ここから本文です
AI(人工知能)& IoT
AIとIoTについて、ともに学びましょう。

書庫全体表示

『コグニティブ』は『コグニティブ・コンピューティング』のことで、辞書によると、

コグニティブ・コンピューティング(cognitive computing)】
人間のように経験を通じて学習し、情報処理をする能力を備えたコンピューターシステム。大量のデータから相関関係を見出し、仮説を立て、推論や意思決定を行う、自然言語処理にすぐれた人工知能システムを指す。米国IBM社の開発したワトソンなど。(goo辞書より)

IBM Watsonは、2011年に米国の人気クイズ番組「ジョパティ!」で、本や百科事典など2億ページ分のテキストデータ(70GB程度、約100万冊の書籍に相当)の知識を携え、人間のクイズチャンピオンに勝利した有名なAIだと思いますが、IBMはWatsonを人工知能(AI)と呼ばず、コグニティブ・コンピューティング(cognitive computing)と呼んでいます。

イメージ 1

『コグニティブ・コンピューティング(cognitive computing)』『人工知能(AI)』と何が違うのか?

IBM基礎研究所のバイスプレジデント、ダリオ・ギル氏によると、

Watson(コグニティブ)
「人がより良い作業を行えるようにサポートするもの」:人が主体

人工知能(AI)
「人が行う作業をコンピュータが行うもの」:コンピュータが主体

の違いがあるとされています。

言わば、Watsonは、「汎用人工知能」AGI(Artifical General Intelligence)を目指したものと言うことが出来るのではないでしょうか。

IBM Watsonは自然言語処理をベースにしたもで、人との対話やシステムに蓄積された専門知識を利用して人間の意思決定支援を行います。日本では、みずほ銀行がコールセンター業務のオペレーター支援に採用するなど、金融機関向けのプロジェクトが進んでいます。

東大はIBMと共同で、がんに関連する約2千万件の論文をWatsonに学習させ、女性患者のがんに関係する遺伝子情報をWatsonに入力したところ、急性骨髄性白血病のうち、診断や治療が難しい「二次性白血病」という特殊なタイプだとの分析結果がわずか10分で出たとのこと。Watsonは治療法の変更を提案し、臨床チームが別の抗がん剤を採用。その結果、女性は数ヶ月で回復して退院し、通院治療を続けているそうです。(引用:2016.8.5 産経ニュース)

IBMは日本のソフトバンクとも、Pepperの開発で提携しており、Watson内蔵のPepperは、画像やテキストからソーシャルメディア、ビデオに到るまで幅広いデータソースを利用しており、これはロボットに「人間と同じやり方で ― 五感、学習、体験 ― 世界を理解する能力を与えるものだということです。
(引用:2016.1.7 TechCrunch Japan)

米IBM基礎研究所のバイスプレジデントで、ディープラーニング(深層学習)の応用やSyNAPSEチップの研究開発を牽引するDario Gil氏によれば、「日本の強みであるロボティクスとコグニティブシステムを組み合わせることで、優れた効果を発揮できるだろう。2020年の東京オリンピックでは、東京中を自律した自動車が走っているかもしれないが、これにWatsonがどう貢献できるのかということを考えていきたい」とのこと。(引用:2015.10.8 ZDNet Japan)

参考図書
日本経済新聞社:AI(人工知能)まるわかり

この記事に

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

開くトラックバック(0)

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事