞台にした美しいPV。そして世代を超えて響く歌詞の普遍的な世界観は、アジア各国はもちろん欧米に至るまで、数えきれないほどカバーされ歌い継がれてきた名曲だ。発売から15周年を迎えた今、時を経てなお一層輝きを増すこの歌に、強烈にインスパイアされた珠玉のラブストーリーが、ついにスクリーンに花開く。
 幼い頃から病気がちで、夢を見ることを諦めていた美雪(中条あやみ)。そんな彼女と偶然にして衝撃的な出会いを果たしたのは、ガラス工芸家を目指しながら妹弟の面倒を見る悠輔(登坂広臣)だった。彼の働くカフェが経営危機を迎えていると知った美雪は、一生分の勇気を振り絞り、100万円を出す代わりに1ヶ月間だけ恋人になるという無謀な契約を持ちかける。戸惑いながらも“期間限定”の恋に応じる悠輔だったが……。
 『ホットロード』以来5年ぶりの恋愛映画出演となる登坂広臣と、映画にCMに大活躍の中条あやみ。ジャンルは違えど、共に第一線で活躍する表現者として、幅広い世代から絶大な支持を受ける2人が本作で初共演、共に主演を務め、本物の“大人の恋”をドラマティックに体現する。
 一見ぶっきらぼうでありながら、ひたむきに夢を追い続ける青年と、余命1年を宣告され全てを諦めかけていた女性。出会うはずのなかった2人の運命が交錯し、1ヶ月という期限付きの恋が、東京とフィンランドを舞台に切なく加速していく。
 冬と夏の長期フィンランドロケで映し出される、北欧ならではの美しい街並みと雄大な大自然。ラブストーリーの舞台としては、これ以上ない最高のシチュエーションが、キラキラした10代の恋とは違う大人の愛の行方をしっとりと彩ってくれる。
 高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一ら実力派キャスト陣と、監督=橋本光二郎(『orange-オレンジ-』)、脚本=岡田惠和(『8年越しの花嫁 奇跡の実話』)、音楽=葉加瀬太郎という豪華スタッフ陣が2人の一生に一度の恋を強力に支えているのも見逃せない。

 余命を宣告された美雪の夢は、<約束の地>フィンランドでオーロラを見ること。そんなある日、ひったくりにあった美雪は、ガラス工芸家を目指す青年・悠輔に助けられる。半年後に偶然再会した悠輔が、男手ひとつで兄弟を育てていること、そして彼の働く店が危機に陥っていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。美雪が押し切って付き合い始めた2人だったが、初めての待ち合わせ、一緒に食べるお弁当、別れ際のお見送り、おやすみのメール……そのすべてが幸せで、期限付きの恋と知りながら、美雪は自分の居場所がある喜びを感じていた。そして、初めは乗り気でなかった悠輔も、まっすぐな彼女に次第に惹かれていくが――。かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気を与えて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。(映画「雪の華」公式サイトより)

岡田 惠和(おかだ よしかず)
 東京都出身。脚本家。主な作品に、映画「阪急電車 片道15分の奇跡」「世界から猫が消えたなら」、ドラマ「ちゅらさん」「ひょっこ」など。(本見開きより)

国井 桂(くにい けい)
 千葉県出身。脚本家・作家。主な作品に、映画「夕凪の街 桜の国」、ドラマ「小暮写眞館」、小説「蝶を抱く」など。(本見開きより)
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 間もなく公開される映画「雪の華」のノベライズ本を読みました。いい作品です。感動しました。余命宣告を受けてもなお生きることをあきらめない、今できることを精一杯しようとする姿に感動します。どんな状況にあっても、与えられた命を燃やすこと、それが私たちの使命です。

2019.02.04追記)
 映画を観ました。主役二人の演技もいいですが、フィンランドの景色がいいですね。余命って何年だったら人は満足(安心)するのでしょう。私たちは生まれたときから死ぬことは決まっています。ひと昔前は人生50年とか言われましたが、現在の平均寿命は80歳くらいでしょうか。倍半分ほどの違いがあるのですが、寿命は一人一人違います。永遠の命の前に、この世の命はどんなに長くてもほんの一瞬にか過ぎません。一日一日、一瞬一瞬を大切にしたいですね。


人に知られないようでも、よく知られ、死にそうでも、見よ、生きており、罰せられているようであっても、殺されず、悲しんでいるようでも、いつも喜んでおり、貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持たないようでも、すべてのものを持っています。(コリント人への手紙第二6章9〜10節)

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出版社:文藝春秋
渡辺 一史(著)

映画化決定。大泉洋主演、2018年冬公開予定。
ボランティアの現場、そこは「戦場」だった――
 自分のことを自分でできない生き方には、尊厳がないのだろうか? 介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション! 重度の筋ジストロフィー患者の鹿野靖明さんと、彼を支える学生や主婦たち約40名のボランティアの日常を描いた渾身のノンフィクション。人工呼吸器をつけた病の極限化で、人間的自由を貫こうとした重度身体障害者と、さまざまな思惑から生の手応えを求めて介護の現場に集ったボランティアたち。「介護する者、される者」の関係は、ともに支え合い、エゴをぶつけ合う、壮絶な「戦場」とも言えるものだった――。 史上初、講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞した大傑作ノンフィクションが、ボランティアの人々の後日譚を加え文庫化。解説は山田太一氏。(Amazonより)

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 鹿野靖明、34歳。札幌在住。幼少の頃から難病の筋ジストロフィーを患い、体で動かせるのは首と手だけ。人の助けがないと生きていけないにも関わらず、病院を飛び出し、風変わりな自立生活を始める。自ら大勢のボランティアを集め、わがまま放題。ずうずうしくて、おしゃべりで、ほれっぽくて!自由すぎる性格に振り回されながら、でも、まっすぐに力強く生きる彼のことがみんな大好きだった―。この映画は、そんな鹿野靖明さんと、彼に出会って変わっていく人々の人生を、笑いあり涙ありで描く最高の感動実話!
 実在した人物・鹿野を演じるのは、同じ北海道出身の俳優・大泉洋。減量で最大10キロ痩せるなどの容姿面を似せるだけでなく、彼の人間的な魅力をユーモアたっぷりに体現する。鹿野に反発しながらも、少しずつ心を開いていく新人ボランティアの安堂美咲役には、高畑充希。何も知らない感情豊かな女の子が、鹿野の最大の理解者へと成長していく姿を、伸びやかに演じる。その美咲の恋人で医大生の田中久を演じるのは、三浦春馬。将来や恋に悩みながらも、鹿野と触れ合う日々を通じて変わっていく青年を、繊細に演じる。その他、萩原聖人、渡辺真起子、宇野祥平、韓英恵、竜雷太、綾戸智恵、そして原田美枝子と、本格派・個性派キャストが勢揃い。佐藤浩市も友情出演し、豪華な俳優陣が脇を固める。
 監督は『ブタがいた教室』『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』など、デビュー以来「命」と「生きること」をテーマに映画を創り続ける前田哲。原作は、第35回大宅壮一ノンフィクション賞と第25回講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した渡辺一史の名著「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」。実際に鹿野靖明さんが暮らしていた札幌や、美瑛・旭川などのオール北海道ロケで撮影が行われた。
 誰もが見たことのない力強い人生に、生きる力と希望が溢れ、笑いと涙が止まらない!この冬、最高の感動作が誕生します。(映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』公式サイトより)

渡辺 一史(わたなべ かずふみ)
 1968年、名古屋市生まれ。中学・高校、浪人時代を大阪府豊中市で過ごし、1987年、北海道大学理2系入学と同時に札幌市に移り住む。1991年、北大文学部行動科学科を中退後、北海道を拠点に活動するフリーライターとなる。2003年刊『こんな夜更けにバナナかよ』で、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2011年刊『北の無人駅から』で、サントリー学芸賞などを受賞。(Amazonより)
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 公開されている映画を観ました。知り合いに筋ジストロフィーの人がいて、亡くなるまでを見ていましたので、その病状がどのように進んで行くかが分かるだけに少し辛いものがありました。でもいい映画です。「生きる」ことについて考えさせられる映画です。

神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを私たちは知っています。(ローマ人への手紙8章28節)

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出版社:新潮社
本谷 有希子(著)

 あたしってなんでこんな生きてるだけで疲れるのかなあ。25歳の寧子は、津奈木と同棲して三年になる。鬱から来る過眠症で引きこもり気味の生活に割り込んできたのは、津奈木の元恋人。その女は寧子を追い出すため、執拗に自立を迫るが…。誰かに分かってほしい、そんな願いが届きにくい時代の、新しい“愛”の姿。芥川賞候補の表題作の他、その前日譚である短編「あの明け方の」を収録。(Amazonより)

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 生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。
 原作は2006年に劇作家・小説家の本谷有希子が発表した同名小説。過剰な自意識に振り回されて自分自身すらコントロールできず、現実との折り合いが上手くつけられない女性の葛藤を疾走感あふれる文体でコミカルに描き、新たな恋愛小説の道を切り開いた。映画ではそんな原作のエッセンスを受け継ぎつつ、男性である津奈木のキャラクターを独自に膨らませるなどして、より二人の関係性にフォーカス。リアルとバーチャルが混在する社会で、他者とのつながりを求める現代の若者たちの姿を、エモーショナルなラブストーリーで綴る。
 自分にも他人にも嘘がつけず、真っ直ぐすぎるゆえにエキセントリックな言動に走ってしまうヒロインの寧子には、「ブラックペアン」での好演も記憶に新しい趣里。舞台では圧倒的なオーラを発し、テレビドラマでも際立って爪痕を残す彼女が、自身のキャリアの代名詞になるであろう人物に命を吹き込んでスクリーンに鮮烈に焼きつけた。繊細な危うさと感情豊かな力強さを体現した演技力はまさに圧巻で唯一無二のものである。寧子の相手、津奈木役には今年第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝き、名実ともに若手俳優の頂点に上り詰めた菅田将暉。本作の甲斐真樹プロデューサーとは同映画賞で新人俳優賞を受賞した『共喰い』以来の再タッグとなるが、閉ざされた心情と生き様を抑制の効いた受けの芝居に滲ませ、優しさと無関心がない交ぜになった男の肖像を等身大の存在感で魅せるという進化を披露している。また、その元・恋人で津奈木を取り戻そうとする安堂に「ホリデイラブ」での“サレ妻”キャラも話題になった仲里依紗、寧子が働くカフェバーの店長夫妻に田中哲司&西田尚美、津奈木の上司に松重豊、同僚には『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石橋静河らが扮し、二人を取り巻く奇妙な「普通」を形作る。
 今の日本映画界の流れに一発のカウンターを仕掛ける本作のメガホンを取ったのは、これが劇場長編映画デビュー作となる関根光才。CMやMVディレクターとして培った映像センスをともないつつ、フィルムの質感にこだわり、生身の人間に宿る心のなまめかしさとざらつきを16mmのカメラで撮影。初監督ならではの初々しい感性と確かなビジョンで、儚くも熱い愛の美しさをとらえ、処女作としてパーフェクトなスタートを飾った。さらに世武裕子によるエンディング・テーマ「1/5000」は詩人の御徒町凧も共に作詞を手がけ、作品の余韻をじんわりと彩る。
 愛することにも愛されることにも不器用で関係が成就する前に自ら壊してしまうような女。他人と距離を保つことで傷つきも傷つけもしないけれどすべてをあきらめているような男。完全に破綻して見える二人が一緒にいるのは、歪な自分を受けとめてくれる相手がお互いに必要だったから。その内側に透けて見えるのは、私という存在を誰かにわかって欲しい、誰かとつながりたいという強烈な叫びだ。それを愛と呼ぶならば、まず自分で自分を受けとめなければならない。生きている限り、自分と別れることはできないのなら、せめて一瞬でも分かり合えたと思える瞬間を信じたい。だからどうかありのまま愛することを許してほしい、「あなた」を、そして「私」自身を。
 同棲して三年になる寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)。もともとメンタルに問題を抱えていた寧子は鬱状態に入り、バイトも満足に続かない。おまけに過眠症のため、家にいても家事ひとつするわけでなく、敷きっぱなしの布団の上で寝てばかり。姉との電話やメールでのやり取りだけが世間との唯一のつながりだった。
 一方の津奈木も、文学に夢を抱いて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事の執筆に甘んじる日々。仕事にやり甲斐を感じることもできず、職場での人間関係にも期待しなくなっていた。それでも毎日会社に通い、家から出ることもほとんどない寧子のためにお弁当を買って帰る。
 津奈木は寧子がどんなに理不尽な感情をぶつけても静かにやり過ごし、怒りもしなければ喧嘩にすらならない。それは優しさであるかに見えて、何事にも正面から向き合うことを避けているような態度がむしろ寧子を苛立たせるが、お互いに自分の思いを言葉にして相手に伝える術は持っていなかった。
 ある日、いつものように寧子が一人で寝ていると、部屋に安堂(仲里依紗)が訪ねてくる。かつて津奈木とつき合っていた安堂は彼に未練を残しており、寧子と別れさせて彼を取り戻したいと言う。まるで納得のいかない話ではあったが、寧子が津奈木から離れても生きていけるように、なぜか安堂は寧子の社会復帰と自立を手助けすることに。こうして寧子は安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーのバイトを始めることになるが…。
(映画「生きているだけで、愛」公式サイトより)

本谷 有希子(もとや ゆきこ)
 1979(昭和54)年石川県生れ。高校卒業後上京し、2000(平成12)年「劇団、本谷有希子」を旗揚げ。主宰として作・演出を手掛ける。小説家としても活動を開始し、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」が三島由紀夫賞候補、「生きてるだけで、愛。」は同賞および芥川賞候補となる。’06年上演の戯曲「遭難、」で鶴屋南北戯曲賞を最年少で受賞し、’08年の上演作「幸せ最高ありがとうマジで!」では、岸田國士戯曲賞を受賞した。また、映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」は’07年にカンヌ国際映画祭批評家週間に正式出品された。そのほか、雑誌でのエッセイ執筆等、多方面で活躍。(Amazonより)
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 先月公開されていた映画「生きているだけで、愛」の原作を読みました。映画は観ていません。「短編」よりは長く、「長編」というほど長くなく、解説では「中編」という言い方をしています。前日譚である短編「あの明け方の」が収録されており、一対を成しています。お互いが必要とするならば、それは愛だと思います。結局、お互いを支え合って生きること、それが愛だと思います。「命」は神様が与えたもの、今生きていられることを感謝して生きていれば、きっと幸せになれます。

【前日譚(ぜんじつたん)】
 主にフィクションにおける本編に対する時系列上それ以前のストーリー、作品である。似た単語に、アメコミヒーローなどのオリジン(origin、誕生秘話)がある。狭義の前日譚はそれより以前に発表された本編本編を補完する作品である。また本編より先行して公開・発売されるスピンオフ作品などもそれが時系列上本編の以前の作品として製作されている場合も含まれる。(ニコニコ大百科より)


心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。(申命記6章5節)

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『春待つ僕ら』

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出版社:講談社
小島 環(著)
おかざき さとこ(脚本)
あなしん(原著)

  引っ込み事案な美月は高校に入学しても、クラスに馴染めないでいた。学校には「イケメン四天王」と呼ばれるバスケ部員がいるが、ほかの女の子が騒ぐのを横目にアルバイトのカフェへ急ぐ日々。ところが「四天王」のひとりが突然、バイト先に告白にあらわれた!「何か大事なものが一つあれば強くなれるよ」小さいころバスケットコートでやさしく声をかけてくれた、あやちゃんの一言を胸に秘めながら、美月はすこしずつ変わっていく。高校入学を機に“脱ぼっち”を目指す美月だが、何をやっても上手く行かない。そんな美月のバイト先に、校内で人気のバスケ男子4人が現れ、平凡だった日常をひっかき回す…。(Amazonより)

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 高校入学を機に"脱ぼっち"を目指す美月だが、何をやっても上手く行かない…。そんな美月のバイト先に、校内で人気のバスケ男子4人が突然現れ、美月の平凡だった日常をひっかき回す…。一見チャラいが実はバスケに真剣で、仲間を大事にする4人の素顔を知リ、次第に心を許していく美月と、「大事なものがきっと見つかると思うよ」と美月を励ます永久。お互いが気になり始めた時、美月は。幼なじみの亜哉と再会する。高校バスケ界期待の選手に成長していた亜哉は「僕の気持ちは変わらないよ」と告白する。全国大会で対戦する永久VS亜哉!全てを賭けた勝負が始まる。美月は複雑な気持ちを抱えつつ。一方で弱い自分を乗り越えるため、ある挑戦をするがー。(映画『春待つ僕ら』公式サイトより)

小島 環(こじま たまき)
  1985年名古屋市生まれ。愛知県立大学外国語学部中国学科在学中より小説を書き始める。卒業後、工作機械メーカーに勤務した後、建築デザインを学びながら執筆を続け、2014年『小旋風の夢絃』で第9回小説現代長編新人賞を受賞しデビューする。(Amazonより)

あなしん
  洗練された絵柄と豊かなキャラクター描写で人気を博し、幅広い年代の女性から多くの支持を集める、少女漫画家。月刊デザートにて代表作『春待つ僕ら』を連載中。(Amazonより)
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 今週公開になる映画『春待つ僕ら』の書き下ろしを読みました。誰しも「ぼっち」ではいたくないもの。仲間と一緒に、誰かと一緒にいたいと思うのが人間の本能。仲間のやさしさで「脱ぼっち」していく姿には感動を覚えます。本当は、みな神様から愛されていて「ぼっち」は誰一人いないのですが、気付いていないだけです。

【ぼっち】
 「ひとりぼっち」の略。友人がいない、交友関係がない、孤独な身の上、といった意味でインターネット上などで用いられる表現。(weblio辞書より)

2018.12.18追記)
 映画を観ました。優しさ、思いやりの溢れた映画で、力をもらいました。

恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。(イザヤ書41章10節)

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『億男』

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出版社:文藝春秋
川村 元気(著)

 「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。
(Amazonより)

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 映画『ハゲタカ』や『るろうに剣心』シリーズで新しいエンターテインメントを切り開いてきた、大友啓史監督。2012年から2014年にかけて公開された『るろうに剣心』シリーズでは累計興行収入125億円を超える大ヒットを記録。日本映画の新たなアクションエンターテインメントの扉を開き、大きな話題となりました。そんな、大友監督が最新作に選んだ題材は、なんと“お金”!原作は、2015年に「本屋大賞」にノミネートされ、累計発行部数66万部を突破している話題作「億男」(川村元気著)。お金とは?幸せとは?お金を巡って、幸せのあり方、家族のあり方、友情のあり方などを問う普遍的なテーマながら、まるで“地獄めぐり”のように個性的な億万長者たちと主人公が向き合い、その答えを探しだす姿を描くという、まったく新しいお金のエンターテインメント作品になります。そんな映画『億男』に前代未聞のキャストがそろい踏み!借金を抱え、家族もバラバラだったが、起死回生とばかりに3億円の宝くじが当選!人生をやり直そう・・・とする矢先に、そのお金を億万長者であったはずの親友に持ち逃げされる――。そんな不運な男、主人公「一男」役を託されたのは、映画『るろうに剣心』シリーズで主演を務め、大友監督と3作に渡って強力なタッグを組んでいる佐藤健。アクションからラブストーリーまで様々な役どころに挑み続ける彼は、4年ぶりとなる大友作品でどんな生きざまを見せるのか?そして、「一男」の大学時代の親友であり、億万長者。しかしながら、一男の3億円とともに忽然と姿を消す謎多き男「九十九」を演じるのは、『シン・ゴジラ』や、『嘘を愛する女』などの映画に出演し、その時々で様々な顔を見せ、必ず観客の心にインパクトを残す演技が話題となる高橋一生。佐藤と高橋は2018年の年始からモロッコロケを敢行。本作のスケールの大きさ、そしてその雄大な砂漠に負けない、この二人しか出せない画をカメラに収めることに成功。帰国後、春になるのを待って国内パートの撮影が始まりました。ここで登場するのは、お金を巡る旅のクセ者ぞろいの案内人たち。その出演陣には、黒木華、池田エライザ、沢尻エリカ、北村一輝、藤原竜也ら実力・話題性に秀でた豪華な演技派キャストが大集合。日本を代表する俳優・女優のこの上ないマリアージュ。この誰もが気になるキャスティングは、誰も観たことのない化学反応を起こしまくること間違いなし!そんなキャスト陣が見事にハマった脚本は、「ドラゴンクエスト」シリーズ開発などで知られる、渡部辰城が担当。本作が初映画脚本ながら、お金と友情、家族に翻弄される登場人物たちを生き生きと描いています。さらに、今作の主題歌を担当するのはBUMP OF CHICKEN。主題歌「話がしたいよ」は、映画のために藤原基央(Vo, G)が書き下ろした新曲です。ピアノに重ねた、柔らかさと凛々しさを同時に感じさせる藤原の独唱から始まり、アコースティックギターやエレキギター、コーラスが積まれていく、広がりのある展開。そして壮大なアレンジのバンドサウンドを経て、最後にはまた音数の少ない弾き語りのようなアレンジに。清涼感とぬくもりを聴き手の胸に残します。一男と九十九、そして観客が自分なりの「お金」と「幸せ」の答えを探し求めた後、エンディングで流れるこの主題歌は、2人の道程を讃美し物語を締めくくる歌でありつつ、観客が未来に踏み出す力を与える曲に仕上がりました。
 兄が3,000万円の借金を残して失踪して以来、図書館司書の一男(佐藤健)は、夜もパン工場で働きながら借金を返済している。妻・万左子(黒木華)は度重なる借金の返済に苦心し窮屈に生きることしか選んでいない一男に愛想を尽かし、離婚届を残して娘・まどかと一緒に家を出てしまうのだった。そんな踏んだり蹴ったりの一男だったが、突然宝くじが当たる。当選金額3億円!これで借金を返せるだけでなく、家族の絆を修復することができるはず。だがネットを見ると、宝くじの高額当選者たちはみな悲惨な人生を送っているという記事ばかり・・・。怖くなった一男は、大学時代の親友であり、起業して億万長者となった九十九(高橋一生)にアドバイスを求めることにする。久しぶりの再会と九十九プロデュースの豪遊に浮かれて酔いつぶれた一男が翌朝目を覚ますと、3億円と共に九十九は姿を消していた──3億円と親友のゆくえを求めて、一男のお金と幸せをめぐる冒険が始まった。九十九の家のパーティで出会った“あきら”(池田エライザ)と名乗る女性を頼りに、かつて九十九と起業した仲間=“億男”と呼ばれる億万長者たちに九十九の手掛かりを探る。ギャンブル好きの実業家:百瀬(北村一輝)、マネーセミナーの教祖:千住(藤原竜也)、10億円を隠し持つ主婦:十和子(沢尻エリカ)・・・。クセ者ぞろいの億男たちを渡り歩く“地獄めぐり”に翻弄される一男。お金、友情、そして家族。すべてを失った男が最後にたどり着くのは?お金とは何か?幸せはどこか─(映画『億男』公式サイトより)

川村 元気(かわむら げんき)
 1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。「電車男」などの映画を製作。11年、優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年『世界から猫が消えたなら』で作家デビュー。140万部の大ベストセラーとなり、映画化もされる。(Amazonより)
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 公開中の映画『億男』の原作を読みました。現代社会を生きて行く上で、お金は必要なものですが、それに縛られてしまわないように、お金を稼ぐことが主になってしまわないようにする必要があります。この作品を読むと、そのことを思い知らされるのですが、普段は陥りがちな状況です。作品の中で、競馬の話が出てきますが、この話にこの作品の言いたいことが凝縮されていると思います。無くしてはいけないもの、本当に必要なものは何でしょう…。

金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」そこで、私たちは確信に満ちてこう言います。「主は私の助け手です。私は恐れません。人間が、私に対して何ができましょう。」神のみことばをあなたがたに話した指導者たちのことを、思い出しなさい。彼らの生活の結末をよく見て、その信仰にならいなさい。イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです。(ヘブル人への手紙13章5〜8節)

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トリッシュ・クック(著)
有澤真庭(翻訳)

 二人が奏でる純愛(メロディー)──
 《夜しか会えない二人》の最初で最後の本気の恋
 最高に切なくて愛おしい、感涙ラブストーリー!
 映画『タイヨウのうた』ハリウッド・リメイク版
 太陽の光にあたれない少女と夢を諦めてしまった少年の
 甘酸っぱくも切ない出会い──17歳の命懸けの恋!
 映画『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』5月11日(金)より全国ロードショー

監督:スコット・スピアー(『ステップ・アップ4 レボリューション』『ステップ・アップ5 アルティメット』
 出演:ベラ・ソーン、パトリック・シュワルツェネッガー、ロブ・リグル、クイン・シェパード、ケン・トレンブレット
二人で過ごした時間は、どの瞬間も輝いていた──
〈あらすじ〉17歳のケイティは、太陽の光にあたれない〝XP〟という病を抱えていた。そのため、幼い頃から昼間は家から出られず、父親と二人で時間が経つのを待つだけの日々が続いている。家の前を行き来するチャーリーに恋をするが、窓越しに見つめるだけの片想い。毎日、何年もチャーリーの姿を追いかけていた。自分も彼のように普通の人生を送ることができたら……。そんな彼女の唯一の楽しみは、毎夜ギターを片手に駅前まで行き、通行人を相手に歌を歌うこと。ある夜、駅で演奏していると目の前にチャーリーが現れる。二人は急速に魅かれ合い、恋に落ちる。だが、ケイティは彼に病気のことを言えなかった……。(Amazonより)

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 「私はいま本気で恋をしているだろうか…?」そんな問いかけを自分自身に投げかけたくなるような、太陽の光のように眩しく、夜空の星のように輝く、フレッシュなラブストーリーが誕生した。それは、2006年にYUI主演で大ヒットとなった日本映画『タイヨウのうた』をハリウッドが生まれ変わらせた『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』。少しでも太陽光にあたると命に関わる難病・色素性乾皮症(XP)と診断され、幼い頃から家の外に出ることができなかったヒロインの最初で最後の恋、17歳の本気の恋を描いた感動のラブストーリーだ。太陽の光にあたることができず夜しか外出できないケイティ、高校のスター・アスリートだったが怪我によって夢を諦めてしまった水泳部のチャーリー。ある夜、彼女の歌をきっかけに2人は出会い、急速に惹かれあい、情熱的な恋愛に身を投じていく──。17歳の2人が経験する初恋の甘酸っぱさ、互いを支え合いたいと思う心の強さは、観る者に本気の恋とは何かを語りかけ、恋する勇気を与えてくれるだろう。また、彼らの恋を温かく見守り応援する家族や友人たちの愛の深さにも感動する。主人公のケイティを演じるのはベラ・ソーン。ディズニー・チャンネルのドラマシリーズ「シェキラ!」での演技力と歌唱力が評価され、グザヴィエ・ドラン監督の新作『The Death and Life of John F.Donovan(原題)』にも出演する逸材だ。今回は太陽の光にあたることができず毎夜ギターで弾き語りをすることを楽しみにしている17歳の少女を、生き生きと力強く演じきった。ケイティの歌声に惹かれ、彼女と恋に落ちる青年チャーリーを演じるのは、メジャー映画への出演は今回が初となるアーノルド・シュワルツェネッガーの息子、パトリック・シュワルツェネッガーだ。アスリートとしての挫折を味わいながらも、キュートな笑顔でケイティを支え、真っ直ぐに愛を注ぐチャーリーを好演した。夜しか会えない2人が過ごせる時間は短く限られているが、だからこそ、どの瞬間も輝いている──。早くも今年最高のラブストーリーがスクリーンを席巻し、感動の涙で包み込む!
 17歳のケイティ・プライス(ベラ・ソーン)は、幼い頃に太陽の光にあたれない難病・色素性乾皮症(XP)と診断され、太陽を避けて孤独に過ごしてきた。昼間は家から出られず、ギターを片手に曲を作り、詞を書いて日々を過ごしている。太陽が沈むのを待ち、暗くなってからギターを片手に駅前まで行き、通行人を相手に歌をうたうことが彼女の日課だ。ケイティの唯一の話し相手は、誰よりも愛情を注いでくれる父のジャック(ロブ・リグル)と、学校が終わると毎日のように家を訪ねて来てくれる親友のモルガン(クイン・シェパード)だけだったが、ある日、家の前を行き来するチャーリー・リード(パトリック・シュワルツェネッガー)を見て、ケイティは彼に恋をする。窓越しに見つめるだけの片想い。特別な遮蔽が施された窓から毎日、何年もチャーリーの姿を追いかけていた。自分も彼のように普通の人生を送ることができたら……叶わぬ願いを抱きながら。ケイティがいつものように地元の駅で演奏をしていると、その歌声に引き寄せられチャーリーが駅にやって来る。初めてケイティを見た彼は一目で彼女に夢中になる。17歳の夏、2人は星空の下で恋に落ちた。初めてのデート、初めてのキス、初めて行く場所と世界。会えるのは夜だけであっても、ケイティにとってはそのすべてが新鮮で輝いて見えた。しかし、ケイティは自分の病気を内緒にしたまま。「好きだから普通の女の子として彼と一緒にいたい」。その一途な想いは、彼らの周りの大切な人たちの人生も大きく変えていくのだった──。
(映画『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』公式サイトより)

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『タイヨウのうた』
 太陽の光にあたると命に危険がおよぶ病をかかえる少女が、ある少年との出会いによって自らの命を輝かせていく純愛物語。監督は本作の制作プロダクションであるROBOTが抜てきした新人の小泉徳宏。ヒロインにシンガーソングライターのYUIがふんし、映画初主演ながらも、歌うために生まれてきたような等身大の少女を熱演する。相手役は『木更津キャッツアイ』などで注目されている若手俳優の塚本高史。夢を持つことの大切さや、命の輝やきのすばらしさを教えてくれるをストーリー展開と、物語と同時進行で作曲される劇中歌に胸が熱くなる。
(Yahoo!映画より)

トリッシュ・クック(Trish Cook)
 作家。YA向けの小説を主に執筆している。また女性誌にエッセイも連鎖中。執筆の合間には、走ったり、ボートを漕ぐなどアスリートの側面もあり、2度のフルマラソン、4度のハーフマラソンにチャレンジしている。本作のヒロイン同様に音楽好きで、作詞・作曲・ギターが得意で自らバンドで歌っている。夢は『アメージング・レース』に出ることだが、一番近いのは『ジャパニーズゲームショー「マジで!?」』の最終ラウンドに残ったこと(そして残念ながら最後のキャストカットで落とされる)。主な作品に『Outward Blonde』『So Lyrical』『Overnight Sensation』『Notes from the Blender』『A Really Awesome Messv』(いずれも未邦訳)などがある。(Amazonより)

有澤 真庭(ありさわ まにわ)
 千葉県出身。アニメーター、編集者等を経て、現在は翻訳家・日本語教師。(Amazonより)
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 『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』を読み、YUIが主演の映画『タイヨウのうた』をprime videoで観ました。話の流れはどちらも同じです。「生きる」ことについて考えさせられる作品だと思います。聖書の中で、パウロが3度願っても取り去られないトゲがあると言っていますが、誰でも重荷を背負いながら生きるということがあるのではないでしょうか。癒されない病を負ったとしても、私たちは窮することはありません。みんな神様から愛されています。

そのために私は、高ぶることのないようにと、肉体に一つのとげを与えられました。それは私が高ぶることのないように、私を打つための、サタンの使いです。このことについては、これを私から去らせてくださるようにと、三度も主に願いました。しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。(コリント人への手紙第二12章7〜9節)

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出版社:講談社
瀬那 和章(著)

 上京して10年、女優を志すも日の目を見ず、すべてをかけて臨んだオーディションでも落選した国木アオは、夢を諦めようとする。一人自室で呆然とする中、突如地震が発生、目の前に一人の男が現れる。それは、かつての思い人・森久太郎だった。「ど、どうしていきなり!?」「決まってるだろ、お前との約束を守るためさ」16年前、久太郎はアオに「一人で耐えきれないほど辛くなったときは、どこにいてもかけつける」と約束していた。聞けば久太郎はあることが原因で、“絶対に約束を破ることができない”体質になり、約束を果たすべき時間が来ると、その場所にワープしてしまうという。かつての思い人との再会で立ち直ったアオは、久太郎との距離を縮めるべく、小さな約束を重ねていくのだが……。約束でつながる二人が紡ぐ、“胸キュン×泣ける”ピュア・ラブストーリー!
(Amazonより)

瀬那 和章(せな かずあき)
 兵庫県生まれ。2007年に第14回電撃小説大賞銀賞を受賞し、『under 異界ノスタルジア』でデビュー。他の著作に『好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く』、『雪には雪のなりたい白さがある』、『フルーツパーラーにはない果物』、「花魁さんと書道ガール」シリーズなど。ライトノベルから一般文芸まで活躍の場を広げる注目作家。
(Amazonより)
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 『約束』がキーとなって、起きる奇跡。ほんの小さな約束でも、それによって命が繋がるとしたら、別れ間際に約束を交わしたいですよね。約束がないと不安になってしまうのかもしれません。でもクリスチャンだったら、後の世、すなわち天国での再会が約束されています。そこに不安はありません。約束の言葉を握り、信じ続けることが必要です。神様に信頼していくことです。


そこで、私たちは、あなたがたひとりひとりが、同じ熱心さを示して、最後まで、私たちの希望について十分な確信を持ち続けてくれるように切望します。それは、あなたがたがなまけずに、信仰と忍耐によって約束のものを相続するあの人たちに、ならう者となるためです。(ヘブル人への手紙6章11節)

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出版社:金の星社
NHK Eテレ「こころの時代~宗教人生~」制作班 (編集)

 NHK Eテレで放送された「こころの時代」の、渡辺和子シスターの回を書籍化。思い通りにいかない時、疲れてしまった時、つらいしんどい時、ふっと心を軽くしてくれるシスターの言葉集。

渡辺 和子(わたなべ かずこ)
 キリスト教カトリック修道女 (修道女名:シスター・セント・ジョン)。 学校法人ノートルダム清心学園理事長。北海道旭川市生まれ。(ウィキペディアより)
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 ニ・二六事件で目の前で父親を銃殺された渡辺和子さんのNHK Eテレで放送された「こころの時代」の対談を編集したものですが、簡単に読めて、何故か力をいただく作品です。他人との接し方、自分というものの見方。謙虚さと力強さ。お勧めの作品です。

まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。(ヨハネの福音書12章24〜25節)

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