天の露のブログ

感動する話、良い本を届けます!

『愛がなんだ』

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出版社:KADOKAWA
角田 光代(著)

 直木賞作家が描く、<全力疾走>片思い小説!OLのテルコはマモちゃんにベタ惚れだ。彼から電話があれば仕事中に長電話、デートとなれば即退社。全てがマモちゃん最優先で会社もクビ寸前。濃密な筆致で綴られる、全力疾走片思い小説。「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ」―OLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた。彼から電話があれば仕事中でも携帯で長話、食事に誘われればさっさと退社。すべてがマモちゃん最優先で、会社もクビになる寸前。だが、彼はテルコのことが好きじゃないのだ。テルコの片思いは更にエスカレートしていき…。直木賞作家が濃密な筆致で綴る、全力疾走片思い小説。(Amazonより)

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 角田光代のみずみずしくも濃密な片思い小説を、“正解のない恋の形”を模索し続ける恋愛映画の旗手、今泉力哉監督が見事に映画化。テルコ、マモちゃん、テルコの友達の葉子、葉子を追いかけるナカハラ、マモちゃんがあこがれるすみれ…彼らの関係はあまりにもリアルで、ヒリヒリして、恥ずかしくて、でも、どうしようもなく好き…この映画には、恋のすべてが詰まっています。
 猫背でひょろひょろのマモちゃんに出会い、恋に落ちた。その時から、テルコの世界はマモちゃん一色に染まり始める。会社の電話はとらないのに、マモちゃんからの着信には秒速で対応、呼び出されると残業もせずにさっさと退社。友達の助言も聞き流し、どこにいようと電話一本で駆け付け(あくまでさりげなく)、平日デートに誘われれば余裕で会社をぶっちぎり、クビ寸前。大好きだし、超幸せ。マモちゃん優しいし。だけど。マモちゃんは、テルコのことが好きじゃない・・・。(映画『愛がなんだ』公式サイトより)

角田 光代(かくた みつよ)
 1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で「海燕」新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞を受賞。2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞を受賞。2005年『対岸の彼女』で直木賞を受賞。(Amazonより)
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 もうすぐ映画が公開されるようですが、角田 光代さんのエッセイは以前読んだこともあり、原作を読みました。一人の人を愛するということはいいと思いますが、二人の関係は決して正常な関係とは言い難いと思います。現代社会では、こういう人間関係も多いのでしょうか。互いに愛し合い、相手のことを思いやることが大切だと思います。

あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。(ヨハネの福音書13章34節)

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出版社:双葉社
喜友名 トト(著)

 ある朝目覚めた小説家の俺は、「昨日」の記憶がないことに気づく。どうやら俺は一日ごとに記憶がリセットされ、新しいことを覚えられないという症状を抱えているらしい。可愛い女の子と出会っても、小説を書き進めても、そのすべてを明日には忘れてしまう。絶望的な状況のなか、「負けるものか。諦めるものか。絶対に書くんだ」というメッセージとともに5万字を越える書きかけの小説が、パソコンの中には残されており――。第六回ネット小説大賞を受賞した「あきらめない」物語、待望の書籍化!
 「失ってしまう記憶の代わりに、最高の物語を残したい」小説家の岸本アキラは、ある朝目覚めると“昨日”の記憶がないことに気付く。実は彼は二年前の事故により、記憶が毎日リセットされてしまうのだ。そしてそんな困難な状況でも、アキラは小説を書き進めていた。絶望的な不安と闘い葛藤しながら、決して“明日”を諦めまいともがく感動ストーリー。(Amazonより)

喜友名 トト(きゆな とと)
 2014年『悪の組織の求人広告』(KADOKAWA)でデビュー。本作で第6回ネット小説大賞受賞。(Amazonより)
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 前日の記憶がないという話はいくつかありますが、前日の記憶がない人が長編の小説を書くというのは途方も無い努力が必要だと思います。一日一日の積み重ねが人生ってことを教えてくれる小説です。記憶って神様が与えた素晴らしい能力ですね。人から「物覚えが悪い」と言われても、昨日のことを覚えているだけでも素晴らしいこと、何でも出来る可能性があるのではないでしょうか。

しかし、満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。私たちは何一つこの世に持って来なかったし、また何一つ持って出ることもできません。衣食があれば、それで満足すべきです。金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました。しかし、神の人よ。あなたは、これらのことを避け、正しさ、敬虔、信仰、愛、忍耐、柔和を熱心に求めなさい。(テモテへの手紙第一6章6〜11節)

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出版社:スターツ出版
涙鳴(著)

 過去のトラウマから突発性難聴になった愛音。ある日、太陽みたいに笑う少年・善と出会い「そばにいたい」と言われるが、罪を償うように生きている愛音は自分が幸せになることは許されないと思いつめる。善もまた重い過去を背負っていて…。罪悪感を抱えて生きる少女と永遠を信じられない少年。心に傷を負った二人の感動の恋物語。人気作家・涙鳴初の書き下ろしにして最高傑作! (Amazonより)

涙鳴(るいな)
 千葉県出身。3月生まれのおひつじ座で、趣味は映画観賞。2016年『最後の世界がきみの笑顔でありますように。』でデビューし、『一番星のキミに恋するほどに切なくて。』、『おはよう、きみがすきです。』、『永遠なんてないこの世界で、きみと奇跡みたいな恋を。』など著作多数。2017年8月には『フカミ喫茶店の謎解きアンティーク』で第2回スターツ出版文庫大賞ほっこり人情部門を受賞した。(見開きより)
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 人のやさしさとか思いやりを感じると感動しますよね。電車の中で読んでいましたが、涙が止まりませんでした。自分の言葉によって相手を傷つけ、直後に亡くなってしまったら、罪の意識に支配されてしまいますよね。イエス様の十字架の贖いなくして、その罪の意識から解放されることはないと思います。

口に入る物は人を汚しません。しかし、口から出るもの、これが人を汚します。(マタイの福音書15章11)

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出版社:集英社
山本 瑤(著)
持田 あき(原作)

  塾講師の仕事も婚活もドン詰まりな、春見順子(31歳)。親の期待に応えようとガリ勉づくしの青春時代を送り、東大受験をしたがあえなく失敗。その後もすべてがパッとしないまま、何かに燃えることのない無為な生活をぼんやりと送ってきた。そんな彼女の前に突如現れたのは、ピンクの頭をした不良高校生・由利匡平。父親にも「ダメ」の烙印を押された彼が、「俺を、東大に入れてくんない?」と順子に言ってきたその日から、順子の人生が大激変!?仕事に猛然と打ち込み始める。不良高校生、幼なじみで20年近く順子に片思いしてるエリート商社マン、高校時代の同級生で今はヤンキー高校の教師をしている既婚男子・・・に迫られ、恋のフラグがしっかり立っているのに、まったく気づかない鈍感女子の「初めての恋」とは…!?(Amazonより)

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  この度、主人公・春見順子役にTBS連続ドラマの主演が3年ぶりとなる深田恭子が決定。ドラマ、映画、CM、舞台とジャンルを問わず様々な役を自在にこなす深田が演じる今回の役どころは、人生なにもかも上手くいかない、いちいち残念なしくじり鈍感アラサー女子。優等生として成長した順子は、東大受験…失敗、就職活動…失敗、そして、婚活サイトに登録するも…交際も失敗。現在は塾講師として働いている。そんな順子の前に、タイプ違いの3人の男性が現れることから、順子の人生のリベンジとも言える闘いが始まる。その一人、クールなルックスとエリートで「出来る男」の品格がある順子の従兄弟・八雲雅志役には、様々なドラマ、映画などの主演を務める演技派俳優・永山絢斗。超が付くほどのバカ高校に通う、髪をピンクに染めた不良高校生・由利匡平役には、話題の主演作品が立て続けに決定している今大注目の若手イケメン俳優・横浜流星。さらに、順子、雅志と同級生で匡平の担任をしている高校教師・山下一真役には、朝ドラで人気を博し、現在ドラマや舞台、映画、CM引っ張りだこ、役によって姿を変えるカメレオン俳優・中村倫也が決定した。恋も受験も就職も失敗したアラサー女子・順子は、教え子・匡平の東大受験という転機を迎えて、人生を取り戻すことが出来るのか?さらには、思いもしなかった突然のプロポーズ…32歳鈍感女子の気付かぬところで恋のフラグが立っている!?人生を変えてしまうようなドキドキでキュンキュンな驚きの出来事が、いくつも待ち受けていようとは思いもせずに…。個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え、笑って泣いてキュンとするラブコメディで、見る人に元気をお届けする!!この冬一番のラブストーリーをお楽しみに!(『ドラマ 初めて恋をした日に読む話』公式サイトより)

山本 瑶(やまもと よう)
  千葉県在住。「パーフェクト・ガーデン」で2002年度集英社ノベル大賞佳作受賞。主なシリーズに「花咲かす君」シリーズ、「桃園の薬」シリーズ、「鏡の国」シリーズ、「妖精国の恋人」シリーズ、「エプロン男子」シリーズがある。(本の見開きより)
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  ドラマが面白くて毎週見ていたのですが、小説を読みました。『中学聖日記』もそうですが、先生と生徒の恋愛の話も多いのですが、現実に生徒の親が先生を訴えたニュースもありました。熱心に教えているうちに、恋愛感情に変わってしまうこともあると思います。結ばれるべき二人であれば年の差は関係ないですし、二人の将来のために勉強に一生懸命なれるならそれもいいと思います。小説とドラマはエンディングが違いますが、どちらもありかなと思います。この小説が共感を呼ぶのは、見た目とか、プライドではなく、正しいものは正しいとする、純粋な主人公の生き方だと思います。


正しい者の悩みは多い。しかし、主はそのすべてから彼を救い出される。(詩篇34篇19節)

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出版社:KADOKAWA
佐野 徹夜(著)

 僕らの絶望を切り裂く希望がここに。衝撃デビューを飾った佐野徹夜の第3作。人には「ポイント」がある。ルックス、学力、コミュ力。あらゆる要素から決まる価値、点数に、誰もが左右されて生きている。人の頭上に浮かぶ数字。そんなポイントが、俺にはなぜか見え続けていた。例えば、クラスで浮いてる春日唯のポイントは42。かなり低い。空気が読めず、友達もいない。そんな春日のポイントを上げるために、俺は彼女と関わることになり――。上昇していく春日のポイントと、何も変わらないはずだった俺。これはそんな俺たちの、人生の〈分岐点〉の物語だ。「どこまでもリアル。登場人物三人をめぐるこの話は、同時に僕たちの物語でもある」イラストを手掛けたloundrawも推薦。憂鬱な世界の片隅、希望と絶望の〈分岐点〉で生きる、等身大の高校生たちを描いた感動の第3作。(Amazonより)

佐野 徹夜(さの てつや)
 京都生まれ。『君は月夜に光り輝く』で第23回電撃小説大賞“大賞”受賞、デビュー。(Amazonより)
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 他人の人格、自分の人格を格付けしてしまう傾向に人間はあるのかもしれません。現代社会の中で生きていると、学校でも会社でも評価というものがついて回りますが、目に見えているものだけで評価してしまわないように注意が必要だと思います。働き方改革が叫ばれていますが、人間らしく生きることが大切かと思います。


さばいてはいけません。さばかれないためです。あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです。また、なぜあなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか。兄弟に向かって、『あなたの目のちりを取らせてください』などとどうして言うのですか。見なさい。自分の目には梁があるではありませんか。偽善者よ。まず自分の目から梁を取りのけなさい。そうすれば、はっきり見えて、兄弟の目からも、ちりを取り除くことができます。
(マタイの福音書7章1〜5節)

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『生きてさえいれば』

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出版社:文芸社
小坂 流加(著)
白身魚(イラスト)

 生きていれば。恋だって始められる。生きてさえいれば…。
大好きな叔母・春桜(はるか)が宛名も書かず大切に手元に置いている手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。病室を出られない春桜に代わり、千景がひとり届けることで春桜の青春の日々を知る。学内のアイドル的存在だった読者モデルの春桜。父の形見を持ち続ける秋葉。ふたりを襲う過酷な運命とは?――。魅力的なキャラクター、息もつかせぬ展開。純粋な思いを貫こうとするふたりを描いた奇跡のラブストーリー。
★発売1ヶ月半で、早くも10万部突破!!
『余命10年』の著者が本当に伝えたかった想いの詰まった感動の遺作。
 大好きな叔母・春桜(はるか)が宛名も書かず大切に手元に置いている手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。病室を出られない春桜に代わり、千景がひとり届けることで春桜の青春の日々を知る。学内のアイドル的存在だった読者モデルの春桜。父の形見を持ち続ける秋葉。ふたりを襲う過酷な運命とは?―。魅力的なキャラクター、息もつかせぬ展開。純粋な思いを貫こうとするふたりを描いた奇跡のラブストーリー。『余命10年』の著者が本当に伝えたかった想いの詰まった感動の遺作。(Amazonより)

小坂 流加(こさか るか)
 7月4日生まれ。静岡県三島市出身。第3回講談社ティーンズハート大賞で期待賞を受賞。2017年5月、文芸社文庫NEO『余命10年』を刊行、30万部突破のベストセラーに。同書の編集が終わった直後、病状が悪化。刊行を待つことなく、2017年2月逝去。(Amazonより)

白身魚(しろみざかな)
 京都出身京都在住のイラストレーター。小説挿絵やアニメなど幅広いジャンルで活躍。小説の挿絵を手掛けた作品に『ジャナ研の憂鬱な事件簿』(ガガガ文庫)、『ココロコネクト』(ファミ通文庫)などがある。近況は「仕事の合間に猫に癒される毎日です。最近のブームはお香で(甘さのない和の匂いが好き)、毎朝玄関で一本焚くと何とも言えない気持ちよさを感じます」。(Amazonより)
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 『余命10年』を紹介してから随分時間が経過しましたが、作者の方が亡くなっていたことは知りませんでした。ネット上で調べると、『余命10年』の主人公の茉莉と同様の病(恐らく「肺動脈性肺高血圧症(原発性肺高血圧症)」であると思われる)と出てきますが、本当のところは分かりません。生前に書かれた本作もいい話だと思います。明日の命が知れない重い病の中にあっても希望を捨てないことですね。明日の命が知れないのは健常者も同じです。与えられた命、一日一日を大切にしたいですね。

あなたがたのうちのだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。こんな小さなことさえできないで、なぜほかのことができますか。ゆりの花のことを考えてみなさい。どうして育つのか。紡ぎもせず、織りもしないのです。しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。しかし、きょうは野にあって、あすは炉に投げ込まれる草をさえ、神はこのように装ってくださるのです。(ルカの福音書12章25〜28節)

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出版社:文芸社
齊藤 諒(著)

 「死んだほうがましだ! だからといって自分で死ぬこともできない……この前まで、大好きな野球に明け暮れていた自分が、こんな身体になるなんて! 何で俺が! ……」悔しくて悔しくてたまりませんでした。(本文より)。しかし、その後、「聖書」の教えにより、著者は絶望の淵から救われます。希望を得た今、この時代を生きる人たちにもっとも伝えたいことを書く。(Amazonより)

 小学生の時から野球に明け暮れていた斉藤さんは、高校生の時に交通事故に遭い、首から下が全く動かない四肢麻痺になった。呼吸することさえも器械に頼らざるを得なくなり、食事、入浴、排泄の世話まで家族の助けが必要となった自分の姿に、斉藤さんは絶望してしまう。
 しかし、クリスチャンの先輩を通して「聖書」と出会ったとき、そこに書かれた命についての真理を知り、再び生きる希望を見いだしたという。「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ」という御言葉から「必ず癒やされ、立ち上がり、歩けるようになる日が来る」という平安と確信が与えられたという。
(引用:Christian Today:25歳青年の奇跡の証し 『齊藤諒の生きる力〜四肢麻痺・人工呼吸器装着の僕が伝えたいこと〜』https://www.christiantoday.co.jp/articles/23098/20170125/ryo-saito.htm
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 聖書(聖句)を中心にした本になっています。交通事故によって体の自由が利かなくなったときに、人は加害者を許すことが出来るでしょうか。「罪を憎んで人を憎まず」ということわざがありますが、言うほど簡単なことではありません。神様がすべての人を愛しておられること、自分も罪人であり、神様の赦しがなければ生きられない存在であることを知ったクリスチャンにしか出来ないことだと思います。

【罪を憎んで人を憎まず】(つみをにくんでひとをにくまず )
 罪を憎んで人を憎まずとは、犯した罪は憎むべきだが、その人が罪を犯すまでには事情もあったのだろうから、罪を犯した人そのものまで憎んではいけないという教え。(「故事ことわざ辞典」より)

私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。
(マタイの福音書6章12節)

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『雪の華』

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出版社:幻冬舎
岡田 惠和(脚本)
国井 桂(ノベライズ)

 余命を宣告された美雪の前に現れた悠輔。彼の窮地を救うため、美雪は百万円を差し出して、一か月の恋人契約を持ちかける。「恋人としてみたいこと」を次々叶える美雪は、“最後に”悠輔をフィンランドに誘う。ヘルシンキで美雪をより身近に感じた悠輔の気持ちは動いていくが…。東京とフィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。(Amazonより)

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 2003年に大ヒットしたウィンターラブソング「雪の華」。中島美嘉のエモーショナルな歌声と、いまだ鮮烈な印象を残す雪と氷の世界を舞台にした美しいPV。そして世代を超えて響く歌詞の普遍的な世界観は、アジア各国はもちろん欧米に至るまで、数えきれないほどカバーされ歌い継がれてきた名曲だ。発売から15周年を迎えた今、時を経てなお一層輝きを増すこの歌に、強烈にインスパイアされた珠玉のラブストーリーが、ついにスクリーンに花開く。
 幼い頃から病気がちで、夢を見ることを諦めていた美雪(中条あやみ)。そんな彼女と偶然にして衝撃的な出会いを果たしたのは、ガラス工芸家を目指しながら妹弟の面倒を見る悠輔(登坂広臣)だった。彼の働くカフェが経営危機を迎えていると知った美雪は、一生分の勇気を振り絞り、100万円を出す代わりに1ヶ月間だけ恋人になるという無謀な契約を持ちかける。戸惑いながらも“期間限定”の恋に応じる悠輔だったが……。
 『ホットロード』以来5年ぶりの恋愛映画出演となる登坂広臣と、映画にCMに大活躍の中条あやみ。ジャンルは違えど、共に第一線で活躍する表現者として、幅広い世代から絶大な支持を受ける2人が本作で初共演、共に主演を務め、本物の“大人の恋”をドラマティックに体現する。
 一見ぶっきらぼうでありながら、ひたむきに夢を追い続ける青年と、余命1年を宣告され全てを諦めかけていた女性。出会うはずのなかった2人の運命が交錯し、1ヶ月という期限付きの恋が、東京とフィンランドを舞台に切なく加速していく。
 冬と夏の長期フィンランドロケで映し出される、北欧ならではの美しい街並みと雄大な大自然。ラブストーリーの舞台としては、これ以上ない最高のシチュエーションが、キラキラした10代の恋とは違う大人の愛の行方をしっとりと彩ってくれる。
 高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一ら実力派キャスト陣と、監督=橋本光二郎(『orange-オレンジ-』)、脚本=岡田惠和(『8年越しの花嫁 奇跡の実話』)、音楽=葉加瀬太郎という豪華スタッフ陣が2人の一生に一度の恋を強力に支えているのも見逃せない。

 余命を宣告された美雪の夢は、<約束の地>フィンランドでオーロラを見ること。そんなある日、ひったくりにあった美雪は、ガラス工芸家を目指す青年・悠輔に助けられる。半年後に偶然再会した悠輔が、男手ひとつで兄弟を育てていること、そして彼の働く店が危機に陥っていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかける。美雪が押し切って付き合い始めた2人だったが、初めての待ち合わせ、一緒に食べるお弁当、別れ際のお見送り、おやすみのメール……そのすべてが幸せで、期限付きの恋と知りながら、美雪は自分の居場所がある喜びを感じていた。そして、初めは乗り気でなかった悠輔も、まっすぐな彼女に次第に惹かれていくが――。かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気を与えて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。(映画「雪の華」公式サイトより)

岡田 惠和(おかだ よしかず)
 東京都出身。脚本家。主な作品に、映画「阪急電車 片道15分の奇跡」「世界から猫が消えたなら」、ドラマ「ちゅらさん」「ひょっこ」など。(本見開きより)

国井 桂(くにい けい)
 千葉県出身。脚本家・作家。主な作品に、映画「夕凪の街 桜の国」、ドラマ「小暮写眞館」、小説「蝶を抱く」など。(本見開きより)
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 間もなく公開される映画「雪の華」のノベライズ本を読みました。いい作品です。感動しました。余命宣告を受けてもなお生きることをあきらめない、今できることを精一杯しようとする姿に感動します。どんな状況にあっても、与えられた命を燃やすこと、それが私たちの使命です。

2019.02.04追記)
 映画を観ました。主役二人の演技もいいですが、フィンランドの景色がいいですね。余命って何年だったら人は満足(安心)するのでしょう。私たちは生まれたときから死ぬことは決まっています。ひと昔前は人生50年とか言われましたが、現在の平均寿命は80歳くらいでしょうか。倍半分ほどの違いがあるのですが、寿命は一人一人違います。永遠の命の前に、この世の命はどんなに長くてもほんの一瞬にか過ぎません。一日一日、一瞬一瞬を大切にしたいですね。


人に知られないようでも、よく知られ、死にそうでも、見よ、生きており、罰せられているようであっても、殺されず、悲しんでいるようでも、いつも喜んでおり、貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持たないようでも、すべてのものを持っています。(コリント人への手紙第二6章9〜10節)

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出版社:文藝春秋
渡辺 一史(著)

映画化決定。大泉洋主演、2018年冬公開予定。
ボランティアの現場、そこは「戦場」だった――
 自分のことを自分でできない生き方には、尊厳がないのだろうか? 介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション! 重度の筋ジストロフィー患者の鹿野靖明さんと、彼を支える学生や主婦たち約40名のボランティアの日常を描いた渾身のノンフィクション。人工呼吸器をつけた病の極限化で、人間的自由を貫こうとした重度身体障害者と、さまざまな思惑から生の手応えを求めて介護の現場に集ったボランティアたち。「介護する者、される者」の関係は、ともに支え合い、エゴをぶつけ合う、壮絶な「戦場」とも言えるものだった――。 史上初、講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞した大傑作ノンフィクションが、ボランティアの人々の後日譚を加え文庫化。解説は山田太一氏。(Amazonより)

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 鹿野靖明、34歳。札幌在住。幼少の頃から難病の筋ジストロフィーを患い、体で動かせるのは首と手だけ。人の助けがないと生きていけないにも関わらず、病院を飛び出し、風変わりな自立生活を始める。自ら大勢のボランティアを集め、わがまま放題。ずうずうしくて、おしゃべりで、ほれっぽくて!自由すぎる性格に振り回されながら、でも、まっすぐに力強く生きる彼のことがみんな大好きだった―。この映画は、そんな鹿野靖明さんと、彼に出会って変わっていく人々の人生を、笑いあり涙ありで描く最高の感動実話!
 実在した人物・鹿野を演じるのは、同じ北海道出身の俳優・大泉洋。減量で最大10キロ痩せるなどの容姿面を似せるだけでなく、彼の人間的な魅力をユーモアたっぷりに体現する。鹿野に反発しながらも、少しずつ心を開いていく新人ボランティアの安堂美咲役には、高畑充希。何も知らない感情豊かな女の子が、鹿野の最大の理解者へと成長していく姿を、伸びやかに演じる。その美咲の恋人で医大生の田中久を演じるのは、三浦春馬。将来や恋に悩みながらも、鹿野と触れ合う日々を通じて変わっていく青年を、繊細に演じる。その他、萩原聖人、渡辺真起子、宇野祥平、韓英恵、竜雷太、綾戸智恵、そして原田美枝子と、本格派・個性派キャストが勢揃い。佐藤浩市も友情出演し、豪華な俳優陣が脇を固める。
 監督は『ブタがいた教室』『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』など、デビュー以来「命」と「生きること」をテーマに映画を創り続ける前田哲。原作は、第35回大宅壮一ノンフィクション賞と第25回講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した渡辺一史の名著「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」。実際に鹿野靖明さんが暮らしていた札幌や、美瑛・旭川などのオール北海道ロケで撮影が行われた。
 誰もが見たことのない力強い人生に、生きる力と希望が溢れ、笑いと涙が止まらない!この冬、最高の感動作が誕生します。(映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』公式サイトより)

渡辺 一史(わたなべ かずふみ)
 1968年、名古屋市生まれ。中学・高校、浪人時代を大阪府豊中市で過ごし、1987年、北海道大学理2系入学と同時に札幌市に移り住む。1991年、北大文学部行動科学科を中退後、北海道を拠点に活動するフリーライターとなる。2003年刊『こんな夜更けにバナナかよ』で、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2011年刊『北の無人駅から』で、サントリー学芸賞などを受賞。(Amazonより)
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 公開されている映画を観ました。知り合いに筋ジストロフィーの人がいて、亡くなるまでを見ていましたので、その病状がどのように進んで行くかが分かるだけに少し辛いものがありました。でもいい映画です。「生きる」ことについて考えさせられる映画です。

神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを私たちは知っています。(ローマ人への手紙8章28節)

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出版社:新潮社
本谷 有希子(著)

 あたしってなんでこんな生きてるだけで疲れるのかなあ。25歳の寧子は、津奈木と同棲して三年になる。鬱から来る過眠症で引きこもり気味の生活に割り込んできたのは、津奈木の元恋人。その女は寧子を追い出すため、執拗に自立を迫るが…。誰かに分かってほしい、そんな願いが届きにくい時代の、新しい“愛”の姿。芥川賞候補の表題作の他、その前日譚である短編「あの明け方の」を収録。(Amazonより)

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 生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。
 原作は2006年に劇作家・小説家の本谷有希子が発表した同名小説。過剰な自意識に振り回されて自分自身すらコントロールできず、現実との折り合いが上手くつけられない女性の葛藤を疾走感あふれる文体でコミカルに描き、新たな恋愛小説の道を切り開いた。映画ではそんな原作のエッセンスを受け継ぎつつ、男性である津奈木のキャラクターを独自に膨らませるなどして、より二人の関係性にフォーカス。リアルとバーチャルが混在する社会で、他者とのつながりを求める現代の若者たちの姿を、エモーショナルなラブストーリーで綴る。
 自分にも他人にも嘘がつけず、真っ直ぐすぎるゆえにエキセントリックな言動に走ってしまうヒロインの寧子には、「ブラックペアン」での好演も記憶に新しい趣里。舞台では圧倒的なオーラを発し、テレビドラマでも際立って爪痕を残す彼女が、自身のキャリアの代名詞になるであろう人物に命を吹き込んでスクリーンに鮮烈に焼きつけた。繊細な危うさと感情豊かな力強さを体現した演技力はまさに圧巻で唯一無二のものである。寧子の相手、津奈木役には今年第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝き、名実ともに若手俳優の頂点に上り詰めた菅田将暉。本作の甲斐真樹プロデューサーとは同映画賞で新人俳優賞を受賞した『共喰い』以来の再タッグとなるが、閉ざされた心情と生き様を抑制の効いた受けの芝居に滲ませ、優しさと無関心がない交ぜになった男の肖像を等身大の存在感で魅せるという進化を披露している。また、その元・恋人で津奈木を取り戻そうとする安堂に「ホリデイラブ」での“サレ妻”キャラも話題になった仲里依紗、寧子が働くカフェバーの店長夫妻に田中哲司&西田尚美、津奈木の上司に松重豊、同僚には『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石橋静河らが扮し、二人を取り巻く奇妙な「普通」を形作る。
 今の日本映画界の流れに一発のカウンターを仕掛ける本作のメガホンを取ったのは、これが劇場長編映画デビュー作となる関根光才。CMやMVディレクターとして培った映像センスをともないつつ、フィルムの質感にこだわり、生身の人間に宿る心のなまめかしさとざらつきを16mmのカメラで撮影。初監督ならではの初々しい感性と確かなビジョンで、儚くも熱い愛の美しさをとらえ、処女作としてパーフェクトなスタートを飾った。さらに世武裕子によるエンディング・テーマ「1/5000」は詩人の御徒町凧も共に作詞を手がけ、作品の余韻をじんわりと彩る。
 愛することにも愛されることにも不器用で関係が成就する前に自ら壊してしまうような女。他人と距離を保つことで傷つきも傷つけもしないけれどすべてをあきらめているような男。完全に破綻して見える二人が一緒にいるのは、歪な自分を受けとめてくれる相手がお互いに必要だったから。その内側に透けて見えるのは、私という存在を誰かにわかって欲しい、誰かとつながりたいという強烈な叫びだ。それを愛と呼ぶならば、まず自分で自分を受けとめなければならない。生きている限り、自分と別れることはできないのなら、せめて一瞬でも分かり合えたと思える瞬間を信じたい。だからどうかありのまま愛することを許してほしい、「あなた」を、そして「私」自身を。
 同棲して三年になる寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)。もともとメンタルに問題を抱えていた寧子は鬱状態に入り、バイトも満足に続かない。おまけに過眠症のため、家にいても家事ひとつするわけでなく、敷きっぱなしの布団の上で寝てばかり。姉との電話やメールでのやり取りだけが世間との唯一のつながりだった。
 一方の津奈木も、文学に夢を抱いて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事の執筆に甘んじる日々。仕事にやり甲斐を感じることもできず、職場での人間関係にも期待しなくなっていた。それでも毎日会社に通い、家から出ることもほとんどない寧子のためにお弁当を買って帰る。
 津奈木は寧子がどんなに理不尽な感情をぶつけても静かにやり過ごし、怒りもしなければ喧嘩にすらならない。それは優しさであるかに見えて、何事にも正面から向き合うことを避けているような態度がむしろ寧子を苛立たせるが、お互いに自分の思いを言葉にして相手に伝える術は持っていなかった。
 ある日、いつものように寧子が一人で寝ていると、部屋に安堂(仲里依紗)が訪ねてくる。かつて津奈木とつき合っていた安堂は彼に未練を残しており、寧子と別れさせて彼を取り戻したいと言う。まるで納得のいかない話ではあったが、寧子が津奈木から離れても生きていけるように、なぜか安堂は寧子の社会復帰と自立を手助けすることに。こうして寧子は安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーのバイトを始めることになるが…。
(映画「生きているだけで、愛」公式サイトより)

本谷 有希子(もとや ゆきこ)
 1979(昭和54)年石川県生れ。高校卒業後上京し、2000(平成12)年「劇団、本谷有希子」を旗揚げ。主宰として作・演出を手掛ける。小説家としても活動を開始し、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」が三島由紀夫賞候補、「生きてるだけで、愛。」は同賞および芥川賞候補となる。’06年上演の戯曲「遭難、」で鶴屋南北戯曲賞を最年少で受賞し、’08年の上演作「幸せ最高ありがとうマジで!」では、岸田國士戯曲賞を受賞した。また、映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」は’07年にカンヌ国際映画祭批評家週間に正式出品された。そのほか、雑誌でのエッセイ執筆等、多方面で活躍。(Amazonより)
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 先月公開されていた映画「生きているだけで、愛」の原作を読みました。映画は観ていません。「短編」よりは長く、「長編」というほど長くなく、解説では「中編」という言い方をしています。前日譚である短編「あの明け方の」が収録されており、一対を成しています。お互いが必要とするならば、それは愛だと思います。結局、お互いを支え合って生きること、それが愛だと思います。「命」は神様が与えたもの、今生きていられることを感謝して生きていれば、きっと幸せになれます。

【前日譚(ぜんじつたん)】
 主にフィクションにおける本編に対する時系列上それ以前のストーリー、作品である。似た単語に、アメコミヒーローなどのオリジン(origin、誕生秘話)がある。狭義の前日譚はそれより以前に発表された本編本編を補完する作品である。また本編より先行して公開・発売されるスピンオフ作品などもそれが時系列上本編の以前の作品として製作されている場合も含まれる。(ニコニコ大百科より)


心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。(申命記6章5節)

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