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「スマートファクトリー」とは、工場内のあらゆる機器や設備、「工場内で行う人の作業などのデータを、IoT(モノのインターネット)などを活用して取得・収集し、このデータを分析・活用することで新たな付加価値を生み出せるようにする工場」のことです。

スマートファクトリーが注目される1つのきっかけになったのは、先に紹介した「インダストリー4.0」です。

日本でスマートファクトリー化が加速する理由として大きいのが「人手不足」。「データ活用」を進め、各工程からのデータを一元的に集約して管理することで、工場内の全体最適化が実現できるようになり、工程内の仕掛かり在庫を低減するとともに、従来は熟練技術者しか気付くことができなかったノウハウの形式知化ができるようになり、自動化領域が拡大して、人手を低減することが可能となると考えられます。

スマートファクトリー化は、主に4つのステップで進むと見られています。

1つ目:工場内の情報を可視化する「見える化」
2つ目:獲得した情報を分析して知見を導き出す「分析」
3つ目:分析結果を自動でフィジカルの世界にフィードバックする「制御」
4つ目:制御を組み合わせることで全体最適な結果を導き出す「最適化」

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また、スマートファクトリー化を進めるためには次の「3つの壁」を越えなければならないと言われています。

1つ目の壁「つながる化」における障壁です。工場内には古い機器や異なるベンダー間の異種環境が乱立しているために、製造装置のデータをネットワーク経由で送るということが難しいのが現状です。

まずは、「つながるモノ」から始めるのも前進の一歩だと思います。古い機器を「つなぐ」技術も提案されつつあり、問題解決はそう遠くないと思われます。

2つ目の壁「データ活用」における障壁です。データが取れたとしても、それぞれの機器で設定されている時系列がバラバラであったり、条件設定が正確でなかったりすると、すぐには「使えないデータ」となってしまいます。こうした「使えないデータ」「使えるデータ」にするためには、事前のデータ加工やデータ準備などが必要になります。

各種センサの進歩もありますが、データを共通化・共有化しようとする方向に向かっていることは確かです。

3つ目の壁「セキュリティ」の問題です。従来の工場は、「つながる」ことを想定していなかったために、サイバーセキュリティにおける対応策が用意されていません。対策の基本的な考え方なども浸透しておらず、必要な人材なども十分とはいえない状況です。

事務所のネット化はどこも進んでいると思いますが、工場内のすべての機器がネット接続されると、想定されない新たな問題が発生することも考えられ、事務処理とは切り離したネット環境を構築するなどの対策が必要となると思います。どこまで費用がかけられるかなどの問題もあり、最適解が見つからないのが現状です。


参考
MONOist/スマートファクトリー化がなぜ必要なのか、その理想像と越えるべき3つの壁(http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1806/20/news005.html)

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