出版社:幻冬舎
黒住 光(著) 専業主婦の奈美は、かつての親友・芹香と二十余年振りに再会する。だが、彼女は末期ガンに冒されていた。「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」。彼女の最後の願いを叶えるため、奈美は高校時代の仲良し6人グループ〈サニー〉のメンバーを訪ねることにするが……。友情、初恋、夢……。共に過ごした輝いていた日々が、いま、よみがえる。(Amazonより) 常に新しい映像表現と音楽センスで話題をさらう鬼才・大根仁が、映画化を熱望し続けた『SUNNY 強い気持ち・強い愛』。原作となった映画は、日本でも公開直後からリピーターが続出、異例のロングランヒットとなった『サニー 永遠の仲間たち』。原作に心掴まれたファンのひとりでもある大根仁が、物語の舞台を日本に移し、90年代に流行した音楽やファッションをきらびやかに散りばめて再構築し、監督・脚本を一手に担います。企画・プロデュースは、数々のヒット作を世に放ち続ける川村元気。そして音楽はあの時代を席巻したヒットメーカである小室哲哉が担当するなど最強の製作スタッフが集結!『モテキ』を上回る、90年代の珠玉のJ-POPヒットソングをふんだんに使った圧倒的な音楽的仕掛けと、現在・過去を演じる超豪華キャスト陣の競演に彩られた、最強の“笑って泣ける青春音楽映画”がこの夏、スクリーンに誕生します!!90年代に青春を謳歌した女子高生グループ<サニー>の6人。20年以上の時を経て、彼女たちはそれぞれ問題を抱える大人になっていた。メンバーのひとりだった専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが、彼女は末期ガンに冒されていた……。「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」芹香の願いを叶えるため、止まっていた時が動き出す--(東宝WEB SITEより)
黒住 光(くろずみ ひかる) 1963年、岡山県生まれ。フリーライター。脚本家として『クレヨンしんちゃん』『おでんくん』など多数のアニメシリーズ、大根仁監督のドラマ『まほろ駅前番外地』『リバースエッジ 大川端探偵社』『ハロー張りネズミ』などに参加。(Amazonより) -------------------------------------------------- もうすぐ公開になる映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の書き下ろしを読みました。別れは辛いことですが、死は悪いことではありません。必ず訪れる死、それは肉体の滅びでしかありません。一人の死によって、生きている人に新たな力が与えられるならば、友の友情が深まるならば、早すぎると思われる死も最善なのではないでしょうか。 2018.09.09追記)
映画を観ました。いい映画でした。ある事件によって光を失った仲間たちが、一人の死によって再び光を得て、強く歩き始める。いいですね。葬式の場面も、日本の静かな葬式では考えられない明るい描写で、いいと思いました。友人の死は、さみしいことではありますが、悲しいことではありませんね。
まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。(ヨハネの福音書12章24節) |
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