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AI(人工知能)& IoT
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シンギュラリティ(Singularity)とは、技術的特異点(Technological Singularity)。テクノロジーの加速度的な進化、中でも人工知能(AI)の急速な発達で、人間の予測や想像を超えるほど社会が変容してしまう時期が来るという未来予測を指しています。

この概念はヴァーナー・ヴィンジとレイ・カーツワイルにより提示され、これまでの考え方がまったく適用できなくなる時期を指し、それは2045年ごろではないかと予測、「2045年問題」と呼ばれています。

シンギュラリティが訪れ、その時、人工知能が社会の運営に大きく関わるようになっていると、人間の想像もしなかったような状態に社会を変える可能性があります。それが、人間にとって大変なマイナスになるかもしれないと、AIの進歩を恐れる人もいます。

一方、カーツワイルの予測を「そんなにうまくいくはずがない」と懐疑的に見る人々もいます。特にAIに精通した人ほど、その難しさを日常的に肌で感じているせいなのか、そう考える傾向が強いようです。しかし、この時代に生きる私たちにとって大事なのは、シンギュラリティが起こるか否かではなく、そこへ向かってテクノロジーがエクスポネンシャル(指数関数的)に発展していくことは間違いないということです。

2020年代にはコンピュータの集積度が人間の脳を超えることはほぼ間違いないであろうと予見されています。日本のスーパーコンピュータ開発の第一人者である齊藤元章氏は、『エクサスケールの衝撃』(PHP研究所)という著書の中で、そのポイントのことを「プレ・シンギュラリティ(前特異点)」と呼んでいます。

プレ・シンギュラリティまで、あと十数年。本格的なシンギュラリティまでは、あと約30年。人類史に前例のない加速度で起こるこの激変期、具体的にどんなことが起こるのか、私たちは何をどのように考え、どのように対応していかねければならないかを、考えていかなければなりませんね。

アメリカの著名な起業家であるピーター・ディアマンディスは、物事がエクスポネンシャルに成長するとき、その多くのケースで「D」の頭文字を持つ次の6つの事象が連鎖反応的に起こると言っています。

1. デジタル化(Digitalization)
2. 潜行(Deception)
3. 破壊(Disruption)
4. 非収益化(Demonetization)
5. 非物質化(Dematerialization)
6. 大衆化(Democratization)

ディアマンディスは、こんなこともいっています。 「直線的な思考しかできない者にとって、6つのDは6の死に神(Death)にほかならない」

なんとも不吉な言葉ですが、実際、この展開を読むことができずに市場から撤退した企業や業種がいくつもあるのですから、決して大袈裟(おおげさ)な話ではなく、エクスポネンシャルな進化への理解は、シンギュラリティ直前の時代を生きる私たちにとって、必要不可欠な基礎知識です。


参考
PCNET『使える!情シス三段用語辞典17「シンギュラリティ」』
G+幻冬舎plus「AIが人類を超える」どころじゃない! こんなに凄い「シンギュラリティ」の衝撃。『なぜすべての技術は儲からなくなるのか?』

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